- CSV で追える直近の社長は丹羽旲氏(FY05)、井上晶博氏(FY06〜FY12)、藤田晴哉氏(FY13〜FY22、2014年6月就任〜2024年6月会長就任)、西垣伸二氏(FY23〜、2024年6月就任)の4名。判明する経歴ではいずれも倉敷紡績入社の生え抜きで、外部招聘の社長は確認できない。社長の供給を社内昇進に一本化してきた人事である。
- 在任期間は井上氏が約7年(FY06〜FY12)、藤田氏が社長として約10年(2014年6月〜2024年6月)と、1人あたり7〜10年の長期サイクルで交代している。藤田氏は社長退任後も会長として取締役会にとどまり、トップ交代と前任の残留を重ねる承継のかたち。
- 昇進元の事業領域に着目すると、藤田晴哉氏は鴨方工場長から化成品事業部 化成品業務部長を経て社長へ、西垣伸二氏は化成品事業部 産業資材部長から執行役員を経て社長へと進んでいる。直近2代の社長はいずれも化成品事業部の事業執行ラインから昇格しており、収益柱である化成品を率いた経歴がトップ登用の軸になっている。
- 系譜の節目は2024年6月で、社長を10年務めた藤田氏が会長へ退き、化成品出身の西垣氏が代表取締役社長に就いた。会長と社長がともに倉敷紡績入社のプロパーで、生え抜き経営の連続性は保たれている。