アスクル の歴史

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創業 1997年
創業者 岩田彰一郎
創業地 東京都江東区
創業 1993年3月、文具メーカーのプラス株式会社の社内に"アスクル事業部"が発足した
1993年3月、文具メーカーのプラス株式会社の社内に"アスクル事業部"が発足した。4人で始め、扱いはプラス製品を中心に500品目ほどだった。責任者は1986年にライオン油脂からプラスへ転じた岩田彰一郎氏で、社名には注文の翌日に届ける"明日来る"を当てている。1997年3月にインターネットによる受注を始め、同年5月にプラスから営業を譲り受けて東京都文京区に本社を置き、独立した株式会社として発足した。同時に埼玉県入間郡に所沢物流センターを開設し、文具メーカーとは別の配送網を自社で持つ。エージェント制度と自社の物流を組み合わせて法人向け通販をインターネット受注へ広げたのは1990年代末で、2000年11月にJASDAQへ、2004年4月には東京証券取引所市場第一部へ上場した。
決断 独立資本であることを、創業者の職と引き換えに選んだ。2009年3月、プラスが自己
独立資本であることを、創業者の職と引き換えに選んだ。2009年3月、プラスが自己株式公開買付に応じ、親会社からその他の関係会社へ移った。ところが2012年5月、ヤフーへの第三者割当増資でBtoCのLOHACOを立ち上げる資金を得た代わりに、議決権が外へ渡った。2015年にヤフーは連結子会社化し、2019年1月にはLOHACO事業の譲渡を要請する。取締役会は独立役員会の審議を経て譲渡しないと決め、独立性の侵害を理由に提携の解消を申し入れた。8月2日の株主総会で、岩田彰一郎氏と独立社外取締役3名全員の再任が否決された。少数株主を守るために置いた社外取締役までが同じ議決権で退けられたことが、上場子会社の統治をめぐる制度の見直しを促した。
現況 所有をやめても、物流の費用は軽くならなかった。2013年7月に自社所有で開いたA
所有をやめても、物流の費用は軽くならなかった。2013年7月に自社所有で開いたASKUL Logi PARK 首都圏を2017年2月の火災で失って以来、三芳センターも2024年6月のASKUL関東DCも賃借で開いている。2025年5月期は関東DCの立ち上げと基幹システムの更新で費用が増え、売上高4,811億円に対し営業利益は140億円にとどまった。収益はほぼeコマース事業の一本で、同事業だけで売上4,722億円・利益143億円を占める。続く2026年5月期は2025年10月のランサムウェア攻撃で受注と出荷が止まり、売上高4,001億円・営業損失174億円・当期純損失221億円となった。翌日に届ける約束が一度途切れたことが、前期より810億円少ない売上を残した。
競合 相手は文具の問屋ではなく、事業所へ翌日届ける経路そのものだった。1990年代前半
相手は文具の問屋ではなく、事業所へ翌日届ける経路そのものだった。1990年代前半、大手企業向けは文具卸が、中小事業所向けはコクヨなどの量販店が販路を握っていた。アスクルはカタログとファクスで注文を受けて翌日届ける経路を自分で作り、1997年3月にインターネット受注を、1998年3月には東京23区内で当日配送を始めた。ただし2000年11月の上場後に付いたPER100倍前後の評価は、カタログとファクスに支えられた実態から離れていた。2001年4月11日の業績予想の下方修正で株価は4日連続ストップ安となり、公開来高値の半値以下まで下がる。岩田彰一郎社長は計数管理の甘さを認め、顧客第一主義という原点への回帰。注文の受け口が紙から画面へ替わっても、競争の焦点は届くまでの時間に置かれ続けた。
長期業績の推移 1997〜2026年
アスクル:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円)純利益率(%)
2006年5月期〜2025年5月期

