沿革・歴史的証言 — 1968〜2025年の年表 経営判断・組織変化と当事者の証言
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
FY69 1969/3 | 会社設立 | 電子機器・電子部品販売を目的として設立 東京都千代田区外神田にて電子デバイスの専門商社として創業 | 電子部品流通の専業商社として出発。のちに加賀電子グループの母体 | |||
FY86 1986/3 | 株式上場 | 社団法人日本証券業協会・東京地区協会に株式を登録 店頭登録により資本市場へのアクセスを確立 | 証券市場への参入。成長資金の調達基盤を整備 | |||
FY87 1987/3 | 株式上場 | 東京証券取引所市場第二部に上場 | 上場企業としての信用力獲得。資金調達力の強化 | |||
FY91 1991/3 | 企業買収 | ㈱ナグザット(現・加賀テック㈱)を子会社化 現・連結子会社 | ||||
FY92 1992/3 | 新規事業 | 電子デバイス部を分社し加賀デバイス㈱を東京都文京区に設立 現・連結子会社。デバイス専門の子会社設立による事業分権化 | デバイス事業の独立法人化。グループの専門性分化の起点 | |||
企業買収 | ボルテック㈱(現・加賀マイクロソリューション㈱)を子会社化 現・連結子会社 | |||||
FY93 1993/3 | 海外進出 | KAGA(H.K.)ELECTRONICS LIMITEDを香港に設立 現・連結子会社 | アジア流通ネットワーク構築の起点。香港拠点が東アジア事業の足がかりとなる | |||
業務提携 | 株式会社巴商会よりアップルコンピュータ社製品の営業部門を譲受け IT機器流通事業の拡充 | |||||
FY95 1995/3 | 海外進出 | KAGA(SINGAPORE)ELECTRONICS PTE LTDをシンガポールに設立 現・連結子会社 | 東南アジア流通網の整備。シンガポール拠点が域内統括機能を担う | |||
FY96 1996/3 | 新規事業 | 加賀ソルネット㈱を東京都新宿区に設立 現・連結子会社。IT関連ソリューション事業への進出 | ||||
海外進出 | KAGA(TAIWAN)ELECTRONICS CO.,LTD.を台湾に設立 現・連結子会社 | |||||
FY98 1998/3 | 株式上場 | 東京証券取引所市場第二部から市場第一部へ上場 | 一部昇格により機関投資家を含む資本市場での信認向上。グループ拡大の節目 | |||
FY00 2000/3 | 企業買収 | ㈱エー・ディーデバイスを子会社化 現・連結子会社 | ||||
FY01 2001/3 | 海外進出 | 加賀電子(上海)有限公司を中国上海市に設立 現・連結子会社 | 中国市場への本格参入。その後の中国事業拡大の基盤 | |||
FY02 2002/3 | 企業買収 | ユニオン商事㈱を子会社化 | ||||
組織再編 | ㈱エー・ディーデバイスとユニオン商事㈱が合併 ㈱エー・ディーデバイスを存続会社とする | |||||
FY03 2003/3 | 海外進出 | KAGA ELECTRONICS(THAILAND)COMPANY LIMITEDをタイに設立 現・連結子会社 | タイ拠点の設立により東南アジアの製造・流通ネットワークを拡充 | |||
新規事業 | マイクロソリューション㈱(現・加賀マイクロソリューション㈱)を東京都新宿区に設立 現・連結子会社 | |||||
FY04 2004/3 | 企業買収 | ㈱デジタル・メディア・ラボを子会社化 現・連結子会社 | ||||
FY05 2005/3 | 新規事業 | FYT㈱(現・加賀スポーツ㈱)を東京都文京区に設立 現・連結子会社。スポーツ事業への多角化 | ||||
FY06 2006/3 | 売上高 2,578億円 | 当期純利益 73億円 | 企業買収 | ㈱樫村(加賀ハイテック㈱)を子会社化 | ||
FY07 2007/3 | 売上高 2,690億円 | 当期純利益 43億円 | 業務提携 | 加賀コンポーネント㈱がプラスビジョン㈱よりプロジェクター事業を譲受け 映像機器事業の取込 | ||
事業売却 | 情報機器事業部門の主要部門を加賀ハイテック㈱へ事業譲渡 グループ内での事業再配置 | |||||
