沿革・歴史的証言 — 1898〜2023年の年表 経営判断・組織変化と当事者の証言
| 年度 | 売上高 | 純利益 | 年月 | 区分 | 出来事 | 歴史的意義 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1898 1-12月 | 会社設立 | 郡山絹糸紡績株式会社を設立 郡山市に絹糸紡績を主体として創立される前身会社 | 日東紡の母体となる絹糸紡績会社の起源 | |||
1918 1-12月 | 会社設立 | 福島精練製糸株式会社を設立 福島市に絹糸紡績を主体として創立される前身会社 | 日東紡のもう一つの母体 | |||
1923 1-12月 | 会社設立企業買収 | 日東紡績株式会社を創立 福島紡織が片倉製糸紡績岩代紡績所を買収する形で創立 | 郡山・福島の両母体を統合し日東紡績ブランドが誕生 | |||
1937 1-12月 | 設備投資 | レーヨンステープル工場(富久山)を新設 | 人絹(レーヨン)事業に進出 | |||
設備投資 | 織物染色加工工場(伊丹)を新設 | 加工業の拡張 | ||||
企業買収 | 名古屋紡績株式会社(新潟)を合併 | |||||
1938 1-12月 | 研究開発 | グラスファイバーの工業化に成功 日本初。世界では米国オーエンスコーニングが同時期に工業化 | 後年の主力事業ガラス繊維の起点。素材イノベーション史に残る事件 | |||
1939 1-12月 | 新規事業設備投資 | グラスファイバーの生産(富久山)を開始 工業化成功直後に本格生産開始 | ガラス繊維事業の出発点。日東紡の代名詞となる事業の誕生 | |||
設備投資新規事業 | ロックウール工場(東京)を新設 断熱・吸音材としての無機繊維事業に進出 | 無機繊維(ロックウール)事業の起点 | ||||
1942 1-12月 | 企業買収 | 泊紡績株式会社(泊)を合併 | ||||
1944 1-12月 | 企業買収設備投資 | トヨタ自動車株式会社より和歌山工場を買収 戦時統合下で旧トヨタ系資産を取得 | 戦時統合の象徴的取引 | |||
1949 1-12月 | 株式上場 | 東京・大阪・名古屋・新潟証券取引所に株式上場 戦後復興期の再上場ラッシュに参加 | 公開企業として戦後再出発の基盤を確保 | |||
1950 1-12月 | 設備投資 | 綿紡織工場(静岡)を新設 | ||||
1956 1-12月 | 新規事業 | 合繊紡績の生産(郡山)を開始 合成繊維分野に進出 | 合繊紡績への進出 | |||
1957 1-12月 | 設備投資 | グラスファイバーの生産(福島)を開始 ガラス繊維の生産拠点拡大 | ||||
1958 1-12月 | 設備投資 | 合繊紡績の生産(富久山)を開始 | ||||
1962 1-12月 | 設備投資新規事業 | 不燃吸音天井板ミネラートン工場(千葉)を新設 建材事業を本格化 | 内装建材事業(後年に撤退)の起点 | |||
設備投資新規事業 | メラミン化粧板工場(鈴鹿)を新設 化粧板事業に進出 | 化粧板事業(後年に撤退)の起点 | ||||
1965 1-12月 | 組織再編 | 千葉・東京両工場を分離し日東紡建材株式会社を設立 建材事業を専業子会社化 | ||||
1969 1-12月 | 設備投資 | グラスファイバー織物工場(福島)を新設 ガラス繊維事業の織物工程を強化 | ||||
1971 1-12月 | 設備投資 | 不燃吸音天井板ソーラトン工場(千葉)を新設 | ||||
1975 1-12月 | 設備投資 | 泊第二工場(泊)を新設 | ||||
組織再編 | 日東紡建材と日東紡不動産を合併 1965年に分社した建材子会社を本体に統合 | |||||
1977 1-12月 | 組織再編 | 伊丹工場を分離し日東紡伊丹加工を設立 | ||||
1986 1-12月 | 事業撤退 | レーヨンステープル・化繊糸の事業を撤収 1937年から続けた人絹・化繊糸事業から撤退 | 化繊事業からの本格撤退 | |||
1987 1-12月 | 設備投資新規事業 | 免疫系体外診断用医薬品製造所(富久山)を新設 診断薬(メディカル)事業に進出 | メディカル事業の起点。後年の主力セグメントへ発展 | |||
