漆間啓
三菱電機・執行役社長・CEO
- 出自
- 1982年に入社し、FAシステム事業を出発点として欧州法人社長と経営企画室長を務めた。2015年4月に常務執行役、2018年4月に専務執行役、2020年6月に取締役・代表執行役を経て、2021年7月に執行役社長・CEOへ就任した。技術系が続いた歴代社長のなかで、事務系出身で1982年入社の専務からの昇格である。
- 抜擢
- 2021年6月、長崎製作所の鉄道車両向け空調装置で、顧客が指定した条件と異なる検査や、検査をしないまま架空の成績書を作る行為が1980年代から30年以上続いていたと表に出た。この不正は過去の全社再点検でも見つかっておらず、同年7月2日に杉山武史氏が引責辞任を表明した。7月28日、事務系出身で1982年入社の専務だった漆間啓氏が執行役社長・CEOへ昇格した。
- 施策
- 2021年10月に社長直轄の品質改革推進本部を新設し、全製作所へ品質保証監理部を置いた。2022年4月にはインフラ、インダストリー・モビリティ、ライフ、ビジネスプラットフォームの4ビジネスエリアを設けた。2023年3月にはパワーデバイスの累計設備投資を約1300億円から約2600億円へ倍増させ、うち約1000億円をSiCウエハへ投じると発表した。2024年4月には自動車機器事業を分社して三菱電機モビリティを設立し、2026年4月に鴻海精密工業への50%出資受け入れを視野に共同運営の検討を始めた。
- 評価
- 執筆予定
就任前(FY20)41,914億円
直近(FY25)58,947億円
変化(5カ年)+41%
就任前(FY20)5.5%
直近(FY25)7.3%
変化(5カ年)+1.8pt