沿革・歴史的証言 — 2004〜2020年の年表 経営判断・組織変化と当事者の証言
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
FY04 2004/3 | 会社設立 | 金融庁より保険持株会社・銀行持株会社の設立認可を取得 ソニー株式会社が保険業法に基づく保険持株会社の設立認可および銀行法に基づく銀行持株会社の設立認可を金融庁から取得 | ソニーフィナンシャルホールディングスの設立前提となる監督官庁の正式承認。金融コングロマリット形成の法的起点 | |||
FY05 2005/3 | 会社設立 | ソニー株式会社からの会社分割により当社を設立 ソニー生命保険株式会社、ソニー損害保険株式会社、ソニー銀行株式会社を傘下に置く持株会社として設立 | ソニーの金融事業を束ねる持株会社の誕生。生命保険・損害保険・銀行の3事業を一体的に運営する金融グループの起点 | |||
FY08 2008/3 | 売上高 8,222億円 | 当期純利益 243億円 | 会社設立新規事業 | ソニー銀行株式会社が子会社「ソニーバンク証券株式会社」を設立 2012年8月に全株式を譲渡 | 銀行グループ内での証券業参入。銀証連携によるリテール金融サービス拡充を試みた取り組み | |
合弁設立 | ソニー生命保険株式会社がエイゴン・グループとの折半出資により「ソニーライフ・エイゴン・プランニング株式会社」を設立 2009年8月に生命保険業免許を取得し「ソニーライフ・エイゴン生命保険株式会社」に商号変更 | 欧州系大手保険グループとの合弁による新たな生命保険会社の設立。ソニー生命のビジネスモデルとは異なるチャネル・商品ラインでの補完を狙った試み | ||||
株式上場 | 東京証券取引所市場第一部に株式を上場 | 資本市場へのアクセスを確立。上場により経営の透明性を高めるとともに成長資金の調達基盤を整備 | ||||
FY09 2009/3 | 売上高 8,603億円 | 当期純利益 307億円 | ||||
FY10 2010/3 | 売上高 9,790億円 | 当期純利益 481億円 | 合弁設立 | ソニー生命保険株式会社がエイゴン・グループとの折半出資により再保険会社「SA Reinsurance Ltd.」を設立 | リスク分散を目的とした再保険会社の設立。ソニーライフ・エイゴン生命保険の引受リスクを管理する仕組みを整備 | |
FY11 2011/3 | 売上高 10,022億円 | 当期純利益 417億円 | ||||
FY12 2012/3 | 売上高 10,781億円 | 当期純利益 328億円 | 企業買収新規事業 | ソニー銀行株式会社が株式会社スマートリンクネットワークの株式を取得 2015年4月に「ソニーペイメントサービス株式会社」に商号変更 | 銀行グループによる決済サービス会社の取り込み。フィンテック領域への展開を見据えた布石 | |
FY13 2013/3 | 売上高 12,590億円 | 当期純利益 451億円 | 事業売却海外撤退 | ソニー生命保険株式会社が子会社Sony Life Insurance (Philippines) Corporationの全株式を譲渡 | フィリピンの生命保険子会社から撤退。海外生命保険事業の選択と集中を図る方針転換 | |
FY14 2014/3 | 親会社株主に帰属する当期純利益 405億円 | 企業買収新規事業 | 介護付有料老人ホームを運営するシニア・エンタープライズ株式会社の全株式を取得 2014年4月よりソニー・ライフケア株式会社の傘下に置く。同年10月「ライフケアデザイン株式会社」に商号変更 | 金融グループとして介護・シニア事業へ進出。保険+介護の組み合わせによる顧客の生涯価値最大化を志向 | ||
FY15 2015/3 | 親会社株主に帰属する当期純利益 544億円 | 会社設立組織再編 | 会社分割により介護事業を統括する持株会社「ソニー・ライフケア株式会社」を設立 | 介護事業を独立した持株会社体制で管理する組織整備。グループ内での事業ポートフォリオの明確化 | ||
FY16 2016/3 | 親会社株主に帰属する当期純利益 434億円 | 企業買収新規事業 | ソニー・ライフケア株式会社が株式会社ゆうあいホールディングスの株式を取得 2017年8月にゆうあいホールディングスグループは会社統合を行い「プラウドライフ株式会社」に商号変更 | 介護事業の規模拡大。シニア向け施設の運営基盤を拡充 | ||
FY17 2017/3 | 売上高 13,817億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 416億円 | ||||
FY18 2018/3 | 売上高 15,036億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 519億円 | ||||
FY19 2019/3 | 売上高 16,292億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 621億円 | 会社設立新規事業 | 投資子会社「ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社」を設立 | 金融グループとしてベンチャー投資機能を内製化。フィンテック・インシュアテック領域のスタートアップへの戦略投資を担う専門組織 | |
合弁設立 | ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社がグローバル・ブレイン株式会社との共同出資により「SFV・GB投資事業有限責任組合」を設立 | 外部VCとの連携によるベンチャー投資ファンドの組成。投資リソースと情報源を外部と共有する体制を構築 | ||||