企業買収 | 大塚電機㈱を子会社化 電子部品流通の補強 | |||||
FY08 2008/3 | 売上高 2,913億円 | 当期純利益 37億円 | 新規事業 | 会社分割により加賀アミューズメント㈱を設立 現・連結子会社。アミューズメント事業を分社化 | ||
FY09 2009/3 | 売上高 2,736億円 | 当期純利益 -8億円 | 企業買収 | エー・ディ・エム㈱を株式公開買付により子会社化 製造受託・EMS分野への進出の布石 | 製造受託分野の取込。事業ポートフォリオ拡張の一環 | |
FY10 2010/3 | 売上高 2,394億円 | 当期純利益 -3億円 | 海外進出 | KAGA(EUROPE)ELECTRONICS LTD.をイギリスに、KD TEC s.r.o.をチェコに設立 現・連結子会社。欧州流通・製造拠点の同時整備 | 欧州への二極拠点展開。販売と製造を組み合わせた欧州事業モデルの構築 | |
企業買収 | 東京電電工業㈱(現・加賀テクノサービス㈱)を子会社化 現・連結子会社 | |||||
FY11 2011/3 | 売上高 2,380億円 | 当期純利益 19億円 | ||||
FY12 2012/3 | 売上高 2,299億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 9億円 | 組織再編 | 加賀テック㈱と大塚電機㈱が合併 加賀テック㈱を存続会社とする | ||
FY13 2013/3 | 売上高 2,164億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 4億円 | 組織再編 | ㈱エー・ディーデバイスがエーエスデバイス㈱を吸収合併 ㈱エー・ディーデバイスを存続会社とする | ||
組織再編 | エー・ディ・エム㈱を株式交換により完全子会社化 グループ再編の一環 | |||||
FY14 2014/3 | 売上高 2,579億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 39億円 | 企業買収 | 加賀デバイス㈱を完全子会社化 持株比率の引き上げによるグループ統合 | ||
組織再編 | 加賀デバイス㈱とエー・ディ・エム㈱が合併 加賀デバイス㈱を存続会社とする | |||||
設備投資 | 東京都千代田区神田松永町に本社ビルを取得(竣工) 自社ビル取得により本社機能を安定化 | 本社ビルの自社保有。不動産資産取得による財務基盤の多様化 | ||||
FY15 2015/3 | 売上高 2,551億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 44億円 | ||||
FY16 2016/3 | 売上高 2,454億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 54億円 | ||||
FY17 2017/3 | 売上高 2,272億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 70億円 | 組織再編 | 加賀ソルネット㈱と加賀ハイテック㈱が合併 加賀ソルネット㈱を存続会社とする | ||
海外進出 | TAXAN MEXICO S.A. DE C.V.をメキシコに設立 現・連結子会社。北米・中米の流通拠点整備 | 北米市場への展開。メキシコ製造拠点設立でサプライチェーンの地産地消化を推進 | ||||
FY18 2018/3 | 売上高 2,359億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 65億円 | 組織再編 | 加賀コンポーネント㈱の全事業を加賀マイクロソリューション㈱へ事業譲渡 グループ内事業統合 | ||
FY19 2019/3 | 売上高 2,928億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 80億円 | 海外進出 | KD TEC TURKEY ELECTRONIK SANAYI VE TICARET LIMITED SIRKETIをトルコに設立 現・連結子会社 | ||