1989 1-12月 | 新規事業 | 日東紡ビルディング(東京都中央区)が完成し賃貸ビルとして営業開始 | 不動産賃貸事業の起点 | |||
1990 1-12月 | 構造改革 | 合繊紡績の郡山工場を閉鎖し富久山事業センターに統合 | 合繊紡績の生産能力削減 | |||
1991 1-12月 | 組織再編 | 株式会社ニットーボー和歌山を設立 和歌山工場を綿紡績から建材事業へ転換 | 事業転換のための分社 | |||
1992 1-12月 | 事業撤退 | 和歌山工場の綿紡績の操業を終了 | 綿紡績生産設備の縮小 | |||
1993 1-12月 | 事業撤退 | 富久山事業センターでの合繊紡績の操業を終了 合繊紡績生産から撤退 | 合繊事業からの撤退 | |||
1995 1-12月 | 事業撤退 | 静岡工場の綿紡織の操業を終了 | 綿紡績生産設備の縮小継続 | |||
組織再編 | 日東紡伊丹加工を合併 | |||||
1997 1-12月 | 設備投資新規事業 | 泊工場内に設立したニットービバレッジで飲料の生産を開始 飲料事業に進出 | ||||
1998 1-12月 | 事業撤退 | 泊工場の綿紡績の操業を終了 綿紡績生産拠点を順次閉鎖 | 主要綿紡績設備の停止 | |||
組織再編 | 株式会社ニットーボー和歌山を合併 | |||||
1999 1-12月 | 組織再編新規事業 | 株式会社日東紡マテリアルを設立 内装建材分野の営業を統合した新会社 | 内装建材販売の運営体集約 | |||
2001 1-12月 | 合弁設立 | 住友ベークライトとの合弁でデコラニットを設立しメラミン化粧板事業を移管 化粧板事業を合弁化 | ||||
2005 1-12月 | 企業買収 | カネボウからテキストグラス事業を日東グラステックスが譲り受け カネボウ繊維事業の一部を取り込み | ||||
組織再編 | 新潟工場を会社分割しニットーボー新潟を設立 | |||||
2006 1-12月 | 組織再編 | 衣料資材事業部の芯地販売業務を日東紡インターライニングに統合 | ||||
事業撤退 | 和歌山工場の操業を終了 綿紡績の最終拠点となる和歌山工場を閉鎖 | 綿紡績本業からの実質撤退 | ||||
2008 1-12月 | 事業撤退 | 住友ベークライトとの合弁を解消しメラミン化粧板事業を撤収 1962年開始の化粧板事業から撤退 | 化粧板事業の終結 | |||
2009 1-12月 | 組織再編構造改革 | 会社分割によりメディカル事業をニットーボーメディカルが承継 診断薬事業を独立子会社化 | メディカル事業の運営体独立 | |||
事業売却 | 株式会社日東紡マテリアルの全株式を野原産業に譲渡 内装建材販売事業を売却 | 内装建材事業からの完全撤退 | ||||
2010 1-12月 | 事業撤退 | 不燃吸音天井板事業を撤収 1962年開始の天井板事業から撤退 | 建材事業の主要部分から撤退完了。ガラス繊維・メディカルへの選択と集中 | |||
2019 1-12月 | 海外撤退事業売却 | 日東紡(中国)有限公司の全持分を浙江銀瑜新材料股份有限公司に譲渡 | 中国ガラス繊維事業の整理 | |||
企業買収海外進出 | Baotek Industrial Materials Ltd.(台湾)を連結子会社化 台湾の産業用資材メーカーを子会社化 | 台湾拠点強化 | ||||
2021 1-12月 | 組織再編 | 日東紡アドバンテックスを設立 | ||||
2023 1-12月 | 事業売却 | ニットービバレッジ株式会社の全株式をライフドリンクカンパニーに譲渡 1997年に開始した飲料事業から撤退 | 飲料事業の整理 |
- 郡山絹糸紡績株式会社を設立
郡山市に絹糸紡績を主体として創立される前身会社
日東紡の母体となる絹糸紡績会社の起源 - 福島精練製糸株式会社を設立
福島市に絹糸紡績を主体として創立される前身会社
日東紡のもう一つの母体 - 日東紡績株式会社を創立
福島紡織が片倉製糸紡績岩代紡績所を買収する形で創立
郡山・福島の両母体を統合し日東紡績ブランドが誕生 - レーヨンステープル工場(富久山)を新設人絹(レーヨン)事業に進出
- 織物染色加工工場(伊丹)を新設加工業の拡張
- 名古屋紡績株式会社(新潟)を合併
