野中ともよ
経歴1995〜2007年
経歴
| 区分 | 所属先 | 就任年 | 役職 | 現任 | 1995年主要役職の状況(推定含む目安)2007年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 民間 | ㈱日興リサーチセンター(現 日興フィナンシャル・インテリジェンス㈱) | 2001 | 理事長 | ||
| アサヒビール㈱ | 2002 | 取締役 | |||
| 三洋電機 | 2002 | 取締役 | |||
| 2005 | 代表取締役会長 CEO | ||||
| 2005 | 代表取締役会長 CEOブランド本部長 | ||||
| 2006 | 代表取締役会長ブランド本部長 | ||||
| 2007 | 退任 | ||||
| 官公庁 | 大蔵省(現 財務省) | 1995 | 財政制度審議会委員 | ||
| 法務省 | 2001 | 法制審議会委員 |
プロ経営者としての経歴と施策
プロ経営者としての経歴と施策
野中ともよ氏は1998年7月の雑誌の取材記事でテレビキャスターと紹介され、2002年6月の対談ではジャーナリストで金融知力普及協会の代表と記されている。1995年1月に大蔵省の財政制度審議会委員、2001年1月に法務省の法制審議会委員に就任した。2001年4月には日興リサーチセンター(現日興フィナンシャル・インテリジェンス)の理事長、2002年3月にアサヒビールの取締役に就任した。報道と政府の審議会、研究機関の運営を渡った経歴で、製造業の事業部門を率いた経験は持たない。
- 国立国会図書館サーチ 雑誌記事索引
- [1]インタビュー 未来のために命の目盛りに合わせた発想を--テレビキャスター 野中ともよ(Coastal development 通号28、1998年7月)
- [2]対談 お金の知識を広めるために--シャロン・レクター・野中ともよ(ジャーナリスト 金融知力普及協会代表)(ちくま 通号375、2002年6月)
- 三洋電機 有価証券報告書 第82期(2006年3月期)【役員の状況】
- [3]野中ともよ(昭和29年6月18日生)平成7年1月 大蔵省(現財務省)財政制度審議会委員/平成13年1月 法務省法制審議会委員/平成13年4月 ㈱日興リサーチセンター(現日興フィナンシャル・インテリジェンス㈱)理事長/平成14年3月 アサヒビール㈱取締役/平成14年6月 当社取締役/平成17年6月 取締役会長兼CEO/平成17年8月 取締役会長兼CEO兼ブランド本部長/平成18年2月 取締役会長兼ブランド本部長
- [4]野中ともよ(昭和29年6月18日生)平成7年1月 大蔵省(現財務省)財政制度審議会委員/平成13年1月 法務省法制審議会委員/平成13年4月 ㈱日興リサーチセンター(現日興フィナンシャル・インテリジェンス㈱)理事長/平成14年3月 アサヒビール㈱取締役/平成14年6月 当社取締役/平成17年6月 取締役会長兼CEO/平成17年8月 取締役会長兼CEO兼ブランド本部長/平成18年2月 取締役会長兼ブランド本部長
日興リサーチセンターの理事長やアサヒビールの取締役としての成果を、数字や出来事で記した資料は手元に見当たらない。金融知力普及協会の代表として、経済と金融の知識を広める活動を続けていた。売上高や利益で測れる経営者としての前歴は、三洋電機の会長への就任の時点では無かったとみられる。
- 国立国会図書館サーチ 雑誌記事索引
- [5]対談 お金の知識を広めるために--シャロン・レクター・野中ともよ(ジャーナリスト 金融知力普及協会代表)(ちくま 通号375、2002年6月)
三洋電機とのつながりは2002年6月の取締役就任に始まる。2005年3月期に連結売上高2兆4,846億円に対し当期純損失1,715億円を計上した直後の4月8日、三洋電機は経営陣の刷新を掲げ、取締役の野中ともよ氏を6月29日付で代表取締役会長兼CEOとする人事を決定した。同時に井植敏氏は代表取締役会長から代表取締役兼取締役会議長へ、桑野幸徳氏は社長から取締役相談役へ移り、副社長の井植敏雅氏が社長兼COOに就任すると決まった。本人は就任直後の取材で、社員と技術に惚れ込んでこの重責を引き受けたと述べている。