海外進出 | KAGA ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITEDをインドに設立 現・連結子会社。インド市場への参入 | インドへの進出で南アジア需要を取込。EMS分野の拠点多様化 | ||||
企業買収 | 富士通エレクトロニクス㈱(現・加賀FEI㈱)を子会社化 現・連結子会社。富士通の電子部品販売子会社を取込 | 大型M&A。富士通系顧客基盤・製品ラインの一括取込で規模が大幅拡大 | ||||
FY20 2020/3 | 売上高 4,436億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 59億円 | 企業買収新規事業 | 十和田パイオニア㈱(現・加賀EMS十和田㈱)を子会社化 現・連結子会社。EMS(電子製造受託)事業の強化 | EMS分野の主力拠点獲得。製造受託への本格シフトを象徴する買収 | |
FY21 2021/3 | 売上高 4,224億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 114億円 | 企業買収 | ㈱エクセルを子会社化 現・連結子会社 | ||
企業買収 | 旭東電気㈱を子会社化 現・連結子会社 | |||||
FY22 2022/3 | 売上高 4,958億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 154億円 | 設備投資新規事業 | 加賀エアロシステム㈱を和歌山県西牟婁郡に設立 現・連結子会社。航空機部品事業への参入 | 航空宇宙分野への多角化。製造受託の高付加価値領域への展開 | |
FY23 2023/3 | 売上高 6,081億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 231億円 | 株式上場 | 東京証券取引所プライム市場に移行 市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 | ||
FY24 2024/3 | 売上高 5,427億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 203億円 | ||||
FY25 2025/3 | 売上高 5,478億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 171億円 |
- 電子機器・電子部品販売を目的として設立
東京都千代田区外神田にて電子デバイスの専門商社として創業
電子部品流通の専業商社として出発。のちに加賀電子グループの母体 - 社団法人日本証券業協会・東京地区協会に株式を登録
店頭登録により資本市場へのアクセスを確立
証券市場への参入。成長資金の調達基盤を整備 - 東京証券取引所市場第二部に上場上場企業としての信用力獲得。資金調達力の強化
- ㈱ナグザット(現・加賀テック㈱)を子会社化
現・連結子会社
- 電子デバイス部を分社し加賀デバイス㈱を東京都文京区に設立
現・連結子会社。デバイス専門の子会社設立による事業分権化
デバイス事業の独立法人化。グループの専門性分化の起点 - ボルテック㈱(現・加賀マイクロソリューション㈱)を子会社化
現・連結子会社
- KAGA(H.K.)ELECTRONICS LIMITEDを香港に設立
現・連結子会社
アジア流通ネットワーク構築の起点。香港拠点が東アジア事業の足がかりとなる - 株式会社巴商会よりアップルコンピュータ社製品の営業部門を譲受け
IT機器流通事業の拡充
- KAGA(SINGAPORE)ELECTRONICS PTE LTDをシンガポールに設立
現・連結子会社
東南アジア流通網の整備。シンガポール拠点が域内統括機能を担う - 加賀ソルネット㈱を東京都新宿区に設立
現・連結子会社。IT関連ソリューション事業への進出
- KAGA(TAIWAN)ELECTRONICS CO.,LTD.を台湾に設立
現・連結子会社
- 東京証券取引所市場第二部から市場第一部へ上場一部昇格により機関投資家を含む資本市場での信認向上。グループ拡大の節目
- ㈱エー・ディーデバイスを子会社化
現・連結子会社
- 加賀電子(上海)有限公司を中国上海市に設立
現・連結子会社
中国市場への本格参入。その後の中国事業拡大の基盤 - ユニオン商事㈱を子会社化
