住友化学の沿革・歴史的証言

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1913年〜2025

住友化学の1913年〜2025年の主要な出来事・経営判断・組織変化を年月順に並べた沿革(社史年表)と、経営者・当事者の歴史的証言

年度売上高純利益年月区分出来事歴史的意義
1913
1-12月
会社設立
新居浜に住友総本店肥料製造所を開設
別子銅山製錬所の煙害(亜硫酸ガス)対策として、回収硫酸から肥料を製造する目的で設立
住友化学の源流。煙害対策を新事業として収益化した日本的多角化の典型
1915
1-12月
過燐酸石灰の出荷を開始し営業開始
住友グループ肥料事業の本格スタート
1925
1-12月
組織再編
株式会社住友肥料製造所として独立新発足
本店から分離し独立法人化(現在の愛媛工場)
住友化学の正式な会社設立年。創業から12年を経て独立企業へ
1928
1-12月
経営計画
米ナイトロジェン・エンジニアリング社からアンモニア合成法特許を導入
1931年4月から生産開始
肥料製造から本格的な化学工業への転換点。アンモニア基盤の総合化学化
1934
1-12月
組織再編
商号を住友化学工業株式会社に改称
アンモニアを根幹とした化学工業への進出を社名で明確化
肥料会社から化学会社へのアイデンティティ転換
1944
1-12月
組織再編
日本染料製造株式会社を合併
染料・医薬品部門に進出(現在の大阪・大分工場、2023年3月に染料事業から撤退)
総合化学会社化の起点。有機化学・医薬の基盤を獲得
1946
1-12月
組織再編
日新化学工業株式会社に商号変更
戦後の財閥解体期における住友色の払拭
GHQによる財閥解体への対応
FY50
1950/3
株式上場
東京・大阪両証券取引所に株式上場
戦後復興期における株式市場への登場
組織再編
旧住友アルミニウム製錬から全設備を譲り受けアルミ一貫生産開始
アルミナからアルミニウムまでの一貫生産体制を整備
アルミ事業を本体に統合。総合化学+軽金属の体制に
FY53
1953/3
組織再編
住友化学工業株式会社に商号復帰
講和条約発効に伴う住友名復活
住友グループ各社の名称復帰の流れの一環
FY59
1959/3
愛媛工場でエチレン及び誘導品の生産を開始
他社に先駆けて低密度ポリエチレンを生産。英ICI社の高圧法を導入し日本初の設備設置
日本石油化学工業の先駆。総合化学から石油化学への進出
FY63
1963/3
研究開発
伊モンテカチーニ社からポリプロピレン技術を導入
欧州系石化技術導入の積極姿勢
FY66
1966/3
設備投資
中央研究所(高槻)を設置
2003年3月閉鎖
研究開発体制の整備
住友千葉化学工業株式会社を設立
千葉県市原市に石油化学コンビナートを整備(1975年1月合併、現在の千葉工場)
千葉コンビナート時代の幕開け。後の主力工場となる
FY69
1969/3
低毒性有機リン剤スミチオンを大分工場で大型生産開始
合成クレゾール原料も同時建設
農薬事業の世界的基盤を確立。ピレスロイド系殺虫剤と並ぶ柱に
FY72
1972/3
設備投資
宝塚総合研究所を設置
医薬品・農薬部門の研究体制強化(現在のアグロ&ライフソリューション研究所)
FY75
1975/3
売上高
4,712億円
当期純利益
33億円
FY76
1976/3
売上高
5,561億円
当期純利益
35億円
FY77
1977/3
売上高
4,473億円
当期純利益
13億円
住友アルミニウム製錬株式会社を設立
アルミニウム事業を分離(1986年12月解散)
石油危機による電力コスト上昇でアルミ製錬が成立しなくなる前兆。後に1981年事業撤退・1986年解散
FY78
1978/3
売上高
4,349億円
当期純利益
38億円
設備投資
三沢工場の操業開始
ピレスロイド系家庭用殺虫剤の生産体制を強化
FY79
1979/3
売上高
5,506億円
当期純利益
112億円
FY80
1980/3
売上高
6,738億円
当期純利益
95億円
FY81
1981/3
売上高
6,407億円
当期純利益
23億円
FY82
1982/3
売上高
6,322億円
当期純利益
-72億円
設備投資
インドネシア・アサハン・アルミニウム操業開始
当社が中心となり進めた日本-インドネシア経済協力事業(2013年12月にインドネシア政府へ株式譲渡)
ナショナルプロジェクト主導。海外資源確保型アルミ製錬への賭け
FY83
1983/3
売上高
6,588億円
当期純利益
40億円
組織再編
愛媛工場のエチレンプラント等を休止し千葉工場へ生産集中
二度の石油危機後の構造調整。国内石化を効率拠点に集約する典型例
FY84
1984/3
売上高
7,038億円
当期純利益
142億円
事業売却
住友製薬株式会社を稲畑産業との間で設立
