サイバーエージェントの沿革(1998〜2024年)
サイバーエージェントの創業から現在までの主要な出来事・経営判断・組織変化を年月順に一覧できる沿革(社史年表)ページです。 各年の売上高・純利益などの業績推移と、歴史的意義の解説をあわせて掲載しています。 社史・報道資料などの公開情報をもとに重要事項を判断の上、作成しています。
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1998 1-12月 | founding | サイバーエージェントを設立 | 「自社プロダクトなし」で起業した24歳の計算 | |||
サイバークリックの販売開始 | 売上10%ロイヤリティと5年独占契約の意味 | |||||
FY99 1999/9 | 売上高 4.52億円 | |||||
FY00 2000/9 | 売上高 32億円 | 東証マザーズに株式上場 | 評価額624億円→時価総額100億円の急転 | |||
渋谷マークシティに本社移転 | ||||||
FY01 2001/9 | 売上高 63.9億円 | 当期純利益 -20.7億円 | shareholder | 村上ファンドが株主提案 | 藤田34%・GMO21%・村上9%が示す支配権の危うさ | |
FY02 2002/9 | 売上高 108億円 | 当期純利益 -2.9億円 | ||||
FY03 2003/9 | 売上高 162億円 | 当期純利益 -24.1億円 | 終身雇用宣言 | 年間200名採用・100名退職という消耗戦の終わらせ方 | ||
FY04 2004/9 | 売上高 267億円 | 当期純利益 40.1億円 | 黒字転換 サイバーエージェントは黒字確保のために、保有していた投資有価証券(ベンチャー投資先企業)の売却を開始。2004年度にトラフィックゲート、GOCOO、クレッシェンドの3社、2005年度にクレッシェンド、ジェット証券の2社の株式を売却し、合計48億円の売却益を計上した。 | |||
投資育成事業を開始 | ||||||
FY05 2005/9 | 売上高 432億円 | 当期純利益 24.8億円 | restructuring | アメーバ事業本部を新設 | 約60億円投資・未達なら退任という覚悟の設計 | |
FY06 2006/9 | 売上高 601億円 | 当期純利益 43億円 | エンジニア採用を開始 | 毎秒6000クエリを外注では捌けなかった現実 | ||
FY07 2007/9 | 売上高 760億円 | 当期純利益 20.1億円 | ||||
FY08 2008/9 | 売上高 870億円 | 当期純利益 10.3億円 | ||||
FY09 2009/9 | 売上高 938億円 | 当期純利益 12.6億円 | アメーバピグの提供を開始 | |||
FY10 2010/9 | 売上高 966億円 | 当期純利益 54.9億円 | Ameba事業が黒字転換 | |||
FY11 2011/9 | 売上高 1,195億円 | 当期純利益 73.2億円 | restructuring | スマホシフトを宣言 | Cygames設立から純利益147億円までの4年間 | |
FY12 2012/9 | 売上高 1,411億円 | 当期純利益 85.2億円 | ||||
FY13 2013/9 | 売上高 1,624億円 | 当期純利益 105.7億円 | divestiture | サイバーエージェントFXの株式売却 | 売上80億・営業利益32億の事業を210億円で手放す判断 | |
スマホ向け大規模プロモーションを実施 | ||||||
FY14 2014/9 | 売上高 2,052億円 | 当期純利益 95.5億円 | Ameba事業の構造改革を実施 収益性の低いサービスの中止を決定。Ameba事業の担当従業員数を1600名から800名へと半減。収益改善を目論む | |||
FY15 2015/9 | 売上高 2,543億円 | 当期純利益 147.9億円 | alliance | AbemaTVを設立 | 10年投資宣言と1111億円債務超過の覚悟 | |
FY16 2016/9 | 売上高 3,106億円 | 当期純利益 136.1億円 | ||||
FY17 2017/9 | 売上高 3,713億円 | 当期純利益 40.2億円 | ||||
FY18 2018/9 | 売上高 4,195億円 | 当期純利益 48.4億円 | ||||
FY19 2019/9 | 売上高 4,536億円 | 当期純利益 16.9億円 | セルビアに資本参加。Jリーグクラブ経営に参入 | |||
WinTicketを設立 | ||||||
Abema Towersに本社移転 | ||||||
