三共の歴史

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沿革

1899年に塩原又策氏らがタカヂアスターゼの販売のため設けた三共商店が起源。

1989年に自社の醗酵研究所発の高脂血症治療薬メバロチンを発売し、1993年度には武田薬品工業の経常利益を上回った。国内大手の製薬会社で、2005年に第一製薬と共同持株会社の第一三共を設立して統合した。

1899年1913年1932年1950年1989年1997年2005年三共商店1899年匿名組合で設立決断三共1913年株式会社に改組日本ベークライト1932年合成樹脂を分離日本曹達1950年設立メバロチン1989年発売決断日本曹達1989年合流ノスカール1997年日米で発売決断第一三共2005年共同持株会社を設立第一製薬2005年株式移転
三共
歴代社長と長期業績(敬称略)
1985年3月期
単体
売上高
2,431億円
売上高純利益率
3.7%
出所:会社年鑑
売上高876億円売上高2,431億円純利益率4%純利益率3.7%1957/31960/31965/31970/31975/31980/31985/31990/31995/32000/32005/32010/32015/32020/32025/32030/3
  1. タカヂアスターゼの試売[1]技術・R&D起点の攻勢
  2. タカヂアスターゼの輸入販売を開始[1]
  3. 副腎髄質ホルモン剤アドレナリン(アドリナリン)を発売[2]
  4. 鳥居徳兵衞商店・武田長兵衞商店を代理店に選定[2]
  5. 自家生産に着手[1]
  6. 三共商店を三共薬品に組織変更[3]
  7. わが国初の乳酸菌製剤ラクトスターゼの製造を開始[2]
  8. 学術顧問の鈴木梅太郎博士が米ぬかからオリザニンを発見[2]
  9. 株式会社三共に改組[1]
  10. 高峰譲吉氏が初代社長に就任[1]社長交代
第1章横浜の塩原又策氏ら3人が資本金3000円で興した三共商店と、高峰譲吉氏のタカヂアスターゼ
売上高
  • 売上高
三共売上高—

1914年〜合成樹脂への進出と終戦による在外資産の喪失

  1. 品川工場で日本初の合成樹脂事業に参入[4]
  2. 清酒防腐剤サリチル酸の国産化に成功[2]
  3. 梅毒治療剤サルバルサンの国産化に成功[2]
  4. 燻蒸殺虫剤クロルピクリンの製造を開始[2]
  5. パン酵母「三共イースト」の製造を開始[2]
  6. 合成樹脂部門を分離しの日本ベークライトを設立[4]
  7. 主力の品川工場が戦災で大半を焼失[5]
  8. 終戦により在外資産をすべて喪失[5]
売上高
  • 売上高
三共売上高—
転換期

1946年〜日本曹達の医薬品部門継承と直売制への切替

  1. 企業合理化により人員整理と体温計事業の分離を断行[5]
  2. 日本曹達と業務提携[5]
  3. 日本曹達の医薬品部門を全面的に継承[5]
  4. かぜ薬「ルル」を発売[2]
  5. 抗生物質製剤クロロマイセチンの国産化に成功[2]
  6. 東西両代理店制から直売制へ切替[5]
  7. 三島工場を新設[5]
  8. 大和銀行が筆頭株主に[6]
  9. 三共胃腸薬を発売[2]
  10. 製剤ビオタミンを発売[2]
  11. 上位株主が三菱信託銀行を筆頭とする信託銀行4行に入れ替わる[7]
  12. 国産初のマイナー・トランキライザー「セレナール」を発売[2]
  13. 農業用殺菌剤タチガレンを発売[2]
  14. 三共醗酵研究所が青かびの一種からコレステロール合成阻害物質を発見[8]
  15. タチガレンの開発・企業化で大河内記念技術賞を受賞[2]
  16. 抗悪性腫瘍剤クレスチンを発売[2]
  17. 国産初のセファマイシン系抗生物質製剤セフメタゾンを発売[2]
  18. 水田除草剤サンバードを発売[2]
  19. 日本生命保険が持株比率7.26%の筆頭株主となり、第一勧業銀行が続く[9]
売上高経常利益率
  • 売上高
  • 経常利益率
三共1980年3月期売上高1,599億円売上高経常利益率8.1%
転換期

1981年〜メバロチンの発売と第一製薬統合による第一三共の設立

  1. 降圧剤カプトリルを発売[2]
  2. 受容体拮抗剤ザンタックを発売[2]
  3. 三共U.S.A.コーポレーションと三共ヨーロッパGmbHを設立[2]
  4. 鎮痛・抗炎症剤ロキソニンを発売[2]
  5. 品川に生物研究棟、バイオ・醗酵研究棟を開設[2]
  6. 小名浜工場を開設[2]
  7. ミニドリンク剤リゲインを発売[2]
  8. メバロチンの発売[8]技術・R&D起点の攻勢
  9. ヒトエリスロポエチン製剤エスポーを発売[2]
  10. 国産初のカルバペネム系抗生物質製剤カルベニンを発売[2]
  11. 日本橋本町に本社新社屋が竣工[2]
  12. 1993年度決算で、売上首位の武田薬品工業の経常利益を上回る[10]
  13. ワーナー・ランバートとの合弁会社三共パーク・デービスを設立[2]
  14. ノスカールの国際展開グローバル経営体制
  15. 上海三共製薬の本社・工場が竣工[2]
  16. メバロチンの国内特許が失効[8]
  17. 血圧降下剤「カルブロック」を発売[2]
  18. 水虫治療薬「ラミシールAT」を発売[2]
  19. 三共との経営統合[11]合併・経営統合
売上高経常利益率
  • 売上高
  • 経常利益率
三共1985年3月期売上高2,431億円売上高経常利益率10.1%
出典・参考11件
出典・参考
  • [1]会社銀行八十年史(東洋経済新報社「医藥品 三共」)(1955年)
  • [2]三共 公式サイト「沿革」(2026年10月)
  • [3]ポケット社史『純良製品で信頼される(三共)』(1966年)
  • [4]会社銀行八十年史(東洋経済新報社、1955年)「その他化学 住友ベークライト」
  • [5]会社銀行八十年史(東洋経済新報社、1955年)「医藥品 三共」
  • [6]株式会社年鑑 昭和31年版
  • [7]株式会社年鑑 昭和37年版
  • [8]証券アナリストジャーナル22巻4号「ワーナー・ランバート」(1984年)
  • [9]企業系列総覧 1981年版
  • [10]日本産業史 第4巻(日本経済新聞社、1994年)「化学-環境保護対応に課題」
  • [11]有価証券報告書(2005年3月期・連結)

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