医薬品事業を独立した専業体制で運営(1984年10月に医薬品事業を譲渡、営業開始)
医薬品の独立経営化。後の大日本住友製薬→住友ファーマへの起点
設備投資
シンガポール石油化学コンビナート操業開始
当社が中心となり進めた日本-シンガポール経済協力事業(現在のPCS等)
アサハンと並ぶナショナルプロジェクトの中核。サウジ・ラービグへ繋がる海外石化拠点戦略の出発点
FY89
1989/3
企業買収
米シェブロン・ケミカル社とベーラントU.S.A.コーポレーションを設立
米国での農薬開発・販売目的(1991年9月に100%子会社化)
北米農薬事業の足がかり。その後の南米展開へ繋がる
設備投資
生物環境科学研究所を設置
農薬等の安全性評価研究の体制強化
設備投資
筑波研究所を設置
新素材の研究体制を強化(現在の先端材料開発研究所)
エレクトロニクス・新素材分野へのR&D投資を本格化
FY92
1992/3
売上高
10,182億円
当期純利益
163億円
FY93
1993/3
売上高
9,365億円
当期純利益
127億円
FY94
1994/3
売上高
9,784億円
当期純利益
88億円
FY95
1995/3
売上高
2,319億円
当期純利益
-8億円
組織再編
基礎化学・石油化学・精密化学・農業化学の4事業部門制に再編
生産・販売・研究を一元化
事業部門制経営の確立
FY96
1996/3
売上高
9,519億円
当期純利益
185億円
FY97
1997/3
売上高
10,115億円
当期純利益
212億円
FY98
1998/3
売上高
10,203億円
当期純利益
221億円
FY99
1999/3
売上高
9,276億円
当期純利益
201億円
設備投資
シンガポールでアクリル酸・MMAプロジェクト操業開始
スミトモケミカルアジア
シンガポール拠点の高付加価値化
FY00
2000/3
売上高
9,503億円
当期純利益
184億円
企業買収
米アボットラボラトリーズから生物農薬関連事業を買収
ベーラントバイオサイエンスを設立
バイオラショナル農薬の基盤獲得。後のリジェネラティブ農業戦略へ繋がる
FY01
2001/3
売上高
10,409億円
親会社株主に帰属する当期純利益
340億円
FY02
2002/3
売上高
10,183億円
親会社株主に帰属する当期純利益
302億円
企業買収
仏アベンティス(現サノフィ)から家庭用殺虫剤関連事業を買収
ピレスロイド事業の世界シェア更なる拡大
組織再編
情報電子化学部門を新設
情報電子関連事業を一層強化・育成
ディスプレイ・半導体材料事業の組織化。総合化学から先端材料企業への布石
FY03
2003/3
売上高
11,111億円
親会社株主に帰属する当期純利益
311億円
企業買収
住化武田農薬が武田薬品工業から農薬関連事業を譲り受け営業開始
国内農薬事業の再編
設備投資
韓国の東友STIで液晶ディスプレイ用カラーフィルター大型生産設備が操業開始
現在の東友ファインケム
韓国ディスプレイ材料拠点の本格稼働。後にディスプレイ事業の中核に
FY04
2004/3
売上高
11,584億円
親会社株主に帰属する当期純利益
343億円
FY05
2005/3
売上高
12,963億円
親会社株主に帰属する当期純利益
644億円
組織再編
商号を住友化学株式会社に変更、本店を東京都中央区新川に移転
東京シフトと社名の現代化
FY06
2006/3
売上高
15,566億円
当期純利益
906億円
組織再編
住友製薬と大日本製薬が合併し大日本住友製薬発足
現在の住友ファーマ
医薬事業の規模拡大。後にラツーダで世界進出する基盤となる
FY07
2007/3
売上高
17,900億円
親会社株主に帰属する当期純利益
938億円
社長交代
米倉弘昌が代表取締役社長を継続
FY05-07社長
FY08
2008/3
売上高
18,965億円
当期純利益
630億円
組織再編
住化武田農薬を吸収合併
国内農薬事業の完全統合
FY09
2009/3
売上高
17,882億円
親会社株主に帰属する当期純利益
-591億円
社長交代
廣瀨博が代表取締役社長に就任
FY08-09社長(米倉弘昌から交代)
リーマン・ショック直前の社長交代
初の連結純損失を計上
リーマン・ショックによる需要急減と原料価格急変動
住友化学初の最終赤字。総合化学のシクリカル性が露呈
FY10
2010/3
売上高
16,209億円
当期純利益
147億円
設備投資
サウジ・ラービグ石油精製・石油化学統合コンプレックスの基幹エタンクラッカーが操業開始
サウジ・アラムコと共同で建設
シンガポールに次ぐ海外石化大型プロジェクト。後にPRCとして長期に経営の重荷となる
企業買収
大日本住友製薬が米セプラコール(現スミトモファーマアメリカ)を買収
北米医薬市場参入。ラツーダの世界販売基盤を獲得
