レーザーテックの沿革(1960〜2025年)
レーザーテックの創業から現在までの主要な出来事・経営判断・組織変化を年月順に一覧できる沿革(社史年表)ページです。 各年の売上高・純利益などの業績推移と、歴史的意義の解説をあわせて掲載しています。 社史・報道資料などの公開情報をもとに重要事項を判断の上、作成しています。
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1960 1-12月 | founding | X線テレビ開発での独立創業 | ファブライト経営の原型を創業時に設計した内山康 | |||
1962 1-12月 | 日本自動制御株式会社の設立 | |||||
1971 1-12月 | テンションアナライザー開発(自社ブランド製品第一号) 磁気テープ走行中のテンションを測定する装置。日本自動制御として初の自社ブランド製品 | |||||
1975 1-12月 | 半導体フォトマスク検査への参入 | 「選ぶ力」が30人の会社を半導体産業に導いた | ||||
1977 1-12月 | フォトマスク欠陥検査装置「1MD1」が十大新製品賞を受賞 | |||||
1979 1-12月 | 米国サンマテオに初の海外拠点を設立 SEMICON Westに初出展。科学技術庁長官賞を受賞 | |||||
FY80 1980/6 | 売上高 19.7億円 | 自社製品100%を達成(下請けからの完全脱却) 大河内記念技術賞、中小企業庁長官賞を受賞。昭和55年度の売上高19億7千万円、従業員30人 | ||||
FY85 1985/6 | 売上高 41億円 | 走査型カラーレーザー顕微鏡を世界初開発 半導体以外の新事業分野として、レーザー顕微鏡の開発に着手 | ||||
FY86 1986/6 | 社名を「レーザーテック」に変更 旧社名「日本自動制御株式会社」から改称。レーザー技術を軸にした事業多角化を社名で宣言 | |||||
FY88 1988/6 | 売上高 11.2億円 | 当期純利益 0.83億円 | ||||
FY89 1989/6 | 売上高 18.6億円 | 当期純利益 1.12億円 | ||||
FY90 1990/6 | 売上高 26.5億円 | 当期純利益 3億円 | ||||
FY91 1991/6 | 売上高 28.5億円 | 当期純利益 2.98億円 | 店頭公開(株式公開) 日本証券業協会に店頭売買銘柄として株式を登録 | |||
FY92 1992/6 | 売上高 22.4億円 | 当期純利益 -1.64億円 | ||||
FY93 1993/6 | 売上高 14.8億円 | 当期純利益 -6.74億円 | 創業者・内山康が61歳で急逝 粟村大吉が2代目社長に就任。内山の理念「世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」は企業理念として継承 | |||
FY94 1994/6 | 売上高 19.5億円 | 当期純利益 0.62億円 | 液晶用カラーフィルター欠陥検査装置を開発 FPD関連事業の立ち上げ。後に同社の売上の約半分を占める事業領域に成長 | |||
FY95 1995/6 | 売上高 31.9億円 | 当期純利益 5.35億円 | 位相シフト量測定装置MPM100を世界初開発(業界標準機に) 半導体微細化に伴い普及した位相シフトマスクの測定装置。業界標準機として広く採用された | |||
FY96 1996/6 | 売上高 41.8億円 | 当期純利益 5.28億円 | ||||
FY97 1997/6 | 売上高 50.8億円 | 当期純利益 6.21億円 | ||||
FY98 1998/6 | 売上高 59.8億円 | 当期純利益 5.9億円 | ||||
FY99 1999/6 | 売上高 44.9億円 | 当期純利益 2.8億円 | ||||
FY00 2000/6 | 売上高 47億円 | 当期純利益 4.2億円 | マスクブランクス欠陥検査装置MAGICSシリーズ初代機を開発 「M1320」を開発。マスクブランクス検査という新たな市場を開拓 | |||
FY01 2001/6 | 売上高 65億円 | 当期純利益 8.1億円 | ||||
FY02 2002/6 | 売上高 65億円 | 当期純利益 7.1億円 | ||||
FY03 2003/6 | 売上高 61億円 | 当期純利益 6.7億円 | ||||
FY04 2004/6 | 売上高 75億円 | 当期純利益 7.5億円 | ||||
FY05 2005/6 | 売上高 99億円 | 当期純利益 12億円 | ジャスダック証券取引所に上場 | |||
FY06 2006/6 | 売上高 120億円 | 当期純利益 18.8億円 | ||||
FY07 2007/6 | 売上高 158億円 | 当期純利益 23.7億円 | ||||
FY08 2008/6 | 売上高 141億円 | 当期純利益 18.8億円 | 新横浜に研究開発センター兼本社社屋を建設・移転 | |||
FY09 2009/6 | 売上高 92億円 | 当期純利益 -6.5億円 | ||||
FY10 2010/6 | 売上高 89億円 | 当期純利益 3.6億円 | FPD事業の大幅縮小と半導体集中 | 「売上の半分を捨てる」判断を可能にしたファブライト構造 | ||
FY11 2011/6 | 売上高 127億円 | 当期純利益 15.1億円 | EUV検査装置の開発決断 | 100人の会社が世界に唯一の装置を作った構造的条件 | ||
FY12 2012/6 | 売上高 123億円 | 当期純利益 17.9億円 | 東証二部に上場 | |||
FY13 2013/6 | 売上高 113億円 | 当期純利益 16.1億円 | 東証一部銘柄に指定 | |||
