沿革年表 1868〜2025年における重要度別の出来事(合計23件)
| 年月 | 区分 | 社長/CEO | 出来事 | 年度 | 売上高 | 純利益 |
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石田旭山印刷所を個人創業 1868年に職人であった石田才次郎は、銅版印刷のための「石田旭山印刷所」を京都市内で個人創業した。京都の名所図絵をカラーで再現できる銅版を製造し、紙媒体への画像印刷に必要なハードウェアを提供した。 | 1868 1-12月 | |||||
重要事項会社設立 | 大日本スクリーン製造所を設立 歴史的意義yutaka sugiura 石田敬三が銅版彫刻の将来を悲観してガラスエッチングに転じた技術転換は、20年の研究期間を要したが、戦後の写真製版機器、シャドーマスク、半導体製造装置という3つの事業領域への展開を可能にした。「精密な画像を化学的に加工する」という基盤技術が一貫して応用され続けた点で、祖業の危機感から生まれた技術選択が企業の80年を規定した構造を示す事例である。 | 1943 1-12月 | ||||
堀川工場を設置(現SCREEN HDの本社) | 1953 1-12月 | |||||
大阪証券取引所第2部に株式上場 | FY63 1963/3 | |||||
カラーテレビ向けシャドーマスクの開発 白黒テレビは日本国内で普及したものの、カラーテレビは普及率はごくわずかであった。そこで、ソニーはカラーテレビの開発を決め、重要部品であるシャドーマスクの開発を大日本スクリーンとともに推し進めた。この結果、大日本スクリーンはシャドーマスクの開発に成功し、ソニーのカラーテレビの販売拡大とともに業容を拡大する。 | ||||||
FY66 1966/3 | 売上高 21億円 | 当期純利益 1億円 | ||||
FY67 1967/3 | 売上高 30億円 | 当期純利益 1.7億円 | ||||
FY68 1968/3 | 売上高 45億円 | 当期純利益 1.8億円 | ||||
FY69 1969/3 | 売上高 52億円 | 当期純利益 2.4億円 | ||||
FY70 1970/3 | 売上高 76億円 | 当期純利益 3.4億円 | ||||
FY71 1971/3 | 売上高 93億円 | 当期純利益 3.5億円 | ||||
FY72 1972/3 | 売上高 88億円 | 当期純利益 1.9億円 | ||||
FY73 1973/3 | 売上高 105億円 | 当期純利益 3.3億円 | ||||
FY74 1974/3 | 売上高 132億円 | 当期純利益 4.5億円 | ||||
重要事項新規事業 | 半導体製造装置の開発(エッチング) 歴史的意義yutaka sugiura 大日本スクリーンが半導体製造装置に参入できた背景には、製版機器で蓄積した「位置決め・塗布・表面処理」の基本技術が半導体製造工程と本質的に共通していたという技術的連続性がある。参入障壁が相対的に低かったため、1975年のウエハ腐食機を皮切りに3年間で塗布・現像・洗浄の装置群を投入できた。製版機器の利益を半導体装置の研究開発に再投資する構造は、段階的な業態転換のモデルであった。 | FY75 1975/3 | 売上高 135億円 | 当期純利益 -1.8億円 | ||
FY76 1976/3 | 売上高 137億円 | 当期純利益 -0.6億円 | ||||
FY77 1977/3 | 売上高 168億円 | 当期純利益 6.6億円 | ||||
FY78 1978/3 | 売上高 205億円 | 当期純利益 7.6億円 | ||||
FY79 1979/3 | 売上高 258億円 | 当期純利益 12.5億円 | ||||
シグマグラフ2000を開発(印刷画像処理システム) | FY80 1980/3 | 売上高 327億円 | 当期純利益 21.8億円 | |||
FY81 1981/3 | 売上高 403億円 | 当期純利益 26.6億円 | ||||
FY82 1982/3 | 売上高 462億円 | 当期純利益 17.8億円 | ||||
FY83 1983/3 | 売上高 563億円 | 当期純利益 20.4億円 | ||||
FY84 1984/3 | 売上高 670億円 | 当期純利益 27億円 | ||||
FY85 1985/3 | 売上高 879億円 | 当期純利益 43.8億円 | ||||
洛西工場を新設(ウエハ洗浄装置) | FY86 1986/3 | 売上高 981億円 | 当期純利益 28.7億円 | |||
FY87 1987/3 | 売上高 887億円 | 当期純利益 11.4億円 | ||||
FY88 1988/3 | 売上高 906億円 | 当期純利益 12億円 | ||||
FY89 1989/3 | 売上高 1,126億円 | 当期純利益 29億円 | ||||
洗浄装置の海外販売を強化 | FY90 1990/3 | 売上高 1,280億円 | 当期純利益 44.8億円 | |||
FY91 1991/3 | 売上高 1,396億円 | 当期純利益 50.6億円 | ||||