FY11
2011/3
売上高
19,824億円
親会社株主に帰属する当期純利益
244億円
社長交代
十倉雅和が代表取締役社長に就任
FY10-17社長(廣瀨博から交代)
リーマン後の再建を担う
FY12
2012/3
売上高
19,478億円
親会社株主に帰属する当期純利益
55億円
組織再編
精密化学部門を廃止・再編、農業化学部門を健康・農業関連事業部門に改称
FY13
2013/3
売上高
19,524億円
親会社株主に帰属する当期純利益
-510億円
連結純損失を計上
欧州景気低迷とラービグ不振
リーマン以来2度目の最終赤字。海外石化拠点の難しさが顕在化
FY14
2014/3
売上高
22,437億円
親会社株主に帰属する当期純利益
369億円
FY15
2015/3
売上高
23,766億円
親会社株主に帰属する当期純利益
521億円
FY16
2016/3
売上高
21,017億円
親会社株主に帰属する当期純利益
814億円
組織再編
基礎化学・石油化学を再編し、石油化学部門とエネルギー・機能材料部門に改組
二次電池材料・機能材料への注力を組織で表明
FY17
2017/3
売上高
19,542億円
親会社株主に帰属する当期純利益
854億円
FY18
2018/3
売上高
22,169億円
親会社株主に帰属する当期純利益
1,260億円
設備投資
バイオサイエンス研究所を設置
大日本住友製薬のゲノム科学研究機能を移管
FY19
2019/3
売上高
23,185億円
親会社株主に帰属する当期純利益
1,179億円
社長交代
岩田圭一が代表取締役社長に就任
FY18-23社長(十倉雅和から交代)
ラツーダクリフ前夜の社長交代
FY20
2020/3
売上高
22,258億円
親会社株主に帰属する当期純利益
309億円
企業買収
大日本住友製薬が欧州ロイバント社と戦略的提携
ラツーダ後継パイプライン獲得を狙った大型提携。後に減損リスクの源泉に
FY21
2021/3
売上高
22,869億円
親会社株主に帰属する当期純利益
460億円
企業買収
豪州ニューファーム社の南米グループ会社4社を買収
南米農薬事業の本格化
南米農薬事業の中核獲得。後のインディフリン展開の地域基盤
FY22
2022/3
売上高
27,653億円
親会社株主に帰属する当期純利益
1,621億円
組織再編
東京本社を中央区日本橋へ移転
FY23
2023/3
売上高
28,952億円
親会社株主に帰属する当期純利益
69億円
組織再編
石油化学部門をエッセンシャルケミカルズ部門に改称、東証プライム市場へ移行
大日本住友製薬は住友ファーマに商号変更
新市場区分への移行と石化事業の位置づけ転換
組織再編
株式会社サイオクスを吸収合併し茨城工場を設置
営業赤字に転落
医薬品(ラツーダクリフ)減損損失と石化交易条件悪化
住友化学初のIFRS営業赤字。ラツーダクリフが直撃
FY24
2024/3
売上高
24,468億円
親会社株主に帰属する当期純利益
-3,118億円
経営計画
2022年度決算と中計修正を発表
FY24目標をコア営業利益3,000→2,000億円に下方修正
『新生スペシャリティケミカル企業』ビジョンを掲げるも当初中計の達成断念
経営計画
短期集中業績改善策と聖域なき抜本的構造改革を発表
2年でキャッシュ創出5,000億円・収益貢献500億円目標。約30件のビジネスユニット再構築
住友化学史上最大級の構造改革宣言。京葉エチレンの企業連携検討を開始
巨額の最終赤字を計上
ラービグ関連処理・ラツーダクリフ・石化低迷が重なり戦後最大の赤字
住友化学の歴史で最大の最終赤字。ラービグ・住友ファーマの構造問題が一挙に表面化
FY25
2025/3
売上高
26,062億円
親会社株主に帰属する当期純利益
385億円
社長交代
水戸信彰が代表取締役社長に就任
FY24社長(岩田圭一から交代)
巨額赤字直後の社長交代。再建を引き継ぐ
経営計画
ペトロ・ラービグ社の財務改善プランを発表
債権放棄を含む抜本対応
30年来のサウジ石化プロジェクトの巨額損失処理。海外石化戦略の事実上の終止符
組織再編
4部門制(アグロ&ライフ、ICT&モビリティ、アドバンストメディカル、エッセンシャル&グリーン)へ大規模改組
エッセンシャルケミカルズ・エネルギー機能材料・情電・健農・医薬品の5部門を再編
『新生スペシャリティケミカル企業』の組織化。20年続いた事業部門体系を刷新
経営計画
丸善石油化学と京葉エチレン運営最適化で合意
国内石化共同運営の具体化
国内石化事業の連携時代の到来
企業買収
再生・細胞医薬の株式会社RACTHERA(住友ファーマ100%子会社)に出資
次世代医薬の柱として再生・細胞医薬を育成
組織再編
監査等委員会設置会社へ移行
ガバナンス体制の刷新
  1. 会社設立
    新居浜に住友総本店肥料製造所を開設

