セリアの沿革(1985〜2027年)

セリアの創業から現在までの主要な出来事・経営判断・組織変化を年月順に一覧できる沿革(社史年表)ページです。 各年の売上高・純利益などの業績推移と、歴史的意義の解説をあわせて掲載しています。 社史・報道資料などの公開情報をもとに重要事項を判断の上、作成しています。

年度売上高純利益年月区分出来事歴史的意義
1985
1-12月
founding
移動販売業を創業
100円ショップの成長構造と創業者の出発点
1987
1-12月
株式会社山洋エージェンシーを設立
1988
1-12月
大垣市に本社および物流センターを新築
FY94
1994/3
100円ショップの常設店舗を展開
創業時のセリアは雑貨を取り扱う移動小売・卸売であり常設店舗を所有しなかったが、1994年にスーパーマーケットの長崎屋岐阜店にセリアの常設店舗「100円ショップ長崎屋岐阜店」を開業。以後、拠点のある東海地方を中心に、常設店舗での展開を押し進めた。
FY97
1997/3
独自の発注システムを導入
規模の経済に対するデータの経済という回答
FY99
1999/3
売上高
127億円
業界3位の売上高を確保
1998年度の見込みにおいて、セリアは年間売上高70億円(店舗数238店)と予想され、100円ショップ業界の3位企業として認知された。同年度の1位はダイソー(売上高750億円)、2位はキャンドゥ(売上高120億円)であり、セリアは業界トップ2社を追随する立場にあった。
FY02
2002/3
売上高
325億円
当期純利益
0.8億円
東海市に物流センターを設置(業務委託)
FY03
2003/3
売上高
376億円
当期純利益
2.4億円
商号を「セリア」に変更
中国(上海)に現地法人を新設
海外貿易の拠点として、中国に現地法人を設立。中国からの製品輸入を強化
FY04
2004/3
売上高
426億円
当期純利益
4.7億円
FY05
2005/3
売上高
501億円
当期純利益
7.4億円
全店舗にPOSを導入
均一価格という制約が生んだデータ経営の優位性
ジャスダックに株式上場
2003年にセリアは株式の店頭登録を実施し、翌年の2004年にジャスダックへの上場を果たした。 なお、株式上場の狙いは事業承継にあった。2003年に創業者の親族である河合映治氏(当時36歳)がセリアに入社した際に、映治氏は創業者である叔父に対して「セリアの株式上場」を条件に入社を決めた経緯があった。
FY06
2006/3
売上高
564億円
当期純利益
10.9億円
直営全店に発注支援システムを導入
FY07
2007/3
売上高
593億円
当期純利益
10.9億円
FY08
2008/3
売上高
632億円
当期純利益
11.7億円
新店舗ブランド「Color the days」1号店を千葉県八千代市にオープン
価格以外の来店動機をつくるブランド戦略
FY09
2009/3
売上高
683億円
当期純利益
7.8億円
2期連続の減益
年間数十億円のPOSへの投資負担がセリアの収益を押し下げる要因となり、2007年に30億円だった経常利益が、2009年には15億円へと半減。2007年時点のセリアの時価総額は185億円だったが、2009年には54億円に暴落する。
FY10
2010/3
売上高
762億円
当期純利益
14.9億円
FY11
2011/3
売上高
833億円
当期純利益
23.1億円
過去最高収益を達成
POSの導入によって2009年頃にセリアは減益基調となるが、2011年にはPOSを軸として発注や商品開発が軌道に乗ると、2011年3月期に過去最高となる営業利益50億円を達成。以後、セリアは100円ショップ業界における高収益企業として注目されるようになった。
FY12
2012/3
売上高
936億円
当期純利益
42.9億円
FY13
2013/3
売上高
982億円
当期純利益
48億円
FY14
2014/3
売上高
1,093億円
当期純利益
61.9億円
leadership
河合映治がセリア社長就任
創業者の完全退任が持つ意味
FY15
2015/3
売上高
1,183億円
当期純利益
67.2億円
FY16
2016/3
売上高
1,309億円
当期純利益
79.5億円
FY17
2017/3
売上高
1,453億円
当期純利益
105億円
FY18
2018/3
売上高
1,591億円
当期純利益
113億円
FY19
2019/3
売上高
1,704億円
当期純利益
115億円
FY20
2020/3
売上高
1,814億円
当期純利益
120億円
首都圏に進出
2017年に北関東営業所を新設して、関東地区への本格進出を開始。店舗数を拡大することで増収となり、2020時点でセリアは時価総額3,321億円を達成。セリアの商品は100円ショップでありながら高品質であり、インスタ映えすることから、消費者の支持を獲得した。
FY21
2021/3
売上高
2,006億円
当期純利益
147億円
巣ごもり特需で最高益
2020年から2022年にかけて、コロナ禍による「巣ごもり特需」により商品販売が好調に推移。2021年3月期に過去最高益(営業利益・経常利益・純利益の全てで過去最高を更新)を計上した。
FY22
2022/3
売上高
2,080億円
当期純利益
143億円
FY23
2023/3
売上高
2,123億円
当期純利益
102億円
FY24
2024/3
売上高
2,232億円
当期純利益
98億円
円安で仕入コスト増・利益率が低迷
3期連続減益
FY25
2025/3
売上高
2,363億円
当期純利益
112億円
2027
1-12月
大垣本社を移転新築
  1. founding
    移動販売業を創業
    100円ショップの成長構造と創業者の出発点
  2. 株式会社山洋エージェンシーを設立
  3. 大垣市に本社および物流センターを新築
  4. 100円ショップの常設店舗を展開

