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沿革・歴史的証言 — 1998〜2025年の年表 経営判断・組織変化と当事者の証言

年度売上高純利益年月区分出来事歴史的意義
1998
1-12月
会社設立
サイバーエージェントを設立
「自社プロダクトなし」で起業した24歳の計算
サイバークリックの販売開始
売上10%ロイヤリティと5年独占契約の意味
FY99
1999/9
売上高
4.52億円
FY00
2000/9
売上高
32億円
東証マザーズに株式上場
評価額624億円→時価総額100億円の急転
渋谷マークシティに本社移転
FY01
2001/9
売上高
63億円
親会社株主に帰属する当期純利益
-20億円
株主対応
村上ファンドが株主提案
藤田34%・GMO21%・村上9%が示す支配権の危うさ
FY02
2002/9
売上高
108億円
親会社株主に帰属する当期純利益
-2億円
FY03
2003/9
売上高
162億円
親会社株主に帰属する当期純利益
-24億円
終身雇用宣言
年間200名採用・100名退職という消耗戦の終わらせ方
FY04
2004/9
売上高
267億円
当期純利益
40億円
組織再編
CAJJプログラムを導入
新規事業をJ1(中核)/J2(先行投資)/J3(新規)に階層化。粗利益と赤字下限の昇降格基準を四半期決算説明資料で社外開示。後の大量子会社経営の原型
黒字転換
サイバーエージェントは黒字確保のために、保有していた投資有価証券(ベンチャー投資先企業)の売却を開始。2004年度にトラフィックゲート、GOCOO、クレッシェンドの3社、2005年度にクレッシェンド、ジェット証券の2社の株式を売却し、合計48億円の売却益を計上した。
投資育成事業を開始
アメーバブログを開設
2004/9/16開設。山川健一・片岡義男・素樹文生・狗飼恭子等の著名作家を初期から囲い込み、コンテンツ確保で立ち上げ
FY05
2005/9
売上高
432億円
当期純利益
24億円
組織再編
アメーバ事業本部を新設
約60億円投資・未達なら退任という覚悟の設計
FY06
2006/9
売上高
601億円
親会社株主に帰属する当期純利益
43億円
エンジニア採用を開始
毎秒6000クエリを外注では捌けなかった現実
FY07
2007/9
売上高
760億円
親会社株主に帰属する当期純利益
20億円
FY08
2008/9
売上高
870億円
当期純利益
10億円
FY09
2009/9
売上高
938億円
当期純利益
12億円
組織再編
CAJJプログラムを5段階に拡張
J1-J3の3段階をJ1-J5の5段階へ。J1基準を営業利益1億円以上/Qに引き上げ、各事業の利益拡大を目指す
アメーバピグの提供を開始
FY10
2010/9
売上高
966億円
当期純利益
54億円
Ameba事業が黒字転換
FY11
2011/9
売上高
1,195億円
当期純利益
73億円
組織再編
スマホシフトを宣言
Cygames設立から純利益147億円までの4年間
FY12
2012/9
売上高
1,411億円
親会社株主に帰属する当期純利益
85億円
FY13
2013/9
売上高
1,624億円
親会社株主に帰属する当期純利益
105億円
事業売却
サイバーエージェントFXの株式売却
売上80億・営業利益32億の事業を210億円で手放す判断
スマホ向け大規模プロモーションを実施
FY14
2014/9
売上高
2,052億円
親会社株主に帰属する当期純利益
95億円
Ameba事業の構造改革を実施
収益性の低いサービスの中止を決定。Ameba事業の担当従業員数を1600名から800名へと半減。収益改善を目論む
FY15
2015/9
売上高
2,543億円
親会社株主に帰属する当期純利益
147億円
業務提携
AbemaTVを設立
10年投資宣言と1111億円債務超過の覚悟
FY16
2016/9
売上高
3,106億円
親会社株主に帰属する当期純利益
136億円
FY17
2017/9
売上高
3,713億円
親会社株主に帰属する当期純利益
40億円
FY18
2018/9
売上高
4,195億円
親会社株主に帰属する当期純利益
48億円
FY19
2019/9
売上高
4,536億円
親会社株主に帰属する当期純利益
16億円
セルビアに資本参加。Jリーグクラブ経営に参入
WinTicketを設立
Abema Towersに本社移転
FY20
2020/9
売上高
4,785億円
親会社株主に帰属する当期純利益
66億円
藤田社長の選任賛成比が低下
2019年12月の株主総会において、藤田社長の選任賛成比率が57.56%となり社長解任の危機に陥った。機関投資家がサイバーエージェントの社外取締役比率の低さを問題視し、議決権行使助言会社のISSが議案に反対したことが要因
FY21
2021/9
売上高
6,661億円
親会社株主に帰属する当期純利益
412億円
最高益を達成
連結決算において売上高6664億円・営業利益1043億円を達成。ゲーム事業のウマ娘のヒットにより大幅増益。一方、単体決算において、債務超過に陥っている子会社AbemaTVに対する貸付金に関して900億円の引当金を計上。このため単体ベースでサイバーエージェントは690億円の最終赤字に転落
FY22
2022/9
売上高
7,099億円
親会社株主に帰属する当期純利益
229億円
FIFAワールドカップの国内放映権を取得
ウマ娘のヒットを受けて、ワールドカップの放映権を取得。AbemaTVにおける投資のため、サイバーエージェントの負担金額は不明
FY23
2023/9
売上高
7,194億円
親会社株主に帰属する当期純利益
35億円
AbemaTVへの投資を継続
サクセッションプランを公表
藤田社長の候補候補について、社内から抜擢する方針を表明。取締役会を中心にサクセッションプランを始動した
企業買収を積極化
業績予想を下方修正
2023年7月にFY2023(9月期)の下方修正を発表。ウマ娘のヒットの反動により75%の経常利益の減益を予想
FY24
2024/9
売上高
8,012億円
親会社株主に帰属する当期純利益
159億円
FY25
2025/9
売上高
8,740億円
親会社株主に帰属する当期純利益
316億円
  1. 会社設立
    サイバーエージェントを設立
    「自社プロダクトなし」で起業した24歳の計算
  2. サイバークリックの販売開始
    売上10%ロイヤリティと5年独占契約の意味
  3. 東証マザーズに株式上場
    評価額624億円→時価総額100億円の急転
  4. 渋谷マークシティに本社移転
  5. 株主対応
    村上ファンドが株主提案
    藤田34%・GMO21%・村上9%が示す支配権の危うさ
  6. 終身雇用宣言
    年間200名採用・100名退職という消耗戦の終わらせ方
  7. 組織再編
    CAJJプログラムを導入