- 三洋電機 有価証券報告書 第82期(2006年3月期)【役員の状況】
- [6]野中ともよ(昭和29年6月18日生)平成7年1月 大蔵省(現財務省)財政制度審議会委員/平成13年1月 法務省法制審議会委員/平成13年4月 ㈱日興リサーチセンター(現日興フィナンシャル・インテリジェンス㈱)理事長/平成14年3月 アサヒビール㈱取締役/平成14年6月 当社取締役/平成17年6月 取締役会長兼CEO/平成17年8月 取締役会長兼CEO兼ブランド本部長/平成18年2月 取締役会長兼ブランド本部長
- 三洋電機 有価証券報告書 第82期(2006年3月期)【主要な経営指標等の推移】
- [7]2005年3月期 連結売上高2兆4,846億円・当期純損失1,715億円
- 三洋電機「役員人事について」(2005年4月8日)
- [8]現下の厳しい状況を脱却するため経営陣の刷新を行う。会長人事(6月29日付予定)井植敏 代表取締役会長兼取締役会議長→代表取締役兼取締役会議長、野中ともよ 取締役→代表取締役会長兼CEO。社長人事 井植敏雅 代表取締役副社長兼CMO→代表取締役社長兼COO、桑野幸徳 代表取締役社長兼CEO兼COO→取締役相談役
- [9]現下の厳しい状況を脱却するため経営陣の刷新を行う。会長人事(6月29日付予定)井植敏 代表取締役会長兼取締役会議長→代表取締役兼取締役会議長、野中ともよ 取締役→代表取締役会長兼CEO。社長人事 井植敏雅 代表取締役副社長兼CMO→代表取締役社長兼COO、桑野幸徳 代表取締役社長兼CEO兼COO→取締役相談役
- 国立国会図書館サーチ 雑誌記事索引
- [10]新トップインタビュー 三洋電機会長兼CEO 野中ともよ 三洋電機の社員と技術に惚れ込んで、この重責を引き受けました(財界 通号1343、2005年8月16日)
2005年7月、地球といのちに喜ばれる企業を目指す新ビジョン「Think GAIA」を掲げ、事業ポートフォリオ、企業文化と経営プロセス、財務体質の3つの変革を掲げた3カ年の改革「SANYO EVOLUTION PROJECT」を開始した。8月にはブランド本部長を兼任した。11月に2005〜2007年度の中期経営計画を策定し、「環境・エナジー先進メーカー」を目指して、パワーソリューション、冷熱・コマーシャル、パーソナルモバイルの3事業をコアに定めた。同月にはニッケル水素電池「eneloop」を発売し、2006年1月にはフォルクスワーゲンとハイブリッド自動車用の次世代ニッケル水素電池システムの共同開発で合意した。人員は2005年度中に約1万人の削減を目標とし、達成した。2006年2月に肩書からCEOの呼称が外れ、翌3月には転換可能優先株式による総額3,000億円の第三者割当増資を実施した。2007年3月19日、過年度決算の自主訂正を検討するさなかに、一身上の都合で代表取締役会長を辞任した。
- 三洋電機 有価証券報告書 第82期(2006年3月期)【業績等の概要】
- [11]平成17年7月、地球といのちに喜ばれる企業を目指す新ビジョン「Think GAIA」を掲げ、事業ポートフォリオの変革、企業文化・企業組織・経営プロセスの変革、財務体質の健全化を柱とする3ヵ年の改革「SANYO EVOLUTION PROJECT」をスタート。平成17年11月に中期経営計画(平成17〜19年度)を策定し、環境・エナジー先進メーカーを目指し、パワーソリューション、冷熱・コマーシャル、パーソナルモバイルの3事業をコア事業に決定
- [13]平成17年7月、地球といのちに喜ばれる企業を目指す新ビジョン「Think GAIA」を掲げ、事業ポートフォリオの変革、企業文化・企業組織・経営プロセスの変革、財務体質の健全化を柱とする3ヵ年の改革「SANYO EVOLUTION PROJECT」をスタート。平成17年11月に中期経営計画(平成17〜19年度)を策定し、環境・エナジー先進メーカーを目指し、パワーソリューション、冷熱・コマーシャル、パーソナルモバイルの3事業をコア事業に決定
- 三洋電機 有価証券報告書 第82期(2006年3月期)【役員の状況】
