ソフトバンクグループ:エヌビディアへのアーム売却破談とナスダック上場
エヌビディアへのアーム売却中止からOpenAIへの646億ドル出資への転回
2022年〜エヌビディアへの売却中止と2期で2兆6,781億円の最終損失、アリババ株の資金化
孫正義氏(代表取締役会長兼社長執行役員)は6月の株主総会で、アームの売却契約を結んだころを振り返った。コロナ禍で資金が細り、売るほかに手はないと考えていたという。アームの全株式をエヌビディアへ譲渡するその取り決めは2022年2月8日に解消が発表され、ソフトバンクグループはアームを上場させる方向へ切り替えて、2022年度の上場を目標に据えた。アームではレネ・ハース氏がCEO、インダー・シン氏がCFOとなる新体制が始まった。米国や欧州などの当局は、半導体で存在感を増すエヌビディアがアームを握れば強くなりすぎるとして承認しなかった。孫氏はそのうえで、『言い訳抜きに許認可が下りなくて良かったな、アームが手元に戻ってきて良かったと正直に思っています』と語った。阻まれた売却を中核資産の回復と語り直した点が、以後の打ち手の起点であったとみられる。
- ソフトバンクグループ 第42回定時株主総会(2022年6月24日)
- [1]売却契約の当時はコロナが始まり資金が無く、エヌビディアに売るほかないと考えていたとの孫正義の回顧
- [4]売却中止の合意と併せ、レネ・ハースCEO・インダー・シンCFOを中心とするアームの新経営体制を発表
- [5]米国・欧州など主要国が、エヌビディアがアームまで手にすれば強すぎるとして買収に反対し、許認可が下りなかった
- [6]許認可が下りずアームが手元に戻ったことを良かったとする孫正義の発言
- ソフトバンクグループ 2022年3月期第3四半期 決算説明会資料(2022年2月8日)
- [2]2022年2月8日 アームの全株式のエヌビディアへの売却契約を解消し、アームの株式上場の準備に入ると発表
- [3]アームは2022年度の上場を目指す
2022年3月期の純損失は1兆7,080億円に達した。続く2022年4〜6月期の赤字は約3兆円に上り、前の四半期と合わせて約5兆円に達した。孫氏は8月の決算説明会で、大きな赤字が2四半期続くのは創業以来初めてだと認め、前年度の利益が帳消しになったと説明した。4〜6月期の損失はSVFの約2.3兆円に為替差損8,200億円が重なったもので、時価総額約9兆円に対して3分の1の規模であった。孫氏は新規投資を絞る理由に全滅の危険を挙げ、『全滅だけは絶対に避けなければいけないと思っています』と述べた。LTVは14.5%まで下がり、手元の現金は2年分の社債償還額の倍を超えていた。同年のCFOメッセージも、当面は守りに徹すると掲げた。
- ソフトバンクグループ 第42回定時株主総会(2022年6月24日)
- [7]2021年度(2022年3月期)の純損失1兆7,080億円
- ソフトバンクグループ 2023年3月期第1四半期 決算説明会 孫正義 説明(2022年8月8日)
- [8]2022年4〜6月期の赤字は約3兆円、前四半期の約2兆円と合わせ約5兆円
- [9]創業以来初めて2四半期連続で大きな赤字を出し、前年の約5兆円の利益に相当する部分を吐き出したとの孫正義の説明
- [10]税引き後でSVF約2.3兆円の赤字、為替差損8,200億円。時価総額約9兆円の会社が3カ月で3兆円の赤字
- [11]SVF2の新規投資を徹底的に厳選して減らし、大きなビジョンを一方的に追い求めると全滅の危険があるとの孫正義の説明
- [12]LTVは14.5%に改善、手元現金は今後2年分の社債償還額の倍以上
- ソフトバンクグループ ソフトバンクグループレポート2022
- [13]CFOメッセージの見出し「当面は『守りに徹する』」
守りの財源となったのは、2000年に出資したアリババの株式であった。取締役専務執行役員CFOの後藤芳光氏は2022年11月、アリババ株のマージンローンを返済し、デリバティブ取引へ切り替えたと明かした。売却を先物で確定させながら、資金調達も続けられる点を理由に挙げている。2023年5月には、残る株式もほぼすべてを1〜2年後に決済する先渡取引に充てたと説明した。2023年3月期は先渡売買契約の現物決済で、持株会社投資事業が4兆5,606億円の投資利益を計上した。それでもSVF事業の損失が響き、純損失は9,701億円となった。3月末のLTVは11%、手元流動性は5.1兆円で、2年分の社債償還資金1.5兆円を大きく上回った。20年余り抱えた含み益資産を、守りの原資へ振り替えた2年間であった。
