沿革年表 1952〜2025年における重要度別の出来事(合計46件)

年月区分社長/CEO出来事年度売上高純利益
重要事項会社設立
日本ヘリコプター輸送株式会社を設立
第2次世界大戦により壊滅した定期航空事業の再興を目的に資本金1億5千万円で設立
戦後の民間航空再興の担い手として誕生。後のANAの前身
1952
1-12月
ヘリコプターで営業開始、定期航空運送事業免許を取得
5月不定期航空運送事業免許、10月定期航空運送事業免許取得、12月東京-大阪間貨物輸送開始
ヘリコプターから始まり固定翼機へと移行する航空会社の創成期
1953
1-12月
設備投資
ダグラスDC-3型機を導入
本格的な旅客輸送への移行を示す固定翼機の導入
1955
1-12月
組織再編
社名を全日本空輸株式会社に変更
「日本ヘリコプター輸送」から脱却し、総合航空会社としてのアイデンティティを確立
FY58
1958/3
売上高
7億円
組織再編
極東航空株式会社と合併
路線網の拡大と経営基盤の強化。国内航空業界の再編の一環
FY59
1959/3
売上高
10億円
FY60
1960/3
売上高
15億円
設備投資
バイカウント744型機を導入
FY61
1961/3
売上高
24億円
株式上場
東京・大阪証券取引所市場第二部に上場
フレンドシップF-27型機・バイカウント828型機導入、大阪航空ビルディング設立
資本市場からの資金調達が可能となり、機材更新・路線拡大の原資を確保
FY62
1962/3
売上高
46億円
FY63
1963/3
売上高
77億円
組織再編
藤田航空株式会社を吸収合併
ローカル路線網の拡充による国内ネットワークの強化
FY64
1964/3
売上高
103億円
設備投資
ボーイング727型機を導入
7月にはオリンピアYS-11型機も導入
ジェット機時代への本格参入
FY65
1965/3
売上高
135億円
FY66
1966/3
売上高
170億円
当期純利益
1億円
FY67
1967/3
売上高
163億円
当期純利益
-17億円
FY68
1968/3
売上高
213億円
当期純利益
12億円
FY69
1969/3
売上高
284億円
当期純利益
9億円
設備投資
ボーイング737型機を導入
FY70
1970/3
売上高
394億円
当期純利益
16億円
全日空商事・全日空整備を設立
FY71
1971/3
売上高
555億円
当期純利益
19億円
国際線不定期便の運航を開始(東京-香港)
国内専業から国際線への第一歩。後の本格的な国際線展開の起点
FY72
1972/3
売上高
646億円
当期純利益
1億円
株式上場
東証・大証の市場第一部に昇格
信用力の向上と大型の資金調達が可能に
FY73
1973/3
売上高
862億円
当期純利益
38億円
設備投資
ロッキードL-1011型機を導入
FY74
1974/3
売上高
1,179億円
当期純利益
29億円
日本近距離航空(後のエアーニッポン)を設立
FY75
1975/3
売上高
1,480億円
当期純利益
8億円
FY76
1976/3
売上高
1,849.89億円
当期純利益
15.72億円
FY77
1977/3
売上高
2,004.79億円
当期純利益
37.87億円
FY78
1978/3
売上高
2,318.94億円
当期純利益
36.65億円
組織再編
日本貨物航空を設立、ボーイング747型機を導入
ハローワールド(後のANAあきんど)の株式取得も実施
貨物事業への本格参入と大型機導入による輸送力拡大。旅行事業も開始
FY79
1979/3
売上高
2,655.38億円
当期純利益
37.06億円
FY80
1980/3
売上高
3,078.65億円
当期純利益
19.3億円
FY81
1981/3
売上高
3,773.24億円
当期純利益
27.14億円
FY82
1982/3
売上高
3,973.71億円
当期純利益
65.28億円
FY83
1983/3
