1996年〜 中古車販売から始まり、水の宅配で消費者と向き合った12年(1996〜2008)
- 1996年 愛知県岡崎市でエムティージーブレイズを設立
- 1998年 資本金を3500万円に増資
- 1999年 社名をエムティージーブレイズからエムティージーに変更
- 2002年 子会社としてブレイズを設立
- 2003年 本社を名古屋市中村区へ移転
- 2004年 ウォーターサーバー事業「宅水便のキララ」を開始
- 2005年 「宅水便のキララ」で愛知万博に出展
23歳での起業と、名古屋へ拠点を移すまでの8年
創業者の松下剛氏は1970年に生まれ、長崎県立五島南高校を卒業して日本電装(現デンソー)に入社した[1]。その後ヤマヒサへ移ってフルコミッションの住宅営業を経験し[2]、1994年、23歳で中古車販売業を始めた[3]。1年半後にはセラミック産業が集まる愛知の地の利を見て活水器の代理店販売に入り、やがて自ら活水器メーカーへ転じた[4]。法人の形をとったのは2年後である。1996年1月、愛知県岡崎市にエムティージーブレイズを設立[6]し、代表取締役社長に就いた。資本金は1000万円[7]だった。消費者へ自社ブランドを売る会社になるまでには、ここから8年を要する。後年に美容ローラーとトレーニング機器で知られる会社は、名古屋へ出て水を配るところから消費者と向き合った。 [5][8]
- 週刊東洋経済 2019年5月25日号「トップに直撃 MTG 社長 松下 剛」
- [1]松下剛は1970年生まれ。長崎県立五島南高校卒業後、日本電装(現デンソー)に入社
- [2]デンソーの後にヤマヒサへ入社。フルコミッションの住宅営業に従事
- 致知 2019年3月号「すべては恩返しのために」
- [3]1994年に23歳で起業し中古車販売業を開始
- 経済界 2019年5月14日「松下剛・MTG社長が語る『美容と健康のブランド開発と経営戦略』」
- [4]松下剛は起業の1年半後にセラミック活水器の代理店販売に入り、次いで活水器メーカーへ転じた
- 有価証券報告書
- [5]1996年1月 愛知県岡崎市に株式会社エムティージーブレイズを設立(1994年の中古車販売業開始から2年後)
- [6]1996年1月 愛知県岡崎市にエムティージーブレイズを設立し、松下剛が代表取締役社長に就任
- [7]設立時の資本金は10,000千円
- [8]1996年1月の設立から8年後の2004年12月、愛知県名古屋市北区にて「宅水便のキララ」の営業を開始
設立から数年の動きは、資本の積み増しと名前の整理に集中した。1998年12月に資本金を3500万円へ増やし[9]、1999年8月には社名をエムティージーブレイズからエムティージーへ改めた[11]。2002年4月には子会社としてブレイズを設立[12]し、創業時から続く中古自動車販売を分けて持たせた。ブレイズはその後もMTGへ車両を納める関係会社[13]として残る。2003年11月[14]には本社を岡崎市から名古屋市中村区のMTG HIKARIビルへ移した。創業から7年が過ぎたこの時点でも、消費者が名前で選んで買う自社の商品は持っていなかった。 [10][15]
- 有価証券報告書
- [9]1998年12月 資本金を35,000千円に増資
- [10]1998年12月 資本金を35,000千円に増資/1999年8月 商号を株式会社エムティージーブレイズから株式会社エムティージーに変更
- [11]1999年8月 社名を株式会社エムティージーブレイズから株式会社エムティージーに変更
- [12]2002年4月 株式会社ブレイズを連結子会社(100%)として設立
- [13]ブレイズは中古自動車販売事業を営み、MTGへの車両販売を関係内容とする連結子会社
- [14]2003年11月 愛知県名古屋市中村区MTG HIKARIビルに本社を移転
- [15]1996年1月の設立から2003年11月の本社移転まで7年。自社ブランド商品の第1号「宅水便のキララ」の営業開始は翌2004年12月
- 週刊東洋経済 2019年5月25日号「トップに直撃 MTG 社長 松下 剛」
- [1]松下剛は1970年生まれ。長崎県立五島南高校卒業後、日本電装(現デンソー)に入社
- [2]デンソーの後にヤマヒサへ入社。フルコミッションの住宅営業に従事
- 致知 2019年3月号「すべては恩返しのために」
- [3]1994年に23歳で起業し中古車販売業を開始
- 経済界 2019年5月14日「松下剛・MTG社長が語る『美容と健康のブランド開発と経営戦略』」
- [4]松下剛は起業の1年半後にセラミック活水器の代理店販売に入り、次いで活水器メーカーへ転じた
- 有価証券報告書
- [5]1996年1月 愛知県岡崎市に株式会社エムティージーブレイズを設立(1994年の中古車販売業開始から2年後)
- [6]1996年1月 愛知県岡崎市にエムティージーブレイズを設立し、松下剛が代表取締役社長に就任
- [7]設立時の資本金は10,000千円
- [8]1996年1月の設立から8年後の2004年12月、愛知県名古屋市北区にて「宅水便のキララ」の営業を開始
- [9]1998年12月 資本金を35,000千円に増資
- [10]1998年12月 資本金を35,000千円に増資/1999年8月 商号を株式会社エムティージーブレイズから株式会社エムティージーに変更
