ブックオフグループHDの決断社史:経営の意思決定を振り返る

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決断

仕入れ先が客そのものだから、店を置いた場所がそのまま調達の量になる。1990年代初頭、坂本孝氏は本の中身ではなく汚れ具合で値を決める標準化買取をフランチャイズで複製した。定価の1割を上限に汚れの程度で買値を数段階に分け、半額で売り、数か月売れない本は百円棚へ下げる。"目利き10年"と言われた査定をアルバイトでも担える作業へ落としたことで、加盟店は現地で買い取って現地で売る自給自足の運営ができるようになった。1994年から商材を中古CD・ビデオ、衣料、ホビーへ足したのも、同じ棚から買い取れる範囲を広げる作業である。一方、2008年に譲り受けた青山ブックセンターなどの新刊書店では客が在庫を持ち込まず、買って磨いて値を付ける経済が働かないまま店舗整理が続いた。

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