    別子銅山製錬所の煙害(亜硫酸ガス)対策として、回収硫酸から肥料を製造する目的で設立

    住友化学の源流。煙害対策を新事業として収益化した日本的多角化の典型
  2. 過燐酸石灰の出荷を開始し営業開始
    住友グループ肥料事業の本格スタート
  3. 組織再編
    株式会社住友肥料製造所として独立新発足

    本店から分離し独立法人化(現在の愛媛工場)

    住友化学の正式な会社設立年。創業から12年を経て独立企業へ
  4. 経営計画
    米ナイトロジェン・エンジニアリング社からアンモニア合成法特許を導入

    1931年4月から生産開始

    肥料製造から本格的な化学工業への転換点。アンモニア基盤の総合化学化
  5. 組織再編
    商号を住友化学工業株式会社に改称

    アンモニアを根幹とした化学工業への進出を社名で明確化

    肥料会社から化学会社へのアイデンティティ転換
  6. 組織再編
    日本染料製造株式会社を合併

    染料・医薬品部門に進出(現在の大阪・大分工場、2023年3月に染料事業から撤退)

    総合化学会社化の起点。有機化学・医薬の基盤を獲得
  7. 組織再編
    日新化学工業株式会社に商号変更

    戦後の財閥解体期における住友色の払拭

    GHQによる財閥解体への対応
  8. 株式上場
    東京・大阪両証券取引所に株式上場
    戦後復興期における株式市場への登場
  9. 組織再編
    旧住友アルミニウム製錬から全設備を譲り受けアルミ一貫生産開始

    アルミナからアルミニウムまでの一貫生産体制を整備

    アルミ事業を本体に統合。総合化学+軽金属の体制に
  10. 組織再編
    住友化学工業株式会社に商号復帰

    講和条約発効に伴う住友名復活

    住友グループ各社の名称復帰の流れの一環
  11. 愛媛工場でエチレン及び誘導品の生産を開始

    他社に先駆けて低密度ポリエチレンを生産。英ICI社の高圧法を導入し日本初の設備設置

    日本石油化学工業の先駆。総合化学から石油化学への進出
  12. 研究開発
    伊モンテカチーニ社からポリプロピレン技術を導入
    欧州系石化技術導入の積極姿勢
  13. 設備投資
    中央研究所(高槻)を設置

    2003年3月閉鎖

    研究開発体制の整備
  14. 住友千葉化学工業株式会社を設立

    千葉県市原市に石油化学コンビナートを整備(1975年1月合併、現在の千葉工場)

    千葉コンビナート時代の幕開け。後の主力工場となる
  15. 低毒性有機リン剤スミチオンを大分工場で大型生産開始

    合成クレゾール原料も同時建設

    農薬事業の世界的基盤を確立。ピレスロイド系殺虫剤と並ぶ柱に
  16. 設備投資
    宝塚総合研究所を設置

    医薬品・農薬部門の研究体制強化(現在のアグロ&ライフソリューション研究所)

