ヤマハ発動機の沿革(1955〜2025年)
ヤマハ発動機の創業から現在までの主要な出来事・経営判断・組織変化を年月順に一覧できる沿革(社史年表)ページです。 各年の売上高・純利益などの業績推移と、歴史的意義の解説をあわせて掲載しています。 社史・報道資料などの公開情報をもとに重要事項を判断の上、作成しています。
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1955 1-12月 | ヤマハ発動機株式会社を設立 | 戦時遊休資産の転用が生んだ後発二輪メーカーの量産優位 | ||||
FY57 1957/4 | 売上高 24.7億円 | 当期純利益 0.9億円 | ||||
FY58 1958/4 | 売上高 44.4億円 | 当期純利益 1.1億円 | ||||
FY59 1959/4 | 売上高 86.8億円 | 当期純利益 2.8億円 | 北川自動車に資本参加 | |||
FY60 1960/4 | 売上高 145億円 | 当期純利益 9.7億円 | 昌和製作所に資本参加 | |||
FY61 1961/4 | 売上高 193億円 | 当期純利益 3.7億円 | マリン事業に新規参入 エンジンの製造技術を応用して、ボート・船外機に参入 | |||
FY62 1962/4 | 売上高 170.6億円 | 当期純利益 1.3億円 | 特約店を整備 | 親会社の営業所に間借りした販売体制が抱えた構造的脆弱性 | ||
東証に株式上場 | 増資による希薄化が生んだ親子上場と人的支配の並存構造 | |||||
FY63 1963/4 | 売上高 148.2億円 | 当期純利益 0.7億円 | 販売不振で減収 | 国内成熟期に外需で稼働率を補完する輸出依存モデルの原型 | ||
FY64 1964/4 | 売上高 176.1億円 | 当期純利益 2.8億円 | ||||
FY65 1965/4 | 売上高 245億円 | 当期純利益 4.1億円 | ||||
FY66 1966/4 | 売上高 248億円 | 当期純利益 6.7億円 | ||||
FY67 1967/4 | 売上高 272億円 | 当期純利益 9.2億円 | 磐田工場を新設 | 四輪車を選ばずに輸出量産拠点に賭けた1960年代の分岐点 | ||
北米向け車種「350R1」を発表 | ||||||
FY68 1968/4 | 売上高 300億円 | 当期純利益 7.8億円 | ||||
FY69 1969/4 | 売上高 413億円 | 当期純利益 8.9億円 | ||||
FY70 1970/4 | 売上高 526億円 | 当期純利益 10.2億円 | ||||
FY71 1971/4 | 売上高 703億円 | 当期純利益 13.9億円 | 海外拠点の拡充 日本国内における集中生産によるコストダウンのため、販売台数を増加させるために欧州・南米・東南アジアに現地法人を設立 | |||
FY72 1972/4 | 売上高 946億円 | 当期純利益 25.2億円 | ||||
FY73 1973/4 | 売上高 1,220億円 | 当期純利益 42億円 | ||||
FY74 1974/4 | 売上高 1,483億円 | 当期純利益 36億円 | 船外機でマーキュリー社と合弁契約を締結 | |||
FY75 1975/4 | 売上高 1,767億円 | 当期純利益 29.1億円 | ||||
FY76 1976/4 | 売上高 1,666億円 | 当期純利益 22.3億円 | ||||
FY77 1977/4 | 売上高 2,204億円 | 当期純利益 34.1億円 | overseas | Yamaha Motor Corporation, U.S.Aを設立 | 輸出130万台時代に販売管理を内製化した北米法人設立の必然 | |
FY78 1978/4 | 売上高 2,903億円 | 当期純利益 39.3億円 | ||||
FY79 1979/4 | 売上高 2,740億円 | 当期純利益 41.6億円 | ||||
FY80 1980/4 | 売上高 3,384億円 | 当期純利益 60.1億円 | ||||
FY81 1981/4 | 売上高 4,280億円 | 当期純利益 85.7億円 | ||||