    新規事業をJ1(中核)/J2(先行投資)/J3(新規)に階層化。粗利益と赤字下限の昇降格基準を四半期決算説明資料で社外開示。後の大量子会社経営の原型

  8. 黒字転換

    サイバーエージェントは黒字確保のために、保有していた投資有価証券(ベンチャー投資先企業)の売却を開始。2004年度にトラフィックゲート、GOCOO、クレッシェンドの3社、2005年度にクレッシェンド、ジェット証券の2社の株式を売却し、合計48億円の売却益を計上した。

  9. 投資育成事業を開始
  10. アメーバブログを開設

    2004/9/16開設。山川健一・片岡義男・素樹文生・狗飼恭子等の著名作家を初期から囲い込み、コンテンツ確保で立ち上げ

  11. 組織再編
    アメーバ事業本部を新設
    約60億円投資・未達なら退任という覚悟の設計
  12. エンジニア採用を開始
    毎秒6000クエリを外注では捌けなかった現実
  13. 組織再編
    CAJJプログラムを5段階に拡張

    J1-J3の3段階をJ1-J5の5段階へ。J1基準を営業利益1億円以上/Qに引き上げ、各事業の利益拡大を目指す

  14. アメーバピグの提供を開始
  15. Ameba事業が黒字転換
  16. 組織再編
    スマホシフトを宣言
    Cygames設立から純利益147億円までの4年間
  17. 事業売却
    サイバーエージェントFXの株式売却
    売上80億・営業利益32億の事業を210億円で手放す判断
  18. スマホ向け大規模プロモーションを実施
  19. Ameba事業の構造改革を実施

    収益性の低いサービスの中止を決定。Ameba事業の担当従業員数を1600名から800名へと半減。収益改善を目論む

  20. 業務提携
    AbemaTVを設立
    10年投資宣言と1111億円債務超過の覚悟
  21. セルビアに資本参加。Jリーグクラブ経営に参入
  22. WinTicketを設立
  23. Abema Towersに本社移転
  24. 藤田社長の選任賛成比が低下

    2019年12月の株主総会において、藤田社長の選任賛成比率が57.56%となり社長解任の危機に陥った。機関投資家がサイバーエージェントの社外取締役比率の低さを問題視し、議決権行使助言会社のISSが議案に反対したことが要因

  25. 最高益を達成

    連結決算において売上高6664億円・営業利益1043億円を達成。ゲーム事業のウマ娘のヒットにより大幅増益。一方、単体決算において、債務超過に陥っている子会社AbemaTVに対する貸付金に関して900億円の引当金を計上。このため単体ベースでサイバーエージェントは690億円の最終赤字に転落

  26. FIFAワールドカップの国内放映権を取得

    ウマ娘のヒットを受けて、ワールドカップの放映権を取得。AbemaTVにおける投資のため、サイバーエージェントの負担金額は不明

  27. AbemaTVへの投資を継続
  28. サクセッションプランを公表

    藤田社長の候補候補について、社内から抜擢する方針を表明。取締役会を中心にサクセッションプランを始動した

  29. 企業買収を積極化
  30. 業績予想を下方修正

    2023年7月にFY2023(9月期)の下方修正を発表。ウマ娘のヒットの反動により75%の経常利益の減益を予想

参考文献・出所

有価証券報告書
賢者の選択 2018/2/8
4Q決算説明資料 2004/9
1Q決算説明資料 2009/9
ITmedia NEWS 2023/3/20
日本経済新聞 2025/11/16
東洋経済オンライン 2025/11/14
文春オンライン 2025/11