- FY10以降の社長は宇田川憲一、山本寿宣、桒田守の3名で全員が東ソー生え抜き。外部からの招聘は確認できず、生産技術・化学品事業といった本業領域からの内部昇格が定着している。
- 宇田川氏は生産技術・経営企画系、山本寿宣氏は化学品事業・クロルアルカリ系、桒田守氏は化学製造・生産技術系と、いずれも製造・事業系のキャリアを経て社長に就いており、研究開発系や財務系からの登板は見られない。
- FY10〜FY24の14年間で社長交代は3回、平均在任期間はおよそ5年前後で推移。事業所長やセクター長を歴任した後に代表取締役に昇格するという段階的な内部選抜プロセスが定着している。
1949〜1952年・4年
1953〜1966年・14年/外部出身
1967〜1977年・11年/外部出身
1978〜1982年・5年/外部出身
1983〜1990年・8年/生え抜き
1991〜1999年・9年/生え抜き
2000〜2007年・8年/生え抜き
2008〜2014年・7年/生え抜き
2015〜2020年・6年/生え抜き
桒田守現任
2021年〜現在・6年/生え抜き
桒田守
くわだ まもる
生え抜き(1984年入社)。南陽・四日市の製造現場と生産技術部門を歩み、ポリマー事業部長・四日市事業所長・クロル・アルカリセクター長を経て2022年3月に社長就任
山本寿宣
やまもと としのり
生え抜き(1979年入社)。化学品事業部長・クロル・アルカリセクター長を経て2016年3月に社長就任
宇田川憲一
うだがわ けんいち
生え抜き(1972年入社)。生産・技術畑を歩み、社長室生産・技術グループ・リーダー、常務取締役を経て2009年6月に社長就任
土屋隆
つちや たかし
生え抜き(1965年入社)。社長室長から取締役・常務・専務と進み、2001年6月に社長就任。構造改革本部長を兼ね、2009年6月に会長へ
田代圓
たしろ まどか
生え抜き(1956年入社)。経営企画畑を歩み、1992年6月に社長就任。バブル崩壊後の事業再編とアジア展開を進め、2001年6月に会長へ退いた
山口敏明
やまぐち としあき
生え抜き(1951年入社)。森嶋東三の急逝を受けて1984年に東洋曹達工業と新大協和石油化学の社長へ同時就任し、1987年の「東ソー」への社名変更とスペシャリティ事業の育成を主導した
森嶋東三
もりしま とうぞう
外部出身(日本興業銀行副頭取から1978年6月に顧問・副社長として転じ、翌1979年6月に社長就任)。二度のオイルショック後の構造改善期を担い、1984年6月に在職のまま病没した
外部出身(日本興業銀行常務から1966年に副社長として転じ、1968年に社長就任)。二宮善基の会長就任と同時の交代で、石油化学への本格展開期を率いた
二宮善基
にのみや よしもと
外部出身(日本興業銀行副総裁を経て招かれた)。前任の貞永敬甫の急逝を受け1954年3月に社長就任、14年にわたり合理化と設備投資を主導した