沿革・歴史的証言 — 1971〜2025年の年表 経営判断・組織変化と当事者の証言
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1971 1-12月 | 会社設立 | 東邦精工株式会社を設立 東京都目黒区で創業者寺町博が設立、工作機械部品・LMローラー・LMボールの販売を開始 | 後の世界トップLMガイドメーカーTHKの源流 | |||
1972 1-12月 | 新規事業研究開発 | LMガイド・ボールスプラインの販売を開始 主力製品となる直動案内製品を投入 | 直動案内分野で世界トップへの道を拓く製品群の出発点 | |||
組織再編 | 日新製作所を吸収合併 | |||||
1973 1-12月 | 合弁設立 | 宮入バルブ製作所と共同出資でテーエチケーを設立 | ||||
1977 1-12月 | 企業買収設備投資 | テーエチケーから製造部門を買収し甲府工場とする 自社製造体制の本格構築 | 自社一貫生産体制の起点 | |||
1979 1-12月 | 新規事業 | ボールねじ製造販売を開始 | 直動部品ラインナップの拡充 | |||
1981 1-12月 | 海外進出 | 米シカゴにTHK Americaを設立 北米販売拠点の設立 | 海外展開の起点・北米市場参入の足場 | |||
1982 1-12月 | 新規事業 | XYテーブル製造販売を開始 | ||||
組織再編 | 額面変更目的でテーエチケーに吸収合併 1株500円から50円への変更目的、事業実体は継承 | |||||
海外進出 | 西独デュッセルドルフにTHK Europeを設立 現THK GmbH | 欧州市場進出の起点 | ||||
1984 1-12月 | 商号をTHK株式会社に変更 Toughness・High Quality・Knowhowを冠する社名 | LMガイド世界ブランドTHKの誕生 | ||||
企業買収設備投資 | 大幸製作所を買収し岐阜工場とする 生産拠点拡充 | 生産能力の拡張 | ||||
1985 1-12月 | 組織再編設備投資 | 東洋精工を吸収合併し三重工場・山口工場を新設 LMガイド製造拠点の拡張 | ||||
業務提携 | 大東製機(現THKインテックス)に資本参加し技術提携 | |||||
1987 1-12月 | 新規事業研究開発 | インテリジェントアクチュエータ製造販売を開始 メカトロ製品分野への参入 | 直動部品からメカトロ一体化への展開 | |||
1988 1-12月 | 合弁設立設備投資 | 新潟県にTHK安田(現THK新潟)を共同出資で設立 佐文工業所との合弁 | ||||
組織再編 | THK販売を吸収合併 販売体制の一本化 | |||||
FY89 1989/12 | 合弁設立海外進出 | 台湾にTHK TAIWANを合弁設立 恵祥有限公司との合弁、台湾市場開拓 | ||||
海外進出 | 北京にCNTIC-THK SERVICE CENTERを開設 中国側パートナーとの共同事業 | |||||
株式上場 | 株式店頭公開 | 公開企業化の最初の一歩 | ||||
FY91 1991/12 | 業務提携 | ベルデックスに資本参加 | ||||
設備投資 | 山形工場を新設 LMガイド・特殊軸受製造拠点 | |||||
業務提携 | 韓国の三益工業に資本参加し技術提携 現三益THK | |||||
FY92 1992/12 | 企業買収海外進出 | アイルランドのPGM Ballscrews(現THK Manufacturing of Ireland)を買収 欧州生産拠点を獲得 | 欧州ボールねじ生産の起点 | |||
FY93 1993/12 | 海外進出 | オランダにTHK Europe B.V.を設立 | ||||
FY94 1994/12 | 業務提携 | 東伝システム(現トークシステム)に資本参加 | ||||
新規事業研究開発 | クロスLMガイド製造販売を開始 | |||||
FY96 1996/12 | 合弁設立海外進出 | 中国・大連に大連THK瓦軸工業を合弁設立 瓦房店軸承集団との合弁 | 中国生産拠点の起点 | |||
新規事業研究開発 | ボールリテーナ入りLMガイド製造販売を開始 | |||||
FY97 1997/12 | 海外進出設備投資 | 米オハイオ州にTHK Manufacturing of Americaを設立 北米生産拠点 | グローバル生産体制の本格化 | |||
FY98 1998/12 | 新規事業研究開発 | リニアモータ製造販売を開始 リニアモータ事業への参入 | メカトロ製品群の主力化 | |||
FY00 2000/12 | 海外進出設備投資 | 仏エンジスハイムにTHK Manufacturing of Europeを設立 欧州生産拠点 | ||||
FY01 2001/12 | 新規事業研究開発 | リテーナ入りローラーガイド製造販売を開始 | ||||
株式上場 | 東証一部に株式を上場 | 本格的な資本市場での地位確立 | ||||
FY02 2002/12 | 海外進出 | 仏ダーディリーにTHK Franceを設立 販売子会社 | ||||