- ソフトバンクグループ ソフトバンクグループレポート2022
- [14]2000年 アリババに出資
- ソフトバンクグループ 2023年3月期第2四半期 投資家コール質疑応答録(2022年11月11日)
- [15]アリババ株のマージンローンを終了し、デリバティブ取引によるファイナンスに切り替えたとの後藤芳光の回答
- [16]株価を見つつ売却を先物として確定させながら、ファイナンスを継続できるデリバティブ取引の方が戦略上適しているとの後藤芳光の説明
- ソフトバンクグループ 2023年3月期決算 質疑応答録(2023年5月11日)
- [17]保有していたアリババ株の残りもほぼ全てファイナンスに活用し、1年後または2年後に決済するフォワード取引となっているとの後藤芳光の回答
- ソフトバンクグループ 第43回定時株主総会(2023年6月21日)
- [18]2022年度 アリババ株式先渡売買契約の早期現物決済などにより持株会社投資事業で4兆5,606億円の投資利益
- [19]2022年度 SVF事業で損失を計上し、純損失9,701億円
- [20]2023年3月末のLTV 11%、手元流動性5.1兆円、今後2年分の社債償還資金1.5兆円
参考文献[1]-[20]
- ソフトバンクグループ 第42回定時株主総会(2022年6月24日)
- [1]売却契約の当時はコロナが始まり資金が無く、エヌビディアに売るほかないと考えていたとの孫正義の回顧
- [4]売却中止の合意と併せ、レネ・ハースCEO・インダー・シンCFOを中心とするアームの新経営体制を発表
- [5]米国・欧州など主要国が、エヌビディアがアームまで手にすれば強すぎるとして買収に反対し、許認可が下りなかった
- [6]許認可が下りずアームが手元に戻ったことを良かったとする孫正義の発言
- [7]2021年度(2022年3月期)の純損失1兆7,080億円
- ソフトバンクグループ 2022年3月期第3四半期 決算説明会資料(2022年2月8日)
- [2]2022年2月8日 アームの全株式のエヌビディアへの売却契約を解消し、アームの株式上場の準備に入ると発表
- [3]アームは2022年度の上場を目指す
- ソフトバンクグループ 2023年3月期第1四半期 決算説明会 孫正義 説明(2022年8月8日)
- [8]2022年4〜6月期の赤字は約3兆円、前四半期の約2兆円と合わせ約5兆円
- [9]創業以来初めて2四半期連続で大きな赤字を出し、前年の約5兆円の利益に相当する部分を吐き出したとの孫正義の説明
- [10]税引き後でSVF約2.3兆円の赤字、為替差損8,200億円。時価総額約9兆円の会社が3カ月で3兆円の赤字
- [11]SVF2の新規投資を徹底的に厳選して減らし、大きなビジョンを一方的に追い求めると全滅の危険があるとの孫正義の説明
- [12]LTVは14.5%に改善、手元現金は今後2年分の社債償還額の倍以上
- ソフトバンクグループ ソフトバンクグループレポート2022
- [13]CFOメッセージの見出し「当面は『守りに徹する』」
- [14]2000年 アリババに出資
- ソフトバンクグループ 2023年3月期第2四半期 投資家コール質疑応答録(2022年11月11日)
- [15]アリババ株のマージンローンを終了し、デリバティブ取引によるファイナンスに切り替えたとの後藤芳光の回答
- [16]株価を見つつ売却を先物として確定させながら、ファイナンスを継続できるデリバティブ取引の方が戦略上適しているとの後藤芳光の説明
- ソフトバンクグループ 2023年3月期決算 質疑応答録(2023年5月11日)
- [17]保有していたアリババ株の残りもほぼ全てファイナンスに活用し、1年後または2年後に決済するフォワード取引となっているとの後藤芳光の回答
- ソフトバンクグループ 第43回定時株主総会(2023年6月21日)
- [18]2022年度 アリババ株式先渡売買契約の早期現物決済などにより持株会社投資事業で4兆5,606億円の投資利益
- [19]2022年度 SVF事業で損失を計上し、純損失9,701億円
- [20]2023年3月末のLTV 11%、手元流動性5.1兆円、今後2年分の社債償還資金1.5兆円
2023年〜アームのナスダック上場とSVF1からの25%取得、ASIの宣言
