セグメント情報 — 事業構成の変遷 各事業の売上・営業利益・利益率の推移
セグメント売上高単位:億円
FY03-FY04広告EC(仲介・課金)その他
FY05-FY06メディア事業広告代理事業投資育成
FY07-FY08広告EC(仲介・課金)その他投資育成
FY09-FY11Ameba関連事業メディア関連事業インターネット広告代理事業投資育成FX事業
FY12Ameba関連事業SAP・その他メディアインターネット広告投資育成FX事業
FY13-FY14Amebaゲームインターネット広告メディアその他投資育成
FY15-FY24ゲームインターネット広告投資育成メディア事業その他メディア&IP事業
FY25インターネット広告ゲームメディア&IP事業投資育成
セグメント利益単位:億円
FY03-FY04広告EC(仲介・課金)その他
FY05-FY06メディア事業広告代理事業投資育成
FY07-FY08広告EC(仲介・課金)その他投資育成
FY09-FY11Ameba関連事業メディア関連事業インターネット広告代理事業投資育成FX事業
FY12Ameba関連事業SAP・その他メディアインターネット広告投資育成FX事業
FY13-FY14Amebaゲームインターネット広告メディアその他投資育成
FY15-FY24ゲームインターネット広告投資育成メディア事業その他メディア&IP事業
FY25インターネット広告ゲームメディア&IP事業投資育成
セグメント利益率単位:%
FY03-FY04広告EC(仲介・課金)その他
FY05-FY06メディア事業広告代理事業投資育成
FY07-FY08広告EC(仲介・課金)その他投資育成
FY09-FY11Ameba関連事業メディア関連事業インターネット広告代理事業投資育成FX事業
FY12Ameba関連事業SAP・その他メディアインターネット広告投資育成FX事業
FY13-FY14Amebaゲームインターネット広告メディアその他投資育成
FY15-FY24ゲームインターネット広告投資育成メディア事業その他メディア&IP事業
FY25インターネット広告ゲームメディア&IP事業投資育成
セグメント投下資本利益率単位:%
FY03-FY04広告EC(仲介・課金)その他
FY05-FY06メディア事業広告代理事業投資育成
FY07-FY08広告EC(仲介・課金)その他投資育成
FY09-FY11Ameba関連事業メディア関連事業インターネット広告代理事業投資育成FX事業
FY12Ameba関連事業SAP・その他メディアインターネット広告投資育成FX事業
FY13-FY14Amebaゲームインターネット広告メディアその他投資育成
FY15-FY24ゲームインターネット広告投資育成メディア事業その他メディア&IP事業
FY25インターネット広告ゲームメディア&IP事業投資育成
サイバーエージェントのセグメント変遷
FY04
FY05
FY06
FY07
FY08
FY09
FY10
FY11
FY12
FY13
FY14
FY15
FY16
FY17
FY18
FY19
FY20
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
その他▸
広告▸
EC(仲介・課金)▸
投資育成▾
セグメント売上高億円
16
5
21
2
2
2
2
3
43
72
72
17
68
43
64
41
64
44
32
63
17
セグメント利益億円
40
-4
-2
-2
-2
28
50
50
4
48
26
46
31
44
25
18
4
-15
セグメント資産億円
36
36
46
117
メディア事業▸
広告代理事業▸
Ameba関連事業▸
メディア関連事業▸
インターネット広告代理事業▸
FX事業▸
インターネット広告▾
セグメント売上高億円
667
1,083
1,342
1,347
1,649
1,936
2,284
2,411
2,514
3,021
3,532
3,812
4,130
4,388
セグメント利益億円
62
91
115
115
152
187
213
196
211
226