FY20 2020/9 | 売上高 4,785億円 | 当期純利益 66億円 | 藤田社長の選任賛成比が低下 2019年12月の株主総会において、藤田社長の選任賛成比率が57.56%となり社長解任の危機に陥った。機関投資家がサイバーエージェントの社外取締役比率の低さを問題視し、議決権行使助言会社のISSが議案に反対したことが要因 | |||
FY21 2021/9 | 売上高 6,664億円 | 当期純利益 415.5億円 | 最高益を達成 連結決算において売上高6664億円・営業利益1043億円を達成。ゲーム事業のウマ娘のヒットにより大幅増益。
一方、単体決算において、債務超過に陥っている子会社AbemaTVに対する貸付金に関して900億円の引当金を計上。このため単体ベースでサイバーエージェントは690億円の最終赤字に転落 | |||
FY22 2022/9 | 売上高 7,105億円 | 当期純利益 242.2億円 | FIFAワールドカップの国内放映権を取得 ウマ娘のヒットを受けて、ワールドカップの放映権を取得。AbemaTVにおける投資のため、サイバーエージェントの負担金額は不明 | |||
FY23 2023/9 | 売上高 7,202億円 | 当期純利益 53.3億円 | AbemaTVへの投資を継続 | |||
サクセッションプランを公表 藤田社長の候補候補について、社内から抜擢する方針を表明。取締役会を中心にサクセッションプランを始動した | ||||||
企業買収を積極化 | ||||||
業績予想を下方修正 2023年7月にFY2023(9月期)の下方修正を発表。ウマ娘のヒットの反動により75%の経常利益の減益を予想 | ||||||
FY24 2024/9 | 売上高 8,029億円 | 当期純利益 162.4億円 |
- サイバーエージェントを設立「自社プロダクトなし」で起業した24歳の計算
- サイバークリックの販売開始売上10%ロイヤリティと5年独占契約の意味
- 東証マザーズに株式上場評価額624億円→時価総額100億円の急転
- 渋谷マークシティに本社移転
- 村上ファンドが株主提案藤田34%・GMO21%・村上9%が示す支配権の危うさ
- 終身雇用宣言年間200名採用・100名退職という消耗戦の終わらせ方
- 黒字転換
サイバーエージェントは黒字確保のために、保有していた投資有価証券(ベンチャー投資先企業)の売却を開始。2004年度にトラフィックゲート、GOCOO、クレッシェンドの3社、2005年度にクレッシェンド、ジェット証券の2社の株式を売却し、合計48億円の売却益を計上した。
- 投資育成事業を開始
- アメーバ事業本部を新設約60億円投資・未達なら退任という覚悟の設計
- エンジニア採用を開始毎秒6000クエリを外注では捌けなかった現実
- アメーバピグの提供を開始
- Ameba事業が黒字転換
- スマホシフトを宣言Cygames設立から純利益147億円までの4年間
- サイバーエージェントFXの株式売却売上80億・営業利益32億の事業を210億円で手放す判断
- スマホ向け大規模プロモーションを実施
- Ameba事業の構造改革を実施
収益性の低いサービスの中止を決定。Ameba事業の担当従業員数を1600名から800名へと半減。収益改善を目論む
- AbemaTVを設立10年投資宣言と1111億円債務超過の覚悟
- セルビアに資本参加。Jリーグクラブ経営に参入
- WinTicketを設立
- Abema Towersに本社移転
- 藤田社長の選任賛成比が低下
2019年12月の株主総会において、藤田社長の選任賛成比率が57.56%となり社長解任の危機に陥った。機関投資家がサイバーエージェントの社外取締役比率の低さを問題視し、議決権行使助言会社のISSが議案に反対したことが要因
- 最高益を達成
連結決算において売上高6664億円・営業利益1043億円を達成。ゲーム事業のウマ娘のヒットにより大幅増益。 一方、単体決算において、債務超過に陥っている子会社AbemaTVに対する貸付金に関して900億円の引当金を計上。このため単体ベースでサイバーエージェントは690億円の最終赤字に転落
- FIFAワールドカップの国内放映権を取得
ウマ娘のヒットを受けて、ワールドカップの放映権を取得。AbemaTVにおける投資のため、サイバーエージェントの負担金額は不明
- AbemaTVへの投資を継続
- サクセッションプランを公表
藤田社長の候補候補について、社内から抜擢する方針を表明。取締役会を中心にサクセッションプランを始動した
- 企業買収を積極化
- 業績予想を下方修正
2023年7月にFY2023(9月期)の下方修正を発表。ウマ娘のヒットの反動により75%の経常利益の減益を予想
参考文献・出所
有価証券報告書
藤田晋インタビュー
サクセッションプラン公表