イビデンの沿革・歴史的証言
1912年〜2025年
イビデンの1912年〜2025年の主要な出来事・経営判断・組織変化を年月順に並べた沿革(社史年表)と、経営者・当事者の歴史的証言
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1912 1-12月 | 揖斐川電力株式会社を設立 1912年、立川勇次郎は岐阜県大垣市で揖斐川電力株式会社(現イビデン)を設立した。立川は美濃の元藩士の家系で養老鉄道などを手掛けた地元実業家であり、揖斐川の豊富な水力で発電所を設置し電力事業に参入した。しかし当時の大垣周辺は電力需要が乏しかった。そこで安価な水力電力を武器に紡績工場の誘致戦略をとり、大日本紡績など大手が大垣に進出して顧客基盤が形成された。よって高度成長期まで大垣の繊維産業は発展し、立川は地域発展の名士として記憶された。 | 発電所と需要を同時に設計した地方実業家の産業誘致モデル | ||||
会社設立 | 揖斐川電力株式会社設立 | |||||
1915 1-12月 | 設備投資 | 西横山発電所発電開始、出力3,000KW、電力供給業開始 | ||||
1917 1-12月 | 大垣工場を新設。カーバイドの製造を開始 | |||||
設備投資 | 大垣工場(岐阜県大垣市)を開設 | |||||
1921 1-12月 | 商号を揖斐川電気株式会社に変更 | |||||
設備投資 | 東横山発電所発電開始、出力6,400KW(現在・14,600KW) | |||||
1925 1-12月 | 設備投資 | 広瀬発電所発電開始、出力5,200KW(現在・8,900KW) | ||||
1935 1-12月 | 設備投資 | 川上発電所発電開始、出力2,950KW(現在・4,400KW) | ||||
1939 1-12月 | 設備投資 | 河間工場(岐阜県大垣市)を開設 | ||||
1940 1-12月 | 組織再編 | 商号を揖斐川電気工業株式会社に改称 | ||||
1942 1-12月 | 事業売却 | 電力事業から撤退。カーバイドに業態転換 | 売電から自家消費へ、電力の用途転換による垂直統合モデルの構築 | |||
事業売却 | 西横山・西平両発電所を譲渡、電力供給業を廃止 | |||||
1943 1-12月 | 設備投資 | 青柳工場(岐阜県大垣市)を開設 | ||||
1949 1-12月 | 東京証券取引所に株式上場 | |||||
株式上場 | 東京・大阪・名古屋の各証券取引所に株式上場(2004年9月 大阪証券取引所上場廃止) | |||||
1960 1-12月 | 建材に本格参入 | |||||
1969 1-12月 | 特殊炭素製品の製造・販売開始 | |||||
設備投資 | 衣浦工場(愛知県高浜市)を開設 | |||||
1970 1-12月 | プリント配線板に参入 | 建材のエッチング技術が半導体基板への転身を可能にした技術転用の構造 | ||||
FY71 1971/3 | 売上高 133億円 | 経常利益 2.87億円 | ||||
FY72 1972/3 | 売上高 136億円 | 経常利益 3.11億円 | ||||
FY73 1973/3 | 売上高 155億円 | 経常利益 2.26億円 | 電子回路製品の製造・販売開始 | |||
FY74 1974/3 | 売上高 212億円 | 経常利益 7.49億円 | 断熱材セラミックファイバーの製造・販売開始 | |||
FY75 1975/3 | 売上高 280億円 | 経常利益 7.28億円 | ||||
FY76 1976/3 | 売上高 258億円 | 経常利益 0.7億円 | 緊急合理化対策を発表 1973年のオイルショックを契機に、それまでのイビデンの主力事業であった「カーバイド」に対する需要が減少した。加えて、業界内におけるカーバイドの過剰生産も問題となり、イビデンはそれまでの主力事業が行き詰まってしまう。1976年にイビデンは、緊急合理化対策を発表し、社員200名のリストラを決定した。この決定について、のちにイビデンの社長に就任した遠藤氏は苦しい思いをしたことを述懐しており、今後は二度とリストラをしないことを誓ったという。 | |||
FY77 1977/3 | 売上高 273億円 | 経常利益 8.47億円 | ||||