- [11]1999年8月 社名を株式会社エムティージーブレイズから株式会社エムティージーに変更
- [12]2002年4月 株式会社ブレイズを連結子会社(100%)として設立
- [13]ブレイズは中古自動車販売事業を営み、MTGへの車両販売を関係内容とする連結子会社
- [14]2003年11月 愛知県名古屋市中村区MTG HIKARIビルに本社を移転
- [15]1996年1月の設立から2003年11月の本社移転まで7年。自社ブランド商品の第1号「宅水便のキララ」の営業開始は翌2004年12月
名古屋への本社移転と、ウォーターサーバー事業への参入
自社の名前で売る事業として最初に立ち上げたのは、美容でも健康機器でもなく水だった。2004年12月、名古屋市北区で「宅水便のキララ」の営業[17]を始めた。翌2005年3月には愛知万博へ出展[18]し、会場で商品を知らせた。水の宅配は容器と設備を自前で抱える事業で、注文が増えるほど工場の能力が要る。2005年6月、増産体制を組むためにキララ事業部を工場ごと愛知県海部郡大治町へ移し[19]、2006年9月にはさらに名古屋市中川区へ移した[20]。参入から2年で工場を二度動かした。この間の2005年9月、社名をエムティージーからMTGへ改めた[22]。 [16][21]
- 有価証券報告書
- [16]2004年12月 愛知県名古屋市北区にて「宅水便のキララ」営業開始(自社ブランド事業の第1号)
- [17]2004年12月 愛知県名古屋市北区にて「宅水便のキララ」営業開始
- [18]2005年3月「宅水便のキララ」が2005年日本国際博覧会(愛知万博)に出展
- [19]2005年6月 増産体制を構築するためキララ事業部(兼工場)を愛知県海部郡大治町へ移転
- [20]2006年9月 キララ事業部(兼工場)を愛知県名古屋市中川区へ移転
- [21]キララ事業部(兼工場)を2005年6月に愛知県海部郡大治町、2006年9月に名古屋市中川区へ移転(2004年12月の営業開始から2年で2度)
- [22]2005年9月 社名を株式会社エムティージーから株式会社MTGに変更
水の事業は許認可と衛生管理の積み上げを求めた。2006年12月に抗菌製品技術協議会が認定するSIAAマークを取得[24]し、2009年7月にはキララ事業部中川工場でHACCPの認証を得た[25]。設立から10年で名前を二度変え[26]、事業の中心は消費者へ届ける水へ移った。水の宅配はその後も設備を求め、2016年11月には山梨県南都留郡山中湖村にキララ富士山工場を開いた[27]。2017年4月には水とサーバーを一新してブランド名を「Kirala」に改めた[28]が、2020年3月、会社分割で切り出して全株式を売却する[29]ことになる。 [23]
- 有価証券報告書
- [23]2006年12月 抗菌製品技術協議会認定のSIAAマークを取得/2009年7月 キララ事業部中川工場でHACCP取得
- [24]2006年12月 抗菌製品技術協議会認定のSIAAマークを取得
- [25]2009年7月 HACCP取得(キララ事業部中川工場)
- [26]商号変更は1999年8月(エムティージーブレイズ→エムティージー)と2005年9月(エムティージー→MTG)の2度
- [27]2016年11月 山梨県南都留郡山中湖村にキララ富士山工場を開設
- [28]2017年4月 商品(水及びウォーターサーバー)を一新し、ブランド名を「Kirala」としてリブランディング
- [29]2020年3月 ウォーターサーバー事業を新設分割により株式会社Kiralaへ承継し全株式を売却
- 有価証券報告書
- [16]2004年12月 愛知県名古屋市北区にて「宅水便のキララ」営業開始(自社ブランド事業の第1号)
- [17]2004年12月 愛知県名古屋市北区にて「宅水便のキララ」営業開始
- [18]2005年3月「宅水便のキララ」が2005年日本国際博覧会(愛知万博)に出展
- [19]2005年6月 増産体制を構築するためキララ事業部(兼工場)を愛知県海部郡大治町へ移転
- [20]2006年9月 キララ事業部(兼工場)を愛知県名古屋市中川区へ移転
- [21]キララ事業部(兼工場)を2005年6月に愛知県海部郡大治町、2006年9月に名古屋市中川区へ移転(2004年12月の営業開始から2年で2度)
- [22]2005年9月 社名を株式会社エムティージーから株式会社MTGに変更
- [23]2006年12月 抗菌製品技術協議会認定のSIAAマークを取得/2009年7月 キララ事業部中川工場でHACCP取得
- [24]2006年12月 抗菌製品技術協議会認定のSIAAマークを取得
- [25]2009年7月 HACCP取得(キララ事業部中川工場)
- [26]商号変更は1999年8月(エムティージーブレイズ→エムティージー)と2005年9月(エムティージー→MTG)の2度
- [27]2016年11月 山梨県南都留郡山中湖村にキララ富士山工場を開設
- [28]2017年4月 商品(水及びウォーターサーバー)を一新し、ブランド名を「Kirala」としてリブランディング
- [29]2020年3月 ウォーターサーバー事業を新設分割により株式会社Kiralaへ承継し全株式を売却