決断
後発ゆえに、他社が手を付けていない市場から順に取ってきた。1976年9月、貿易摩擦と最大の取引先だったシアーズとの関係を守るため、米ウォーイックを買収して北米での現地生産へ移った。輸出を積み増すより先に、工場を市場の側へ置いた判断である。1990年には二次電池へ傾斜して投資し、全社の設備投資の約2割を電池へ向けてニッケル水素まで量産体制を構築した。2002年1月には中国ハイアールと資本提携し、普及品の市場を明け渡す代わりに部品とOEMの供給先を確保している。規模で正面から並ばない選び方は、電池では世界市場で3割を超える占有率を生み、白物家電では市場を提携相手へ譲る結果にもなった。
2011年 パナソニック傘下入り
パナソニック傘下入り財務危機で自力再建の見通しを失った三洋が、二度の公開買付けと株式交換比率0.115株の株式交換を受け入れ、独立企業として消滅した救済的買収同じ経営論点に直面した企業 | M&A・買収売上高と営業利益率2009 2010 2011 売上高(億円) 17,707 15,946 14,895 営業利益率(%) 0.5 2.0 2.3 2006年1月 ゴールドマンら3,000億円増資
自己資本と総資産2005 2006 2011 自己資本(億円) 2,883 4,029 641 負債(億円) 23,124 17,519 10,530 自己資本率(%) 11.1 18.7 5.7 2002年1月 中国ハイアールと資本提携
中国ハイアールと資本提携中国メーカーの低価格攻勢という市場環境に対し、正面の消耗戦を避けて中国最大手ハイアールと提携し、部品・OEMの大市場を取りに行った戦略同じ経営論点に直面した企業 | 提携・合弁業績の推移2001 2002 2007 売上高(兆円) 2.2 2.0 2.2 純利益率(%) 1.9 0.1 -2.0 1990年 二次電池へ経営資源を集中
1976年9月 米ウォーイック社を買収
業績の推移1975 1976 1981 売上高(億円) 3,502 4,676 7,524 純利益率(%) 1.7 2.0 3.2 1947年2月 井植歳男氏が自転車ランプで創業