オリエンタルランドの沿革(1960〜2025年)
オリエンタルランドの創業から現在までの主要な出来事・経営判断・組織変化を年月順に一覧できる沿革(社史年表)ページです。 各年の売上高・純利益などの業績推移と、歴史的意義の解説をあわせて掲載しています。 社史・報道資料などの公開情報をもとに重要事項を判断の上、作成しています。
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1960 1-12月 | 浦安沖の埋立とオリエンタルランドの設立 | "鉄道会社の沿線開発"が生んだ世界唯一のディズニー運営権 | ||||
1975 1-12月 | 海面埋立造成工事を完了 1964年の着工から11年を経て、浦安沖の海面埋立造成工事が完了した。京成電鉄はディズニーランド誘致のためにホテル用地を含む広大な敷地を確保すべく、住宅地としての分譲を最小限に抑えた。ただし、この時点でディズニー社との正式契約は未締結であった。 | |||||
FY80 1980/3 | 三井不動産の反対を退け、ディズニーとの独占契約を締結 | "撤退しない"という判断が生んだ50年分の独占運営権 | ||||
FY81 1981/3 | 東京ディズニーランドの建設に着工 日本興業銀行の約1,000億円の協調融資により資金を確保し、東京ディズニーランドの建設工事に着手した。当時の日本のテーマパーク市場規模は約1,000億円とされ、市場規模と同額を単一施設に投じる異例の投資であった。 | |||||
FY84 1984/3 | 売上高 990億円 | 東京ディズニーランドを開業 約3年の建設期間を経て、1983年4月15日に東京ディズニーランドが開園した。初年度の入園者数は993万人で、年間目標の1,000万人にほぼ到達した。 | ||||
FY85 1985/3 | 売上高 893億円 | |||||
FY86 1986/3 | 売上高 1,023億円 | オリエンタルランドの経営が黒字化 開業から3年で経営が黒字化した。テーマパーク事業の収入に加え、埋立地の不動産分譲・賃貸収入との「合わせ技」で収益基盤を確立した。 | ||||
FY87 1987/3 | 売上高 897億円 | 第2次新規設備投資計画を決定 黒字化を受けて大型アトラクションへの再投資を決定。1987年にビッグサンダーマウンテン、1989年にスターツアーズ、1992年にスプラッシュマウンテンなど、大型アトラクションを次々と開業した。 | ||||
FY88 1988/3 | 売上高 1,009億円 | |||||
FY89 1989/3 | 売上高 1,182億円 | |||||
FY90 1990/3 | 売上高 1,328億円 | |||||
FY91 1991/3 | 売上高 1,452億円 | 年間入園者数1,500万人を突破 累計入園者数1億人にも到達。新規アトラクションの導入効果と、つくば万博(1985年)以降の首都圏レジャー需要の拡大が寄与した。 | ||||
FY92 1992/3 | 売上高 1,515億円 | |||||
FY93 1993/3 | 売上高 1,505億円 | スプラッシュマウンテン開業 「クリッターカントリー」テーマランドを新設。この年度の設備投資額は285億円に達した。 | ||||
FY94 1994/3 | 売上高 1,562億円 | |||||
FY95 1995/3 | 売上高 1,539億円 | |||||
FY96 1996/3 | 売上高 1,715億円 | 東京ディズニーシーの建設を決定 | 1パーク1,746万人の"天井"を3,350億円で突破した第二パーク戦略 | |||
FY97 1997/3 | 東証第一部に株式上場 東京ディズニーシーの建設資金調達を主目的に、東京証券取引所第一部に上場した。設立から36年にわたり非上場を維持してきたオリエンタルランドにとって、資本構造の転換点となった。 | |||||
FY01 2001/3 | 高橋政知が死去 オリエンタルランド元社長・元会長の高橋政知が死去(享年86歳)。漁業補償交渉、三井不動産の反対を退けてのディズニー誘致、TDL建設と開業まで、オリエンタルランドの創業期から成長期のすべてに関わった人物であった。 | |||||
FY02 2002/3 | 売上高 2,810億円 | 当期純利益 127億円 | 東京ディズニーシーを開業 第二パークとして東京ディズニーシーを開業。高橋政知の88回目の誕生日にあたる9月4日に開園した。「ホテルミラコスタ」「ディズニーリゾートライン」も同時に営業を開始し、東京ディズニーリゾートとしてのリゾート体制が本格的に始動した。 | |||
年間入園者数2,000万人を突破 | ||||||
FY03 2003/3 | 売上高 3,317億円 | 当期純利益 189億円 | ||||
FY04 2004/3 | 売上高 3,365億円 | 当期純利益 185億円 | ||||