FY78 1978/3 | 売上高 256億円 | 経常利益 4.82億円 | ||||
FY79 1979/3 | 売上高 278億円 | 経常利益 6.55億円 | ||||
FY80 1980/3 | 売上高 351億円 | 経常利益 16.5億円 | ||||
FY81 1981/3 | 売上高 380億円 | 経常利益 19.9億円 | ||||
FY82 1982/3 | 売上高 382億円 | 経常利益 20.6億円 | 商号をイビデンに変更 | |||
FY83 1983/3 | 売上高 401億円 | 経常利益 26億円 | 組織再編 | 商号をイビデン株式会社に改称 | ||
FY84 1984/3 | 売上高 435億円 | 経常利益 29.3億円 | ||||
FY85 1985/3 | 売上高 507億円 | 経常利益 33.6億円 | ||||
FY87 1987/3 | プラスチックパッケージ基板の生産開始 | セラミック全盛期にプラスチックを選んだ素材戦略の先見と時間差 | ||||
FY88 1988/3 | ファインセラミックス製品の製造・販売開始 | |||||
FY90 1990/3 | 設備投資 | 大垣北工場(岐阜県揖斐川町)を開設 | ||||
FY91 1991/3 | 海外進出 | アメリカ合衆国にセラミック製品販売会社マイクロメック株式会社を設立(現・連結子会社) | ||||
FY92 1992/3 | 売上高 711億円 | 当期純利益 22億円 | 海外進出 | オランダに金融統括会社イビデンネザーランズ株式会社(現・イビデンヨーロッパ株式会社)を設立(現・連結子会社) | ||
FY93 1993/3 | 売上高 598億円 | 当期純利益 2億円 | 海外進出 | シンガポールに電子関連製品販売会社イビデンシンガポール株式会社を設立(現・連結子会社) | ||
FY94 1994/3 | 売上高 599億円 | 当期純利益 4億円 | インテル攻略プロジェクトを発足。遠藤社長が直轄でPJを率先 | 全社の研究開発費を一事業に集中投入した「心中覚悟」の資源配分 | ||
FY95 1995/3 | 売上高 672億円 | 当期純利益 19億円 | ||||
FY96 1996/3 | 売上高 750億円 | 当期純利益 17億円 | 海外進出 | アメリカ合衆国に金融統括会社イビデンインターナショナル株式会社(現・イビデンU.S.A.株式会社)を設立(現・連結子会社) | ||
FY97 1997/3 | 売上高 881億円 | 経常利益 60億円 | ||||
FY98 1998/3 | 売上高 1,051億円 | 経常利益 92億円 | ||||
FY99 1999/3 | 乗用車向けDPFの実用化 | |||||
FY00 2000/3 | 海外進出 | 台湾に電子関連製品販売会社台湾揖斐電股分有限公司を設立(現・連結子会社) | ||||
FY01 2001/3 | 海外進出 | フィリピンに電子関連製品製造会社イビデンフィリピン株式会社(現・連結子会社)及び土地管理会社イビデンフィリピンランドホールディングス株式会社を設立(現・連結子会社) | ||||
海外進出 | 中国に電子関連製品販売会社揖斐電電子(上海)有限公司を設立(現・連結子会社) | |||||
海外進出 | 韓国に電子関連製品販売会社イビデンコリア株式会社を設立(現・連結子会社) | |||||
フィリピンにパッケージ基板の製造拠点を設置 | ||||||
FY02 2002/3 | 売上高 2,120億円 | 当期純利益 56億円 | ||||
FY03 2003/3 | 売上高 2,101億円 | 経常利益 93億円 | ||||
FY04 2004/3 | 売上高 2,205億円 | 経常利益 131億円 | ハンガリーにてDPFの生産開始 | |||
FY05 2005/3 | 売上高 2,475億円 | 当期純利益 121億円 | 海外進出 | ハンガリーにDPF製造会社イビデンハンガリー株式会社を設立(現・連結子会社) | ||
FY06 2006/3 | 売上高 3,190億円 | 当期純利益 272億円 | ||||
