日産自動車:ルノーとの資本提携と日産リバイバルプランによる再建
1999年〜ルノーの6430億円の出資と、村山工場を閉じた日産リバイバルプラン
外の資本を探した塙義一社長は、1999年3月に仏ルノーと資本提携の契約を結んだ。ルノーは同年5月末に1株400円で新株を引き受け、5,857億円を払い込んで発行済株式の36.8%を取得した。塙義一社長は同年の年次報告書で、合併や業務提携ではなく、両社が独自性と経営戦略を保ったまま協力する形を選んだと説明した。ルノーの商品企画とコスト管理の知見を取り入れ、進行中の自力の再建計画を前に進める狙いも示した。2年後の談話では、交渉の最後の拠り所は資本の受け入れが日産のためになるという信念だったと振り返った。負債を自力で減らしきれない日産にとって、経営の独立を名目の上で残せる出資者がルノーだったとみられる。
- 日産自動車 Annual Report 1998「A New Alliance」(1999年3月期)「Message from the Management」
- [1]1999年3月にルノーとアライアンス契約を締結
- [2]1999年5月末に1株400円で新株を発行し、ルノーが5,857億円を払い込んで36.8%を保有
- [3]塙社長のメッセージ:合併や業務提携ではなく、両社が独自性と経営戦略を保つ新しい提携
- [4]ルノーの商品コンセプトとコスト管理の知見でGlobal Business Reform Planを加速
- 日経ビジネス 2001年7月2日号
- [5]塙会長の談話:資本受け入れの交渉で、日産のためになるという信念を最後の拠り所とした
1999年10月18日、最高執行責任者のカルロス・ゴーン氏は日産リバイバルプランを公表した。計画は村山工場・日産車体京都工場・愛知機械港工場を2001年3月に、久里浜工場と九州のユニット工場を2002年3月に閉鎖すると定めた。人員はグループ全体で2万1000人を削減するとした。購買コストは3年で20%下げ、部品サプライヤーを1,145社から600社に絞り、戦略的な株式保有も取りやめる方針を置いた。カルロス・ゴーン氏は、全工場を残して稼働を落とすより、閉鎖して残る工場へ集約する方がコストの効果は大きいと判断した。工場閉鎖について、カルロス・ゴーン氏は『私は、会社の将来に不安を抱え続けることよりも、痛みを伴う希望を示すことを選びました。』と語った。
- 日産自動車「日産リバイバルプラン(NRP)」(1999年10月)
- [6]10月18日の取締役会で日産リバイバルプランを承認
- [7]村山・日産車体京都・愛知機械港を2001年3月、久里浜・九州ユニットを2002年3月に閉鎖
- [9]購買コストを3年で20%削減、サプライヤー1,145社→600社、戦略的な株式保有の取りやめ
- 日経ビジネス 1999年11月1日号
- [8]村山工場・日産車体京都工場の閉鎖とグループ全体で2万1000人の人員削減
- [10]全工場の生産水準を落とすより、閉鎖して残る工場にラインを集約する方が効率とコスト削減効果が大きいと判断
- [11]ゴーン氏が工場閉鎖の決断を語った
日産は2000年3月期に6,843億円の当期純損失を計上し、翌期には3,311億円の当期純利益を上げた。リバイバルプランは黒字化・営業利益率4.5%・実質有利子負債7,000億円未満を必達目標とし、未達なら経営陣が辞任すると約束していた。カルロス・ゴーン社長は、速やかな黒字化がなければほかの計画はすべて無駄になるとして、黒字化を全計画の前提条件に位置付けた。2000年度の購買コストの削減は約束を上回り、部品サプライヤーは1,145社から810社へ減った。購買コストの削減の裏で、日産系の2次下請けだった横山工業は25%のコスト削減を求められ、2000年11月に2度目の不渡りを出して倒産した。
- 日産自動車 有価証券報告書(2000年3月期)
- [12]2000年3月期の連結当期純損失6,843億円
- 日産自動車 Annual Report 2000(2001年3月期)「Message from Management」
- [13]3つのコミットメント(2000年度黒字化・2002年度営業利益率4.5%・実質有利子負債7,000億円未満)、未達なら経営委員会は辞任
- [14]速やかな黒字化なしには他の計画は無駄になる。黒字化は前提条件だった
- 日産自動車「2000年度決算及び日産リバイバルプラン初年度振り返り」(2001年)
- [15]購買コスト削減はコミットメントを過達、部品サプライヤー1,145社→810社
- 日経ビジネス 2001年1月1日号
- [16]横山工業は25%のコスト削減を求められ、2000年11月1日に2回目の不渡りで倒産、負債約25億円
参考文献[1]-[16]
