ジェイテクトの沿革(1921〜2025年)
ジェイテクトの創業から現在までの主要な出来事・経営判断・組織変化を年月順に一覧できる沿革(社史年表)ページです。 各年の売上高・純利益などの業績推移と、歴史的意義の解説をあわせて掲載しています。 社史・報道資料などの公開情報をもとに重要事項を判断の上、作成しています。
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1921 1-12月 | 創業 | 大阪市生野区で光洋精工社(当社前身)を創設、ベアリング生産を開始 | ジェイテクトの源流となる光洋精工の誕生 | |||
1935 1-12月 | 組織 | 株式会社に改組し光洋精工株式会社を設立 | ||||
1941 1-12月 | 創業 | トヨタ自動車工業から分離独立し豊田工機を設立 金属工作機械の生産を目的。もう一つの源流 | トヨタグループ工作機械メーカーの発足、豊田自動織機系譜 | |||
FY50 1950/3 | 上場 | 大阪・東京証券取引所に上場 戦後復興期に主要軸受・工作機械メーカーとして資本市場に参入 | ||||
| 上場 | 名古屋証券取引所に上場 | |||||
FY58 1958/3 | 売上高 48億円 | |||||
FY59 1959/3 | 売上高 41億円 | |||||
FY60 1960/3 | 売上高 65億円 | |||||
FY61 1961/3 | 売上高 109億円 | 製品 | 光洋精工国分工場でステアリングの開発・試作を開始 | 光洋精工が自動車ステアリング事業へ参入する起点 | ||
FY62 1962/3 | 売上高 148億円 | 組織 | ミシン・工作機械部門を分離し光洋機械工業を設立 現ジェイテクトマシンシステム | |||
FY63 1963/3 | 売上高 157億円 | 当期純利益 15.9億円 | ||||
FY64 1964/3 | 売上高 176億円 | 当期純利益 13.8億円 | ||||
FY65 1965/3 | 売上高 213億円 | 当期純利益 11.6億円 | ||||
FY66 1966/3 | 売上高 223億円 | 当期純利益 9.9億円 | ||||
FY67 1967/3 | 売上高 255億円 | 当期純利益 8.7億円 | ||||
FY68 1968/3 | 売上高 343億円 | 当期純利益 13.4億円 | ||||
FY69 1969/3 | 売上高 426億円 | 当期純利益 19.7億円 | 製品 | 豊田工機が自動車用パワーステアリングの開発に成功し生産を開始 | 豊田工機がトヨタ車向けパワステ供給の地位を確立 | |
FY70 1970/3 | 売上高 519億円 | 当期純利益 24.5億円 | ||||
FY71 1971/3 | 売上高 637億円 | 当期純利益 30.5億円 | ||||
FY72 1972/3 | 売上高 656億円 | 当期純利益 20.8億円 | ||||
FY73 1973/3 | 売上高 667億円 | 当期純利益 19.5億円 | ||||
FY74 1974/3 | 売上高 850億円 | 当期純利益 26億円 | 子会社 | 米国サウスカロライナ州にAMERICAN KOYO BEARING MANUFACTURINGを設立 AMERICAN KOYOとの合弁 | ||
FY75 1975/3 | 売上高 1,115億円 | 当期純利益 26.4億円 | ||||
FY76 1976/3 | 売上高 989億円 | 当期純利益 10億円 | ||||
FY77 1977/3 | 売上高 1,033億円 | 当期純利益 9億円 | ||||
FY78 1978/3 | 売上高 1,014億円 | 当期純利益 -6億円 | 子会社 | 米国イリノイ州にTOYODA MACHINERY USA CORPORATIONを設立 豊田工機の工作機械販売会社 | ||
FY79 1979/3 | 売上高 948億円 | 当期純利益 -88億円 | ||||
FY80 1980/3 | 売上高 1,114億円 | 当期純利益 -358億円 | ||||
FY81 1981/3 | 売上高 1,289億円 | 当期純利益 65億円 | 組織 | 減資(1980年7月末の資本の額を3/4減少) | ||
| 人事 | 第三者割当増資によりトヨタ自動車工業が光洋精工の筆頭株主に 7,600万株、発行価格1株600円 | 光洋精工がトヨタ系列に組み込まれた転換点 | ||||
FY82 1982/3 | 売上高 1,376億円 | 当期純利益 64億円 | ||||
FY83 1983/3 | 売上高 1,267億円 | 当期純利益 28億円 | ||||
FY84 1984/3 | 売上高 1,364億円 | 当期純利益 22億円 | ||||