245
183
205
176
セグメント資産億円
138
239
SAP・その他メディア▸
ゲーム▾
セグメント売上高億円
506
685
859
1,217
1,398
1,462
1,518
1,555
2,624
2,280
1,786
1,956
2,164
セグメント利益億円
85
160
179
305
265
253
260
303
964
605
227
306
601
セグメント資産億円
260
Ameba▸
メディアその他▸
メディア&IP事業▾
セグメント売上高億円
1,862
2,172
セグメント利益億円
-14
73
サイバーエージェントのセグメント定義 セグメント区分の切り替わりごとに各事業の内容を記載
2003年9月期〜2004年9月期
広告
- 1998年創業時から続くインターネット広告代理事業。Yahoo!・Google等の媒体仕入とクライアント向けバナー・検索連動広告の販売・運用代行を中核とする。FY03(2004.9期)の連結売上の約65%を占めるサイバーエージェント最大事業で、創業者藤田晋が新卒で電通系インテリジェンス出身という出自が示す通り、広告営業を起点に成長した事業構造を反映する。
- 主要クライアントは消費財・サービス業の中堅企業で、テキスト広告・ディスプレイ広告の運用代行を担う。FY04売上138億円規模で、上場(2000年)後の成長フェーズの収益柱を形成した。
EC(仲介・課金)
- 携帯コンテンツ・課金型サービスの仲介事業。占い・着メロ・出会い系等のモバイル課金コンテンツの企画・運営とEC仲介を担う。FY03連結売上の約25%を占めた第二事業で、当時のドコモ・au・SBM公式メニュー時代のi-mode系課金プラットフォームに対応した。
- 後の「Ameba」「メディア事業」の前身となる消費者向けサービス事業の起点。FY05まで継続後、メディア事業との再編により独立は終了。
その他
- 連結子会社のIT関連サービス・人材紹介・ベンチャー投資準備事業等を統合した補完。FY03連結売上の約10%を構成する小規模。
- 2003年9月期の上場直後フェーズで、後年の投資育成事業の前段階に位置する。
2005年9月期〜2006年9月期
メディア事業
- FY05から新設された自社メディア・コンテンツ運営事業。「ピグライフ」「アメーバ」等の自社サービス事業を統合し、後の「Ameba関連事業」「メディア事業」の前身となる。FY05〜FY06売上は10〜20億円規模の小規模として運営された。
- 創業当初の広告代理から自社メディア運営への事業多角化の足掛かりとなった。藤田晋の「21世紀を代表する会社をつくる」中期方針を体現する自社IP事業の起点。
広告代理事業
- 従来からのインターネット広告代理事業を継続した。Yahoo!・Google等の媒体仕入と広告運用代行を担う。FY05連結売上の約70%を占め、サイバーエージェント最大事業として継続。
- 当時の検索連動広告市場の急拡大期に対応し、運用型広告のプラットフォーム化が進行したフェーズの中核。
投資育成
- ベンチャー投資・ファンド運営事業。サイバーエージェント・ベンチャーズ等を通じた国内外のIT・コンテンツ系スタートアップへの出資と投資先のEXIT収益を計上する。
- FY05〜FY06は売上数億円規模ながら、後年のサイゲームスをはじめとするゲーム会社買収・運営の前段階に位置する。FY05時点では小規模だが、投資収益のボラティリティが大きい。
2007年9月期〜2008年9月期
広告
- インターネット広告代理事業。媒体仕入・運用型広告(リスティング・ディスプレイ)の販売・運用を担うサイバーエージェント主力事業。FY07売上464億円、FY08売上553億円規模で連結比約65%を占める中核。
- 運用型広告市場の拡大に伴い、自動入札ツール・分析基盤の内製化が進行したフェーズ。社内エンジニア組織の本格的拡大期にも対応。
EC(仲介・課金)
- 携帯コンテンツ課金・EC仲介事業を継続した。i-modeメニュー時代の課金プラットフォーム事業として運営された。FY07連結売上の約20%を構成。