売上高
4,218.6億円
当期純利益
68.32億円
設備投資
ボーイング767型機を導入
FY84
1984/3
売上高
4,122.93億円
当期純利益
80.03億円
FY85
1985/3
売上高
4,532.35億円
当期純利益
75.03億円
重要事項
国際定期便の運航を開始(東京-グアム)
1971年の不定期便から15年を経て国際定期路線に参入。JALの独占に風穴を開けた
FY86
1986/3
親子上場
全日空ビルディングが大証第2部に上場
FY90
1990/3
ワールドエアーネットワーク(後のエアージャパン)を設立
FY91
1991/3
FY92
1992/3
売上高
8,751億円
当期純利益
74億円
FY93
1993/3
売上高
8,888億円
当期純利益
-12億円
FY94
1994/3
売上高
8,572億円
当期純利益
-94億円
FY95
1995/3
売上高
9,142億円
当期純利益
-75億円
設備投資
ボーイング777型機を導入
FY96
1996/3
売上高
9,673億円
当期純利益
-86億円
FY97
1997/3
売上高
10,217億円
当期純利益
43億円
FY98
1998/3
売上高
10,805億円
当期純利益
-54億円
FY99
1999/3
売上高
10,708億円
当期純利益
-47億円
重要事項組織再編
山元峯生
スターアライアンスに正式加盟
全日空スカイホリデー設立(旅行サービス部門の分離独立)も実施
世界最大の航空アライアンスへの加盟により国際線ネットワークが飛躍的に拡大。コードシェアやマイレージ提携の基盤を構築
経営判断をよむ →
FY00
2000/3
売上高
12,096億円
当期純利益
-152億円
山元峯生
FY01
2001/3
売上高
12,796億円
親会社株主に帰属する当期純利益
403億円
山元峯生
エアーニッポンネットワーク(後のANAウイングス)を設立
FY02
2002/3
売上高
12,045億円
親会社株主に帰属する当期純利益
-95億円
山元峯生
FY03
2003/3
売上高
12,159億円
親会社株主に帰属する当期純利益
-283億円
山元峯生
FY04
2004/3
売上高
12,175億円
親会社株主に帰属する当期純利益
248億円
山元峯生
エアーネクスト設立、中日本エアラインサービスを子会社化
FY05
2005/3
売上高
12,928億円
親会社株主に帰属する当期純利益
270億円
山元峯生
FY06
2006/3
売上高
13,687億円
当期純利益
267億円
山元峯生
FY07
2007/3
売上高
14,896億円
当期純利益
326億円
伊東信一郎
FY08
2008/3
売上高
14,878億円
当期純利益
641億円
社長交代
伊東信一郎
伊東信一郎が社長に就任
山元峯生から交代
リーマンショック直前の社長交代
FY09
2009/3
売上高
13,925億円
当期純損失
-42億円
初の純損失を計上
リーマンショックと新型インフルエンザの影響で旅客需要が急減
創業以来初の連結純損失。景気後退と感染症リスクの同時顕在化
重要事項
伊東信一郎
JAL破綻を機に国際線の自社便拡大を加速(脱内需依存)
経営判断をよむ →
FY10
2010/3
売上高
12,283億円
当期純損失
-573億円
初の営業赤字を計上
リーマンショック後の需要低迷が継続
創業以来初の連結営業赤字。売上高は前年比マイナス1,641億円と大幅減少
組織再編
伊東信一郎
ホテル事業子会社14社を一括譲渡、グループ子会社を大規模再編
ボーイング767-300BCF導入、OCS連結子会社化、エアージャパン合併、ANAウイングス3社合併、ANAセールス4社合併
非中核事業のホテル事業から撤退し航空事業に経営資源を集中。同時にグループ子会社を大幅に統合し効率化
FY11
2011/3
売上高
13,576億円
当期純利益
233億円
重要事項