FY85 1985/3 | 売上高 1,609億円 | 当期純利益 71億円 | ||||
FY89 1989/3 | 子会社 | 米国TRW INCとのパートナーシップでTRW KOYO STEERING SYSTEMSを設立 テネシー州。ステアリングの北米合弁 | 光洋精工とTRWの北米ステアリング合弁 | |||
FY90 1990/3 | 設備 | 豊田工機がテネシー州にTOYODA TRW AUTOMOTIVEを設立 ステアリング製造 | トヨタグループのステアリング北米現地生産 | |||
| 子会社 | 英国サウスヨークシャー州にKOYO BEARINGS (EUROPE)を設立 現JTEKT AUTOMOTIVE ENGLAND | |||||
FY92 1992/3 | 売上高 2,968億円 | 当期純利益 32億円 | ||||
FY93 1993/3 | 売上高 3,141億円 | 当期純利益 -2億円 | M&A | フランス・イリニイ市のSOCIETE DE MECANIQUE D'IRIGNYの株式を追加取得し子会社化 後のJTEKT EUROPE S.A.S. | フランスにおけるステアリング生産拠点の獲得 | |
FY94 1994/3 | 売上高 2,858億円 | 当期純利益 -16億円 | ||||
FY95 1995/3 | 売上高 3,092億円 | 当期純利益 14億円 | ||||
FY96 1996/3 | 売上高 3,226億円 | 当期純利益 35億円 | ||||
FY97 1997/3 | 売上高 3,562億円 | 当期純利益 54億円 | ||||
FY98 1998/3 | 売上高 3,600億円 | 当期純利益 44億円 | ||||
FY99 1999/3 | 売上高 3,496億円 | 当期純利益 -2億円 | M&A | ルーマニア・アレキサンドリア市のRULMENTI ALEXANDRIAを取得しKOYO ROMANIAに改称 | ||
FY00 2000/3 | 売上高 3,610億円 | 当期純利益 10億円 | M&A | フランス・ディジョン市のKOYO STEERING DIJON SAINT ETIENNEを子会社化 欧州ステアリングの拠点拡充 | ||
FY01 2001/3 | 売上高 3,961億円 | 当期純利益 -121億円 | ||||
FY02 2002/3 | 売上高 4,042億円 | 当期純利益 -18億円 | ||||
FY03 2003/3 | 売上高 4,467億円 | 当期純利益 82億円 | 組織 | 豊田工機・トヨタ・デンソーとの4社合弁でファーベスを設立 電動パワーステアリングの開発・販売会社 | EPS市場形成に向けた業界合従策 | |
FY04 2004/3 | 売上高 5,052億円 | 当期純利益 78億円 | M&A | TRW KOYO STEERING SYSTEMSの持分を追加取得し子会社化 | ||
FY05 2005/3 | 売上高 5,702億円 | 当期純利益 164億円 | M&A | 光洋精工と豊田工機の合併に基本合意 | トヨタグループ部品再編の中核案件、両社源流の統合 | |
FY06 2006/3 | 売上高 7,243億円 | 当期純利益 272億円 | M&A | 光洋精工と豊田工機が合併し商号をジェイテクトに変更 軸受・工作機械・ステアリングを一体化した大型統合 | トヨタグループの軸受とステアリング・工作機械を一体化した業界構造再編の象徴 | |
FY07 2007/3 | 売上高 10,252億円 | 当期純利益 449億円 | ||||
FY08 2008/3 | 売上高 11,575億円 | 当期純利益 434億円 | ||||
FY09 2009/3 | 売上高 10,170億円 | 当期純利益 -119億円 | 業績 | リーマン危機で純損失▲120億円に転落 | リーマン直撃、合併後の最初の最終赤字 | |
FY10 2010/3 | 売上高 7,696億円 | 当期純利益 -104億円 | M&A | ザ・ティムケン・カンパニーのニードル軸受事業を取得 同年7月に売買契約締結 | 米国大手からのニードル軸受事業取得、軸受事業強化 | |
| 業績 | 2期連続純損失▲194億円、営業利益は4億円とほぼ消滅 | リーマン後の需要蒸発の継続影響 | ||||
FY11 2011/3 | 売上高 9,554億円 | 当期純利益 200億円 | ||||
FY12 2012/3 | 売上高 10,526億円 | 当期純利益 133億円 | ||||
FY13 2013/3 | 売上高 10,675億円 | 当期純利益 138億円 | ||||
FY14 2014/3 | 売上高 12,601億円 | 当期純利益 238億円 | 人事 | 安形哲夫が社長に就任 井川正治からの交代 | ||