- スマートフォン台頭前の最終フェーズに位置し、FY09以降の「Ameba」事業への移行直前の段階で運営された。
その他
- 連結子会社の人材紹介・IT関連サービス等を統合した補完。FY07連結売上の約10%を構成する小規模。
投資育成
- ベンチャー投資・ファンド運営事業。国内外のIT系スタートアップへの出資と投資先EXIT収益を計上する。FY07連結売上数十億円規模で、ボラティリティの高い投資収益が中心。
- サイバーエージェント・ベンチャーズを通じた投資先ポートフォリオの拡充期で、後のサイゲームス(2011年買収)等のゲーム子会社統合の前段階。
2009年9月期〜2011年9月期
Ameba関連事業
- 自社メディア「Ameba」(2004年開始)を中核とするブログ・SNS・スマホ向けコンテンツ事業。「ピグ」「Ameba GAMES」等のソーシャルゲーム・コミュニティサービスを統合した。FY09〜FY11売上は200〜400億円規模で急成長した。
- 2010年の「ピグライフ」ヒットで急拡大し、サイバーエージェントを広告代理店から自社メディア企業へ転換させた中核。後の「Ameba」「ゲーム」事業の前身。
メディア関連事業
- Ameba以外の自社メディア・コンテンツ事業を統合した。FY09〜FY11連結売上の数%程度の小規模。
- Amebaに集約される前の試験運用フェーズに位置する。
インターネット広告代理事業
- 従来の広告代理事業を継続した。媒体仕入と運用型広告の販売・運用を担う中核事業。FY09売上700億円超で連結比約60%を占める主力。
- スマートフォン広告市場の立ち上がりに対応し、運用型広告のスマホシフトが本格化したフェーズの収益柱。
投資育成
- ベンチャー投資・ファンド運営事業。FY09〜FY11連結売上数十億円規模。サイバーエージェント・ベンチャーズの投資先ポートフォリオの拡充と、EXIT収益の計上が並走する。
FX事業
- 2009年に開始したサイバーエージェントFX事業(個人向けFX取引プラットフォーム)。FY09〜FY11売上は数十億円規模で運営された。
- 後にヤフージャパンへ事業譲渡(2012年)したため、独立としての存在は短期間。金融サービスへの多角化試行フェーズに位置した。
2012年9月期
Ameba関連事業
- 自社メディア「Ameba」を中核とするブログ・SNS・モバイルコンテンツ事業を継続した。FY12連結売上の約30%を占める主力。
- 「ピグ」シリーズの安定収益期で、ソーシャルゲーム市場の成熟化に対応した運営フェーズ。
SAP・その他メディア
- Ameba外のソーシャルアプリケーション(SAP)と自社メディア事業を統合した。スマホ向けゲーム・コミュニティアプリの開発・運営を担う。FY12連結売上の約20%を構成。
- スマートフォン向けゲーム事業の本格展開フェーズで、後の「ゲーム」事業の前身に位置する。
インターネット広告
- 従来の広告代理事業を継続。媒体仕入と運用型広告の販売・運用を担う中核事業。FY12連結売上の約45%を占める収益柱。
- 運用型広告のスマホシフトが本格化し、媒体・代理店双方で運用ノウハウの蓄積が進んだフェーズ。
投資育成
- ベンチャー投資・ファンド運営事業。FY12連結売上数十億円規模で、投資先EXIT収益のボラティリティが大きい。
FX事業
- 2009年開始のサイバーエージェントFX事業を継続。FY12中にヤフージャパンへ事業譲渡したため、独立事業としての最終期に該当する。
2013年9月期〜2014年9月期
Ameba
- 自社メディア「Ameba」を中核とするブログ・SNSサービス事業。「ピグ」シリーズの収益安定期に対応し、FY13連結売上の約25%を占める。
- スマートフォン版Amebaの収益化と、PC版からの移行期に対応した運営フェーズ。
ゲーム
- スマートフォン向けゲーム開発・運営事業。サイゲームス(2011年買収)を中核とする子会社群が手掛けるネイティブアプリゲームの企画・開発・運営を担う。FY13売上は数百億円規模で、後の主力事業の起点となる。