- [12]野中ともよ(昭和29年6月18日生)平成7年1月 大蔵省(現財務省)財政制度審議会委員/平成13年1月 法務省法制審議会委員/平成13年4月 ㈱日興リサーチセンター(現日興フィナンシャル・インテリジェンス㈱)理事長/平成14年3月 アサヒビール㈱取締役/平成14年6月 当社取締役/平成17年6月 取締役会長兼CEO/平成17年8月 取締役会長兼CEO兼ブランド本部長/平成18年2月 取締役会長兼ブランド本部長
- [16]野中ともよ(昭和29年6月18日生)平成7年1月 大蔵省(現財務省)財政制度審議会委員/平成13年1月 法務省法制審議会委員/平成13年4月 ㈱日興リサーチセンター(現日興フィナンシャル・インテリジェンス㈱)理事長/平成14年3月 アサヒビール㈱取締役/平成14年6月 当社取締役/平成17年6月 取締役会長兼CEO/平成17年8月 取締役会長兼CEO兼ブランド本部長/平成18年2月 取締役会長兼ブランド本部長
- 三洋電機 有価証券報告書 第82期(2006年3月期)【業績等の概要】【事業等のリスク】
- [14]平成17年11月に発売した「eneloop」などの市販用二次電池が好調。平成18年1月31日、フォルクスワーゲン社とハイブリッド自動車用次世代ニッケル水素電池システムの共同開発を進めることで合意
- 三洋電機 有価証券報告書 第82期(2006年3月期)連結財務諸表注記「年金及び退職金制度」
- [15]平成17年度にSANYO EVOLUTION PROJECTに基づく構造改革により当年度中に約1万人の削減を目標とし、当初目標を達成した
- 三洋電機 有価証券報告書 第82期(2006年3月期)
- [17]2006年3月14日 転換可能優先株式発行による総額3,000億円の第三者割当増資を実施
- 三洋電機「役員辞任に関するお知らせ」(2007年3月19日)
- [18]3月19日付をもって代表取締役会長野中ともよが辞任(理由 一身上の都合)。2005年6月より代表取締役会長として「Think GAIA」ビジョンを掲げ、「eneloop」や「AQUA」に代表される商品の創出に尽力した。弊社は過年度決算の自主訂正に向けて検討を続けている
辞任を知らせる会社の発表は、在任中の取り組みとして「Think GAIA」の掲出と、「eneloop」や「AQUA」に代表される商品の創出を挙げた。ビジョンの言葉で商品群を統合して訴求する手法は、キャスターとして発信してきた経験とブランド本部長の兼任に対応したものとみられる。一方、事業の選択と資本の再構築は、増資を引き受けた金融3社が議決権のほぼ半分を保有する体制のもとで進んだ。財務の再建を主導する役割は、報道と審議会の経歴とは異なる金融資本へ移ったと考えられる。在任中の2006年3月期は連結営業損失172億円・当期純損失2,056億円、2007年3月期は営業利益496億円と黒字に転じたものの当期純損失453億円で、2期とも最終赤字だった。
- 三洋電機「役員辞任に関するお知らせ」(2007年3月19日)
- [19]3月19日付をもって代表取締役会長野中ともよが辞任(理由 一身上の都合)。2005年6月より代表取締役会長として「Think GAIA」ビジョンを掲げ、「eneloop」や「AQUA」に代表される商品の創出に尽力した。弊社は過年度決算の自主訂正に向けて検討を続けている
- 三洋電機 有価証券報告書 第82期(2006年3月期)【議決権の状況】
- [20]A種優先株式の議決権は1,825,422個、総株主の議決権は3,665,858個
- 三洋電機 有価証券報告書 第83期(2007年3月期)【主要な経営指標等の推移】
- [21]2006年3月期 連結営業損失172億円・当期純損失2,056億円/2007年3月期 連結営業利益496億円・当期純損失453億円
参考文献3件
参考文献
- 三洋電機 有価証券報告書 第82期(2006年3月期)【役員の状況】
- 三洋電機「役員人事について」(2005年4月8日)
- 三洋電機「役員辞任に関するお知らせ」(2007年3月19日)
事実根拠:出所(三洋電機)