孫氏はここ2年ほど、決算発表や顧客への対応を後藤氏らに預け、自らはアームの仕事に絞って取り組んでいた。2023年6月の株主総会では会社側が、2022年度は他に先駆けて守りを固め、資金化と負債削減を進めて投資を大きく絞ったと振り返り、2023年度は財務方針を崩さずに、守りにも攻めにも動ける財務運営へ移ると述べた。孫氏も同じ場で、アームの力を軸にAI関連の発明に没頭していることを明かし、深夜にしたためた発明ノートを写真で送れば、3交代制の社長室が土日を問わず5分以内に手続きへ移る体制を取っていたと語った。大赤字を恥じて表に出ないという見方を否定したうえで、孫氏は『そろそろ反転攻勢の時期がやってきそうだ』と語った。2期続いた守りの局面に区切りを付ける合図として置かれた発言であったと推察される。
- ソフトバンクグループ 第44回定時株主総会(2024年6月21日)
- [21]2年ほど前からアーム1本に専念し、決算発表や顧客対応を後藤芳光らに任せたとの孫正義の説明
- ソフトバンクグループ 第43回定時株主総会(2023年6月21日)
- [22]2022年度は市場環境の大きな変化を受けていち早く守りを徹底する姿勢に転換し、資金化・負債削減・投資の大幅抑制を実施
- [23]2023年度も財務方針を堅持しつつ、守りと攻めの両面に対応できるよう柔軟かつ機動的な財務運営を行う
- [24]アームの力を中核として、AIが人類の未来に与える影響の根源となる発明・発案を行っているとの孫正義の説明
- [25]夜中に発明ノートに書いて写真を送ると、3シフト制の社長室が5分以内に手続に入る体制を土日も夜中も敷いている
- [26]大赤字を出して恥ずかしくて引っ込んでいるとの説を否定し、反転攻勢の時期が近いと述べた孫正義の発言
アームは2023年9月、米国のNasdaq Global Select Marketに上場した。会社側はこれを半導体業界で史上最大規模の上場と位置づけている。ソフトバンクグループはSVF1からアーム株式の25%分を買い取っており、対価は4回に分けて払い、残る3回を2年のうちに払う取り決めであった。上場で保有株式に占める上場株の比率は6割を超えた。後藤氏はこれを格付機関にとって好材料のはずだとし、格上げに動かない判断を不合理だと批判した。アームの2023年度の売上高は32億ドルと過去最高に達した。2024年3月期の純損失は2,276億円まで縮まり、3月末のLTVは8.4%であった。
- ソフトバンクグループ 第44回定時株主総会(2024年6月21日)
- [27]2023年9月 アームが米国Nasdaq Global Select Marketに上場
- [28]半導体業界史上最大規模の上場
- [32]アームの2023年度売上高は史上最高の32億米ドル
- [33]2023年度(2024年3月期)の純損失2,276億円
- [34]2024年3月末のLTV 8.4%
- ソフトバンクグループ 2024年3月期第2四半期 投資家向け説明会質疑応答録(2023年11月9日)
- [29]SBGがSVF1からアーム株式の25%分を買い取り、支払いは4回に分割、向こう2年間で残り3回
- ソフトバンクグループ 2024年3月期第2四半期 Global Conference Call 質疑応答録(2023年11月9日)
- [30]アームの上場により上場株比率は6割を超えた
- [31]上場株比率の上昇は格付機関にとってポジティブなデータのはずだが、格上げに動こうとしない格付機関の考え方は合理的でないとの後藤芳光の回答
2024年6月の株主総会で孫氏は、株主価値が1年で20兆円増えた理由をアームの一語で説明した。2016年に3.3兆円で買った際には、4割のプレミアムを払い過ぎだとの批判を浴びていた会社である。同じ場で孫氏は、グループの使命を人類の進化と定め、その中身をASI(人工超知能)の実現だと表明した。この使命を決めたのは2023年6月11日で、公表までの1年をその問いだけに費やしたという。同年の統合報告書のトップメッセージでは、本業を変えたことは一度も無く、技術の進化に合わせて手段を変えてきたにすぎないと位置づけ直している。投資会社としての看板を、ASIという一つの目的へ集約し直した宣言であり、次の年の資本配分の向きはここで決まったとみられる。
- ソフトバンクグループ 第44回定時株主総会(2024年6月21日)
- [35]株主価値が1年間で20兆円増えた理由は一言で言うとアームとの孫正義の説明
- [36]アームを3.3兆円で買収した際、40%のプレミアムを払い、払い過ぎとの批判を受けた
- [37]ソフトバンクグループの使命は人類の進化であり、その手段はASIの実現との孫正義の表明
- [38]ASIの実現を使命と決意したのは2023年6月11日で、1年間この1点だけを考え続けたとの孫正義の説明
