日本毛織の決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

繊維の縮小には撤退ではなく、別の商売を買い足すことで応じてきた。1974年11月期に創業以来初の最終赤字を計上し、1979年7月に700名を削減したあとも、日本毛織は毛織物をやめなかった。代わりに1982年3月に閉じた千葉県市川市の中山工場について跡地を売却せず商業施設へ転換することを決め、1988年11月にニッケコルトンプラザを開業する。2002年8月に不織布のアンビック、2006年8月にスポーツ用品のゴーセン、2014年10月に寝具のナイスデイと、繊維の周辺から外へ会社を取得し続け、2016年には創業130周年へ向けた10年計画を立て、衣料繊維・産業機材・人とみらい開発・生活流通の4区分へ整理した。祖業を残したまま買い足したため、繊維の比重は撤退ではなく分母の増加によって下がった。

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