冷凍食品の市場規模の推移 | 1980〜2002年

市場規模がどう推移したか?

拡大期(1980〜1995年)生産量は15年で2.4倍に増えた。1980年に56.2万トンだった生産量は、1985年に77.8万トン、1990年に102.5万トンと100万トンを超え、1995年には136.5万トンに達した。

成熟期(1995〜2002年)伸びが鈍り、生産量は150万トン前後で頭打ちになった。2000年は149.9万トン、山は2001年の150.8万トンで、2002年は148.5万トンとわずかに減った。1995〜2002年の7年間の増加は12.0万トンにとどまり、1990〜1995年の5年間の増加(34.0万トン)の3分の1強だった。

上場企業はどう意思決定したか?

冷凍食品への参入は、各社が本業から総合食品へ事業を拡大する多角化の一環だった。ニチレイは製氷・冷蔵の装置に依存した業態から冷凍・缶詰・畜産・海外へ多角化し、味の素は調味料専業から多品目化で総合食品企業へ転じ、1970年に冷凍食品事業に参入した。日本ハムは1979年に日本ハム食品を設立して加工食品に本格参入し、1981年に水産加工部門に参入した。

生産量が100万トンを超えた拡大期の後半、ニチレイは冷蔵倉庫網を物流事業として定義し直した。1989年、低収益の保管業を仕分け・配送・情報管理を一体で提供するシステム物流・3PLへ転換した。

国内生産が頭打ちになった2000年代以降、各社は海外の買収と国内の再編を進めた。ニッスイは2001年に米国首位ブランドの家庭用水産冷凍食品事業を買収し、2005年に北米の業務用水産冷凍食品会社を買収した。ニチレイは2005年に持株会社体制へ移行し、2007年にはマルハとニチロが統合して調達力と品ぞろえを集約した(現Umios)。味の素は2014年に米国のウィンザー・クオリティHEを買収した。

冷凍食品 | 国内市場規模・生産量

最新の年 2002年
生産額 n/a
生産量 1,485千トン
生産量(千トン)
年月 生産額単位生産量単位
1980年1月〜12月 n/an/a562千トン
1985年1月〜12月 n/an/a778千トン
1986年1月〜12月 n/an/a823千トン
1987年1月〜12月 n/an/a846千トン
1988年1月〜12月 n/an/a877千トン
1989年1月〜12月 n/an/a947千トン
1990年1月〜12月 n/an/a1,025千トン
1991年1月〜12月 n/an/a1,106千トン
1992年1月〜12月 n/an/a1,203千トン
1993年1月〜12月 n/an/a1,263千トン
1994年1月〜12月 n/an/a1,319千トン
1995年1月〜12月 n/an/a1,365千トン
1996年1月〜12月 n/an/a1,420千トン
1997年1月〜12月 n/an/a1,482千トン
1998年1月〜12月 n/an/a1,489千トン
1999年1月〜12月 n/an/a1,505千トン
2000年1月〜12月 n/an/a1,499千トン
2001年1月〜12月 n/an/a1,508千トン
2002年1月〜12月 n/an/a1,485千トン

主な企業

調査中

出典

期間統計表・資料
1980〜2002 年総務省統計局「日本の長期統計系列」表 08-15「食料品生産量(昭和55年~平成14年)」
考察経済産業省「生産動態統計」(このページの数字)、各社の経営判断の各ページと有価証券報告書の沿革