FY15 2015/3 | 売上高 13,559億円 | 当期純利益 425億円 | ||||
FY16 2016/3 | 売上高 13,999億円 | 当期純利益 286億円 | ||||
FY17 2017/3 | 売上高 13,183億円 | 当期純利益 475億円 | ||||
FY18 2018/3 | 売上高 14,411億円 | 当期純利益 496億円 | M&A | インドのSONA KOYO STEERING SYSTEMSの株式を追加取得し子会社化 現JTEKT INDIA | インドでのステアリング事業基盤確立 | |
| M&A | 富士機工を完全子会社化 現ジェイテクトコラムシステム。ステアリングコラム事業強化 | |||||
FY19 2019/3 | 売上高 15,208億円 | 当期純利益 246億円 | M&A | ダイベアを完全子会社化 現ジェイテクトプレシジョンベアリング | ||
FY20 2020/3 | 売上収益 14,188億円 | 当期利益 -37億円 | M&A | 豊精密工業を完全子会社化 現ジェイテクトギヤシステム | ||
| 業績 | コロナ直前の需要減で純損失▲38億円 | 合併以降2回目の最終赤字 | ||||
FY21 2021/3 | 売上収益 12,462億円 | 当期利益 8億円 | 人事 | 佐藤和弘が社長に就任 安形哲夫からの交代 | コロナ局面の経営改革を担う | |
FY22 2022/3 | 売上収益 14,284億円 | 当期利益 206億円 | 設備 | 本店の所在地を愛知県刈谷市に移転 大阪から刈谷へ。トヨタ系企業としての重心移動 | ||
FY23 2023/3 | 売上収益 16,781億円 | 当期利益 342億円 | ブランド | 事業ブランドを「JTEKT」へ統一 光洋精工(KOYO)と豊田工機(TOYODA)のブランドを統合 | 2006年合併から16年を経たブランド完全統合 | |
FY24 2024/3 | 売上収益 18,915億円 | 当期利益 402億円 | M&A | ジェイテクトフルードパワーシステムを完全子会社化 | ||
| 人事 | 安形哲夫→佐藤和弘を経て近藤禎人が社長に就任 生産技術出身のプロパー経営者 | 「受動型から能動型へ」のビジネスモデル転換宣言 | ||||
| 経営計画 | 近藤体制下の新中期経営計画を発表 ソリューション共創センター発足、コアコンピタンスのプラットフォーム化が柱 | 社長交代に伴い発表時期がずれ込んだ中計 | ||||
2025 1-12月 | 組織 | 欧州ニードル・ローラー・ベアリング(NRB)事業を譲渡完了 上期実績に5億円の事業利益増効果 | 欧州構造改革の具体的一手 |
- 大阪市生野区で光洋精工社(当社前身)を創設、ベアリング生産を開始ジェイテクトの源流となる光洋精工の誕生
- 株式会社に改組し光洋精工株式会社を設立
- トヨタ自動車工業から分離独立し豊田工機を設立
金属工作機械の生産を目的。もう一つの源流
トヨタグループ工作機械メーカーの発足、豊田自動織機系譜 - 大阪・東京証券取引所に上場
戦後復興期に主要軸受・工作機械メーカーとして資本市場に参入
- 名古屋証券取引所に上場
- 光洋精工国分工場でステアリングの開発・試作を開始光洋精工が自動車ステアリング事業へ参入する起点
- ミシン・工作機械部門を分離し光洋機械工業を設立
現ジェイテクトマシンシステム
- 豊田工機が自動車用パワーステアリングの開発に成功し生産を開始豊田工機がトヨタ車向けパワステ供給の地位を確立
- 米国サウスカロライナ州にAMERICAN KOYO BEARING MANUFACTURINGを設立
AMERICAN KOYOとの合弁
- 米国イリノイ州にTOYODA MACHINERY USA CORPORATIONを設立
豊田工機の工作機械販売会社
- 減資(1980年7月末の資本の額を3/4減少)
- 第三者割当増資によりトヨタ自動車工業が光洋精工の筆頭株主に
7,600万株、発行価格1株600円
光洋精工がトヨタ系列に組み込まれた転換点 - 米国TRW INCとのパートナーシップでTRW KOYO STEERING SYSTEMSを設立
テネシー州。ステアリングの北米合弁
光洋精工とTRWの北米ステアリング合弁 - 豊田工機がテネシー州にTOYODA TRW AUTOMOTIVEを設立
ステアリング製造
トヨタグループのステアリング北米現地生産 - 英国サウスヨークシャー州にKOYO BEARINGS (EUROPE)を設立
現JTEKT AUTOMOTIVE ENGLAND
- フランス・イリニイ市のSOCIETE DE MECANIQUE D'IRIGNYの株式を追加取得し子会社化
後のJTEKT EUROPE S.A.S.