重要事項新規事業 | 半導体製造装置(ウエハ洗浄)WS-820Lを開発 半導体製造装置のうち、ウエハ洗浄装置への本格展開を決定。1992年にウェットステーション「WS-820L」を発売 経営判断をよむ → | FY92 1992/3 | 売上高 1,415億円 | 当期純利益 28億円 | ||
FY93 1993/3 | 売上高 1,196億円 | 当期純利益 -117.6億円 | ||||
売上高で電子工業向け機器が、印刷関連機器を上回る ウエハ洗浄装置の販売拡大により、写真印刷関連機器の売り上げを凌駕。業態転換を達成する | FY94 1994/3 | 売上高 1,217億円 | 当期純利益 -148.1億円 | |||
FY95 1995/3 | 売上高 1,502億円 | 当期純利益 -69.8億円 | ||||
FY96 1996/3 | 売上高 1,837億円 | 当期純利益 39.9億円 | ||||
FY97 1997/3 | 売上高 2,004億円 | 当期純利益 62.1億円 | ||||
FY98 1998/3 | 売上高 1,936億円 | 当期純利益 27.7億円 | ||||
多賀事業所を新設(ウエハ洗浄装置) | FY99 1999/3 | 売上高 1,336億円 | 当期純利益 -245.4億円 | |||
最終赤字転落 | ||||||
重要事項研究開発 | 300mmウエハ対応の洗浄装置で量産開始 歴史的意義yutaka sugiura 1990年代の洗浄装置市場はシェア10%前後の中堅企業が群雄割拠していたが、300mmウエハへの移行に伴う開発費と設備投資の高騰が参入障壁として機能し、量産工場を新設できたのは大日本スクリーンのみであった。石田明社長が不況期にも投資を継続した判断は、短期的には赤字転落を招いたが、競合の脱落により洗浄装置市場の寡占構造を自社に有利な形で確定させる結果となった。 | FY01 2001/3 | ||||
希望退職者を募集 フラットパネルディスプレイの普及(液晶・プラズマ)によりブラウン管テレビの需要が減少。大日本スクリーンはブラウン管向けマスク事業の縮小を決定し、2001年9月に希望退職者300名の募集を発表 | FY02 2002/3 | 売上高 1,742億円 | 当期純利益 -189億円 | |||
印刷関連機器の事業分割 | FY03 2003/3 | 売上高 1,679億円 | 当期純利益 -34億円 | |||
| 橋本正博 | FY04 2004/3 | 売上高 1,919億円 | 当期純利益 48億円 | |||
| 橋本正博 | FY05 2005/3 | 売上高 2,693億円 | 当期純利益 144億円 | |||
| 橋本正博 | FY06 2006/3 | 売上高 2,465億円 | 当期純利益 152億円 | |||
| 橋本正博 | 彦根事業所にCS-1を新設・FPD製造装置の量産開始 | FY07 2007/3 | 売上高 3,013億円 | 当期純利益 184億円 | ||
| 橋本正博 | FY08 2008/3 | 売上高 2,798億円 | 当期純利益 45億円 | |||
| 橋本正博 | 最終赤字転落(リーマンショック) | FY09 2009/3 | 売上高 2,190億円 | 当期純損失 -381億円 | ||
| 橋本正博 | FY10 2010/3 | 売上高 1,641億円 | 当期純損失 -80億円 | |||
| 橋本正博 | FY11 2011/3 | 売上高 2,549億円 | 当期純利益 256億円 | |||
| 橋本正博 | FY12 2012/3 | 売上高 2,500億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 46億円 | |||
| 垣内永次 | FY13 2013/3 | 売上高 1,997億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 -113億円 | |||
| 垣内永次 | FY14 2014/3 | 売上高 2,359億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 54億円 | |||
| 垣内永次 | 商号をSCREENホールディングスに変更 SCREEN HDでは、主力の半導体製造装置(ウエハ洗浄装置)が成長し、祖業に相当する「印刷関連機器」とともに2つの事業から構成されることから、持ち株会社へ移行を決定。2014年10月に商号をSCREENホールディングス(SCREEN HD)に変更し、各事業を傘下子会社で運営する組織に移行した。 | FY15 2015/3 | 売上高 2,376億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 121億円 | ||
| 垣内永次 | FY16 2016/3 | 売上高 2,596億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 188億円 | |||
| 垣内永次 | FY17 2017/3 | 売上高 3,002億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 241億円 | |||