第1章 1963-1992 (気が向いたら執筆します!) プラスの全額出資で生まれたプラス工業と、休眠会社化まで

第2章 1993-2000 (気が向いたら執筆します!) プラスの社内事業として始まったアスクルの独立とネット受注、JASDAQ上場

第3章 2001-2011 (気が向いたら執筆します!) 業績下方修正とストップ安、医療・介護カタログと親会社プラスの持株売却

第4章 2012-2026 (気が向いたら執筆します!) ヤフーとの提携とLOHACO、提携解消の対立から物流センター投資へ

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歴史年表 1963〜2024年

アスクルの沿革1963〜2024年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
1963〜1992年プラスの全額出資で生まれたプラス工業と、休眠会社化までプラスの全額出資でプラス工業を設立★
岩野木工場を新設★
埼玉シルバー精工をプラス工業に商号変更★
同社への営業譲渡により休眠会社化★
1993〜2000年プラスの社内事業として始まったアスクルの独立とネット受注、JASDAQ上場アスクル事業開始(プラスアスクル事業部において事業開始)★★
リンクスに商号変更。併せて、営業目的を不動産の売買、賃貸借・管理に変更★
商号をアスクルに変更★
岩田彰一郎インターネットによる受注を開始★★
岩田彰一郎プラスよりアスクル事業の営業を譲受け、本社を開設し営業を開始★★
岩田彰一郎インターネット受注に絞った法人向け販売モデルの確立

1993年にプラス株式会社の社内ベンチャーとして始まったアスクルは、1997年のインターネット受注開始を経て、1999年から2000年にかけて中小事業所向けオフィス用品通販のBtoB EC先駆企業としての評価を確立し、2000年11月にJASDAQ市場へ株式を上場した経営判断。

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2001〜2011年業績下方修正とストップ安、医療・介護カタログと親会社プラスの持株売却岩田彰一郎株価の急落を受けた、岩田彰一郎社長による原点への引き返し

2000年11月のJASDAQ上場後、"EC先駆者"としてPER100倍前後の高株価評価を得ていたアスクルは、2001年4月11日の業績予想下方修正を機に株価が4日連続ストップ安となり公開来高値の半値以下まで下落し、岩田彰一郎社長が情報開示の甘さを認め、顧客第一主義という原点に立ち返る形で信頼回復に取り組んだ経営判断。

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岩田彰一郎株価が4日連続ストップ安★
岩田彰一郎医療・介護施設向け用品カタログ「アスクル メディカル&ケア カタログ」を発刊★
岩田彰一郎プラスがアスクル株式の一部を売却し親会社からその他の関係会社に異動★
岩田彰一郎東日本大震災により本社事務所「e-tailing center」、物流センター「仙台DMC」が被災★
2012〜2026年ヤフーとの提携とLOHACO、提携解消の対立から物流センター投資へ岩田彰一郎ヤフーと資本業務提携★★
岩田彰一郎一般消費者向け通信販売サイト「LOHACO(ロハコ)」サービス開始★★
岩田彰一郎支配株主の要求の拒絶による独立性の選択と、創業社長・独立社外取締役3名の退任

筆頭株主ヤフーがLOHACO事業の譲渡と岩田彰一郎社長の退陣を求めたのに対し、アスクルの取締役会は独立役員会の審議を経て譲渡を拒み、2019年7月12日に業務・資本提携の解消協議を申し入れた。ヤフーは協議は不要と回答し、所有割合45.13%のヤフーと11.63%のプラスは8月2日の第56回定時株主総会で岩田彰一郎社長と独立社外取締役3名の再任に反対した。4名全員の再任が否決され、上場子会社としての独立性を選んだ判断は、合計56.76%を持つ2社の票に覆された。

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岩田彰一郎現任取締役全員の再任を決議★★
吉岡晃物流センター 「ASKUL東京DC」を開設★
吉岡晃連結子会社であるアルファパーチェスが、東京証券取引所スタンダード市場に上場★
吉岡晃フィード等を子会社とするAP67の株式85%を取得★
吉岡晃物流センター「ASKUL関東DC」を開設★
出典・参考

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