- 日産自動車 Annual Report 1998「A New Alliance」(1999年3月期)「Message from the Management」
- [1]1999年3月にルノーとアライアンス契約を締結
- [2]1999年5月末に1株400円で新株を発行し、ルノーが5,857億円を払い込んで36.8%を保有
- [3]塙社長のメッセージ:合併や業務提携ではなく、両社が独自性と経営戦略を保つ新しい提携
- [4]ルノーの商品コンセプトとコスト管理の知見でGlobal Business Reform Planを加速
- 日経ビジネス 2001年7月2日号
- [5]塙会長の談話:資本受け入れの交渉で、日産のためになるという信念を最後の拠り所とした
- 日産自動車「日産リバイバルプラン(NRP)」(1999年10月)
- [6]10月18日の取締役会で日産リバイバルプランを承認
- [7]村山・日産車体京都・愛知機械港を2001年3月、久里浜・九州ユニットを2002年3月に閉鎖
- [9]購買コストを3年で20%削減、サプライヤー1,145社→600社、戦略的な株式保有の取りやめ
- 日経ビジネス 1999年11月1日号
- [8]村山工場・日産車体京都工場の閉鎖とグループ全体で2万1000人の人員削減
- [10]全工場の生産水準を落とすより、閉鎖して残る工場にラインを集約する方が効率とコスト削減効果が大きいと判断
- [11]ゴーン氏が工場閉鎖の決断を語った
- 日産自動車 有価証券報告書(2000年3月期)
- [12]2000年3月期の連結当期純損失6,843億円
- 日産自動車 Annual Report 2000(2001年3月期)「Message from Management」
- [13]3つのコミットメント(2000年度黒字化・2002年度営業利益率4.5%・実質有利子負債7,000億円未満)、未達なら経営委員会は辞任
- [14]速やかな黒字化なしには他の計画は無駄になる。黒字化は前提条件だった
- 日産自動車「2000年度決算及び日産リバイバルプラン初年度振り返り」(2001年)
- [15]購買コスト削減はコミットメントを過達、部品サプライヤー1,145社→810社
- 日経ビジネス 2001年1月1日号
- [16]横山工業は25%のコスト削減を求められ、2000年11月1日に2回目の不渡りで倒産、負債約25億円
2002年〜100万台の増販を掲げた日産180と、ルノーと兼ねたゴーンの二つのCEO
日産リバイバルプランは2001年度末に3つの必達目標を1年早く達成し、自動車事業の実質有利子負債は4,317億円まで減った。リバイバルプランは売上の増加を前提とせず、コストの削減と5,300億円の資産売却で利益と資金を生んでいた。2002年4月、カルロス・ゴーン社長は3か年計画「日産180」を始め、世界販売100万台増、営業利益率8%、実質有利子負債ゼロを掲げた。負債ゼロを目標に置いた理由について、カルロス・ゴーン社長は『Going to zero is the best way to regain the financial flexibility that allows us to make sound investment decisions.』と述べた。増販の手立てとして、日産は2002年に中国の東風と50%ずつ出資する新会社を設け、2006年までに55万台を販売する計画を示した。
- 日産自動車 Annual Report 2001(2002年3月期)「Message From Management」「Overview of Operations」
- [17]全コミットメントを1年前倒しで達成、2001年度末の自動車事業実質有利子負債4,317億円
- [19]日産180:2004年度までに100万台増、営業利益率8%、実質有利子負債ゼロ
- [20]ゴーン社長:負債は過去15年の重荷で、ゼロにすることが投資判断の柔軟性を取り戻す最善策
- 日産自動車「日産リバイバルプラン振り返り及び日産180プレゼンテーション」(2002年5月)
- [18]2000・2001年度の資産売却累計5,300億円
- 日産自動車「『日産180』進捗状況」(2002年10月)
- [21]日産と東風が新会社「東風汽車有限公司」にそれぞれ50%出資、2006年までに55万台を販売
2002年3月、ルノーは日産への出資比率を44.4%へ引き上げ、日産はルノー株式13.5%を取得した。日産180の3年間、日産は毎年度10%以上の売上高営業利益率を計上し、目標の8%を上回った。次の計画「日産バリューアップ」は、グローバル販売420万台を目標に置いた。2005年には、日産の社長兼最高経営責任者のカルロス・ゴーン氏がルノーの最高経営責任者を兼任した。志賀俊之最高執行責任者は、日産とルノーの兼任でアライアンスが強まり、新たな相乗効果が生まれると説明した。二社の最終的な判断が一人に集まったことで、日産の意思決定はゴーン氏への依存を深めたと思われる。