| 廣江敏朗 | FY18 2018/3 | 売上高 3,393億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 285億円 | |||
| 廣江敏朗 | 彦根事業所で半導体洗浄装置の増産 | FY19 2019/3 | 売上高 3,642億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 180億円 | ||
| 廣江敏朗 | FY20 2020/3 | 売上高 3,232億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 50億円 | |||
| 廣江敏朗 | FY21 2021/3 | 売上高 3,203億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 151億円 | |||
| 廣江敏朗 | 半導体洗浄装置で世界シェア1位 バッチ式洗浄装置で世界シェア48%(1位)、枚葉式洗浄装置で世界シェア33%(1位)を確保(SCREEN HDによる調査:https://www.screen.co.jp/ir/indiv/04) | FY22 2022/3 | 売上高 4,118億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 454億円 | ||
| 廣江敏朗 | FY23 2023/3 | 売上高 4,608億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 574億円 | |||
重要事項設備投資 | 廣江敏朗 | 売上高1兆円構想を表明し彦根事業所へ集中投資 2023年9月、廣江敏朗社長が2033年3月期に売上高1兆円(当時比約2倍)を目指す長期計画を表明。マザー工場・彦根事業所を核に半導体洗浄装置の生産能力を大幅に増強する集中投資に踏み切った。 経営判断をよむ → | FY24 2024/3 | 売上高 5,049億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 705億円 | |
過去最高益達成 | ||||||
| 後藤正人 | FY25 2025/3 | 売上高 6,252億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 994億円 |
- 石田旭山印刷所を個人創業
1868年に職人であった石田才次郎は、銅版印刷のための「石田旭山印刷所」を京都市内で個人創業した。京都の名所図絵をカラーで再現できる銅版を製造し、紙媒体への画像印刷に必要なハードウェアを提供した。
- 大日本スクリーン製造所を設立石田敬三が銅版彫刻の将来を悲観してガラスエッチングに転じた技術転換は、20年の研究期間を要したが、戦後の写真製版機器、シャドーマスク、半導体製造装置という3つの事業領域への展開を可能にした。「精密な画像を化学的に加工する」という基盤技術が一貫して応用され続けた点で、祖業の危機感から生まれた技術選択が企業の80年を規定した構造を示す事例である。
- 堀川工場を設置(現SCREEN HDの本社)
- 大阪証券取引所第2部に株式上場
- カラーテレビ向けシャドーマスクの開発
白黒テレビは日本国内で普及したものの、カラーテレビは普及率はごくわずかであった。そこで、ソニーはカラーテレビの開発を決め、重要部品であるシャドーマスクの開発を大日本スクリーンとともに推し進めた。この結果、大日本スクリーンはシャドーマスクの開発に成功し、ソニーのカラーテレビの販売拡大とともに業容を拡大する。
- シグマグラフ2000を開発(印刷画像処理システム)
- 洛西工場を新設(ウエハ洗浄装置)
- 洗浄装置の海外販売を強化
- 売上高で電子工業向け機器が、印刷関連機器を上回る
ウエハ洗浄装置の販売拡大により、写真印刷関連機器の売り上げを凌駕。業態転換を達成する
- 多賀事業所を新設(ウエハ洗浄装置)
- 最終赤字転落
- 希望退職者を募集
フラットパネルディスプレイの普及(液晶・プラズマ)によりブラウン管テレビの需要が減少。大日本スクリーンはブラウン管向けマスク事業の縮小を決定し、2001年9月に希望退職者300名の募集を発表
- 印刷関連機器の事業分割
- 彦根事業所にCS-1を新設・FPD製造装置の量産開始
- 最終赤字転落(リーマンショック)
- 商号をSCREENホールディングスに変更
SCREEN HDでは、主力の半導体製造装置(ウエハ洗浄装置)が成長し、祖業に相当する「印刷関連機器」とともに2つの事業から構成されることから、持ち株会社へ移行を決定。2014年10月に商号をSCREENホールディングス(SCREEN HD)に変更し、各事業を傘下子会社で運営する組織に移行した。
- 彦根事業所で半導体洗浄装置の増産
- 半導体洗浄装置で世界シェア1位
バッチ式洗浄装置で世界シェア48%(1位)、枚葉式洗浄装置で世界シェア33%(1位)を確保(SCREEN HDによる調査:https://www.screen.co.jp/ir/indiv/04)
- 過去最高益達成