FY05 2005/3 | 売上高 3,310億円 | 当期純利益 172億円 | ||||
FY06 2006/3 | 売上高 3,328億円 | 当期純利益 157億円 | ||||
FY07 2007/3 | 売上高 3,440億円 | 当期純利益 163億円 | ||||
FY08 2008/3 | 売上高 3,424億円 | 当期純利益 147億円 | ||||
FY09 2009/3 | 売上高 3,892億円 | 当期純利益 180億円 | 東京ディズニーランドホテルを開業 パーク正面に位置するディズニーホテルを開業。既存のディズニーアンバサダーホテル、ホテルミラコスタに続く3棟目のディズニーホテルとなり、宿泊収容力が拡大した。 | |||
FY10 2010/3 | 売上高 3,714億円 | 当期純利益 254億円 | ||||
FY11 2011/3 | 売上高 3,561億円 | 当期純利益 229億円 | 入園料の段階的な値上げを開始 | 「入園者数の成長」から「1人あたり売上高の成長」への転換点 | ||
東日本大震災により約1ヶ月間の臨時休園 2011年3月11日の東日本大震災の影響により、東京ディズニーリゾートは約1ヶ月間の臨時休園を余儀なくされた。浦安市は液状化被害を受けたが、パーク内の被害は限定的であった。 | ||||||
FY12 2012/3 | 売上高 3,600億円 | 当期純利益 321億円 | ||||
FY13 2013/3 | 売上高 3,955億円 | 当期純利益 514億円 | ||||
FY14 2014/3 | 売上高 4,735億円 | 当期純利益 705億円 | 年間入園者数3,000万人を突破 | |||
FY15 2015/3 | 売上高 4,662億円 | 当期純利益 720億円 | ||||
FY16 2016/3 | 売上高 4,653億円 | 当期純利益 739億円 | ||||
FY17 2017/3 | 売上高 4,777億円 | 当期純利益 823億円 | ||||
FY18 2018/3 | 売上高 4,792億円 | 当期純利益 811億円 | ||||
FY19 2019/3 | 売上高 5,256億円 | 当期純利益 902億円 | alliance | ファンタジースプリングスへの3,200億円投資を決定 | 3,200億円と50年の契約延長を一体で決めた超長期の投資設計 | |
年間入園者数が過去最高の3,256万人を記録 | ||||||
FY20 2020/3 | 売上高 4,644億円 | 当期純利益 622億円 | コロナ禍による臨時休園 新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年2月29日から東京ディズニーリゾートが臨時休園。7月1日に入園者数制限のもとで営業を再開した。同年9月には東京ディズニーランドの大規模開発エリア(「美女と野獣の城」等)が開業した。 | |||
FY21 2021/3 | 売上高 1,705億円 | 当期純利益 -541億円 | 最終赤字541億円に転落 コロナ禍による休園・入園制限の影響で、2021年3月期の売上高は1,706億円(前年比63%減)、最終赤字は541億円に転落した。1983年の開業以来、初めての通期赤字であった。 | |||
FY22 2022/3 | 売上高 2,757億円 | 当期純利益 80億円 | 累計入園者数8億人に到達 東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの2パーク合計の累計入園者数が8億人に到達した。1983年の開業から約39年での達成。 | |||
FY23 2023/3 | 売上高 4,831億円 | 当期純利益 807億円 | ||||
FY24 2024/3 | 売上高 6,184億円 | 当期純利益 1,202億円 | ファンタジースプリングスが開業 東京ディズニーシーの8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」が開業した。総開発面積約14万㎡はTDS開業以来最大。『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』の世界を再現した4つのアトラクションとファンタジースプリングスホテルで構成される。 | |||
2025 1-12月 | 売上高・営業利益が過去最高を更新 2025年3月期の連結業績は売上高6,794億円、営業利益1,721億円でいずれも過去最高を更新した。ファンタジースプリングスの開業効果に加え、ゲスト1人あたり売上高の上昇が寄与した。 |
- 浦安沖の埋立とオリエンタルランドの設立"鉄道会社の沿線開発"が生んだ世界唯一のディズニー運営権
- 海面埋立造成工事を完了
