東芝の歴史

更新:

沿革

1875年に田中久重氏が東京・新橋に創設した田中製造所が起源。

1911年に源流の東京電気がタングステン電球「マツダランプ」を発売し、1987年にはNAND型フラッシュメモリを世界で初めて発表した。重電から家庭電器まで供給する総合電機で、2023年に上場を終えた。

1875年/1890年1899年/1904年1939年1949年1984年2018年2023年/2024年2026年田中製造所1875年田中久重が創業白熱舎1890年白熱電球の製造芝浦製作所1904年設立東京電気1899年設立東京芝浦電気1939年2社が合併芝浦製作所1939年合流東京電気1939年合流株式上場1949年東証に上場東芝1984年改称東芝2018年メモリ事業を売却決断東芝メモリ2018年全株式を譲渡東芝2023年上場廃止・非公開化決断日本産業パートナーズ2023年連合がTOB成立キオクシアHD2024年株式上場
東芝
歴代社長と長期業績(敬称略)
2023年3月期
連結
売上高
33,617億円
売上高純利益率
3.8%
石坂岩下土光玉置岩田佐波渡里青井佐藤西室岡村西田佐々木田中室町綱川車谷綱川島田
売上高2,366億円売上高6,269億円売上高17,731億円売上高47,861億円売上高33,617億円純利益率8.2%純利益率1.9%純利益率2.6%純利益率0.3%純利益率3.8%1958/31963/31968/31973/31978/31983/31988/31993/31998/32003/32008/32013/32018/32023/32028/3
  1. 電信機の工場を創業[1]創業
  2. 白熱舎が発足[2]創業
  3. 東京白熱電燈球製造(のち東京電気)を設立[2]
  4. 芝浦製作所を設立[2]
  5. 東京電気がゼネラル・エレクトリックと資本業務提携[3]
  6. 東京電気が堀川町工場を新設[1]
  7. 芝浦製作所がGEと提携[4]
  8. 東京電気がタングステン電球「マツダランプ」を発売[3]
  9. 東京電気が国産初の真空管を製作[3]
  10. 資本金を500万円から2000万円へ増資[5]
  11. 鶴見工場を新設[1]
  12. 芝浦製作所が無配に転落(1933年まで継続)[5]
  13. 岩原謙三氏の辞任により平田篤次郎氏が社長に就任[4]社長交代
  14. 鶴見工場の第2期工事で5棟を建設[5]
  15. 東京電気と芝浦製作所が合併契約書を締結[4]
第1章田中久重の電信機工場から芝浦製作所への強電の系譜
売上高
  • 売上高
東芝売上高—
  1. 芝浦製作所の株主総会で社名を東京芝浦電気とする定款改正[4]
  2. 東京電気と合併し東京芝浦電気を設立[2]
  3. 東邦鋼業を吸収合併[1]
  4. 芝浦マツダ工業・日本医療電気を吸収合併[2]
  5. 東京電気・東洋耐火煉瓦を吸収合併[2]
  6. 東京・大阪の各証券取引所に上場[6]上場
  7. 企業再建整備計画により第二会社14社を設立[2]
  8. 東芝車輛を合併。車両製品を拡充[2]
  9. 電業社原動機製造所を合併。水車製品(蒲田工場)を拡充[2]
  10. 岩下文雄氏が社長に就任[7]社長交代
  11. 石川島芝浦タービンを吸収合併[2]
  12. 土光敏夫氏が社長に就任[8]社長交代
  13. 事業部内閣制に移行[9]
  14. 売上高が6001億円に到達[10]
  15. 玉置敬三氏が社長に就任[11]社長交代
第2章合併による総合電機の成立と戦時下の膨張
売上高当期純利益率
  • 売上高
  • 当期純利益率
東芝1972年3月期売上高6,151億円売上高当期純利益率1.3%
転換期

1973年〜東芝機械ココム事件とNAND型フラッシュメモリの量産

  1. 合成樹脂・絶縁材料事業を東芝ケミカルに譲渡[2]
  2. 売上高が1兆609億円に到達[12]
  3. 大中型コンピューターの営業を日電東芝情報システムに移管[12]
  4. 東芝に商号変更[2]商号変更
  5. 東芝機械のココム違反で通商産業省が行政処分を決定[13]
  6. 日本原子力事業を吸収合併[2]
  7. 佐藤文夫氏が社長に就任[14]社長交代
  8. 岡村正氏が社長に就任[15]社長交代
  9. 本社を移転[16]
  10. NAND型フラッシュへ集中[17]事業売却・撤退
  11. 電力系統・変電事業をティーエム・ティーアンドディーに会社分割[2]
  12. ブラウン管事業をエムティ映像ディスプレイに会社分割[2]
  13. 委員会等設置会社に移行[2]
  14. 製造業プラント向け電機設備事業をティーエムエイエレクトリックに会社分割[2]
  15. 経営方針「2010年ビジョン」を策定[18]
  16. 電力系統・変電事業をティーエム・ティーアンドディーから譲受[2]
不祥事