FY07 2007/3 | 売上高 3,986億円 | 当期純利益 483億円 | ||||
FY08 2008/3 | 売上高 4,135億円 | 当期純利益 460億円 | 設備投資 | 大垣中央事業場(岐阜県大垣市)を開設 | ||
自己資金で618億円の設備投資。マレーシア新工場の建設開始 | 全額自己資金による618億円投資と借入非依存の財務規律 | |||||
FY09 2009/3 | 売上高 3,093億円 | 当期純利益 -87億円 | 海外進出 | マレーシアに電子関連製品製造会社イビデンエレクトロニクスマレーシア株式会社を設立(現・連結子会社) | ||
設備投資 | 神戸事業場(岐阜県神戸町)を開設 | |||||
最終赤字87億円に転落 | ||||||
FY10 2010/3 | 売上高 2,742億円 | 当期純利益 119億円 | ||||
FY11 2011/3 | 売上高 3,049億円 | 当期純利益 197億円 | パッケージ基板をマレーシアで量産開始 FY2017にイビデンは約600億円の事業改革構造費用を特別損失として計上し、最終赤字628億円を計上した。損失の主な内訳は、グループ会社の事業用資産の減損であった。電子セグメントでは、マレーシアを中心としたパッケージ基板の製造設備に関する減損が累計約381億円に及んだ。 | |||
FY12 2012/3 | 売上高 3,008億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 106億円 | 海外進出 | 韓国にセラミック製品製造会社イビデングラファイトコリア株式会社を設立(現・連結子会社) | ||
海外進出 | シンガポールに金融統括会社イビデンアジアホールディングス株式会社を設立(現・連結子会社) | |||||
FY13 2013/3 | 売上高 2,859億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 22億円 | ||||
FY14 2014/3 | 売上高 3,102億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 175億円 | 海外進出 | メキシコにDPF製造会社イビデンメキシコ株式会社を設立(現・連結子会社) | ||
FY15 2015/3 | 売上高 3,180億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 191億円 | ||||
FY16 2016/3 | 売上高 3,141億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 75億円 | ||||
FY17 2017/3 | 売上高 2,664億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 -628億円 | デンソーと業務資本提携を締結 | |||
FY18 2018/3 | 売上高 3,004億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 116億円 | パッケージ基板への投資再開 2010年代後半からAWS等のクラウド普及でデータセンター増設ラッシュが沸き起こり、DC向けプロセッサー生産急増で顧客インテルの半導体生産量増大が予想された。そこで2018年、イビデンは3年間でICパッケージ基板に投資する方針を示し、FY2020設備投資額を従来計画より250億円増額の900億円に修正、大半を同基板に配分した。2017年に最終赤字計上後の即座の投資再開という異色決断で、良好な財務体質ゆえ可能と推察される。 | |||
FY19 2019/3 | 売上高 2,911億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 33億円 | 特例子会社、イビデンオアシス株式会社を設立(現・連結子会社) | |||
FY20 2020/3 | 売上高 2,959億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 113億円 | ||||
