創業社長の関係
社長登用の傾向
登用
歴代社長は2人だけで、いずれも外部からの招聘ではない。2代目の山内隆裕氏は2006年に新卒入社し、2009年に子会社CyberZを立ち上げて16年率いた末に42歳で本体の社長へ就いた。子会社の経営を任せて成果を測り、そこから引き上げる型であるように見える。
社長任期の傾向
任期
初代の約27年が唯一の長期政権で、創業者本人が代表権を握り続けたことがその土台であったと思われる。2019年12月の株主総会では藤田晋氏の選任賛成が57.56%まで下がった。2023年3月に本人が退任時期を公言し、2025年12月に交代している。
いまの体制への含意
含意
後継の議論は2019年10月に置いた任意の諮問委員会が担い、社外取締役が過半数を占め委員長も社外だが、責務は取締役会への答申にとどまる。取締役10名のうち社外は4名で半数に届かず、代表権を持つ藤田晋氏が会長として取締役会の議長を務める。交代の主導権は創業者側に残る。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 藤田晋(1998年就任) | 1998〜2025年1998年就任 | 28年 | 退任 | 創業家 | 設立・代表取締役社長 | 決断2000年マザーズ上場後に株価暴落2001年村上ファンドへ買収防衛2003年終身雇用方針への転換2004年アメーバブログ開始2006年エンジニア採用本格化2009年ジークレストを完全子会社化2012年Cygames株をDeNAへ一部譲渡2018年FC町田ゼルビア子会社化2019年コーポレートガバナンス改革2022年ABEMAでW杯無料生中継2023年サクセッションプラン公表 | |
| 山内隆裕(2025年就任) | 2025年〜現任2025年就任 | 2年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役 社長 | 2006年4月にサイバーエージェントへ入社した生え抜きである。2009年4月には子会社CyberZの代表取締役に就任した。本体では2012年12月に取締役、2018年10月に常務取締役、2020年12月に専務執行役員へ進み、2017年6月からAbema Tactical Divisionを統括、2023年9月にAbemaTVの取締役COOを兼ねた。 |