決断
規模を先に決め、資本と設備をあとから合わせてきた。1966年8月にはプリンス自動車工業と合併し、スカイラインと村山工場を取り込んで国内2位の陣容を整えた。1984年2月には完成車輸出の限界を破るため英国サンダーランドでの現地生産を決断し、労働組合との対立を越えて実行する。しかし積み上がった国内の生産能力は、1993年2月に座間工場の車両生産を中止すると発表し1995年3月に生産を終えて減量へ転じても解けなかった。1999年3月にルノーの出資を受け入れ、同年10月の日産リバイバルプランで国内5工場の閉鎖と約2万1,000名の削減を含む1兆円のコスト削減を実行する。その規律を持ち込んだ当人は2018年11月に報酬の不記載で逮捕され会長職を解かれ、外から入れた統治そのものが途中で崩れた。
2025年5月 Re:Nissanで7工場統廃合
Re:Nissanで7工場統廃合中国・北米の販売不振と過剰生産能力による巨額赤字を受け、世界の車両工場を17から10へ統廃合し20,000人を削減する、量に依存しない収益構造への転換同じ経営論点に直面した企業 | 構造改革・リストラ減損損失と特別損失2025 2026 減損損失(億円) 4,949 3,662 減損損失以外の特別損失(億円) 1,516 2,106 2018年11月 ゴーン会長の逮捕
取締役の員数と社外取締役の比率2018 2019 2024 取締役(人) 9 11 12 うち社外取締役率(%) 33.3 63.6 66.7 2017年10月 完成検査の無資格発覚
日本地域の売上高と営業利益率2017 2018 2020 売上高(兆円) 4.7 4.6 4.0 営業利益率(%) 8.7 6.1 -1.3 2002年4月 日産180による100万台増販
地域別の世界販売台数2002 2003 2008 日本(千台) − 816 721 米国(千台) − 726 1,059 世界販売台数(千台) 2,597 2,771 3,770 1999年10月 日産リバイバルプランの断行
日産リバイバルプランの断行ルノーから迎えた経営陣のもとで、社員によるクロスファンクショナルチームが案を出し、工場閉鎖・人員削減・系列解体・購買改革を一体で断行した再建計画同じ経営論点に直面した企業 | 構造改革・リストラ自動車事業実質有利子負債と売上高当期純利益率1999 2000 2005 自動車事業実質有利子負債(兆円) 1.9 1.3 − 当期純利益率(%) -0.4 -11.4 6.0 1999年3月 ルノーとの資本提携
提携の条件契約の締結 1999年3月27日 提携の対象範囲 自動車事業全般 ルノーの取得比率 36.8% 出資額 585,700百万円 1993年2月 座間工場の生産中止
座間工場の生産中止過剰となった国内生産能力を座間工場の車両生産中止で圧縮し、車種・部品の整理と原価低減によって収益構造を立て直す減量経営への転換同じ経営論点に直面した企業 | 構造改革・リストラ連結売上高と最終利益率1992 1993 1998 売上高(兆円) 6.4 6.2 6.6 当期純利益率(%) 1.6 -0.9 -0.2 1987年 企業文化の刷新
1984年2月 英国サンダーランド進出
売上高と経常利益率1983 1984 1985 売上高(兆円) 3.2 3.5 3.6 経常利益率(%) 4.8 3.5 4.1 1966年 プリンス自動車との合併
プリンス自動車との合併1966年8月、日産自動車がプリンス自動車工業を吸収する形で両社が合併した、戦後日本の自動車再編の先駆けとなった案件。同じ経営論点に直面した企業 | 経営統合・合併売上高と経常利益率1965 1966 1971 売上高(億円) 2,134 2,149 7,993 経常利益率(%) 4.9 5.0 7.3