1964年の着工から11年を経て、浦安沖の海面埋立造成工事が完了した。京成電鉄はディズニーランド誘致のためにホテル用地を含む広大な敷地を確保すべく、住宅地としての分譲を最小限に抑えた。ただし、この時点でディズニー社との正式契約は未締結であった。
- 三井不動産の反対を退け、ディズニーとの独占契約を締結"撤退しない"という判断が生んだ50年分の独占運営権
- 東京ディズニーランドの建設に着工
日本興業銀行の約1,000億円の協調融資により資金を確保し、東京ディズニーランドの建設工事に着手した。当時の日本のテーマパーク市場規模は約1,000億円とされ、市場規模と同額を単一施設に投じる異例の投資であった。
- 東京ディズニーランドを開業
約3年の建設期間を経て、1983年4月15日に東京ディズニーランドが開園した。初年度の入園者数は993万人で、年間目標の1,000万人にほぼ到達した。
- オリエンタルランドの経営が黒字化
開業から3年で経営が黒字化した。テーマパーク事業の収入に加え、埋立地の不動産分譲・賃貸収入との「合わせ技」で収益基盤を確立した。
- 第2次新規設備投資計画を決定
黒字化を受けて大型アトラクションへの再投資を決定。1987年にビッグサンダーマウンテン、1989年にスターツアーズ、1992年にスプラッシュマウンテンなど、大型アトラクションを次々と開業した。
- 年間入園者数1,500万人を突破
累計入園者数1億人にも到達。新規アトラクションの導入効果と、つくば万博(1985年)以降の首都圏レジャー需要の拡大が寄与した。
- スプラッシュマウンテン開業
「クリッターカントリー」テーマランドを新設。この年度の設備投資額は285億円に達した。
- 東京ディズニーシーの建設を決定1パーク1,746万人の"天井"を3,350億円で突破した第二パーク戦略
- 東証第一部に株式上場
東京ディズニーシーの建設資金調達を主目的に、東京証券取引所第一部に上場した。設立から36年にわたり非上場を維持してきたオリエンタルランドにとって、資本構造の転換点となった。
- 高橋政知が死去
オリエンタルランド元社長・元会長の高橋政知が死去(享年86歳)。漁業補償交渉、三井不動産の反対を退けてのディズニー誘致、TDL建設と開業まで、オリエンタルランドの創業期から成長期のすべてに関わった人物であった。
- 東京ディズニーシーを開業
第二パークとして東京ディズニーシーを開業。高橋政知の88回目の誕生日にあたる9月4日に開園した。「ホテルミラコスタ」「ディズニーリゾートライン」も同時に営業を開始し、東京ディズニーリゾートとしてのリゾート体制が本格的に始動した。
- 年間入園者数2,000万人を突破
- 東京ディズニーランドホテルを開業
パーク正面に位置するディズニーホテルを開業。既存のディズニーアンバサダーホテル、ホテルミラコスタに続く3棟目のディズニーホテルとなり、宿泊収容力が拡大した。
- 入園料の段階的な値上げを開始「入園者数の成長」から「1人あたり売上高の成長」への転換点
- 東日本大震災により約1ヶ月間の臨時休園
2011年3月11日の東日本大震災の影響により、東京ディズニーリゾートは約1ヶ月間の臨時休園を余儀なくされた。浦安市は液状化被害を受けたが、パーク内の被害は限定的であった。
- 年間入園者数3,000万人を突破
- ファンタジースプリングスへの3,200億円投資を決定3,200億円と50年の契約延長を一体で決めた超長期の投資設計
- 年間入園者数が過去最高の3,256万人を記録
- コロナ禍による臨時休園
新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年2月29日から東京ディズニーリゾートが臨時休園。7月1日に入園者数制限のもとで営業を再開した。同年9月には東京ディズニーランドの大規模開発エリア(「美女と野獣の城」等)が開業した。
- 最終赤字541億円に転落
コロナ禍による休園・入園制限の影響で、2021年3月期の売上高は1,706億円(前年比63%減)、最終赤字は541億円に転落した。1983年の開業以来、初めての通期赤字であった。
- 累計入園者数8億人に到達
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの2パーク合計の累計入園者数が8億人に到達した。1983年の開業から約39年での達成。
- ファンタジースプリングスが開業
東京ディズニーシーの8番目のテーマポート「ファンタジースプリングス」が開業した。総開発面積約14万㎡はTDS開業以来最大。『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』の世界を再現した4つのアトラクションとファンタジースプリングスホテルで構成される。
- 売上高・営業利益が過去最高を更新
2025年3月期の連結業績は売上高6,794億円、営業利益1,721億円でいずれも過去最高を更新した。ファンタジースプリングスの開業効果に加え、ゲスト1人あたり売上高の上昇が寄与した。