    創業時のセリアは雑貨を取り扱う移動小売・卸売であり常設店舗を所有しなかったが、1994年にスーパーマーケットの長崎屋岐阜店にセリアの常設店舗「100円ショップ長崎屋岐阜店」を開業。以後、拠点のある東海地方を中心に、常設店舗での展開を押し進めた。

  5. 独自の発注システムを導入
    規模の経済に対するデータの経済という回答
  6. 業界3位の売上高を確保

    1998年度の見込みにおいて、セリアは年間売上高70億円(店舗数238店)と予想され、100円ショップ業界の3位企業として認知された。同年度の1位はダイソー(売上高750億円)、2位はキャンドゥ(売上高120億円)であり、セリアは業界トップ2社を追随する立場にあった。

  7. 東海市に物流センターを設置(業務委託)
  8. 商号を「セリア」に変更
  9. 中国(上海)に現地法人を新設

    海外貿易の拠点として、中国に現地法人を設立。中国からの製品輸入を強化

  10. 全店舗にPOSを導入
    均一価格という制約が生んだデータ経営の優位性
  11. ジャスダックに株式上場

    2003年にセリアは株式の店頭登録を実施し、翌年の2004年にジャスダックへの上場を果たした。 なお、株式上場の狙いは事業承継にあった。2003年に創業者の親族である河合映治氏(当時36歳)がセリアに入社した際に、映治氏は創業者である叔父に対して「セリアの株式上場」を条件に入社を決めた経緯があった。

  12. 直営全店に発注支援システムを導入
  13. 新店舗ブランド「Color the days」1号店を千葉県八千代市にオープン
    価格以外の来店動機をつくるブランド戦略
  14. 2期連続の減益

    年間数十億円のPOSへの投資負担がセリアの収益を押し下げる要因となり、2007年に30億円だった経常利益が、2009年には15億円へと半減。2007年時点のセリアの時価総額は185億円だったが、2009年には54億円に暴落する。

  15. 過去最高収益を達成

    POSの導入によって2009年頃にセリアは減益基調となるが、2011年にはPOSを軸として発注や商品開発が軌道に乗ると、2011年3月期に過去最高となる営業利益50億円を達成。以後、セリアは100円ショップ業界における高収益企業として注目されるようになった。

  16. leadership
    河合映治がセリア社長就任
    創業者の完全退任が持つ意味
  17. 首都圏に進出

    2017年に北関東営業所を新設して、関東地区への本格進出を開始。店舗数を拡大することで増収となり、2020時点でセリアは時価総額3,321億円を達成。セリアの商品は100円ショップでありながら高品質であり、インスタ映えすることから、消費者の支持を獲得した。

  18. 巣ごもり特需で最高益

    2020年から2022年にかけて、コロナ禍による「巣ごもり特需」により商品販売が好調に推移。2021年3月期に過去最高益(営業利益・経常利益・純利益の全てで過去最高を更新)を計上した。

  19. 円安で仕入コスト増・利益率が低迷
  20. 3期連続減益
  21. 大垣本社を移転新築

参考文献・出所

有価証券報告書
日経ビジネス 2014/12/8
決算説明資料