FY82 1982/4 | 売上高 5,158億円 | 当期純利益 71.1億円 | 二輪車増産(HY戦争) | シェア首位を狙った増産がホンダの全面報復を招いた構図 | ||
FY83 1983/4 | 売上高 4,199億円 | 当期純利益 -106億円 | leadership | 赤字転落・再建計画を策定 | 年産350万台を150万台に半減し損失を一括処理した再建手法 | |
FY84 1984/4 | 売上高 3,288億円 | 当期純利益 -350億円 | 産業用ロボットに新規参入 | |||
FY87 1987/4 | Yamaha Motor Manufacturing Corporation of Americaを設立 | |||||
台湾山葉機車工業を設立 | ||||||
FY88 1988/4 | 米フォード向け自動車エンジンの製造を開始 | |||||
FY89 1989/4 | 売上高 5,226億円 | |||||
FY90 1990/4 | 売上高 5,925億円 | |||||
FY91 1991/4 | 売上高 6,927億円 | |||||
FY92 1992/4 | 売上高 6,952億円 | 当期純利益 92.2億円 | ||||
FY93 1993/4 | 売上高 6,767億円 | 当期純利益 60.7億円 | ヤマハとの合併説を否定 | |||
FY94 1994/4 | 売上高 6,527億円 | 当期純利益 26億円 | ||||
FY95 1995/4 | 売上高 6,662億円 | 当期純利益 40.3億円 | ||||
FY96 1996/4 | 売上高 7,328億円 | 当期純利益 36.7億円 | ||||
FY97 1997/4 | 売上高 8,509億円 | 当期純利益 136億円 | ||||
FY98 1998/4 | 売上高 8,517億円 | 当期純利益 148億円 | Yamaha Motor Vietnamを設立 | |||
国内4販社を統合 | ||||||
FY99 1999/4 | 売上高 8,081億円 | 当期純利益 97.4億円 | マリン事業の構造改革 | 「聖域」と化したマリン事業に初めてメスを入れた構造改革 | ||
FY00 2000/4 | 売上高 8,771億円 | 当期純利益 110億円 | トヨタ自動車と業務提携を締結 | |||
FY01 2001/4 | 売上高 8,840億円 | 当期純利益 76.1億円 | ||||
FY02 2002/4 | 売上高 9,468億円 | 当期純利益 95.3億円 | ||||
FY03 2003/4 | 売上高 10,131億円 | 当期純利益 255億円 | ||||
FY04 2004/4 | 売上高 10,119億円 | 当期純利益 381億円 | ||||
FY05 2005/4 | 売上高 13,752億円 | 当期純利益 640億円 | ||||
FY06 2006/4 | 売上高 15,820億円 | 当期純利益 772億円 | ||||
FY07 2007/4 | 売上高 17,567億円 | 当期純利益 712億円 | グローバルパーツセンターを新設 | |||
FY08 2008/4 | 売上高 16,038億円 | 当期純利益 18.5億円 | Yamaha Motor Philippines を設立 | |||
FY09 2009/4 | 売上高 11,536億円 | 当期純利益 -2,161億円 | ヤマハマリン袋井工場を新設 | |||
FY10 2010/4 | 売上高 12,941億円 | 当期純利益 183億円 | 赤字転落。構造改革を開始 | 規模成長の前提を放棄し損益分岐点型の経営へ転換した転機 | ||
FY11 2011/4 | 売上高 12,761億円 | 当期純利益 269億円 | ||||
FY12 2012/4 | 売上高 12,076億円 | 当期純利益 74.8億円 | ||||
FY13 2013/4 | 売上高 14,104億円 | 当期純利益 440億円 | 四輪車に参入(凍結) | 1960年代に見送った四輪車参入を半世紀後に試み再び退いた経緯 | ||
FY14 2014/4 | 売上高 15,212億円 | 当期純利益 684億円 | ||||
FY15 2015/4 | 売上高 16,311億円 | 当期純利益 600億円 | ||||
