- 直近の社長系譜は降井利光氏(FY00〜FY08)、佐藤光由氏(FY09〜FY14)、富田一弥氏(FY15〜FY20)、長岡豊氏(FY21〜FY25・現任)の4名。判明する経歴では佐藤氏・富田氏・長岡氏がいずれも日本毛織への新卒入社から昇格しており、社長は社内で育てた人材で埋める運営が続いている。
- 在任期間はFYベースで降井氏が約9年と最長、富田氏と佐藤氏が約6年、現任の長岡氏が5年目。直近3代はおおむね6年前後で交代する周期に落ち着いており、トップを長期固定しない交代サイクルが見て取れる。
- 昇進元の領域は世代ごとに異なる。佐藤氏は一宮工場長を経た製造畑、富田氏はコミュニティサービス事業から人とみらい開発事業を率いた新規事業畑、長岡氏は岐阜・印南工場長やニッケ機械製作所社長を経た製造・子会社経営畑で、製造系と祖業の外で育った新規事業系が交互に近い形で就いている。
- 社長退任後は会長を経て取締役会議長へ移る流れが定着している。佐藤氏は2016年2月に会長兼議長、富田氏は2022年2月に同職へ就き、後任社長と並んで取締役会に残る。執行トップと監督側の議長を社内出身者が担う体制が、世代交代をまたいで引き継がれている。