- 「グランブルーファンタジー」(2014年配信開始)等のヒット作で急成長する基礎を築いたフェーズ。
インターネット広告
- 広告代理事業を継続。媒体仕入と運用型広告の販売・運用を担う中核事業。FY13連結売上の約45%を占める。
- スマートフォン広告市場の本格拡大期に対応し、運用型広告の自動化・データ解析基盤の拡充が進行したフェーズ。
メディアその他
- Ameba以外の自社メディア・コンテンツ事業を統合した。FY13連結売上の数%程度の小規模。
投資育成
- ベンチャー投資・ファンド運営事業。FY13連結売上数十億円規模で、投資先EXIT収益が中心。
2015年9月期〜2024年9月期
ゲーム
- スマートフォン向けゲーム開発・運営事業。サイゲームスを中核に「グランブルーファンタジー」「Shadowverse」「ウマ娘 プリティーダービー」(2021年配信開始)等のヒット作を擁する。FY15〜FY24売上は1,000〜2,000億円規模で推移し、連結比30〜40%を占めるサイバーエージェント最大事業。
- 2021年のウマ娘ヒットで連結営業利益を1,043億円規模に押し上げ、サイバーエージェント全体の利益構造を一変させた中核事業。利益ボラティリティが高い事業でもある。
インターネット広告
- 広告代理事業を継続。媒体仕入と運用型広告(リスティング・ディスプレイ・動画)の販売・運用を担う中核事業。FY15〜FY24売上は2,000〜4,000億円規模で連結比40〜50%を占める安定収益。
- 動画広告・SNS広告の拡大に対応し、AI活用の自動入札・クリエイティブ自動生成ツールの内製化が進行したフェーズ。
投資育成
- ベンチャー投資・ファンド運営事業。サイバーエージェント・キャピタル等を通じた国内外スタートアップへの出資。FY15〜FY24連結売上数十〜100億円規模で、投資先EXIT収益が中心となる。
メディア事業
- 「Ameba」「ABEMA」(2016年4月開局のインターネットTV)等の自社メディア事業を統合した。FY15〜FY24売上は数百〜1,000億円規模で運営されたが、ABEMAの先行投資が続き赤字基調で推移。
- 2016年開局のABEMAは2024年時点でも黒字化前夜のフェーズで、連結営業利益のマイナス要因となる。サイバーエージェントの中長期成長投資先の中核。
その他
- 連結子会社のIT関連サービス・新規領域等を統合した補完。FY15〜FY24連結売上の数%程度の小規模。
メディア&IP事業
- FY24末頃から新設された「メディア&IP」。ABEMAと自社IP(ウマ娘等のキャラクター・ライセンス事業)を統合した事業として開示された。FY24連結売上は数百億円規模。
- 自社IPのライセンス展開・グッズ販売・コラボイベント等を含む新規領域として育成中。FY25への移行段階に位置する。
2025年9月期
インターネット広告
- 広告代理事業を継続。媒体仕入と運用型広告の販売・運用を担う中核事業。FY25連結売上は4,000億円超規模で連結比約45%を占める安定収益として継続。
- 動画広告・コネクテッドTV広告・AI生成広告等の新領域への対応が進行したフェーズ。
ゲーム
- スマートフォン向けゲーム開発・運営事業。サイゲームスを中核に「ウマ娘」「グランブルーファンタジー」等の運営を継続。FY25連結売上は1,500億円規模で、連結比約20%を占める。
- ウマ娘の収益安定化フェーズに移行し、利益のボラティリティは縮小傾向にあるが、新規IP立ち上げ投資が継続する。
メディア&IP事業
- ABEMAと自社IP事業を統合した。FY25連結売上は1,000億円規模で、ABEMAの収益化進展と自社IPライセンス展開の拡大が並走する。
- ABEMA単月黒字化が視野に入る成熟フェーズで、サイバーエージェント中長期成長投資の収益化フェーズに位置する。
投資育成
- ベンチャー投資・ファンド運営事業。FY25連結売上数十億円規模で、投資先EXIT収益が中心。サイバーエージェント・キャピタルを通じた国内外スタートアップへの出資ポートフォリオを継続運営。