日油の沿革

1937年〜2025

日油の1937年〜2025年の主要な出来事・経営判断・組織変化を年月順に並べた沿革(社史年表)

年度売上高純利益年月区分出来事歴史的意義
1937
1-12月
会社設立
日本油脂株式会社の発足(合同油脂・ベルベット石鹸・国産工業不二塗料製造所等の合併)
1937年に4社合併で旧日本油脂を設立し、油脂・石鹸・塗料の総合化学会社の基礎を築いた。
合併によって油脂・石鹸・塗料を一体運営する総合化学メーカーが誕生し、後年の機能化学品事業の母体となった
FY50
1950/3
会社設立構造改革
企業再建整備法に基づき分離独立し日本油脂株式会社を再設立、東京証券取引所に上場
1945年に日産化学工業へ改称後、1949年7月の企業再建整備法に基づき油脂・塗料・火薬・溶接棒事業を継承する第二会社として分離独立。同年9月に東証上場。
戦後再編で母体の日産化学工業から分離し、上場会社としての日本油脂が誕生した
FY71
1971/3
企業買収
帝国火工品製造株式会社を吸収合併
火薬・化薬事業の基盤強化につながる戦後の重要M&A
FY74
1974/3
合弁設立海外進出
米国DIAMOND SHAMROCK社と合弁で日本ダクロシャムロックを設立
後にNOFメタルコーティングス株式会社となり、防錆事業の中核子会社に発展。
防錆コーティング事業の起点となった海外資本との合弁
FY78
1978/3
設備投資
大分工場を開設
FY81
1981/3
組織再編
川越工場を分離し日油技研工業株式会社を設立
FY83
1983/3
研究開発設備投資
筑波研究所(現・先端技術研究所)を開設
医薬・電材へ向かう研究開発の中核拠点を整備
FY85
1985/3
合弁設立海外進出
米国でDIAMOND SHAMROCK CHEMICALSと合弁METAL COATINGS INTERNATIONAL INC.を設立
北米防錆コーティング事業の橋頭堡を確立
FY88
1988/3
決算期日を11月30日から3月31日に変更
FY89
1989/3
海外進出
米国にNOF AMERICA CORPORATIONを設立
FY94
1994/3
事業撤退
美唄工場を廃止し子会社へ業務移管
FY95
1995/3
海外進出
ベルギーにNOF EUROPE N.V.を設立
欧州市場へ防錆事業を展開する欧州本社的拠点
本店を千代田区から渋谷区に移転
FY96
1996/3
合弁設立海外進出
インドネシアにPT.NOF MAS CHEMICAL INDUSTRIESを合弁設立
合弁設立
株式会社ジャペックスを合弁設立
FY00
2000/3
企業買収
日本工機株式会社の発行済株式95%を取得
化薬事業の中核となる日本工機を子会社化
新規事業
新規事業開発部を「ライフサイエンス事業部」へ名称変更
ライフサイエンス領域への注力を組織名称で明示
事業売却
株式会社タセトへ溶接事業を譲渡し溶接事業部廃止・神明工場閉鎖
溶接棒事業からの撤退、選択と集中の一環
FY01
2001/3
事業売却
塗料事業をBASF系合弁へ営業譲渡
塗料事業からの段階的撤退の起点
FY02
2002/3
売上高
1,338億円
親会社株主に帰属する当期純利益
26億円
新規事業
「電材事業開発部」を新設
電子材料への布石
企業買収
PT.SINAR MAS TUNGGALからPT.NOF MASの全保有株式を取得
新規事業
「DDS事業開発部」を新設
薬物送達システム(DDS)への正式参入
FY03
2003/3
売上高
1,363億円
親会社株主に帰属する当期純利益
23億円
組織再編
日油自動車運輸を日油サービスに吸収合併
組織再編
ニチユソリューション株式会社を設立し関連子会社を統合
組織再編
NOF EUROPE N.V.を分離・商号変更し欧州体制を再編
FY04
2004/3
売上高
1,375億円
親会社株主に帰属する当期純利益
41億円
組織再編