伊東信一郎
エアアジア・ジャパンを設立、ボーイング787型機を導入
LCC参入の試みとB787導入。エアアジアとの合弁は後に解消しバニラ・エアに転換
経営判断をよむ →
FY12
2012/3
売上高
14,115億円
親会社株主に帰属する当期純利益
281億円
組織再編
伊東信一郎
エアーニッポンを吸収合併
FY13
2013/3
売上高
14,835億円
親会社株主に帰属する当期純利益
431億円
重要事項組織再編
片野坂真哉
社名を全日本空輸株式会社に変更
「日本ヘリコプター輸送」から脱却し、総合航空会社としてのアイデンティティを確立
経営判断をよむ →
FY14
2014/3
売上高
15,701億円
親会社株主に帰属する当期純利益
188億円
片野坂真哉
FY15
2015/3
売上高
17,134億円
親会社株主に帰属する当期純利益
392億円
社長交代
片野坂真哉
片野坂真哉が社長に就任
伊東信一郎から交代
国際線拡大とLCC戦略を推進する体制へ
FY16
2016/3
売上高
17,911億円
親会社株主に帰属する当期純利益
781億円
重要事項
スカイマーク再建スポンサーに就任(デルタとの争奪を制す)
経営判断をよむ →
組織再編
ウィングレットを吸収合併
片野坂真哉
エアー沖縄(後のANA沖縄空港)を連結子会社化
FY17
2017/3
売上高
17,652億円
親会社株主に帰属する当期純利益
988億円
重要事項企業買収
片野坂真哉
Peach Aviationを連結子会社化
LCC事業の本格展開。バニラ・エアとの統合でANAグループのLCC戦略を一本化する布石
経営判断をよむ →
FY18
2018/3
売上高
19,717億円
親会社株主に帰属する当期純利益
1,438億円
片野坂真哉
FY19
2019/3
売上高
20,583億円
親会社株主に帰属する当期純利益
1,107億円
片野坂真哉
FY20
2020/3
売上高
19,742億円
親会社株主に帰属する当期純利益
276億円
重要事項
芝田浩二
過去最大3,321億円の公募増資と事業構造改革(自力再建)
経営判断をよむ →
FY21
2021/3
売上高
7,286億円
親会社株主に帰属する当期純利益
-4,046億円
重要事項
コロナ禍で過去最大の営業赤字
新型コロナウイルスによる渡航制限で国際・国内旅客が壊滅的に減少
売上高が前年比63%減の7,286億円に激減。公募増資・劣後ローン等で約1兆円を調達し存続を図った
組織再編
芝田浩二
ANAセールスをANAあきんどに商号変更、旅行事業をANAXに移管
FY22
2022/3
売上高
10,203億円
親会社株主に帰属する当期純利益
-1,436億円
2期連続の営業赤字
旅客需要は回復途上も前期比では大幅改善
赤字幅は前年の3分の1以下に縮小。回復の兆しが見え始めた
株式上場
芝田浩二
東証プライム市場に移行
FY23
2023/3
売上高
17,074億円
親会社株主に帰属する当期純利益
894億円
社長交代
芝田浩二が社長に就任
片野坂真哉から交代
コロナ危機対応から回復・再成長フェーズへの経営トップ交代
経営計画
中期経営戦略を発表
2025年度の営業利益目標「2,000億円以上」を掲げる
コロナ後の成長戦略を明示。国際旅客の高イールドと生産量拡大が柱
芝田浩二
第3ブランドAirJapanの運航を開始
ANA・Peachに続く第3の航空ブランドとして中距離国際線に参入
FY24
2024/3
売上高
20,559億円
親会社株主に帰属する当期純利益
1,570億円
コロナ後初の営業利益2,000億円超を達成
国際旅客のイールド高水準継続とインバウンド需要拡大が寄与
コロナ前の最高益FY18の1,650億円を大きく上回り過去最高益を更新
芝田浩二
FY25
2025/3
売上高
22,618億円
親会社株主に帰属する当期純利益
1,530億円
  1. 会社設立
    日本ヘリコプター輸送株式会社を設立