- ソフトバンクグループ ソフトバンクグループレポート2024 トップメッセージ
- [39]本業を変えたことは一度もなく、テクノロジーの進化に伴って手段を進化させてきたに過ぎず、新たな手段がASIの実現との孫正義の説明
参考文献[21]-[39]
- ソフトバンクグループ 第44回定時株主総会(2024年6月21日)
- [21]2年ほど前からアーム1本に専念し、決算発表や顧客対応を後藤芳光らに任せたとの孫正義の説明
- [27]2023年9月 アームが米国Nasdaq Global Select Marketに上場
- [28]半導体業界史上最大規模の上場
- [32]アームの2023年度売上高は史上最高の32億米ドル
- [33]2023年度(2024年3月期)の純損失2,276億円
- [34]2024年3月末のLTV 8.4%
- [35]株主価値が1年間で20兆円増えた理由は一言で言うとアームとの孫正義の説明
- [36]アームを3.3兆円で買収した際、40%のプレミアムを払い、払い過ぎとの批判を受けた
- [37]ソフトバンクグループの使命は人類の進化であり、その手段はASIの実現との孫正義の表明
- [38]ASIの実現を使命と決意したのは2023年6月11日で、1年間この1点だけを考え続けたとの孫正義の説明
- ソフトバンクグループ 第43回定時株主総会(2023年6月21日)
- [22]2022年度は市場環境の大きな変化を受けていち早く守りを徹底する姿勢に転換し、資金化・負債削減・投資の大幅抑制を実施
- [23]2023年度も財務方針を堅持しつつ、守りと攻めの両面に対応できるよう柔軟かつ機動的な財務運営を行う
- [24]アームの力を中核として、AIが人類の未来に与える影響の根源となる発明・発案を行っているとの孫正義の説明
- [25]夜中に発明ノートに書いて写真を送ると、3シフト制の社長室が5分以内に手続に入る体制を土日も夜中も敷いている
- [26]大赤字を出して恥ずかしくて引っ込んでいるとの説を否定し、反転攻勢の時期が近いと述べた孫正義の発言
- ソフトバンクグループ 2024年3月期第2四半期 投資家向け説明会質疑応答録(2023年11月9日)
- [29]SBGがSVF1からアーム株式の25%分を買い取り、支払いは4回に分割、向こう2年間で残り3回
- ソフトバンクグループ 2024年3月期第2四半期 Global Conference Call 質疑応答録(2023年11月9日)
- [30]アームの上場により上場株比率は6割を超えた
- [31]上場株比率の上昇は格付機関にとってポジティブなデータのはずだが、格上げに動こうとしない格付機関の考え方は合理的でないとの後藤芳光の回答
- ソフトバンクグループ ソフトバンクグループレポート2024 トップメッセージ
- [39]本業を変えたことは一度もなく、テクノロジーの進化に伴って手段を進化させてきたに過ぎず、新たな手段がASIの実現との孫正義の説明
2025年〜Stargate Projectの5,000億ドル計画とOpenAIへの646億ドル出資、保有株の入れ替え
2025年1月21日、米国のホワイトハウスでStargate Projectが発表された。米国内にAIインフラを築く計画で、ソフトバンクグループとOpenAIを軸に、OracleとアブダビのMGXを加えた4社で始まった。後藤氏は2月の決算説明会で、孫氏がChairmanを務め、運営と技術はOpenAI、財務はソフトバンクグループが主導すると説明した。投資は4年間で5,000億ドルを計画し、まず1,000億ドルから着手するとした。資金は自らの資産や現金で積み上げず、案件ごとに貸し手と出資者を募って賄う方針も示した。同日の電話会議では、出資比率は協議中で未開示としつつ、ソフトバンクグループとOpenAIの2社が中心になると答えた。自己資金を細らせない設計は、LTVの上限を前提に組まれたと考えられる。
- ソフトバンクグループ 2025年3月期第3四半期 決算説明会(2025年2月12日)
- [40]2025年1月21日 米国ホワイトハウスでStargate Projectを発表
- [41]SBGとOpenAIの2社がリードパートナーとなり、OracleとアブダビのMGXを加えた4社(初期投資者)でスタート
- [42]Chairmanは孫正義、運営面・技術面はOpenAI、財務はSBGが主導するとの後藤芳光の説明
- [43]今後4年間で5,000億米ドルの投資を計画し、まず1,000億米ドルの投資を開始