  17. 住友アルミニウム製錬株式会社を設立

    アルミニウム事業を分離(1986年12月解散)

    石油危機による電力コスト上昇でアルミ製錬が成立しなくなる前兆。後に1981年事業撤退・1986年解散
  18. 設備投資
    三沢工場の操業開始

    ピレスロイド系家庭用殺虫剤の生産体制を強化

  19. 設備投資
    インドネシア・アサハン・アルミニウム操業開始

    当社が中心となり進めた日本-インドネシア経済協力事業(2013年12月にインドネシア政府へ株式譲渡)

    ナショナルプロジェクト主導。海外資源確保型アルミ製錬への賭け
  20. 組織再編
    愛媛工場のエチレンプラント等を休止し千葉工場へ生産集中
    二度の石油危機後の構造調整。国内石化を効率拠点に集約する典型例
  21. 事業売却
    住友製薬株式会社を稲畑産業との間で設立

    医薬品事業を独立した専業体制で運営(1984年10月に医薬品事業を譲渡、営業開始)

    医薬品の独立経営化。後の大日本住友製薬→住友ファーマへの起点
  22. 設備投資
    シンガポール石油化学コンビナート操業開始

    当社が中心となり進めた日本-シンガポール経済協力事業(現在のPCS等)

    アサハンと並ぶナショナルプロジェクトの中核。サウジ・ラービグへ繋がる海外石化拠点戦略の出発点
  23. 企業買収
    米シェブロン・ケミカル社とベーラントU.S.A.コーポレーションを設立

    米国での農薬開発・販売目的(1991年9月に100%子会社化)

    北米農薬事業の足がかり。その後の南米展開へ繋がる
  24. 設備投資
    生物環境科学研究所を設置

    農薬等の安全性評価研究の体制強化

  25. 設備投資
    筑波研究所を設置

    新素材の研究体制を強化(現在の先端材料開発研究所)

    エレクトロニクス・新素材分野へのR&D投資を本格化
  26. 組織再編
    基礎化学・石油化学・精密化学・農業化学の4事業部門制に再編

    生産・販売・研究を一元化

    事業部門制経営の確立
  27. 設備投資
    シンガポールでアクリル酸・MMAプロジェクト操業開始

    スミトモケミカルアジア

    シンガポール拠点の高付加価値化
  28. 企業買収
    米アボットラボラトリーズから生物農薬関連事業を買収

    ベーラントバイオサイエンスを設立

    バイオラショナル農薬の基盤獲得。後のリジェネラティブ農業戦略へ繋がる
  29. 企業買収
    仏アベンティス(現サノフィ)から家庭用殺虫剤関連事業を買収
    ピレスロイド事業の世界シェア更なる拡大
  30. 組織再編
    情報電子化学部門を新設

    情報電子関連事業を一層強化・育成

    ディスプレイ・半導体材料事業の組織化。総合化学から先端材料企業への布石
  31. 企業買収
    住化武田農薬が武田薬品工業から農薬関連事業を譲り受け営業開始
    国内農薬事業の再編
  32. 設備投資
    韓国の東友STIで液晶ディスプレイ用カラーフィルター大型生産設備が操業開始

    現在の東友ファインケム

    韓国ディスプレイ材料拠点の本格稼働。後にディスプレイ事業の中核に
  33. 組織再編
    商号を住友化学株式会社に変更、本店を東京都中央区新川に移転
    東京シフトと社名の現代化
  34. 組織再編
    住友製薬と大日本製薬が合併し大日本住友製薬発足

    現在の住友ファーマ

    医薬事業の規模拡大。後にラツーダで世界進出する基盤となる
  35. 社長交代
    米倉弘昌が代表取締役社長を継続

    FY05-07社長

  36. 組織再編
    住化武田農薬を吸収合併
    国内農薬事業の完全統合
  37. 社長交代
    廣瀨博が代表取締役社長に就任

    FY08-09社長(米倉弘昌から交代)

    リーマン・ショック直前の社長交代
  38. 初の連結純損失を計上

    リーマン・ショックによる需要急減と原料価格急変動

    住友化学初の最終赤字。総合化学のシクリカル性が露呈
  39. 設備投資
    サウジ・ラービグ石油精製・石油化学統合コンプレックスの基幹エタンクラッカーが操業開始