- 日産自動車 Annual Report 2001(2002年3月期)「Message From Management」「Overview of Operations」
- [22]2002年3月にルノーが出資比率を44.4%へ引き上げ、日産がルノー株式13.5%を取得
- 日産自動車 アニュアルレポート2004(2005年3月期)「CEOメッセージ」「COOメッセージ」
- [23]日産180の3年間、毎年度の売上高営業利益率は10%以上
- [25]社長兼CEOのゴーンが日産とルノーのCEOを兼任
- [26]志賀COO:兼任によりアライアンスが強化され、新たなシナジーが醸成される
- 日産自動車「日産 180 / 2003 年度決算報告」(2004年4月)
- [24]日産バリューアップのコミットメント:グローバル販売台数420万台
2006年度、日産は8年間で初めて当初の目標を下回り、日産バリューアップの達成時期を1年延ばした。日産は2007年3月期の年次報告書に『したがって、私たちは台数より利益を優先しています。』と記した。2008年度は金融危機で需要が減り、日産は1,379億円の営業損失と2,337億円の当期純損失を計上した。2009年度は日米欧の人件費を2割減らし、人件費を含む固定費を前年度比で2,000億円超削減する計画を立てた。一方で中期経営計画「日産GT 2012」は、2010年度の電気自動車の投入と2012年度の世界での量販を必達目標に残した。固定費を削減する局面でも電気自動車への投資を残したのは、台数とは別の成長の源を確保する判断だったと推察される。
- 日産自動車 アニュアルレポート2007(2007年3月期)「CEOメッセージ」
- [27]2006年度は8年間で初めて当初目標を下回り、日産バリューアップのコミットメント達成時期を1年延長
- [28]CEOメッセージ:台数より利益を優先
- 日産自動車「FY08 Full-year financial results」決算説明資料(2009年5月)
- [29]2008年度の営業損失1,379億円、当期純損失2,337億円
- [30]2009年度見通し:日米欧の人件費を2008年度比20%削減、固定費を2,000億円超削減
- 日産自動車「新中期経営計画と環境技術への取組み」(2008年11月)
- [31]日産GT 2012のコミットメント:2010年度に電気自動車を日米で投入、2012年度にグローバルで量販
参考文献[17]-[31]
- 日産自動車 Annual Report 2001(2002年3月期)「Message From Management」「Overview of Operations」
- [17]全コミットメントを1年前倒しで達成、2001年度末の自動車事業実質有利子負債4,317億円
- [19]日産180:2004年度までに100万台増、営業利益率8%、実質有利子負債ゼロ
- [20]ゴーン社長:負債は過去15年の重荷で、ゼロにすることが投資判断の柔軟性を取り戻す最善策
- [22]2002年3月にルノーが出資比率を44.4%へ引き上げ、日産がルノー株式13.5%を取得
- 日産自動車「日産リバイバルプラン振り返り及び日産180プレゼンテーション」(2002年5月)
- [18]2000・2001年度の資産売却累計5,300億円
- 日産自動車「『日産180』進捗状況」(2002年10月)
- [21]日産と東風が新会社「東風汽車有限公司」にそれぞれ50%出資、2006年までに55万台を販売
- 日産自動車 アニュアルレポート2004(2005年3月期)「CEOメッセージ」「COOメッセージ」
- [23]日産180の3年間、毎年度の売上高営業利益率は10%以上
- [25]社長兼CEOのゴーンが日産とルノーのCEOを兼任
- [26]志賀COO:兼任によりアライアンスが強化され、新たなシナジーが醸成される
- 日産自動車「日産 180 / 2003 年度決算報告」(2004年4月)
- [24]日産バリューアップのコミットメント:グローバル販売台数420万台
- 日産自動車 アニュアルレポート2007(2007年3月期)「CEOメッセージ」
- [27]2006年度は8年間で初めて当初目標を下回り、日産バリューアップのコミットメント達成時期を1年延長
- [28]CEOメッセージ:台数より利益を優先
- 日産自動車「FY08 Full-year financial results」決算説明資料(2009年5月)
- [29]2008年度の営業損失1,379億円、当期純損失2,337億円
- [30]2009年度見通し:日米欧の人件費を2008年度比20%削減、固定費を2,000億円超削減