フランスにおけるステアリング生産拠点の獲得 - ルーマニア・アレキサンドリア市のRULMENTI ALEXANDRIAを取得しKOYO ROMANIAに改称
- フランス・ディジョン市のKOYO STEERING DIJON SAINT ETIENNEを子会社化
欧州ステアリングの拠点拡充
- 豊田工機・トヨタ・デンソーとの4社合弁でファーベスを設立
電動パワーステアリングの開発・販売会社
EPS市場形成に向けた業界合従策 - TRW KOYO STEERING SYSTEMSの持分を追加取得し子会社化
- 光洋精工と豊田工機の合併に基本合意トヨタグループ部品再編の中核案件、両社源流の統合
- 光洋精工と豊田工機が合併し商号をジェイテクトに変更
軸受・工作機械・ステアリングを一体化した大型統合
トヨタグループの軸受とステアリング・工作機械を一体化した業界構造再編の象徴 - リーマン危機で純損失▲120億円に転落リーマン直撃、合併後の最初の最終赤字
- ザ・ティムケン・カンパニーのニードル軸受事業を取得
同年7月に売買契約締結
米国大手からのニードル軸受事業取得、軸受事業強化 - 2期連続純損失▲194億円、営業利益は4億円とほぼ消滅リーマン後の需要蒸発の継続影響
- 安形哲夫が社長に就任
井川正治からの交代
- インドのSONA KOYO STEERING SYSTEMSの株式を追加取得し子会社化
現JTEKT INDIA
インドでのステアリング事業基盤確立 - 富士機工を完全子会社化
現ジェイテクトコラムシステム。ステアリングコラム事業強化
- ダイベアを完全子会社化
現ジェイテクトプレシジョンベアリング
- 豊精密工業を完全子会社化
現ジェイテクトギヤシステム
- コロナ直前の需要減で純損失▲38億円合併以降2回目の最終赤字
- 佐藤和弘が社長に就任
安形哲夫からの交代
コロナ局面の経営改革を担う - 本店の所在地を愛知県刈谷市に移転
大阪から刈谷へ。トヨタ系企業としての重心移動
- 事業ブランドを「JTEKT」へ統一
光洋精工(KOYO)と豊田工機(TOYODA)のブランドを統合
2006年合併から16年を経たブランド完全統合 - ジェイテクトフルードパワーシステムを完全子会社化
- 安形哲夫→佐藤和弘を経て近藤禎人が社長に就任
生産技術出身のプロパー経営者
「受動型から能動型へ」のビジネスモデル転換宣言 - 近藤体制下の新中期経営計画を発表
ソリューション共創センター発足、コアコンピタンスのプラットフォーム化が柱
社長交代に伴い発表時期がずれ込んだ中計 - 欧州ニードル・ローラー・ベアリング(NRB)事業を譲渡完了
上期実績に5億円の事業利益増効果
欧州構造改革の具体的一手
参考文献・出所
有価証券報告書
JBpress 2025/2/20
日経xTECH 2024/6
決算説明会 FY23
決算説明会 FY24-3Q
決算説明会 FY25-2Q
レスポンス 2024/6/27
決算説明会 FY24