FY03 2003/12 | 海外進出 | 中国・上海にTHK上海国際貿易を設立 中国販売拠点 | ||||
FY04 2004/12 | 海外進出設備投資 | 中国・無錫にTHK無錫精密工業を設立 中国第二の生産拠点 | 中国生産能力の拡張 | |||
企業買収 | THKインテックスを株式交換で完全子会社化 | |||||
FY05 2005/12 | 海外進出設備投資 | 中国・大連にTHK遼寧精密工業を設立 | ||||
組織再編 | 中国・大連にTHK中国投資を設立 中国統括会社 | 中国事業のガバナンス強化 | ||||
FY06 2006/12 | 海外進出 | シンガポールにTHK LM SYSTEMを設立 | ||||
FY07 2007/12 | 企業買収新規事業 | リズム(現THKリズム)を子会社化 輸送機器事業への本格参入 | 自動車部品事業の柱化、後のTRW事業譲受につながる起点 | |||
海外進出設備投資 | タイにTHK RHYTHM THAILANDを設立 自動車部品の現地生産 | |||||
FY08 2008/12 | 海外進出設備投資 | ベトナムにTHK MANUFACTURING OF VIETNAMを設立 東南アジア生産拠点 | ||||
FY09 2009/12 | 組織再編 | ベルデックスの事業をTHKインテックスに統合 | ||||
FY11 2011/12 | 海外進出設備投資 | 中国・常州にTHK常州汽車配件を設立 | ||||
企業買収 | マレーシアのTHK RHYTHM MALAYSIA株式取得 TRWマレーシアからの取得 | |||||
FY12 2012/12 | 海外進出設備投資 | メキシコにTHK RHYTHM MEXICANAを設立 自動車部品の北米現地生産強化 | ||||
組織再編 | ボールジョイント製造開発部門をTHKリズムに会社分割で統合 | 輸送機器事業の集約 | ||||
海外進出 | インド・バンガロールにTHK Indiaを設立 インド市場開拓 | |||||
FY15 2015/12 | 設備投資 | 大連THK互軸工業を移転・拡張 | ||||
企業買収海外進出 | TRWからL&S事業を欧米で譲受 米加独チェコ4拠点をTHK RHYTHM AUTOMOTIVE系で設立・買収 | 自動車部品事業の世界規模拡大、輸送機器事業の柱化 | ||||
FY16 2016/12 | 海外進出 | アイルランドにTHK CAPITAL等を設立 | ||||
FY17 2017/12 | 売上高 2,866億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 257億円 | 組織再編 | 東京都港区にTRAホールディングスを設立 | ||
本社を東京都港区芝浦二丁目に移転 | ||||||
FY18 2018/12 | 売上高 3,535億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 354億円 | ||||
FY19 2019/12 | 売上高 2,779億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 96億円 | ||||
FY20 2020/12 | 売上高 2,190億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 -100億円 | ||||
FY21 2021/12 | 売上高 3,182億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 230億円 | ||||
FY22 2022/12 | 売上高 3,937億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 212億円 | 東証プライム市場へ移行 市場区分見直し | |||
FY23 2023/12 | 売上高 3,519億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 184億円 | ||||
FY24 2024/12 | 売上高 2,227億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 104億円 | 企業買収 | 日本ベアリング桐生(現THK桐生)を完全子会社化 直動部品事業の補完 | ||
FY25 2025/12 | 売上高 2,404億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 -699億円 | 海外進出設備投資 | タイにTHK LM SYSTEM THAILANDを設立 |
- 東邦精工株式会社を設立
東京都目黒区で創業者寺町博が設立、工作機械部品・LMローラー・LMボールの販売を開始
後の世界トップLMガイドメーカーTHKの源流 - LMガイド・ボールスプラインの販売を開始
主力製品となる直動案内製品を投入
直動案内分野で世界トップへの道を拓く製品群の出発点 - 日新製作所を吸収合併
- 宮入バルブ製作所と共同出資でテーエチケーを設立