- 日産自動車「新中期経営計画と環境技術への取組み」(2008年11月)
- [31]日産GT 2012のコミットメント:2010年度に電気自動車を日米で投入、2012年度にグローバルで量販
2009年〜世界シェア8%を掲げた日産パワー88と、三菱自動車への34%出資
2011年、カルロス・ゴーン社長は2016年度までの6か年計画「日産パワー88」を公表した。計画は2016年度までに世界シェア8%と、安定した売上高営業利益率8%を目標に置いた。2010年度の世界シェアは5.8%、販売台数は418万台だった。拡大の柱には、ブラジル・インド・ロシアと、アセアン5か国を含む新興国市場での存在感の向上を挙げた。ルノーとの連合の販売台数は2013年に830万台に達し、両社は2016年までに年43億ユーロ以上の相乗効果を見込んだ。規模を追う理由として、カルロス・ゴーン社長は両社の機能統合について『Convergence in these four key business functions will result in an immediate increase in efficiency and leverage our size to achieve competitive economies of scale.』と説明した。
- 日産自動車「日産パワー88」説明資料(2011年)
- [32]6か年計画(11年度〜16年度)「日産パワー88」
- [33]16年度までのグローバル市場占有率8%、安定的な営業利益率8%
- [34]99年度・10年度・16年度のシェア推移:10年度5.8%、販売418万台
- [35]第5の柱:ブラジル・インド・ロシア、アセアン5か国など新興国市場でのプレゼンス向上
- 日産自動車 Annual Report 2014(2014年3月期)「社長兼CEOメッセージ」
- [36]ルノー・日産アライアンスの前年の販売830万台、2016年までに年43億ユーロ以上のシナジー
- [37]ゴーン社長:4機能のコンバージェンスで規模を生かし競争力ある規模の経済を得る
日産パワー88の中間点にあたる2013年度、世界販売は519万台で世界シェアは6.2%だった。カルロス・ゴーン社長は2016年度の営業利益率8%を守ると述べる一方、『Nissan is not yet operating to its full potential.』と記した。2011年度の営業利益では、台数・車種構成が2,236億円の増益要因となる一方、販売費の増加が1,513億円の減益要因となった。計画最終年の2016年度、日産の売上高は11兆7,200億円、営業利益は7,422億円で、利益率は8%の目標を下回った。日産はのちに2019年度の決算説明会で、台数よりも持続可能な成長を優先する戦略へ組み替えると表明した。
- 日産自動車 Annual Report 2014(2014年3月期)「社長兼CEOメッセージ」
- [38]2013年度の販売台数519万台(前年度比5.6%増)、グローバル市場シェア6.2%
- [39]2016年に営業利益率8%の達成を約束しつつ、日産はまだ潜在力を発揮していない
- 日産自動車 アニュアルレポート2012「財務レビュー」
- [40]2011年度営業利益の増減要因:台数・車種構成+2,236億円、販売費の増加-1,513億円
- 日産自動車 有価証券報告書(2017年3月期)
- [41]2017年3月期の連結売上高11兆7,200億円、営業利益7,422億円
- 日産自動車 2019年度決算説明会資料(事業構造改革計画)
- [42]台数よりも持続可能な成長を実現する戦略を再設定
2016年5月、日産は三菱自動車工業と、資本参加を含む戦略的協力の提携契約を結んだ。同月12日の基本合意で、日産は三菱自動車が発行する新株の全てを引き受け、議決権の34.0%を持つ筆頭株主となると決めた。両社の軽自動車の合弁会社NMKVで次期車を開発するなか、日産の指摘で行った再試験から三菱自動車の燃費試験データの不正が発覚していた。日産は、三菱自動車がルノー・日産アライアンスに加われば信用の回復が進み、開発と購買を連合の中で一体で運用できると説明した。日産は2016年10月20日、5億662万577株の新株に2,373億6,187万円を払い込んだ。2017年2月、日産は4月付で西川廣人共同最高経営責任者を社長兼最高経営責任者とし、カルロス・ゴーン氏を会長とする人事を決めた。
- 日産自動車 有価証券報告書 第126期(2025年3月期)【沿革】
- [43]2016年5月、三菱自動車工業と資本参加を含む戦略的協力に関する提携契約を締結
- 日産自動車「資本業務提携に関する基本合意書の締結に関するお知らせ」(2016年5月12日)
