1993年2000年2010年2020年2026年
創業社長の関係
社長登用の傾向
登用
直近20年の3人はいずれも新卒入社の生え抜きで、入社から社長まで32年から35年を要している。全員が理工系の出身で、AVCネットワークス社やオートモーティブ社といった社内カンパニーを一度率いてから本社に上がった。副社長を経ずに専務以下から就く点も2000年以降の4人に共通する。
社長任期の傾向
いまの体制への含意
含意
2025年6月に前社長の津賀一宏氏が会長を退いてから会長職は空席で、社外取締役が取締役会の議長を務める。ただし指名諮問委員会は社外3名に社長を加えた4名で、答申までしか出せない。社長候補を社外に求める回路は見当たらない。
| 氏名 | 社長在任期間 退任年は推定 | 在任年数 推定 | 状況 | 出自 | 役職 | 在任中の決断 | 施策 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 松下幸之助(1935年就任) | 1935〜1961年1935年就任 | 25年 | 退任 | 創業家 | 取締役社長 | 決断1952年フィリップスと技術提携 | |
| 松下正治(1961年就任) | 1961〜1977年1961年就任 | 16年 | 退任 | 創業家 | 取締役社長 | 決断1964年熱海会談で販売制度改革 | |
| 山下俊彦(1977年就任) | 1977〜1986年1977年就任 | 9年 | 退任 | 生え抜き | 取締役社長 | 決断1977年山下俊彦氏の序列外抜擢 | |
| 谷井昭雄(1986年就任) | 1986〜1993年1986年就任 | 7年 | 退任 | 生え抜き | 取締役社長 | 決断1990年米MCA買収し5年で売却 | |
| 森下洋一(1993年就任) | 1993〜2000年1993年就任 | 7年 | 退任 | 生え抜き | 取締役社長 | 決断1994年事業部制への回帰 | |
| 中村邦夫(2000年就任) | 2000〜2006年2000年就任 | 6年 | 退任 | 生え抜き | 取締役社長 | 決断2001年「破壊と創造」の断行 | |
| 大坪文雄(2006年就任) | 2006〜2012年2006年就任 | 6年 | 退任 | 生え抜き | 取締役社長に | 決断2009年MTPDのブラウン管カルテル2009年三洋電機の買収 | |
| 津賀一宏(2012年就任) | 2012〜2021年2012年就任 | 9年 | 退任 | 生え抜き | 取締役社長 | 決断2013年プラズマテレビから撤退2014年テスラとの車載電池協業 | |
| 楠見雄規(2021年就任) | 2021年〜現任2021年就任 | 6年 | 現任 | 生え抜き | 代表取締役社長執行役員 | 1989年4月に入社し、2014年4月に役員・アプライアンス社上席副社長、2019年4月に常務執行役員・オートモーティブ社社長へ進んだ。2021年4月にCEO、同年6月に代表取締役社長執行役員へ就任し、10月にグループCEOへ移った。大株主に創業家の個人名はなく、2015年3月末時点では日本トラスティ・サービス信託銀行5.73%、日本マスタートラスト信託銀行4.81%と信託銀行が上位を占め、松下不動産が1.18%で8位に入っていた。 | 決断2022年ブルーヨンダー買収し持株会社制2023年オートモーティブシステムズ譲渡2025年グループ経営改革と1万人削減 |