第一三共の沿革・歴史的証言
2005年〜2025年
第一三共の2005年〜2025年の主要な出来事・経営判断・組織変化を年月順に並べた沿革(社史年表)と、経営者・当事者の歴史的証言
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
2005 1-12月 | 組織再編 | 第一製薬と三共が経営統合基本合意 株式移転による共同持株会社設立に両社が合意 | 国内製薬業界再編の一角を成す統合の起点 | |||
FY06 2006/3 | 売上高 9,259億円 | 当期純利益 876億円 | 組織再編 | 経営統合契約を締結 両社取締役会で当社設立を決議 | ||
組織再編 | 両社株主総会で当社設立を承認 | |||||
会社設立 | 第一三共株式会社設立・東証一部上場 株式移転により三共・第一製薬の完全親会社として発足 | 国内大手製薬の統合により新たな事業体が誕生 | ||||
第一三共ヘルスケア株式会社を設立 OTC事業の受け皿となる子会社 | ||||||
組織再編 | 米国拠点を第一三共Inc.に商号変更 三共ファルマInc.を存続会社に第一ファーマ系3社を合併 | |||||
FY07 2007/3 | 売上高 9,295億円 | 当期純利益 785億円 | 企業買収 | ゼファーマ株式会社を取得 アステラス製薬よりOTC事業子会社の全株式を取得 | OTC事業強化に向けた統合直後の国内買収 | |
組織再編 | 欧州拠点を第一三共ヨーロッパGmbHに商号変更 | |||||
FY08 2008/3 | 売上高 8,801億円 | 当期純利益 976億円 | 組織再編 | 三共・第一製薬を吸収合併 当社が旧2社を吸収合併し事業会社化 | 持株会社方式から一体運営への移行完了 | |
組織再編 | 第一三共ヘルスケアがゼファーマを吸収合併 | |||||
FY09 2009/3 | 売上高 8,421億円 | 当期純利益 -2,154億円 | 企業買収 | ランバクシー・ラボラトリーズを子会社化 インド大手ジェネリックメーカーの株式取得により子会社化 | 新興国ジェネリック市場への大型参入だったがのれん減損を招いた | |
初の純損失計上 ランバクシー関連ののれん・無形資産減損等を主因とする特別損失計上 | 統合後初の巨額赤字でM&A戦略の難しさが表面化 | |||||
FY10 2010/3 | 売上高 9,521億円 | 当期純利益 418億円 | 社長交代 | 庄田隆から中山讓治へ社長交代 統合後初の社長交代 | 統合初代社長から世代交代 | |
FY11 2011/3 | 売上高 9,673億円 | 当期純利益 701億円 | 第一三共エスファ株式会社を設立 国内ジェネリック事業の受け皿 | |||
FY12 2012/3 | 売上高 9,386億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 103億円 | 北里第一三共ワクチン株式会社を設立 | |||
企業買収 | プレキシコンInc.を子会社化 米国創薬ベンチャー | 低分子標的薬パイプライン強化の一手 | ||||
第一三共(中国)投資有限公司を設立 | ||||||
FY13 2013/3 | 売上高 9,978億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 666億円 | ジャパンワクチン株式会社を設立 | |||
FY14 2014/3 | 売上高 11,187億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 656億円 | ||||
FY15 2015/3 | 売上高 9,193億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 3,221億円 | 企業買収 | アンビット・バイオサイエンシズCorp.を子会社化 米国バイオ企業 | FLT3阻害剤キザルチニブ等のパイプライン獲得 | |
組織再編 | ランバクシー子会社化を解消 サン・ファーマシューティカルによる吸収合併に伴い連結除外 | 2008年買収から約6年で新興国ジェネリック戦略を実質撤退 | ||||
FY16 2016/3 | 売上高 9,864億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 822億円 | ||||
FY17 2017/3 | 売上高 9,551億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 534億円 | 社長交代 | 中山讓治から眞鍋淳へ社長交代 | 次期中計を担う経営体制への移行 | |
FY18 2018/3 | 売上高 9,601億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 602億円 | 企業買収 | 北里第一三共ワクチンを完全子会社化 | ||
FY19 2019/3 | 売上高 9,297億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 934億円 | 第一三共バイオテック株式会社を設立 | |||
組織再編 | ルイトポルド社をアメリカン・リージェントInc.に改称 | |||||
FY20 2020/3 | 売上高 9,817億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 1,290億円 | 組織再編 | ジャパンワクチン株式会社を解散 | ||
FY21 2021/3 | 売上高 9,625億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 759億円 | ||||
FY22 2022/3 | 売上高 10,448億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 669億円 | ||||
