十時裕樹
ソニー・代表執行役社長CEO
社長就任までの出自
出自
1987年4月にソニーへ入社した。2002年2月にソニー銀行の代表取締役に就任し、2013年12月に業務執行役員SVP、2018年4月に代表執行役EVP兼CFO、2019年6月に取締役へ進んでいる。金融子会社の経営と全社の財務を通ってきた経歴で、製品ではなく資本の側からグループを見てきた人物である。
社長に選ばれた経緯
抜擢
2023年4月、吉田憲一郎氏の後任として社長COO兼CFOに就任した。吉田氏は会長兼CEOにとどまり、十時氏がCEOを兼ねるのは2025年4月からである。就任前年度の2023年3月期は連結売上高10兆958億円、営業利益1兆3,024億円(2024年3月期の有価証券報告書で修正再表示した値。当初公表は1兆2,082億円)と過去最高水準にあった。危機からの再建ではなく収益力の整った体制を引き継ぐ交代であり、CFOがそのまま執行のトップに立つ形になった。
在任中の主な施策
施策
2024年2月、金融事業のパーシャル・スピンオフについて産業競争力強化法に基づく事業再編計画の認定を取得し、翌日に準備開始を公表した。ソニー株1株にソニーフィナンシャルグループ株1株を現物配当で交付し、保有株の8割超を株主へ渡して2割弱を残す設計とし、2025年9月29日に東証プライムへ再上場している。1979年に本業の脆さを補うために始めた金融を46年後に資本市場へ返し、グループはエンタテインメントと半導体へ一段と集中する形になった。
在任の評価
評価
執筆予定
経歴 1964〜2025年
在任中の業績 FY22→FY25
就任前(FY22)100,958億円
直近(FY25)124,796億円
変化(3カ年)+24%
就任前(FY22)12.0%
直近(FY25)11.6%
変化(3カ年)-0.4pt