日本油業株式会社を油化産業株式会社に吸収合併
FY05
2005/3
売上高
1,337億円
親会社株主に帰属する当期純利益
82億円
事業売却
タセト株式の全保有分を神鋼タセトへ譲渡
溶接関連からの完全撤退
海外進出
中国江蘇省に常熟日油化工有限公司を設立
中国生産拠点の確立
事業売却
日本油脂BASFコーティングスの全保有株式をBASFへ譲渡
塗料事業からの最終撤退
FY06
2006/3
売上高
1,432億円
親会社株主に帰属する当期純利益
65億円
FY07
2007/3
売上高
1,502億円
親会社株主に帰属する当期純利益
72億円
企業買収
株式会社ニッカコーティング、KOREA SHAMROCKを連結子会社化
組織再編
「防錆部門」を新設
FY08
2008/3
売上高
1,590億円
親会社株主に帰属する当期純利益
66億円
事業売却
神鋼タセト株式の全保有株式を神戸製鋼所へ譲渡
社名を「日本油脂株式会社」から「日油株式会社」に変更
合併経緯から脱却し、機能化学品メーカーとしてのブランド再定義
新規事業
「機能フィルム事業部」を新設、「DDS事業部」へ名称変更
DDSの本格事業化と機能フィルム参入
FY09
2009/3
売上高
1,503億円
親会社株主に帰属する当期純利益
24億円
FY10
2010/3
売上高
1,434億円
親会社株主に帰属する当期純利益
35億円
FY11
2011/3
売上高
1,541億円
親会社株主に帰属する当期純利益
69億円
組織再編
日油技研工業株式会社を株式交換により完全子会社化
化薬・防衛関連子会社のグループ統合
海外進出
中国上海市に日油(上海)商貿有限公司を設立
中国販社網の確立
FY12
2012/3
売上高
1,524億円
親会社株主に帰属する当期純利益
73億円
FY13
2013/3
売上高
1,489億円
親会社株主に帰属する当期純利益
88億円
FY14
2014/3
売上高
1,610億円
親会社株主に帰属する当期純利益
97億円
組織再編
「機能フィルム事業部」と「電材事業開発部」を統合し「ディスプレイ材料事業部」を新設
FY15
2015/3
売上高
1,677億円
親会社株主に帰属する当期純利益
117億円
海外進出
ドイツにNOF EUROPE GmbHを設立
FY16
2016/3
売上高
1,705億円
親会社株主に帰属する当期純利益
136億円
FY17
2017/3
売上高
1,741億円
親会社株主に帰属する当期純利益
176億円
FY18
2018/3
売上高
1,799億円
親会社株主に帰属する当期純利益
199億円
FY19
2019/3
売上高
1,892億円
親会社株主に帰属する当期純利益
220億円
FY20
2020/3
売上高
1,809億円
親会社株主に帰属する当期純利益
211億円
FY21
2021/3
売上高
1,726億円
親会社株主に帰属する当期純利益
233億円
組織再編
「ディスプレイ材料事業部」を「化成事業部」に統合
企業買収
恩欧富塗料商貿(上海)有限公司を連結子会社化
FY22
2022/3
売上高
1,926億円
親会社株主に帰属する当期純利益
267億円
FY23
2023/3
売上高
2,177億円
親会社株主に帰属する当期純利益
340億円
東京証券取引所プライム市場に移行
FY24
2024/3
売上高
2,223億円
親会社株主に帰属する当期純利益
340億円
組織再編
「油化事業部」と「化成事業部」を統合し「機能材料事業部」を新設、「ライフサイエンス事業部」と「DDS事業部」を統合
DDS・ライフサイエンス事業の一体運営による医薬・医療領域強化
FY25
2025/3
売上高
2,383億円
親会社株主に帰属する当期純利益
365億円
組織再編
北海道日油株式会社を日本工機株式会社に吸収合併
  1. 会社設立
    日本油脂株式会社の発足(合同油脂・ベルベット石鹸・国産工業不二塗料製造所等の合併)

