沿革・歴史的証言 — 1937〜2026年の年表 経営判断・組織変化と当事者の証言
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1937 1-12月 | 会社設立 | 新潟県長岡市に資本金200万円で㈱津上製作所を設立 精密工作機械メーカーとして創業 | 現法人の起点 | |||
1938 1-12月 | 本社を東京市京橋区に移転 本社移転 | |||||
1941 1-12月 | 設備投資 | 長岡工場の全工場完成 主力生産拠点の完成 | 長岡を本社・主力工場とする体制の起点 | |||
1945 1-12月 | 企業買収 | 津上精密工学工業㈱を吸収合併し信州工場とする 信州工場取得 | ||||
1948 1-12月 | 本社を東京都港区に移転 本社移転 | |||||
FY50 1950/3 | 株式上場 | 東京・大阪・新潟各証券取引所に上場 3取引所同時上場 | 資本市場へのデビュー | |||
FY62 1962/3 | 企業買収 | 東洋精機㈱を吸収合併し茨城工場とする 生産拠点の取得 | ||||
FY67 1967/3 | 売上高 30億円 | 経常利益 1億円 | ||||
FY68 1968/3 | 売上高 46億円 | 経常利益 3億円 | ||||
FY69 1969/3 | 売上高 59億円 | 経常利益 5億円 | 組織再編 | ㈱蔵王製作所を設立 グループ会社設立 | ||
FY70 1970/3 | 売上高 73億円 | 経常利益 8億円 | ||||
FY71 1971/3 | 売上高 77億円 | 当期純利益 8億円 | 設備投資 | 津上総合研究所を長岡市に建設 研究開発拠点の整備 | ||
社名を㈱津上に変更 商号変更 | ||||||
FY72 1972/3 | 売上高 54億円 | 当期純利益 0億円 | ||||
FY73 1973/3 | 売上高 55億円 | 当期純利益 -5億円 | ||||
FY74 1974/3 | 売上高 75億円 | 当期純利益 -1億円 | ||||
FY75 1975/3 | 売上高 70億円 | 当期純利益 -28億円 | 組織再編 | 津上工販㈱を設立 販売子会社設立 | ||
構造改革 | 茨城工場を閉鎖・売却 生産拠点整理 | 事業整理 | ||||
FY76 1976/3 | 売上高 47億円 | 当期純利益 4億円 | ||||
FY77 1977/3 | 売上高 63億円 | 当期純利益 4億円 | ||||
FY78 1978/3 | 売上高 67億円 | 当期純利益 4億円 | ||||
FY79 1979/3 | 売上高 84億円 | 当期純利益 11億円 | ||||
FY80 1980/3 | 売上高 125億円 | 当期純利益 12億円 | ||||
FY81 1981/3 | 売上高 179億円 | 当期純利益 21億円 | ||||
FY82 1982/3 | 売上高 176億円 | 当期純利益 21億円 | ||||
FY83 1983/3 | 売上高 139億円 | 当期純利益 9億円 | 社名を㈱ツガミに変更 商号変更 | |||
FY84 1984/3 | 売上高 164億円 | 当期純利益 10億円 | ||||
FY85 1985/3 | 売上高 210億円 | 当期純利益 21億円 | ||||
FY89 1989/3 | 企業買収 | アヅマシマモト㈱(㈱ツガミシマモトに改称)の株式を取得 グループ拡大 | ||||
FY90 1990/3 | 海外進出 | タイにTSUGAMI(THAI)CO. LTD.を設立 | ||||
FY92 1992/3 | 組織再編 | ㈱ツガミプレシジョンを設立 グループ会社設立 | ||||
企業買収 | 米国の工作機械製造会社ウェルドン社を買収(WMTコーポレーションに改称) 米国メーカー買収 | 北米進出の起点 | ||||
FY98 1998/3 | 組織再編 | ㈱ツガミハイテックを設立 グループ会社設立 | ||||
FY02 2002/3 | 企業買収 | ツガミテクノ㈱の株式を取得 グループ拡大 | ||||
FY03 2003/3 | 構造改革 | WMTコーポレーション清算結了 米国子会社の清算 | 北米事業の見直し | |||
FY04 2004/3 | 海外進出 | 中国に津上精密机床(浙江)有限公司を設立 中国市場進出 | 中国生産・市場展開の起点 | |||
FY05 2005/3 | 組織再編 | 津上工販㈱を吸収合併 販社統合 | ||||
組織再編 | ㈱シマモト精工とツガミテクノ㈱を合併し㈱ツガミシマモトに / ㈱ツガミハイテックと㈱ツガミマシナリーを合併し㈱ツガミマシナリーに グループ再編 | グループ機能整理 | ||||
業務提携 | REM SALES LLCに出資 米国販売パートナーへの出資 | 北米販売チャネル整備 | ||||
FY06 2006/3 | 売上高 340億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 55億円 | 設備投資 | 長岡工場及び信州工場の新工場棟完成 生産能力増強 | 生産体制の刷新 | |
FY07 2007/3 | 売上高 366億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 34億円 | 組織再編 | ㈱ツガミ総合サービスと㈱ツガミツールを合併し㈱ツガミ総合サービスに サービス系子会社統合 | ||
FY08 2008/3 | 売上高 285億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 16億円 | ||||
FY09 2009/3 | 売上高 227億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 -19億円 | ||||
FY10 2010/3 | 売上高 156億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 -2億円 | 海外進出 | 韓国にTSUGAMI KOREA CO. LTD.を設立 | ||
FY11 2011/3 | 売上高 359億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 28億円 | 海外進出 | 中国に浙江品川精密機械有限公司を設立 中国生産能力拡張 | 中国生産体制の拡大 | |
FY12 2012/3 | 売上高 357億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 23億円 | ||||
