決断
特許切れで空く穴を、外から買収するか自前で育てるかの間で選び直してきた。2008年にはインドの後発薬最大手ランバクシーを約4900億円で買収し、新薬と後発薬を並べる複眼経営を掲げた。だが買収を決めた直後に米当局がインドの2工場へ対米禁輸を科し、2009年3月期は株式評価損3595億円を含む特別損失で2155億円の純損失に陥った。2015年にはその複眼経営を捨ててがんへ集中し、株式売却で得た資金を社内で温めていた抗体薬物複合体へ充当した。買収で得た棚を売却し、自前の技術へ寄せる転換で、2023年に社長となった奥澤宏幸氏は全社買収をやめ、必要な技術だけを製品単位で取得する方式へ改めた。
2026年4月 サントリーHDへ市販薬譲渡
売上収益に占めるヘルスケア2025 2026 ヘルスケア(百万円) 86,587 90,784 医療用医薬品等(億円) 17,997 20,323 ヘルスケアの構成比(%) 4.6 4.3 2019年3月 アストラゼネカと提携
業績の推移2018 2019 2024 売上高(兆円) 1.0 0.9 1.6 営業利益率(%) 7.9 9.0 13.2 2015年5月 ランバクシー子会社化解消
業績の推移2014 2015 2020 売上高(兆円) 1.1 0.9 1.0 営業利益率(%) 10.0 8.1 14.1 2008年6月 印ランバクシーの買収
のれん残高と有利子負債比率2008 2009 2014 のれん(百万円) 15,403 77,380 84,738 有利子負債率(%) 0.0 21.9 14.7 2005年2月 三共との経営統合
連結売上高と営業利益率2006 2011 売上高(億円) 9,259 9,674 営業利益率(%) 16.7 12.6