FY21 2021/3 | 売上高 3,234億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 257億円 | 海外進出 | 中国に触媒担体保持・シール材製造会社揖斐電精密陶瓷(蘇州)有限公司を設立(現・連結子会社) | ||
企業買収 | イタリアの炭素製品の加工・販売会社エルジーグラファイト株式会社の株式を取得(現・連結子会社) | |||||
FY22 2022/3 | 売上高 4,011億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 412億円 | イビデンヒューマンネットワーク株式会社を設立(現・連結子会社) | |||
インテル向け復調 2018年以降、Intelはイビデンに対するパッケージ基板の発注量を毎年増大させ、イビデンの売上拡大を牽引した。この結果、イビデンはパッケージ基板の販売を拡大し、FY2021にインテル向けの販売高が1736億円(イビデンの全社売上高の約40%)に及び、電子セグメントの売上高セグメント利益率も40%という驚異的な水準に達した。 | ||||||
FY23 2023/3 | 売上高 4,175億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 522億円 | 株式上場 | 東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより各市場第一部からプライム市場及びプレミア市場へ移行 | ||
FY24 2024/3 | 売上高 3,705億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 315億円 | 河間事業所新棟を稼働 | |||
FY25 2025/3 | 売上高 3,694億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 337億円 |
- 揖斐川電力株式会社を設立
1912年、立川勇次郎は岐阜県大垣市で揖斐川電力株式会社(現イビデン)を設立した。立川は美濃の元藩士の家系で養老鉄道などを手掛けた地元実業家であり、揖斐川の豊富な水力で発電所を設置し電力事業に参入した。しかし当時の大垣周辺は電力需要が乏しかった。そこで安価な水力電力を武器に紡績工場の誘致戦略をとり、大日本紡績など大手が大垣に進出して顧客基盤が形成された。よって高度成長期まで大垣の繊維産業は発展し、立川は地域発展の名士として記憶された。
発電所と需要を同時に設計した地方実業家の産業誘致モデル - 揖斐川電力株式会社設立
- 西横山発電所発電開始、出力3,000KW、電力供給業開始
- 大垣工場を新設。カーバイドの製造を開始
- 大垣工場(岐阜県大垣市)を開設
- 商号を揖斐川電気株式会社に変更
- 東横山発電所発電開始、出力6,400KW(現在・14,600KW)
- 広瀬発電所発電開始、出力5,200KW(現在・8,900KW)
- 川上発電所発電開始、出力2,950KW(現在・4,400KW)
- 河間工場(岐阜県大垣市)を開設
- 商号を揖斐川電気工業株式会社に改称
- 電力事業から撤退。カーバイドに業態転換売電から自家消費へ、電力の用途転換による垂直統合モデルの構築
- 西横山・西平両発電所を譲渡、電力供給業を廃止
- 青柳工場(岐阜県大垣市)を開設
- 東京証券取引所に株式上場
- 東京・大阪・名古屋の各証券取引所に株式上場(2004年9月 大阪証券取引所上場廃止)
- 建材に本格参入
- 特殊炭素製品の製造・販売開始
- 衣浦工場(愛知県高浜市)を開設
- プリント配線板に参入建材のエッチング技術が半導体基板への転身を可能にした技術転用の構造
- 電子回路製品の製造・販売開始
- 断熱材セラミックファイバーの製造・販売開始
- 緊急合理化対策を発表
1973年のオイルショックを契機に、それまでのイビデンの主力事業であった「カーバイド」に対する需要が減少した。加えて、業界内におけるカーバイドの過剰生産も問題となり、イビデンはそれまでの主力事業が行き詰まってしまう。1976年にイビデンは、緊急合理化対策を発表し、社員200名のリストラを決定した。この決定について、のちにイビデンの社長に就任した遠藤氏は苦しい思いをしたことを述懐しており、今後は二度とリストラをしないことを誓ったという。