- [44]5月12日の基本合意書で第三者割当の新株506,620,577株を全て引受け、議決権・発行済株式の34.0%、主要株主である筆頭株主に
- [45]NMKVでの次期型軽自動車の開発にあたり日産の指摘で合同再試験を行い、燃費試験データの不正操作が発覚
- [46]提携の理由:アライアンスの一員として三菱自の信用が改善、商品・技術開発の一体運用と購買の効率化
- 日産自動車「第三者割当による新株式発行の払込完了に関するお知らせ」(2016年10月20日)
- [47]2016年10月20日に普通株式506,620,577株、払込総額2,373億6,187万2,737円の払込みを完了
- 日産自動車「役員体制に関するお知らせ」(2017年2月23日)
- [48]2017年4月1日付でゴーンは取締役会長、西川廣人は取締役社長・最高経営責任者
参考文献[32]-[48]
- 日産自動車「日産パワー88」説明資料(2011年)
- [32]6か年計画(11年度〜16年度)「日産パワー88」
- [33]16年度までのグローバル市場占有率8%、安定的な営業利益率8%
- [34]99年度・10年度・16年度のシェア推移:10年度5.8%、販売418万台
- [35]第5の柱:ブラジル・インド・ロシア、アセアン5か国など新興国市場でのプレゼンス向上
- 日産自動車 Annual Report 2014(2014年3月期)「社長兼CEOメッセージ」
- [36]ルノー・日産アライアンスの前年の販売830万台、2016年までに年43億ユーロ以上のシナジー
- [37]ゴーン社長:4機能のコンバージェンスで規模を生かし競争力ある規模の経済を得る
- [38]2013年度の販売台数519万台(前年度比5.6%増)、グローバル市場シェア6.2%
- [39]2016年に営業利益率8%の達成を約束しつつ、日産はまだ潜在力を発揮していない
- 日産自動車 アニュアルレポート2012「財務レビュー」
- [40]2011年度営業利益の増減要因:台数・車種構成+2,236億円、販売費の増加-1,513億円
- 日産自動車 有価証券報告書(2017年3月期)
- [41]2017年3月期の連結売上高11兆7,200億円、営業利益7,422億円
- 日産自動車 2019年度決算説明会資料(事業構造改革計画)
- [42]台数よりも持続可能な成長を実現する戦略を再設定
- 日産自動車 有価証券報告書 第126期(2025年3月期)【沿革】
- [43]2016年5月、三菱自動車工業と資本参加を含む戦略的協力に関する提携契約を締結
- 日産自動車「資本業務提携に関する基本合意書の締結に関するお知らせ」(2016年5月12日)
- [44]5月12日の基本合意書で第三者割当の新株506,620,577株を全て引受け、議決権・発行済株式の34.0%、主要株主である筆頭株主に
- [45]NMKVでの次期型軽自動車の開発にあたり日産の指摘で合同再試験を行い、燃費試験データの不正操作が発覚
- [46]提携の理由:アライアンスの一員として三菱自の信用が改善、商品・技術開発の一体運用と購買の効率化
- 日産自動車「第三者割当による新株式発行の払込完了に関するお知らせ」(2016年10月20日)
- [47]2016年10月20日に普通株式506,620,577株、払込総額2,373億6,187万2,737円の払込みを完了
- 日産自動車「役員体制に関するお知らせ」(2017年2月23日)
- [48]2017年4月1日付でゴーンは取締役会長、西川廣人は取締役社長・最高経営責任者
1999年〜2016年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 億円 | 利益率 | 億円 | |||
| 1999年03月期 | 連結 | 65,800 | n/a | n/a | n/a | n/a | ▲277 | n/a |
| 2000年03月期 | 連結 | 59,770 | ▲9.2% | n/a | n/a | n/a | ▲6,843 | n/a |
| 2001年03月期 | 連結 | 60,896 | +1.9% | n/a | n/a | n/a | 3,310 | n/a |
| 2002年03月期 | 連結 | 61,962 | +1.8% | n/a | 4,147 | 6.7% | 3,722 | n/a |
| 2003年03月期 | 連結 | 68,285 | +10.2% | n/a | 7,101 | 10.4% | 4,951 | n/a |
| 2004年03月期 | 連結 | 74,292 | +8.8% | n/a | 8,097 | 10.9% | 5,036 | 北米日産会社、キャントン工場が完成(2003/05)東風汽車有限公司が事業を開始(2003/07) |