    第2次世界大戦により壊滅した定期航空事業の再興を目的に資本金1億5千万円で設立

    戦後の民間航空再興の担い手として誕生。後のANAの前身
  2. ヘリコプターで営業開始、定期航空運送事業免許を取得

    5月不定期航空運送事業免許、10月定期航空運送事業免許取得、12月東京-大阪間貨物輸送開始

    ヘリコプターから始まり固定翼機へと移行する航空会社の創成期
  3. 設備投資
    ダグラスDC-3型機を導入
    本格的な旅客輸送への移行を示す固定翼機の導入
  4. 組織再編
    社名を全日本空輸株式会社に変更
    「日本ヘリコプター輸送」から脱却し、総合航空会社としてのアイデンティティを確立
  5. 組織再編
    極東航空株式会社と合併
    路線網の拡大と経営基盤の強化。国内航空業界の再編の一環
  6. 設備投資
    バイカウント744型機を導入
  7. 株式上場
    東京・大阪証券取引所市場第二部に上場

    フレンドシップF-27型機・バイカウント828型機導入、大阪航空ビルディング設立

    資本市場からの資金調達が可能となり、機材更新・路線拡大の原資を確保
  8. 組織再編
    藤田航空株式会社を吸収合併
    ローカル路線網の拡充による国内ネットワークの強化
  9. 設備投資
    ボーイング727型機を導入

    7月にはオリンピアYS-11型機も導入

    ジェット機時代への本格参入
  10. 設備投資
    ボーイング737型機を導入
  11. 全日空商事・全日空整備を設立
  12. 国際線不定期便の運航を開始(東京-香港)
    国内専業から国際線への第一歩。後の本格的な国際線展開の起点
  13. 株式上場
    東証・大証の市場第一部に昇格
    信用力の向上と大型の資金調達が可能に
  14. 設備投資
    ロッキードL-1011型機を導入
  15. 日本近距離航空(後のエアーニッポン)を設立
  16. 組織再編
    日本貨物航空を設立、ボーイング747型機を導入

    ハローワールド(後のANAあきんど)の株式取得も実施

    貨物事業への本格参入と大型機導入による輸送力拡大。旅行事業も開始
  17. 設備投資
    ボーイング767型機を導入
  18. 国際定期便の運航を開始(東京-グアム)
    1971年の不定期便から15年を経て国際定期路線に参入。JALの独占に風穴を開けた
  19. 親子上場
    全日空ビルディングが大証第2部に上場
  20. ワールドエアーネットワーク(後のエアージャパン)を設立
  21. 設備投資
    ボーイング777型機を導入
  22. エアーニッポンネットワーク(後のANAウイングス)を設立
  23. エアーネクスト設立、中日本エアラインサービスを子会社化
  24. 社長交代
    伊東信一郎が社長に就任

    山元峯生から交代

    リーマンショック直前の社長交代
  25. 初の純損失を計上

    リーマンショックと新型インフルエンザの影響で旅客需要が急減

    創業以来初の連結純損失。景気後退と感染症リスクの同時顕在化
  26. 初の営業赤字を計上

    リーマンショック後の需要低迷が継続

    創業以来初の連結営業赤字。売上高は前年比マイナス1,641億円と大幅減少
  27. 組織再編
    ホテル事業子会社14社を一括譲渡、グループ子会社を大規模再編

    ボーイング767-300BCF導入、OCS連結子会社化、エアージャパン合併、ANAウイングス3社合併、ANAセールス4社合併

    非中核事業のホテル事業から撤退し航空事業に経営資源を集中。同時にグループ子会社を大幅に統合し効率化
  28. 組織再編
    エアーニッポンを吸収合併
  29. 社長交代
    片野坂真哉が社長に就任

    伊東信一郎から交代

    国際線拡大とLCC戦略を推進する体制へ
  30. 組織再編
    ウィングレットを吸収合併
  31. エアー沖縄(後のANA沖縄空港)を連結子会社化
  32. コロナ禍で過去最大の営業赤字

    新型コロナウイルスによる渡航制限で国際・国内旅客が壊滅的に減少

    売上高が前年比63%減の7,286億円に激減。公募増資・劣後ローン等で約1兆円を調達し存続を図った
  33. 組織再編
    ANAセールスをANAあきんどに商号変更、旅行事業をANAXに移管
  34. 2期連続の営業赤字

    旅客需要は回復途上も前期比では大幅改善

    赤字幅は前年の3分の1以下に縮小。回復の兆しが見え始めた
  35. 株式上場
    東証プライム市場に移行
  36. 社長交代
    芝田浩二が社長に就任

    片野坂真哉から交代

    コロナ危機対応から回復・再成長フェーズへの経営トップ交代
  37. 経営計画
    中期経営戦略を発表

    2025年度の営業利益目標「2,000億円以上」を掲げる

    コロナ後の成長戦略を明示。国際旅客の高イールドと生産量拡大が柱
  38. 第3ブランドAirJapanの運航を開始
    ANA・Peachに続く第3の航空ブランドとして中距離国際線に参入
  39. コロナ後初の営業利益2,000億円超を達成

    国際旅客のイールド高水準継続とインバウンド需要拡大が寄与

    コロナ前の最高益FY18の1,650億円を大きく上回り過去最高益を更新