2004年2010年2020年2026年
社長人事の要点
FY04以降を追える歴代社長は5名(南園克己氏・白鳥克忠氏・辻裕一氏・多田弘行氏・林寿信氏)。このうち辻氏は2013年10月に経理財務部長として中途入社し、2016年に社長へ就いた財務系の外部招聘人材であり、南園氏・白鳥氏・多田氏・林氏は日東紡プロパーの昇進である。生え抜き4名・外部1名という構成になる。
在任は南園氏がFY04〜FY12と最長で約9年、辻氏がFY15〜FY22の約8年と続く。白鳥氏はFY13〜FY14の約2年と短く、多田氏は2024年4月の社長就任から1年で退き、2025年に林寿信氏が代表執行役社長へ就いて現任である。代表執行役社長への交代サイクルは南園氏・辻氏の8年前後と、白鳥氏・多田氏の短期とに分かれる。
昇進元領域を見ると、辻氏は経理財務部長から経営企画部長を経た財務・企画系、多田弘行氏は1985年入社で繊維・グラスファイバー事業部門長と企画管理本部長を歴任した事業執行+管理系である。財務系と事業執行系の双方からトップを供給してきた。
系譜の断絶点は、白鳥氏のFY13就任時に肩書が「取締役兼代表執行役」へ変わり、辻氏以降「取締役代表執行役社長」が定着した執行役制への移行にある。社長の呼称が代表取締役から代表執行役へ切り替わった点が、ガバナンス体制の転換を示している。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 島田英一 | 1957〜1967年1957年就任 | 9年 | 退任 | — | 取締役社長 | ||
| 柿坪精吾(1967年就任) | 1967〜1978年1967年就任 | 12年 | 退任 | 外部出身 | 取締役社長 | ||
| 長島武夫 | 1978〜2004年1978年就任 | 26年 | 退任 | — | 取締役社長 | 決断1979年特化作戦による事業絞込1998年泊工場の綿紡績終了 | |
| 南園克己(2004年就任) | 2004〜2013年2004年就任 | 9年 | 退任 | — | 代表取締役社長 | ||
| 白鳥克忠 | 2013〜2016年2013年就任 | 3年 | 退任 | — | 取締役兼代表執行役 | ||
| 辻裕一(2016年就任) | 2016〜2024年2016年就任 | 8年 | 退任 | 生え抜き | 取締役代表執行役社長 | ||
| 多田弘行(2024年就任) | 2024〜2025年2024年就任 | 1年 | 退任 | 生え抜き | 代表執行役社長 | ||
| 林寿信(2025年就任) | 2025年〜現任2025年就任 | 2年 | 現任 | 生え抜き | 代表執行役社長 | 2013年4月に日東紡績へ入社した。2015年7月にコンプライアンス統括部長、2016年4月に経営企画部長、2017年5月にグラスファイバー事業部門企画・業務部長へ移り、2019年からはNITTOBO ASIA Glass Fiberの董事長と台湾日東紡股份有限公司の総経理を務めてガラス繊維の海外拠点を担当した。2020年4月に執行役、2022年4月に常務執行役兼グラスファイバー事業部門長、2024年4月に電子材料事業本部長へ進んだ。 |