- 創業者・寺町博氏の後を継いだ2代目以降の社長は、寺町彰博氏(FY96〜FY22、1997年1月就任)と寺町崇史氏(FY23〜、2024年1月就任)の2名。いずれも創業家の寺町姓であり、トップの座は一貫して創業家のなかで承継されてきた。
- 彰博氏の在任は27年に及ぶ長期政権で、崇史氏への交代まで社長交代は実質1度のみ。2代目から3代目への移行はFY23の社長COO就任、FY25の社長CEO昇格と段階を踏み、最高経営責任者の権限を時間をかけて引き継いだ。
- 2代目の彰博氏は大隈鐵工所を経て1975年にTHKへ入り、甲府工場長・管理本部長から副社長を経て社長に就いた、生産と管理を横断する事業執行系の昇進。3代目の崇史氏は住友商事を経て2013年に入社し、産業機器統括本部長として主力事業を率いてからトップに立っている。
- 系譜の断絶点はFY23。それまで27年間トップを担った彰博氏が会長CEOへ退き、産業機器を率いた崇史氏が代表取締役社長COOとして経営の前面に出た。FY25には崇史氏がCEOを兼ね、彰博氏は代表権を保持しつつ会長専任へ移っている。