FY14 2014/6 | 売上高 136億円 | 当期純利益 19.6億円 | ||||
FY15 2015/6 | 売上高 151億円 | 当期純利益 29.5億円 | ||||
FY16 2016/6 | 売上高 152億円 | 当期純利益 32.2億円 | ||||
FY17 2017/6 | 売上高 173億円 | 当期純利益 35.5億円 | EUVマスクブランクス欠陥検査装置ABICS E120を世界初開発 EUV光(波長13.5nm)を用いた量産対応の検査装置。十大新製品賞「日本力賞」を受賞 | |||
FY18 2018/6 | 売上高 212億円 | 当期純利益 43.6億円 | ||||
FY19 2019/6 | 売上高 287億円 | 当期純利益 59.3億円 | EUVパターンマスク欠陥検査装置ACTIS A150を世界初開発 EUVマスク検査の全工程をカバーする製品ラインナップが完成。十大新製品賞「日本力賞」を受賞(2020年) | |||
FY20 2020/6 | 売上高 425億円 | 当期純利益 108.2億円 | グローバルニッチトップ企業100選に選定 | |||
FY21 2021/6 | 売上高 702億円 | 当期純利益 192.5億円 | ||||
FY22 2022/6 | 売上高 903億円 | 当期純利益 248.5億円 | InnoPa(新研究開発拠点)の取得 横浜市港北区鳥山町の本社近隣に大型研究開発拠点を取得 | |||
東証の年間売買代金で首位を独走 2022年と2023年の2年連続で東証の年間売買代金首位 | ||||||
FY23 2023/6 | 売上高 1,528億円 | 当期純利益 461億円 | ||||
FY24 2024/6 | 売上高 2,135億円 | 当期純利益 590億円 | InnoPa稼働開始 2024年12月に第2期工事が完了し、キャパシティが大幅増加 | |||
FY25 2025/6 | 売上高 2,514億円 | 当期純利益 846億円 | leadership | 社長交代と仙洞田体制への移行 | 売上29倍の立役者が47歳のエンジニアにバトンを渡した承継設計 | |
売上高2,514億円・営業利益1,228億円で過去最高更新 12年連続増収。営業利益率48.8%で過去最高。一方で受注高は1,052億円と前期比57.2%減 |
- X線テレビ開発での独立創業ファブライト経営の原型を創業時に設計した内山康
- 日本自動制御株式会社の設立
- テンションアナライザー開発(自社ブランド製品第一号)
磁気テープ走行中のテンションを測定する装置。日本自動制御として初の自社ブランド製品
- 半導体フォトマスク検査への参入「選ぶ力」が30人の会社を半導体産業に導いた
- フォトマスク欠陥検査装置「1MD1」が十大新製品賞を受賞
- 米国サンマテオに初の海外拠点を設立
SEMICON Westに初出展。科学技術庁長官賞を受賞
- 自社製品100%を達成(下請けからの完全脱却)
大河内記念技術賞、中小企業庁長官賞を受賞。昭和55年度の売上高19億7千万円、従業員30人
- 走査型カラーレーザー顕微鏡を世界初開発
半導体以外の新事業分野として、レーザー顕微鏡の開発に着手
- 社名を「レーザーテック」に変更
旧社名「日本自動制御株式会社」から改称。レーザー技術を軸にした事業多角化を社名で宣言
- 店頭公開(株式公開)
日本証券業協会に店頭売買銘柄として株式を登録
- 創業者・内山康が61歳で急逝
粟村大吉が2代目社長に就任。内山の理念「世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」は企業理念として継承
- 液晶用カラーフィルター欠陥検査装置を開発
FPD関連事業の立ち上げ。後に同社の売上の約半分を占める事業領域に成長
- 位相シフト量測定装置MPM100を世界初開発(業界標準機に)
半導体微細化に伴い普及した位相シフトマスクの測定装置。業界標準機として広く採用された
- マスクブランクス欠陥検査装置MAGICSシリーズ初代機を開発
「M1320」を開発。マスクブランクス検査という新たな市場を開拓
- ジャスダック証券取引所に上場
- 新横浜に研究開発センター兼本社社屋を建設・移転
- FPD事業の大幅縮小と半導体集中「売上の半分を捨てる」判断を可能にしたファブライト構造
- EUV検査装置の開発決断100人の会社が世界に唯一の装置を作った構造的条件
- 東証二部に上場
- 東証一部銘柄に指定
- EUVマスクブランクス欠陥検査装置ABICS E120を世界初開発
EUV光(波長13.5nm)を用いた量産対応の検査装置。十大新製品賞「日本力賞」を受賞
- EUVパターンマスク欠陥検査装置ACTIS A150を世界初開発
EUVマスク検査の全工程をカバーする製品ラインナップが完成。十大新製品賞「日本力賞」を受賞(2020年)
- グローバルニッチトップ企業100選に選定
- InnoPa(新研究開発拠点)の取得
横浜市港北区鳥山町の本社近隣に大型研究開発拠点を取得
- 東証の年間売買代金で首位を独走
2022年と2023年の2年連続で東証の年間売買代金首位
- InnoPa稼働開始
2024年12月に第2期工事が完了し、キャパシティが大幅増加
- 社長交代と仙洞田体制への移行売上29倍の立役者が47歳のエンジニアにバトンを渡した承継設計
- 売上高2,514億円・営業利益1,228億円で過去最高更新
12年連続増収。営業利益率48.8%で過去最高。一方で受注高は1,052億円と前期比57.2%減
参考文献・出所
レーザーテック株式会社 有価証券報告書
技術と経済 1981年5月号
日興フロッギー 2024年4月17日
有価証券報告書
日興フロッギー 2024年4月24日
株探 2024年6月4日
各種報道
株探 2024年6月