2006年〜不適切会計の発覚と日本産業パートナーズによる非公開化

  1. 米ウェスチングハウス買収[19]クロスボーダーM&A(日本→海外)
  2. ウェスチングハウス社グループを買収[2]買収
  3. 「HD DVD」からの撤退事業売却・撤退
  4. 売上高7兆6681億円で過去最高を更新[20]
  5. 最終赤字3436億円を計上[21]赤字転落
  6. 公募増資により3192億円を調達[22]
  7. ハードディスク装置事業を富士通から譲受[2]
  8. ランディス・ギア社グループを買収[2]買収
  9. 東芝モバイルディスプレイの全株式をジャパンディスプレイに譲渡[2]
  10. 東芝テックがIBMからリテール・ストア・ソリューション事業を譲受[2]
  11. 田中久雄氏が社長に就任[15]社長交代
  12. 利益水増しの発覚と経営陣退任[23]不祥事・信頼回復
  13. 証券取引等監視委員会が課徴金73億円の納付を勧告[19]
  14. 最終赤字4600億円を計上[24]赤字転落
  15. 東芝メディカルシステムズ(現キヤノンメディカルシステムズ)の全株式を譲渡[2]
  16. 東芝ライフスタイルの株式の80.1%を美的集団グループに譲渡[2]
  17. ウェスチングハウスが米連邦倒産法第11章の適用を申請[2]
  18. 債務超過に転落[25]
  19. ランディス・ギア社グループの全株式を譲渡[2]
  20. 第三者割当増資により6000億円を調達[25]
  21. 東芝映像ソリューション(現TVS REGZA)の株式の95%をハイセンスグループに譲渡[2]
  22. 車谷暢昭氏が会長CEO就任トップ交代・承継
  23. 東芝メモリ(現キオクシア)分離[2]事業売却・撤退
  24. 東芝クライアントソリューションの株式の80.1%をシャープに譲渡[2]
  25. 永山治議長の再任否決[26]アクティビスト・株主提案対応
  26. CVC非公開化提案の破談破談・撤回
  27. 車谷暢昭氏が社長を辞任[26]
  28. 綱川智氏が代表執行役社長CEOに就任[15]
  29. 3分割による再編計画を発表[26]
  30. 会社分割案の株主総会否決分社・スピンオフ・子会社上場
  31. 島田太郎氏が社長CEOに就任[27]
  32. 東芝キヤリアの株式の55%をGlobal Comfort Solutionsに譲渡[2]
  33. 日本産業パートナーズに買収[25]MBO・非公開化
出典・参考27件
出典・参考
  • [1]会社銀行八十年史(東洋経済新報社「東京芝浦電気」の項)(1955年)
  • [2]有価証券報告書(2023年6月28日)
  • [3]会社銀行八十年史(東洋経済新報社、1955年)「東京芝浦電気」の項
  • [4]東京芝浦電気株式会社八十五年史(東京芝浦電気第1編第3章「東京電気と芝浦製作所の合併」)(1963年)
  • [5]東京芝浦電気株式会社八十五年史(東京芝浦電気第1編第2章「株式会社芝浦製作所」)(1963年)
  • [6]『東芝百年史』年表(東京芝浦電気株式会社)(1977年)
  • [7]日本企業要覧 1961年版
  • [8]私の履歴書 経済人20(日本経済新聞社「土光敏夫」)(1986年)
  • [9]私の履歴書 経済人20「土光敏夫」(日本経済新聞社、1986年)
  • [10]証券アナリストジャーナル 1981年19巻12号「会社説明会 東芝アズ・ナンバー・ワンが目標」
  • [11]日本企業要覧 1973年版
  • [12]証券アナリストジャーナル 1978年16巻8号「企業 東京芝浦電気 好ムードに乗って躍進の年に」
  • [13]日経ビジネス 1987年6月8日号「東芝機械はスケープゴート?」
  • [14]日経ビジネス 1992年9月21日号「新社長 佐藤文夫氏[東芝]登場 気負わず、自然体で収益回復を担う」
  • [15]有価証券報告書【役員の状況】
  • [16]有価証券報告書
  • [17]日経ビジネス「編集長インタビュー 青井舒一氏[東芝社長] 4メガも制覇したい 競争だから摩擦はあるが」(1991年5月27日)
  • [18]東芝 アニュアルレポート2007(2005年度版)
  • [19]東芝 有価証券報告書(2009年3月期)(2009年3月)
  • [20]東芝 有価証券報告書(2008年3月期・連結・米国会計基準)
  • [21]東芝 有価証券報告書(2009年3月期)
  • [22]東芝 アニュアルレポート2010(2008年度版)
  • [23]東芝 プレスリリース 2015年7月21日「第三者委員会の調査報告書全文の公表及び当社の今後の対応並びに経営責任の明確化についてのお知らせ」
  • [24]東芝 有価証券報告書(2016年3月期)
  • [25]キオクシア ニュースリリース「東芝メモリ株式会社を『キオクシア株式会社』に社名変更」(2019年7月18日)
  • [26]東芝 有価証券報告書(2021年3月期・連結・米国基準)(2021年3月)
  • [27]東芝 統合報告書2023(2022年度版)

同業他社の状況(電機・事務機)

よく読まれる注目企業

API for AI Agents— 認証不要、URLをGETするだけで機械可読なJSONをトークン消費を抑えつつ取得できます。

免責事項およびポリシー