    サウジ・アラムコと共同で建設

    シンガポールに次ぐ海外石化大型プロジェクト。後にPRCとして長期に経営の重荷となる
  40. 企業買収
    大日本住友製薬が米セプラコール(現スミトモファーマアメリカ)を買収
    北米医薬市場参入。ラツーダの世界販売基盤を獲得
  41. 社長交代
    十倉雅和が代表取締役社長に就任

    FY10-17社長(廣瀨博から交代)

    リーマン後の再建を担う
  42. 組織再編
    精密化学部門を廃止・再編、農業化学部門を健康・農業関連事業部門に改称
  43. 連結純損失を計上

    欧州景気低迷とラービグ不振

    リーマン以来2度目の最終赤字。海外石化拠点の難しさが顕在化
  44. 組織再編
    基礎化学・石油化学を再編し、石油化学部門とエネルギー・機能材料部門に改組
    二次電池材料・機能材料への注力を組織で表明
  45. 設備投資
    バイオサイエンス研究所を設置

    大日本住友製薬のゲノム科学研究機能を移管

  46. 社長交代
    岩田圭一が代表取締役社長に就任

    FY18-23社長(十倉雅和から交代)

    ラツーダクリフ前夜の社長交代
  47. 企業買収
    大日本住友製薬が欧州ロイバント社と戦略的提携
    ラツーダ後継パイプライン獲得を狙った大型提携。後に減損リスクの源泉に
  48. 企業買収
    豪州ニューファーム社の南米グループ会社4社を買収

    南米農薬事業の本格化

    南米農薬事業の中核獲得。後のインディフリン展開の地域基盤
  49. 組織再編
    東京本社を中央区日本橋へ移転
  50. 組織再編
    石油化学部門をエッセンシャルケミカルズ部門に改称、東証プライム市場へ移行

    大日本住友製薬は住友ファーマに商号変更

    新市場区分への移行と石化事業の位置づけ転換
  51. 組織再編
    株式会社サイオクスを吸収合併し茨城工場を設置
  52. 営業赤字に転落

    医薬品(ラツーダクリフ)減損損失と石化交易条件悪化

    住友化学初のIFRS営業赤字。ラツーダクリフが直撃
  53. 経営計画
    2022年度決算と中計修正を発表

    FY24目標をコア営業利益3,000→2,000億円に下方修正

    『新生スペシャリティケミカル企業』ビジョンを掲げるも当初中計の達成断念
  54. 経営計画
    短期集中業績改善策と聖域なき抜本的構造改革を発表

    2年でキャッシュ創出5,000億円・収益貢献500億円目標。約30件のビジネスユニット再構築

    住友化学史上最大級の構造改革宣言。京葉エチレンの企業連携検討を開始
  55. 巨額の最終赤字を計上

    ラービグ関連処理・ラツーダクリフ・石化低迷が重なり戦後最大の赤字

    住友化学の歴史で最大の最終赤字。ラービグ・住友ファーマの構造問題が一挙に表面化
  56. 社長交代
    水戸信彰が代表取締役社長に就任

    FY24社長(岩田圭一から交代)

    巨額赤字直後の社長交代。再建を引き継ぐ
  57. 経営計画
    ペトロ・ラービグ社の財務改善プランを発表

    債権放棄を含む抜本対応

    30年来のサウジ石化プロジェクトの巨額損失処理。海外石化戦略の事実上の終止符
  58. 組織再編
    4部門制(アグロ&ライフ、ICT&モビリティ、アドバンストメディカル、エッセンシャル&グリーン)へ大規模改組

    エッセンシャルケミカルズ・エネルギー機能材料・情電・健農・医薬品の5部門を再編

    『新生スペシャリティケミカル企業』の組織化。20年続いた事業部門体系を刷新
  59. 経営計画
    丸善石油化学と京葉エチレン運営最適化で合意

    国内石化共同運営の具体化

    国内石化事業の連携時代の到来
  60. 企業買収
    再生・細胞医薬の株式会社RACTHERA(住友ファーマ100%子会社)に出資
    次世代医薬の柱として再生・細胞医薬を育成
  61. 組織再編
    監査等委員会設置会社へ移行
    ガバナンス体制の刷新

参考文献・出所

有価証券報告書
決算説明会 FY23
決算説明会 FY24-2Q
日本会社史総覧 1995/11/1
決算説明会 FY22
決算説明会 FY23-2Q
決算説明会 FY24-3Q