FY20 2020/3 | 売上高 17,814億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 744億円 | 組織再編 | ソニー生命保険株式会社がソニーライフ・エイゴン生命保険株式会社およびSA Reinsurance Ltd.を完全子会社化 ソニーライフ・エイゴン生命保険株式会社は2020年4月「ソニーライフ・ウィズ生命保険株式会社」に商号変更 | 合弁解消によるグループ再編。エイゴンとのアライアンスを終了し生命保険事業を完全自己管理体制へ移行。グループ内のガバナンス強化 |
- 金融庁より保険持株会社・銀行持株会社の設立認可を取得
ソニー株式会社が保険業法に基づく保険持株会社の設立認可および銀行法に基づく銀行持株会社の設立認可を金融庁から取得
ソニーフィナンシャルホールディングスの設立前提となる監督官庁の正式承認。金融コングロマリット形成の法的起点 - ソニー株式会社からの会社分割により当社を設立
ソニー生命保険株式会社、ソニー損害保険株式会社、ソニー銀行株式会社を傘下に置く持株会社として設立
ソニーの金融事業を束ねる持株会社の誕生。生命保険・損害保険・銀行の3事業を一体的に運営する金融グループの起点 - ソニー銀行株式会社が子会社「ソニーバンク証券株式会社」を設立
2012年8月に全株式を譲渡
銀行グループ内での証券業参入。銀証連携によるリテール金融サービス拡充を試みた取り組み - ソニー生命保険株式会社がエイゴン・グループとの折半出資により「ソニーライフ・エイゴン・プランニング株式会社」を設立
2009年8月に生命保険業免許を取得し「ソニーライフ・エイゴン生命保険株式会社」に商号変更
欧州系大手保険グループとの合弁による新たな生命保険会社の設立。ソニー生命のビジネスモデルとは異なるチャネル・商品ラインでの補完を狙った試み - 東京証券取引所市場第一部に株式を上場資本市場へのアクセスを確立。上場により経営の透明性を高めるとともに成長資金の調達基盤を整備
- ソニー生命保険株式会社がエイゴン・グループとの折半出資により再保険会社「SA Reinsurance Ltd.」を設立リスク分散を目的とした再保険会社の設立。ソニーライフ・エイゴン生命保険の引受リスクを管理する仕組みを整備
- ソニー銀行株式会社が株式会社スマートリンクネットワークの株式を取得
2015年4月に「ソニーペイメントサービス株式会社」に商号変更
銀行グループによる決済サービス会社の取り込み。フィンテック領域への展開を見据えた布石 - ソニー生命保険株式会社が子会社Sony Life Insurance (Philippines) Corporationの全株式を譲渡フィリピンの生命保険子会社から撤退。海外生命保険事業の選択と集中を図る方針転換
- 介護付有料老人ホームを運営するシニア・エンタープライズ株式会社の全株式を取得
2014年4月よりソニー・ライフケア株式会社の傘下に置く。同年10月「ライフケアデザイン株式会社」に商号変更
金融グループとして介護・シニア事業へ進出。保険+介護の組み合わせによる顧客の生涯価値最大化を志向 - 会社分割により介護事業を統括する持株会社「ソニー・ライフケア株式会社」を設立介護事業を独立した持株会社体制で管理する組織整備。グループ内での事業ポートフォリオの明確化
- ソニー・ライフケア株式会社が株式会社ゆうあいホールディングスの株式を取得
2017年8月にゆうあいホールディングスグループは会社統合を行い「プラウドライフ株式会社」に商号変更
介護事業の規模拡大。シニア向け施設の運営基盤を拡充 - 投資子会社「ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社」を設立金融グループとしてベンチャー投資機能を内製化。フィンテック・インシュアテック領域のスタートアップへの戦略投資を担う専門組織
- ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社がグローバル・ブレイン株式会社との共同出資により「SFV・GB投資事業有限責任組合」を設立外部VCとの連携によるベンチャー投資ファンドの組成。投資リソースと情報源を外部と共有する体制を構築
- ソニー生命保険株式会社がソニーライフ・エイゴン生命保険株式会社およびSA Reinsurance Ltd.を完全子会社化
ソニーライフ・エイゴン生命保険株式会社は2020年4月「ソニーライフ・ウィズ生命保険株式会社」に商号変更
合弁解消によるグループ再編。エイゴンとのアライアンスを終了し生命保険事業を完全自己管理体制へ移行。グループ内のガバナンス強化
参考文献・出所
有価証券報告書
ソニー生命保険 沿革
ソニー損害保険 会社概要
ソニー銀行 沿革ページ
日本経済新聞 2007/10/11
日本経済新聞 2020/5/19
日本経済新聞 2025/9/29
有価証券報告書 FY07・FY08・FY10
ソニーフィナンシャルグループ 公式IR FY09〜FY11 経営方針説明会
経営方針説明会 2009/6/4
経営方針説明会 2010/6/4
経営方針説明会 2011/6/4
経営方針説明会QA 2008/5/26
Bloomberg 2007/10/11
SBビジネス+IT 2017/4/20
経営塾 2008年9月
有価証券報告書 FY16〜FY19
ソニーフィナンシャルグループ 公式IR FY15〜FY19 経営方針説明会
経営方針説明会QA 2018/5/31
日本経済新聞 2016/3/28
日刊工業新聞 2016/3/30
日本経済新聞 2020/7/14
日本経済新聞 2020/4/30
時事ドットコム 2020/4/30
有価証券報告書 FY24
ソニーフィナンシャルグループ 公式IR FY25〜FY26 経営方針説明会
FY25 通期決算説明会
FY26 IR説明会
日本経済新聞 2023/4/25
東洋経済オンライン 2023/5
ダイヤモンドオンライン 2023/6
note(甲斐真樹)2024/2/15
NewsPicks/NO RULES 2025/9