    1937年に4社合併で旧日本油脂を設立し、油脂・石鹸・塗料の総合化学会社の基礎を築いた。

    合併によって油脂・石鹸・塗料を一体運営する総合化学メーカーが誕生し、後年の機能化学品事業の母体となった
  2. 会社設立構造改革
    企業再建整備法に基づき分離独立し日本油脂株式会社を再設立、東京証券取引所に上場

    1945年に日産化学工業へ改称後、1949年7月の企業再建整備法に基づき油脂・塗料・火薬・溶接棒事業を継承する第二会社として分離独立。同年9月に東証上場。

    戦後再編で母体の日産化学工業から分離し、上場会社としての日本油脂が誕生した
  3. 企業買収
    帝国火工品製造株式会社を吸収合併
    火薬・化薬事業の基盤強化につながる戦後の重要M&A
  4. 合弁設立海外進出
    米国DIAMOND SHAMROCK社と合弁で日本ダクロシャムロックを設立

    後にNOFメタルコーティングス株式会社となり、防錆事業の中核子会社に発展。

    防錆コーティング事業の起点となった海外資本との合弁
  5. 設備投資
    大分工場を開設
  6. 組織再編
    川越工場を分離し日油技研工業株式会社を設立
  7. 研究開発設備投資
    筑波研究所(現・先端技術研究所)を開設
    医薬・電材へ向かう研究開発の中核拠点を整備
  8. 合弁設立海外進出
    米国でDIAMOND SHAMROCK CHEMICALSと合弁METAL COATINGS INTERNATIONAL INC.を設立
    北米防錆コーティング事業の橋頭堡を確立
  9. 決算期日を11月30日から3月31日に変更
  10. 海外進出
    米国にNOF AMERICA CORPORATIONを設立
  11. 事業撤退
    美唄工場を廃止し子会社へ業務移管
  12. 海外進出
    ベルギーにNOF EUROPE N.V.を設立
    欧州市場へ防錆事業を展開する欧州本社的拠点
  13. 本店を千代田区から渋谷区に移転
  14. 合弁設立海外進出
    インドネシアにPT.NOF MAS CHEMICAL INDUSTRIESを合弁設立
  15. 合弁設立
    株式会社ジャペックスを合弁設立
  16. 企業買収
    日本工機株式会社の発行済株式95%を取得
    化薬事業の中核となる日本工機を子会社化
  17. 新規事業
    新規事業開発部を「ライフサイエンス事業部」へ名称変更
    ライフサイエンス領域への注力を組織名称で明示
  18. 事業売却
    株式会社タセトへ溶接事業を譲渡し溶接事業部廃止・神明工場閉鎖
    溶接棒事業からの撤退、選択と集中の一環
  19. 事業売却
    塗料事業をBASF系合弁へ営業譲渡
    塗料事業からの段階的撤退の起点
  20. 新規事業
    「電材事業開発部」を新設
    電子材料への布石
  21. 企業買収
    PT.SINAR MAS TUNGGALからPT.NOF MASの全保有株式を取得
  22. 新規事業
    「DDS事業開発部」を新設
    薬物送達システム(DDS)への正式参入
  23. 組織再編
    日油自動車運輸を日油サービスに吸収合併
  24. 組織再編
    ニチユソリューション株式会社を設立し関連子会社を統合
  25. 組織再編
    NOF EUROPE N.V.を分離・商号変更し欧州体制を再編
  26. 組織再編
    日本油業株式会社を油化産業株式会社に吸収合併
  27. 事業売却
    タセト株式の全保有分を神鋼タセトへ譲渡
    溶接関連からの完全撤退
  28. 海外進出
    中国江蘇省に常熟日油化工有限公司を設立
    中国生産拠点の確立
  29. 事業売却
    日本油脂BASFコーティングスの全保有株式をBASFへ譲渡
    塗料事業からの最終撤退
  30. 企業買収
    株式会社ニッカコーティング、KOREA SHAMROCKを連結子会社化
  31. 組織再編
    「防錆部門」を新設
  32. 事業売却
    神鋼タセト株式の全保有株式を神戸製鋼所へ譲渡
  33. 社名を「日本油脂株式会社」から「日油株式会社」に変更
    合併経緯から脱却し、機能化学品メーカーとしてのブランド再定義
  34. 新規事業
    「機能フィルム事業部」を新設、「DDS事業部」へ名称変更
    DDSの本格事業化と機能フィルム参入
  35. 組織再編
    日油技研工業株式会社を株式交換により完全子会社化
    化薬・防衛関連子会社のグループ統合
  36. 海外進出
    中国上海市に日油(上海)商貿有限公司を設立
    中国販社網の確立
  37. 組織再編
    「機能フィルム事業部」と「電材事業開発部」を統合し「ディスプレイ材料事業部」を新設
  38. 海外進出
    ドイツにNOF EUROPE GmbHを設立
  39. 組織再編
    「ディスプレイ材料事業部」を「化成事業部」に統合
  40. 企業買収
    恩欧富塗料商貿(上海)有限公司を連結子会社化
  41. 東京証券取引所プライム市場に移行
  42. 組織再編
    「油化事業部」と「化成事業部」を統合し「機能材料事業部」を新設、「ライフサイエンス事業部」と「DDS事業部」を統合
    DDS・ライフサイエンス事業の一体運営による医薬・医療領域強化
  43. 組織再編
    北海道日油株式会社を日本工機株式会社に吸収合併

参考文献・出所

有価証券報告書(沿革欄)
日油株式会社 会社概要(公式IR)
有価証券報告書(沿革・事業の内容)
Wikipedia 日油(経歴項目の年代確認用)
2025年3月期 決算短信
ログミーFinance「日油
売上・各段階利益すべてで過去最高を達成」(2025年)