FY16 2016/4 | 売上高 15,028億円 | 当期純利益 631億円 | ||||
FY17 2017/4 | 売上高 16,700億円 | 当期純利益 1,016億円 | 浜松ロボティスク事務所を新設 | |||
FY18 2018/4 | 売上高 16,731億円 | 当期純利益 933億円 | ||||
FY19 2019/4 | 売上高 16,647億円 | 当期純利益 757億円 | ||||
FY20 2020/4 | 売上高 14,712億円 | 当期純利益 530億円 | 新川およびアピックヤマダを買収 | |||
FY21 2021/4 | 売上高 18,124億円 | 当期純利益 1,555億円 | divestiture | 浜北工場の閉鎖を決定 | 創業地の閉鎖決定と延期が示す生産拠点再編の実行難度 | |
FY22 2022/4 | 売上高 22,484億円 | 当期純利益 1,744億円 | ||||
FY23 2023/4 | 売上高 24,147億円 | 当期純利益 1,601億円 | ||||
FY24 2024/4 | 売上高 25,761億円 | 当期純利益 1,192億円 | ||||
2025 1-12月 | シルチェスターが株式追加を取得 英国系の投資ファンド(シルチェスター・インターナショナル)が、ヤマハ発動機の株式を追加取得。2025年10月時点で8.79%の株式を保有し、ヤマハ発動機における推定第2位の大株主となった。 |
- ヤマハ発動機株式会社を設立戦時遊休資産の転用が生んだ後発二輪メーカーの量産優位
- 北川自動車に資本参加
- 昌和製作所に資本参加
- マリン事業に新規参入
エンジンの製造技術を応用して、ボート・船外機に参入
- 特約店を整備親会社の営業所に間借りした販売体制が抱えた構造的脆弱性
- 東証に株式上場増資による希薄化が生んだ親子上場と人的支配の並存構造
- 販売不振で減収国内成熟期に外需で稼働率を補完する輸出依存モデルの原型
- 磐田工場を新設四輪車を選ばずに輸出量産拠点に賭けた1960年代の分岐点
- 北米向け車種「350R1」を発表
- 海外拠点の拡充
日本国内における集中生産によるコストダウンのため、販売台数を増加させるために欧州・南米・東南アジアに現地法人を設立
- 船外機でマーキュリー社と合弁契約を締結
- Yamaha Motor Corporation, U.S.Aを設立輸出130万台時代に販売管理を内製化した北米法人設立の必然
- 二輪車増産(HY戦争)シェア首位を狙った増産がホンダの全面報復を招いた構図
- 赤字転落・再建計画を策定年産350万台を150万台に半減し損失を一括処理した再建手法
- 産業用ロボットに新規参入
- Yamaha Motor Manufacturing Corporation of Americaを設立
- 台湾山葉機車工業を設立
- 米フォード向け自動車エンジンの製造を開始
- ヤマハとの合併説を否定
- Yamaha Motor Vietnamを設立
- 国内4販社を統合
- マリン事業の構造改革「聖域」と化したマリン事業に初めてメスを入れた構造改革
- トヨタ自動車と業務提携を締結
- グローバルパーツセンターを新設
- Yamaha Motor Philippines を設立
- ヤマハマリン袋井工場を新設
- 赤字転落。構造改革を開始規模成長の前提を放棄し損益分岐点型の経営へ転換した転機
- 四輪車に参入(凍結)1960年代に見送った四輪車参入を半世紀後に試み再び退いた経緯
- 浜松ロボティスク事務所を新設
- 新川およびアピックヤマダを買収
- 浜北工場の閉鎖を決定創業地の閉鎖決定と延期が示す生産拠点再編の実行難度
- シルチェスターが株式追加を取得
英国系の投資ファンド(シルチェスター・インターナショナル)が、ヤマハ発動機の株式を追加取得。2025年10月時点で8.79%の株式を保有し、ヤマハ発動機における推定第2位の大株主となった。
参考文献・出所
有価証券報告書 沿革
ヤマハ発動機社史
日本楽器社史
有価証券報告書
日経新聞朝刊
ヤマハ発動機IR資料
ヤマハ発動機IR
決算説明会資料
Bloomberg
IR 決算説明QA FY25-3Q 2025/11/5
IR 決算説明QA FY25-2Q 2025/8/5
ヤマハ発動機中期経営計画