- テーエチケーから製造部門を買収し甲府工場とする
自社製造体制の本格構築
自社一貫生産体制の起点 - ボールねじ製造販売を開始直動部品ラインナップの拡充
- 米シカゴにTHK Americaを設立
北米販売拠点の設立
海外展開の起点・北米市場参入の足場 - XYテーブル製造販売を開始
- 額面変更目的でテーエチケーに吸収合併
1株500円から50円への変更目的、事業実体は継承
- 西独デュッセルドルフにTHK Europeを設立
現THK GmbH
欧州市場進出の起点 - 商号をTHK株式会社に変更
Toughness・High Quality・Knowhowを冠する社名
LMガイド世界ブランドTHKの誕生 - 大幸製作所を買収し岐阜工場とする
生産拠点拡充
生産能力の拡張 - 東洋精工を吸収合併し三重工場・山口工場を新設
LMガイド製造拠点の拡張
- 大東製機(現THKインテックス)に資本参加し技術提携
- インテリジェントアクチュエータ製造販売を開始
メカトロ製品分野への参入
直動部品からメカトロ一体化への展開 - 新潟県にTHK安田(現THK新潟)を共同出資で設立
佐文工業所との合弁
- THK販売を吸収合併
販売体制の一本化
- 台湾にTHK TAIWANを合弁設立
恵祥有限公司との合弁、台湾市場開拓
- 北京にCNTIC-THK SERVICE CENTERを開設
中国側パートナーとの共同事業
- 株式店頭公開公開企業化の最初の一歩
- ベルデックスに資本参加
- 山形工場を新設
LMガイド・特殊軸受製造拠点
- 韓国の三益工業に資本参加し技術提携
現三益THK
- アイルランドのPGM Ballscrews(現THK Manufacturing of Ireland)を買収
欧州生産拠点を獲得
欧州ボールねじ生産の起点 - オランダにTHK Europe B.V.を設立
- 東伝システム(現トークシステム)に資本参加
- クロスLMガイド製造販売を開始
- 中国・大連に大連THK瓦軸工業を合弁設立
瓦房店軸承集団との合弁
中国生産拠点の起点 - ボールリテーナ入りLMガイド製造販売を開始
- 米オハイオ州にTHK Manufacturing of Americaを設立
北米生産拠点
グローバル生産体制の本格化 - リニアモータ製造販売を開始
リニアモータ事業への参入
メカトロ製品群の主力化 - 仏エンジスハイムにTHK Manufacturing of Europeを設立
欧州生産拠点
- リテーナ入りローラーガイド製造販売を開始
- 東証一部に株式を上場本格的な資本市場での地位確立
- 仏ダーディリーにTHK Franceを設立
販売子会社
- 中国・上海にTHK上海国際貿易を設立
中国販売拠点
- 中国・無錫にTHK無錫精密工業を設立
中国第二の生産拠点
中国生産能力の拡張 - THKインテックスを株式交換で完全子会社化
- 中国・大連にTHK遼寧精密工業を設立
- 中国・大連にTHK中国投資を設立
中国統括会社
中国事業のガバナンス強化 - シンガポールにTHK LM SYSTEMを設立
- リズム(現THKリズム)を子会社化
輸送機器事業への本格参入
自動車部品事業の柱化、後のTRW事業譲受につながる起点 - タイにTHK RHYTHM THAILANDを設立
自動車部品の現地生産
- ベトナムにTHK MANUFACTURING OF VIETNAMを設立
東南アジア生産拠点
- ベルデックスの事業をTHKインテックスに統合
- 中国・常州にTHK常州汽車配件を設立
- マレーシアのTHK RHYTHM MALAYSIA株式取得
TRWマレーシアからの取得
- メキシコにTHK RHYTHM MEXICANAを設立
自動車部品の北米現地生産強化
- ボールジョイント製造開発部門をTHKリズムに会社分割で統合輸送機器事業の集約
- インド・バンガロールにTHK Indiaを設立
インド市場開拓
- 大連THK互軸工業を移転・拡張
- TRWからL&S事業を欧米で譲受
米加独チェコ4拠点をTHK RHYTHM AUTOMOTIVE系で設立・買収
自動車部品事業の世界規模拡大、輸送機器事業の柱化 - アイルランドにTHK CAPITAL等を設立
- 東京都港区にTRAホールディングスを設立
- 本社を東京都港区芝浦二丁目に移転
- 東証プライム市場へ移行
市場区分見直し
- 日本ベアリング桐生(現THK桐生)を完全子会社化
直動部品事業の補完
- タイにTHK LM SYSTEM THAILANDを設立
歴史的証言
寺町博(THK創業者)
「直動システムがどんな機械に使われているかと言いますと、NC(数値制御)旋盤、研削盤などの工作機械、半導体の製造装置、工業用のロボット、電子機器、汎用機械と並べたらキリがないくらいです。(略) 機械の運動は、回転運動と直線運動、そしてその2つの組み合わせの3パターンがあると考えていただいて結構です。一般に言うところのベアリングは回転運動の軸受です。これは1世紀前に開発され、現在では9割ほど普及しています。直動システムというのは、直線運動のベアリンングと考えてもらえればいいでしょう。直動システムは、私が約18年前に世界で初めて開発したもので、回転用ベアリングに比べてこれから伸びる商品です。」