- [44]自らのアセットや現金を積み上げて使うのではなく、プロジェクトを組んでレンダーとエクイティ投資家とともに進めるとの後藤芳光の説明
- ソフトバンクグループ 2025年3月期第3四半期 Global Conference Call 質疑応答録(2025年2月12日)
- [45]Stargateのエクイティ出資割合は議論中で未開示、SBGとOpenAIの2社が中心になるとの後藤芳光の回答
2025年3月31日、ソフトバンクグループはOpenAIへ最大400億ドル、5兆9,808億円を追加出資することで最終合意した。うち100億ドルは外部投資家へ割り当てる予定で、実質の出資額は最大300億ドルとなる見込みであった。目的は、ASIの実現を使命とするなかで、AGIに最も近いとみられるOpenAIを最重要の相手に据えることにあった。同じ3月には、データセンター向け半導体の設計企業である米Ampere Computingの65億ドルでの買収も発表している。孫氏は6月の株主総会で、10年後の会社の姿として『ASIの世界最大、世界No.1のプラットフォーマーになりたい』と語った。2025年3月期の純利益は1兆1,533億円で、4年ぶりに黒字へ戻っていた。
- ソフトバンクグループ「OpenAI への追加出資に関するお知らせ」(2025年4月1日)
- [46]2025年3月31日(米国時間)OpenAI Globalに最大400億米ドル(5兆9,808億円)を追加出資することで最終合意
- [47]400億米ドルのうち100億米ドルを外部投資家にシンジケーションする予定で、実質的な出資額は最大300億米ドルの見込み
- [48]ASIの実現を使命に掲げる中、AGIの実現に最も近いと見られるOpenAIを最重要パートナーと位置づける
- ソフトバンクグループ 第45回定時株主総会(2025年6月27日)
- [49]2025年3月 米国のAmpere Computingの買収を発表
- [51]10年後に何をした会社かと言われたとき、ASIの世界No.1のプラットフォーマーになりたいとの孫正義の発言
- [52]2024年度(2025年3月期)の純利益1兆1,533億円、4年ぶりの黒字
- ソフトバンクグループ 2026年3月期第2四半期 決算短信(2025年11月11日)
- [50]2025年3月に発表した米国の半導体設計企業Ampereの買収対価65億米ドル
払い込みの資金は保有株の売却と借入で賄い、2025年6月から9月にTモバイル株4,020万株を91.7億ドルで売った。10月にはNVIDIA株3,210万株を58.3億ドルで全て手放した。OpenAIへの初回払い込みでは85億ドルをブリッジローンで借り、11月にはアーム株担保のローン枠を200億ドルへ広げた。後藤氏は同月、すべて借入で賄えばLTVが悪化すると説明し、『既存の資産を売却して新たな投資に振り向けることも重要なテーマです』と語った。OpenAIへの累計投資額は2026年10月に646億ドルとなる見込みである。2026年3月期の純利益は5兆23億円と過去最高に達した。かつてのアームの売却先の株を売り、AIモデルの会社へ資金を移した点に、4年間の転回が表れていた。
- ソフトバンクグループ 2026年3月期第2四半期 決算短信(2025年11月11日)
- [53]2025年6月から9月にかけてTモバイル株式40.2百万株を91.7億米ドルで売却
- [54]2025年10月 NVIDIA株32.1百万株を58.3億米ドルで全売却
- [55]OpenAI Globalへの追加出資(ファーストクロージング)に際し、85億米ドルをブリッジローンで借入
- [56]2025年11月 アーム株式を利用したマージンローンの借入枠を135億米ドルから200億米ドルへ増額
- ソフトバンクグループ 2026年3月期第2四半期 Global Conference Call 質疑応答録(2025年11月11日)
- [57]LTV25%を維持するため、必要資金を全てデットで調達するとLTVは悪化し、資産の入れ替えが重要なテーマとの後藤芳光の回答
- ソフトバンクグループ 第46回定時株主総会(2026年6月24日)
- [58]OpenAIへの追加出資により、2026年10月には累計投資額が646億米ドルになる見込み
- [59]2025年度(2026年3月期)の純利益5兆23億円で過去最高
参考文献[40]-[59]
- ソフトバンクグループ 2025年3月期第3四半期 決算説明会(2025年2月12日)