- グラスファイバーの工業化に成功
日本初。世界では米国オーエンスコーニングが同時期に工業化
後年の主力事業ガラス繊維の起点。素材イノベーション史に残る事件 - グラスファイバーの生産(富久山)を開始
工業化成功直後に本格生産開始
ガラス繊維事業の出発点。日東紡の代名詞となる事業の誕生 - ロックウール工場(東京)を新設
断熱・吸音材としての無機繊維事業に進出
無機繊維(ロックウール)事業の起点 - 泊紡績株式会社(泊)を合併
- トヨタ自動車株式会社より和歌山工場を買収
戦時統合下で旧トヨタ系資産を取得
戦時統合の象徴的取引 - 東京・大阪・名古屋・新潟証券取引所に株式上場
戦後復興期の再上場ラッシュに参加
公開企業として戦後再出発の基盤を確保 - 綿紡織工場(静岡)を新設
- 合繊紡績の生産(郡山)を開始
合成繊維分野に進出
合繊紡績への進出 - グラスファイバーの生産(福島)を開始
ガラス繊維の生産拠点拡大
- 合繊紡績の生産(富久山)を開始
- 不燃吸音天井板ミネラートン工場(千葉)を新設
建材事業を本格化
内装建材事業(後年に撤退)の起点 - メラミン化粧板工場(鈴鹿)を新設
化粧板事業に進出
化粧板事業(後年に撤退)の起点 - 千葉・東京両工場を分離し日東紡建材株式会社を設立
建材事業を専業子会社化
- グラスファイバー織物工場(福島)を新設
ガラス繊維事業の織物工程を強化
- 不燃吸音天井板ソーラトン工場(千葉)を新設
- 泊第二工場(泊)を新設
- 日東紡建材と日東紡不動産を合併
1965年に分社した建材子会社を本体に統合
- 伊丹工場を分離し日東紡伊丹加工を設立
- レーヨンステープル・化繊糸の事業を撤収
1937年から続けた人絹・化繊糸事業から撤退
化繊事業からの本格撤退 - 免疫系体外診断用医薬品製造所(富久山)を新設
診断薬(メディカル)事業に進出
メディカル事業の起点。後年の主力セグメントへ発展 - 日東紡ビルディング(東京都中央区)が完成し賃貸ビルとして営業開始不動産賃貸事業の起点
- 合繊紡績の郡山工場を閉鎖し富久山事業センターに統合合繊紡績の生産能力削減
- 株式会社ニットーボー和歌山を設立
和歌山工場を綿紡績から建材事業へ転換
事業転換のための分社 - 和歌山工場の綿紡績の操業を終了綿紡績生産設備の縮小
- 富久山事業センターでの合繊紡績の操業を終了
合繊紡績生産から撤退
合繊事業からの撤退 - 静岡工場の綿紡織の操業を終了綿紡績生産設備の縮小継続
- 日東紡伊丹加工を合併
- 泊工場内に設立したニットービバレッジで飲料の生産を開始
飲料事業に進出
- 泊工場の綿紡績の操業を終了
綿紡績生産拠点を順次閉鎖
主要綿紡績設備の停止 - 株式会社ニットーボー和歌山を合併
- 株式会社日東紡マテリアルを設立
内装建材分野の営業を統合した新会社
内装建材販売の運営体集約 - 住友ベークライトとの合弁でデコラニットを設立しメラミン化粧板事業を移管
化粧板事業を合弁化
- カネボウからテキストグラス事業を日東グラステックスが譲り受け
カネボウ繊維事業の一部を取り込み
- 新潟工場を会社分割しニットーボー新潟を設立
- 衣料資材事業部の芯地販売業務を日東紡インターライニングに統合
- 和歌山工場の操業を終了
綿紡績の最終拠点となる和歌山工場を閉鎖
綿紡績本業からの実質撤退 - 住友ベークライトとの合弁を解消しメラミン化粧板事業を撤収
1962年開始の化粧板事業から撤退
化粧板事業の終結 - 会社分割によりメディカル事業をニットーボーメディカルが承継
診断薬事業を独立子会社化
メディカル事業の運営体独立 - 株式会社日東紡マテリアルの全株式を野原産業に譲渡
内装建材販売事業を売却
内装建材事業からの完全撤退 - 不燃吸音天井板事業を撤収
1962年開始の天井板事業から撤退
建材事業の主要部分から撤退完了。ガラス繊維・メディカルへの選択と集中 - 日東紡(中国)有限公司の全持分を浙江銀瑜新材料股份有限公司に譲渡中国ガラス繊維事業の整理
- Baotek Industrial Materials Ltd.(台湾)を連結子会社化
台湾の産業用資材メーカーを子会社化
台湾拠点強化 - 日東紡アドバンテックスを設立
- ニットービバレッジ株式会社の全株式をライフドリンクカンパニーに譲渡
1997年に開始した飲料事業から撤退
飲料事業の整理