- ㈱エー・ディーデバイスとユニオン商事㈱が合併
㈱エー・ディーデバイスを存続会社とする
- KAGA ELECTRONICS(THAILAND)COMPANY LIMITEDをタイに設立
現・連結子会社
タイ拠点の設立により東南アジアの製造・流通ネットワークを拡充 - マイクロソリューション㈱(現・加賀マイクロソリューション㈱)を東京都新宿区に設立
現・連結子会社
- ㈱デジタル・メディア・ラボを子会社化
現・連結子会社
- FYT㈱(現・加賀スポーツ㈱)を東京都文京区に設立
現・連結子会社。スポーツ事業への多角化
- ㈱樫村(加賀ハイテック㈱)を子会社化
- 加賀コンポーネント㈱がプラスビジョン㈱よりプロジェクター事業を譲受け
映像機器事業の取込
- 情報機器事業部門の主要部門を加賀ハイテック㈱へ事業譲渡
グループ内での事業再配置
- 大塚電機㈱を子会社化
電子部品流通の補強
- 会社分割により加賀アミューズメント㈱を設立
現・連結子会社。アミューズメント事業を分社化
- エー・ディ・エム㈱を株式公開買付により子会社化
製造受託・EMS分野への進出の布石
製造受託分野の取込。事業ポートフォリオ拡張の一環 - KAGA(EUROPE)ELECTRONICS LTD.をイギリスに、KD TEC s.r.o.をチェコに設立
現・連結子会社。欧州流通・製造拠点の同時整備
欧州への二極拠点展開。販売と製造を組み合わせた欧州事業モデルの構築 - 東京電電工業㈱(現・加賀テクノサービス㈱)を子会社化
現・連結子会社
- 加賀テック㈱と大塚電機㈱が合併
加賀テック㈱を存続会社とする
- ㈱エー・ディーデバイスがエーエスデバイス㈱を吸収合併
㈱エー・ディーデバイスを存続会社とする
- エー・ディ・エム㈱を株式交換により完全子会社化
グループ再編の一環
- 加賀デバイス㈱を完全子会社化
持株比率の引き上げによるグループ統合
- 加賀デバイス㈱とエー・ディ・エム㈱が合併
加賀デバイス㈱を存続会社とする
- 東京都千代田区神田松永町に本社ビルを取得(竣工)
自社ビル取得により本社機能を安定化
本社ビルの自社保有。不動産資産取得による財務基盤の多様化 - 加賀ソルネット㈱と加賀ハイテック㈱が合併
加賀ソルネット㈱を存続会社とする
- TAXAN MEXICO S.A. DE C.V.をメキシコに設立
現・連結子会社。北米・中米の流通拠点整備
北米市場への展開。メキシコ製造拠点設立でサプライチェーンの地産地消化を推進 - 加賀コンポーネント㈱の全事業を加賀マイクロソリューション㈱へ事業譲渡
グループ内事業統合
- KD TEC TURKEY ELECTRONIK SANAYI VE TICARET LIMITED SIRKETIをトルコに設立
現・連結子会社
- KAGA ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITEDをインドに設立
現・連結子会社。インド市場への参入
インドへの進出で南アジア需要を取込。EMS分野の拠点多様化 - 富士通エレクトロニクス㈱(現・加賀FEI㈱)を子会社化
現・連結子会社。富士通の電子部品販売子会社を取込
大型M&A。富士通系顧客基盤・製品ラインの一括取込で規模が大幅拡大 - 十和田パイオニア㈱(現・加賀EMS十和田㈱)を子会社化
現・連結子会社。EMS(電子製造受託)事業の強化
EMS分野の主力拠点獲得。製造受託への本格シフトを象徴する買収 - ㈱エクセルを子会社化
現・連結子会社
- 旭東電気㈱を子会社化
現・連結子会社
- 加賀エアロシステム㈱を和歌山県西牟婁郡に設立
現・連結子会社。航空機部品事業への参入
航空宇宙分野への多角化。製造受託の高付加価値領域への展開 - 東京証券取引所プライム市場に移行
市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
参考文献・出所
加賀電子有価証券報告書
加賀電子コーポレートサイト
加賀電子コーポレートサイト沿革
加賀電子FY08決算短信
企業家倶楽部 2025/7/7
日本経済新聞 2022/3/6
東洋経済オンライン 2025/9/11
加賀電子2018年9月10日プレスリリース
加賀電子中期経営計画2027
My road 2014/12
賢者の選択 2018/2/14