| 2005年03月期 | 連結 | 85,762 | +15.4% | 8,612 | 8,557 | 10.0% | 5,122 | 東風汽車有限公司、花都工場が完成(2004/05) |
| 2006年03月期 | 連結 | 94,282 | +9.9% | 8,718 | 8,459 | 9.0% | 5,180 | n/a |
| 2007年03月期 | 連結 | 104,685 | +11.0% | 7,769 | 7,611 | 7.3% | 4,607 | n/a |
| 2008年03月期 | 連結 | 108,242 | +3.4% | 7,908 | 7,664 | 7.1% | 4,822 | ルノー日産オートモーティブインディア社を設立(2007/12) |
| 2009年03月期 | 連結 | 84,369 | ▲22.1% | ▲1,379 | ▲1,727 | ▲2.0% | ▲2,337 | n/a |
| 2010年03月期 | 連結 | 75,172 | ▲10.9% | 3,116 | 2,077 | 2.8% | 423 | n/a |
| 2011年03月期 | 連結 | 87,730 | +16.7% | 5,375 | 5,378 | 6.1% | 3,192 | n/a |
| 2012年03月期 | 連結 | 94,090 | +7.2% | 5,458 | 5,351 | 5.7% | 3,414 | n/a |
| 2013年03月期 | 連結 | 87,373 | ▲7.1% | 4,388 | 5,044 | 5.8% | 3,411 | n/a |
| 2014年03月期 | 連結 | 104,825 | +20.0% | 4,984 | 5,272 | 5.0% | 3,890 | メキシコ日産、アグアスカリエンテス第2工場が完成(2013/11) |
| 2015年03月期 | 連結 | 113,752 | +8.5% | 5,896 | 6,942 | 6.1% | 4,575 | ブラジル日産自動車会社、レゼンデ工場が完成(2014/04)インドネシア日産、プルワカルタ第2工場が完成(2014/05) |
| 2016年03月期 | 連結 | 121,895 | +7.2% | 7,933 | 8,623 | 7.1% | 5,238 | n/a |
出所:有価証券報告書
出典・参考
25件
- 日産自動車 有価証券報告書(2000年3月期)
- 日産自動車 アニュアルレポート2004(2005年3月期)「CEOメッセージ」「COOメッセージ」
- 日産自動車 アニュアルレポート2007(2007年3月期)「CEOメッセージ」
- 日産自動車「FY08 Full-year financial results」決算説明資料(2009年5月)
- 日産自動車 アニュアルレポート2012「財務レビュー」
- 日産自動車 有価証券報告書(2017年3月期)
- 日産自動車 2019年度決算説明会資料(事業構造改革計画)
- 日産自動車 有価証券報告書 第126期(2025年3月期)【沿革】
- 日経ビジネス 1999年11月1日号
- 日経ビジネス 2001年7月2日号
- 日経ビジネス 2001年1月1日号
- 日産自動車 Annual Report 1998「A New Alliance」(1999年3月期)「Message from the Management」
- 日産自動車「日産リバイバルプラン(NRP)」(1999年10月)
- 日産自動車 Annual Report 2000(2001年3月期)「Message from Management」
- 日産自動車「2000年度決算及び日産リバイバルプラン初年度振り返り」(2001年)
- 日産自動車 Annual Report 2001(2002年3月期)「Message From Management」「Overview of Operations」
- 日産自動車「日産リバイバルプラン振り返り及び日産180プレゼンテーション」(2002年5月)
- 日産自動車「『日産180』進捗状況」(2002年10月)
- 日産自動車「日産 180 / 2003 年度決算報告」(2004年4月)
- 日産自動車「新中期経営計画と環境技術への取組み」(2008年11月)
- 日産自動車「日産パワー88」説明資料(2011年)
- 日産自動車 Annual Report 2014(2014年3月期)「社長兼CEOメッセージ」
- 日産自動車「資本業務提携に関する基本合意書の締結に関するお知らせ」(2016年5月12日)
- 日産自動車「第三者割当による新株式発行の払込完了に関するお知らせ」(2016年10月20日)
- 日産自動車「役員体制に関するお知らせ」(2017年2月23日)