FY23 2023/3 | 売上高 12,784億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 1,091億円 | 株式上場 | 東証プライム市場へ移行 市場区分見直しに伴い第一部からプライムへ | ||
社長交代 | 眞鍋淳から奥澤宏幸へ社長交代 眞鍋は会長兼CEOに | エンハーツ成長加速期の実行責任者交代 | ||||
FY24 2024/3 | 売上高 16,016億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 2,007億円 | 企業買収 | Merck(Merck & Co., Inc.)と戦略的提携 HER3-DXd・I-DXd・DS-6000の共同開発・共同販促契約締結 | 5DXd ADCs戦略を米メルクとの資本関係なしで加速する大型提携 | |
エンハーツ等が牽引しコア営業利益1953億円に急拡大 FY2023決算でコア営業利益+59.3%、当期利益+83.8% | ADCプラットフォーム企業としての収益力が顕在化 | |||||
FY25 2025/3 | 売上高 18,862億円 | 親会社株主に帰属する当期純利益 2,957億円 | 組織再編 | 第一三共エスファを持分法適用関連会社化 クオールホールディングスに株式を一部譲渡 | 国内ジェネリック事業を持分法化し経営資源をDXd ADCへ集中 | |
ダトロウェイ(Dato-DXd)日本承認取得 エンハーツに次ぐ2番目のDXd ADC製品 | DXd ADCプラットフォームが単一製品依存から脱却する転換点 | |||||
企業買収 | Glycotopeからgatipotuzumab知的財産権を買取 6番目のDXd ADC DS-3939の抗体権利を確保 | 自社創薬ADCパイプラインの拡充 | ||||
ダトロウェイ米国承認取得 | 日米欧3極での2製品体制確立に向けた重要ステップ | |||||
組織再編 | 第一三共プロファーマ・第一三共ケミカルファーマを吸収合併 製造・原薬子会社の本体統合 | |||||
ダトロウェイ欧州承認取得 | 日米欧3極でのダトロウェイ本格展開開始 |
- 第一製薬と三共が経営統合基本合意
株式移転による共同持株会社設立に両社が合意
国内製薬業界再編の一角を成す統合の起点 - 経営統合契約を締結
両社取締役会で当社設立を決議
- 両社株主総会で当社設立を承認
- 第一三共株式会社設立・東証一部上場
株式移転により三共・第一製薬の完全親会社として発足
国内大手製薬の統合により新たな事業体が誕生 - 第一三共ヘルスケア株式会社を設立
OTC事業の受け皿となる子会社
- 米国拠点を第一三共Inc.に商号変更
三共ファルマInc.を存続会社に第一ファーマ系3社を合併
- ゼファーマ株式会社を取得
アステラス製薬よりOTC事業子会社の全株式を取得
OTC事業強化に向けた統合直後の国内買収 - 欧州拠点を第一三共ヨーロッパGmbHに商号変更
- 三共・第一製薬を吸収合併
当社が旧2社を吸収合併し事業会社化
持株会社方式から一体運営への移行完了 - 第一三共ヘルスケアがゼファーマを吸収合併
- ランバクシー・ラボラトリーズを子会社化
インド大手ジェネリックメーカーの株式取得により子会社化
新興国ジェネリック市場への大型参入だったがのれん減損を招いた - 初の純損失計上
ランバクシー関連ののれん・無形資産減損等を主因とする特別損失計上
統合後初の巨額赤字でM&A戦略の難しさが表面化 - 庄田隆から中山讓治へ社長交代
統合後初の社長交代
統合初代社長から世代交代 - 第一三共エスファ株式会社を設立
国内ジェネリック事業の受け皿
- 北里第一三共ワクチン株式会社を設立
- プレキシコンInc.を子会社化
米国創薬ベンチャー
低分子標的薬パイプライン強化の一手 - 第一三共(中国)投資有限公司を設立
- ジャパンワクチン株式会社を設立
- アンビット・バイオサイエンシズCorp.を子会社化
米国バイオ企業
FLT3阻害剤キザルチニブ等のパイプライン獲得 - ランバクシー子会社化を解消
サン・ファーマシューティカルによる吸収合併に伴い連結除外
2008年買収から約6年で新興国ジェネリック戦略を実質撤退 - 中山讓治から眞鍋淳へ社長交代次期中計を担う経営体制への移行
- 北里第一三共ワクチンを完全子会社化
- 第一三共バイオテック株式会社を設立
- ルイトポルド社をアメリカン・リージェントInc.に改称
- ジャパンワクチン株式会社を解散
- 東証プライム市場へ移行
市場区分見直しに伴い第一部からプライムへ
- 眞鍋淳から奥澤宏幸へ社長交代
眞鍋は会長兼CEOに
エンハーツ成長加速期の実行責任者交代 - Merck(Merck & Co., Inc.)と戦略的提携
HER3-DXd・I-DXd・DS-6000の共同開発・共同販促契約締結
5DXd ADCs戦略を米メルクとの資本関係なしで加速する大型提携 - エンハーツ等が牽引しコア営業利益1953億円に急拡大
FY2023決算でコア営業利益+59.3%、当期利益+83.8%
ADCプラットフォーム企業としての収益力が顕在化 - 第一三共エスファを持分法適用関連会社化
クオールホールディングスに株式を一部譲渡
国内ジェネリック事業を持分法化し経営資源をDXd ADCへ集中 - ダトロウェイ(Dato-DXd)日本承認取得
エンハーツに次ぐ2番目のDXd ADC製品
DXd ADCプラットフォームが単一製品依存から脱却する転換点 - Glycotopeからgatipotuzumab知的財産権を買取
6番目のDXd ADC DS-3939の抗体権利を確保
自社創薬ADCパイプラインの拡充 - ダトロウェイ米国承認取得日米欧3極での2製品体制確立に向けた重要ステップ
- 第一三共プロファーマ・第一三共ケミカルファーマを吸収合併
製造・原薬子会社の本体統合
- ダトロウェイ欧州承認取得日米欧3極でのダトロウェイ本格展開開始
参考文献・出所
有価証券報告書
決算説明会 FY2023
決算説明会 FY2024
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