- [40]2025年1月21日 米国ホワイトハウスでStargate Projectを発表
- [41]SBGとOpenAIの2社がリードパートナーとなり、OracleとアブダビのMGXを加えた4社(初期投資者)でスタート
- [42]Chairmanは孫正義、運営面・技術面はOpenAI、財務はSBGが主導するとの後藤芳光の説明
- [43]今後4年間で5,000億米ドルの投資を計画し、まず1,000億米ドルの投資を開始
- [44]自らのアセットや現金を積み上げて使うのではなく、プロジェクトを組んでレンダーとエクイティ投資家とともに進めるとの後藤芳光の説明
- ソフトバンクグループ 2025年3月期第3四半期 Global Conference Call 質疑応答録(2025年2月12日)
- [45]Stargateのエクイティ出資割合は議論中で未開示、SBGとOpenAIの2社が中心になるとの後藤芳光の回答
- ソフトバンクグループ「OpenAI への追加出資に関するお知らせ」(2025年4月1日)
- [46]2025年3月31日(米国時間)OpenAI Globalに最大400億米ドル(5兆9,808億円)を追加出資することで最終合意
- [47]400億米ドルのうち100億米ドルを外部投資家にシンジケーションする予定で、実質的な出資額は最大300億米ドルの見込み
- [48]ASIの実現を使命に掲げる中、AGIの実現に最も近いと見られるOpenAIを最重要パートナーと位置づける
- ソフトバンクグループ 第45回定時株主総会(2025年6月27日)
- [49]2025年3月 米国のAmpere Computingの買収を発表
- [51]10年後に何をした会社かと言われたとき、ASIの世界No.1のプラットフォーマーになりたいとの孫正義の発言
- [52]2024年度(2025年3月期)の純利益1兆1,533億円、4年ぶりの黒字
- ソフトバンクグループ 2026年3月期第2四半期 決算短信(2025年11月11日)
- [50]2025年3月に発表した米国の半導体設計企業Ampereの買収対価65億米ドル
- [53]2025年6月から9月にかけてTモバイル株式40.2百万株を91.7億米ドルで売却
- [54]2025年10月 NVIDIA株32.1百万株を58.3億米ドルで全売却
- [55]OpenAI Globalへの追加出資(ファーストクロージング)に際し、85億米ドルをブリッジローンで借入
- [56]2025年11月 アーム株式を利用したマージンローンの借入枠を135億米ドルから200億米ドルへ増額
- ソフトバンクグループ 2026年3月期第2四半期 Global Conference Call 質疑応答録(2025年11月11日)
- [57]LTV25%を維持するため、必要資金を全てデットで調達するとLTVは悪化し、資産の入れ替えが重要なテーマとの後藤芳光の回答
- ソフトバンクグループ 第46回定時株主総会(2026年6月24日)
- [58]OpenAIへの追加出資により、2026年10月には累計投資額が646億米ドルになる見込み
- [59]2025年度(2026年3月期)の純利益5兆23億円で過去最高
2022年〜2026年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 億円 | 利益率 | |||
| 2022年03月期 | 連結 | 62,215 | n/a | ▲8,696 | ▲17,080 | ▲27.5% | n/a |
| 2023年03月期 | 連結 | 65,704 | +5.6% | ▲4,691 | ▲9,701 | ▲14.8% | n/a |
| 2024年03月期 | 連結 | 67,565 | +2.8% | 578 | ▲2,276 | ▲3.4% | n/a |
| 2025年03月期 | 連結 | 72,437 | +7.2% | 17,047 | 11,533 | 15.9% | n/a |
| 2026年03月期 | 連結 | 77,986 | +7.7% | 61,349 | 50,023 | 64.1% | n/a |
出所:有価証券報告書
出典・参考
18件
- ソフトバンクグループ 2022年3月期第3四半期 決算説明会資料(2022年2月8日)
- ソフトバンクグループ 2023年3月期第1四半期 決算説明会 孫正義 説明(2022年8月8日)
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