FY13 2013/3 | 売上高 528億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 42億円 | ||||
FY14 2014/3 | 売上高 322億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 3億円 | ||||
FY15 2015/3 | 売上高 541億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 53億円 | ||||
FY16 2016/3 | 売上高 401億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 9億円 | ||||
FY17 2017/3 | 売上高 410億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 26億円 | ||||
FY18 2018/3 | 売上高 576億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 42億円 | ||||
FY19 2019/3 | 売上高 674億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 60億円 | ||||
FY20 2020/3 | 売上高 493億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 20億円 | ||||
FY21 2021/3 | 売上高 617億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 49億円 | ||||
FY22 2022/3 | 売上高 932億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 95億円 | ||||
FY23 2023/3 | 売上高 950億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 77億円 | ||||
FY24 2024/3 | 売上高 839億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 54億円 | 海外進出 | マレーシアにTSUGAMI UNIVERSAL SDN.BHD.を設立 マレーシア進出 | 東南アジア展開拡大 | |
海外進出 | ベトナムにTSUGAMI VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立 ベトナム進出 | 東南アジア展開拡大 | ||||
FY25 2025/3 | 売上高 1,074億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 109億円 | 組織再編 | 津上精密机床(浙江)有限公司が中津精密机床(浙江)有限公司を吸収合併 中国子会社統合 | ||
FY26 2026/3 | 売上高 1,291億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 167億円 |
- 新潟県長岡市に資本金200万円で㈱津上製作所を設立
精密工作機械メーカーとして創業
現法人の起点 - 本社を東京市京橋区に移転
本社移転
- 長岡工場の全工場完成
主力生産拠点の完成
長岡を本社・主力工場とする体制の起点 - 津上精密工学工業㈱を吸収合併し信州工場とする
信州工場取得
- 本社を東京都港区に移転
本社移転
- 東京・大阪・新潟各証券取引所に上場
3取引所同時上場
資本市場へのデビュー - 東洋精機㈱を吸収合併し茨城工場とする
生産拠点の取得
- ㈱蔵王製作所を設立
グループ会社設立
- 津上総合研究所を長岡市に建設
研究開発拠点の整備
- 社名を㈱津上に変更
商号変更
- 津上工販㈱を設立
販売子会社設立
- 茨城工場を閉鎖・売却
生産拠点整理
事業整理 - 社名を㈱ツガミに変更
商号変更
- アヅマシマモト㈱(㈱ツガミシマモトに改称)の株式を取得
グループ拡大
- タイにTSUGAMI(THAI)CO.
LTD.を設立
- ㈱ツガミプレシジョンを設立
グループ会社設立
- 米国の工作機械製造会社ウェルドン社を買収(WMTコーポレーションに改称)
米国メーカー買収
北米進出の起点 - ㈱ツガミハイテックを設立
グループ会社設立
- ツガミテクノ㈱の株式を取得
グループ拡大
- WMTコーポレーション清算結了
米国子会社の清算
北米事業の見直し - 中国に津上精密机床(浙江)有限公司を設立
中国市場進出
中国生産・市場展開の起点 - 津上工販㈱を吸収合併
販社統合
- ㈱シマモト精工とツガミテクノ㈱を合併し㈱ツガミシマモトに / ㈱ツガミハイテックと㈱ツガミマシナリーを合併し㈱ツガミマシナリーに
グループ再編
グループ機能整理 - REM SALES LLCに出資
米国販売パートナーへの出資
北米販売チャネル整備 - 長岡工場及び信州工場の新工場棟完成
生産能力増強
生産体制の刷新 - ㈱ツガミ総合サービスと㈱ツガミツールを合併し㈱ツガミ総合サービスに
サービス系子会社統合
- 韓国にTSUGAMI KOREA CO.
LTD.を設立
- 中国に浙江品川精密機械有限公司を設立
中国生産能力拡張
中国生産体制の拡大 - マレーシアにTSUGAMI UNIVERSAL SDN.BHD.を設立
マレーシア進出
東南アジア展開拡大 - ベトナムにTSUGAMI VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立
ベトナム進出
東南アジア展開拡大 - 津上精密机床(浙江)有限公司が中津精密机床(浙江)有限公司を吸収合併
中国子会社統合
歴史的証言
津上退助創業者・自叙伝『十万分の一』より
私は「日本でもまず長さのスタンダードになるブロックゲージを作ることが先決だ。そして、これをもとにして精密な機械を作るようにならなければならない。」と痛感した。 精密機械という言葉などまだない時代だったが、国土が狭く、人口が多く、資材の乏しい日本では、どうしても精密機械の工業、知能的な工業で進むほかに生きる道はない、という私の信念はいよいよ動かないものになった。
金井澄雄『倒産の原因・成長の条件』の評
和議ということで会社経営の実権が、管財人の手から会社創設者の津上退助氏にもどったということは再建において非常な力となった。 津上氏の経営に対する熱意もさることながら、技術面では絶対に高く評価されており、これが不渡り後といえども製品に対する信頼度を落とすことがなかった。