- 商号をイビデンに変更
- 商号をイビデン株式会社に改称
- プラスチックパッケージ基板の生産開始セラミック全盛期にプラスチックを選んだ素材戦略の先見と時間差
- ファインセラミックス製品の製造・販売開始
- 大垣北工場(岐阜県揖斐川町)を開設
- アメリカ合衆国にセラミック製品販売会社マイクロメック株式会社を設立(現・連結子会社)
- オランダに金融統括会社イビデンネザーランズ株式会社(現・イビデンヨーロッパ株式会社)を設立(現・連結子会社)
- シンガポールに電子関連製品販売会社イビデンシンガポール株式会社を設立(現・連結子会社)
- インテル攻略プロジェクトを発足。遠藤社長が直轄でPJを率先全社の研究開発費を一事業に集中投入した「心中覚悟」の資源配分
- アメリカ合衆国に金融統括会社イビデンインターナショナル株式会社(現・イビデンU.S.A.株式会社)を設立(現・連結子会社)
- 乗用車向けDPFの実用化
- 台湾に電子関連製品販売会社台湾揖斐電股分有限公司を設立(現・連結子会社)
- フィリピンに電子関連製品製造会社イビデンフィリピン株式会社(現・連結子会社)及び土地管理会社イビデンフィリピンランドホールディングス株式会社を設立(現・連結子会社)
- 中国に電子関連製品販売会社揖斐電電子(上海)有限公司を設立(現・連結子会社)
- 韓国に電子関連製品販売会社イビデンコリア株式会社を設立(現・連結子会社)
- フィリピンにパッケージ基板の製造拠点を設置
- ハンガリーにてDPFの生産開始
- ハンガリーにDPF製造会社イビデンハンガリー株式会社を設立(現・連結子会社)
- 大垣中央事業場(岐阜県大垣市)を開設
- 自己資金で618億円の設備投資。マレーシア新工場の建設開始全額自己資金による618億円投資と借入非依存の財務規律
- マレーシアに電子関連製品製造会社イビデンエレクトロニクスマレーシア株式会社を設立(現・連結子会社)
- 神戸事業場(岐阜県神戸町)を開設
- 最終赤字87億円に転落
- パッケージ基板をマレーシアで量産開始
FY2017にイビデンは約600億円の事業改革構造費用を特別損失として計上し、最終赤字628億円を計上した。損失の主な内訳は、グループ会社の事業用資産の減損であった。電子セグメントでは、マレーシアを中心としたパッケージ基板の製造設備に関する減損が累計約381億円に及んだ。
- 韓国にセラミック製品製造会社イビデングラファイトコリア株式会社を設立(現・連結子会社)
- シンガポールに金融統括会社イビデンアジアホールディングス株式会社を設立(現・連結子会社)
- メキシコにDPF製造会社イビデンメキシコ株式会社を設立(現・連結子会社)
- デンソーと業務資本提携を締結
- パッケージ基板への投資再開
2010年代後半からAWS等のクラウド普及でデータセンター増設ラッシュが沸き起こり、DC向けプロセッサー生産急増で顧客インテルの半導体生産量増大が予想された。そこで2018年、イビデンは3年間でICパッケージ基板に投資する方針を示し、FY2020設備投資額を従来計画より250億円増額の900億円に修正、大半を同基板に配分した。2017年に最終赤字計上後の即座の投資再開という異色決断で、良好な財務体質ゆえ可能と推察される。
- 特例子会社、イビデンオアシス株式会社を設立(現・連結子会社)
- 中国に触媒担体保持・シール材製造会社揖斐電精密陶瓷(蘇州)有限公司を設立(現・連結子会社)
- イタリアの炭素製品の加工・販売会社エルジーグラファイト株式会社の株式を取得(現・連結子会社)
- イビデンヒューマンネットワーク株式会社を設立(現・連結子会社)
- インテル向け復調
2018年以降、Intelはイビデンに対するパッケージ基板の発注量を毎年増大させ、イビデンの売上拡大を牽引した。この結果、イビデンはパッケージ基板の販売を拡大し、FY2021にインテル向けの販売高が1736億円(イビデンの全社売上高の約40%)に及び、電子セグメントの売上高セグメント利益率も40%という驚異的な水準に達した。
- 東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより各市場第一部からプライム市場及びプレミア市場へ移行
- 河間事業所新棟を稼働