決断
他社が作った規格に相乗りして国内で優位に立ち、作る側の事業を順に手放してきた。1974年5月、米アムダールへ出資して互換路線へ舵を切り、独自開発の道を捨てた。SE集団による営業と合わせ、1980年5月に国内売上で日本IBMを上回る。追い抜いた後は"脱IBM"を掲げてAIやパソコンの新市場へ攻め、汎用機・通信・半導体の3本柱を組んだ。3本が同時に揺らぐと判断は逆へ振れ、2000年代以降は半導体・携帯・PCを次々に手放していった。守ってきた基準は、自前で作ることではなく、顧客の現場に人を置いて使い続けてもらうことだった。
2021年10月 Uvance戦略で事業転換
業績の推移2020 2021 2026 売上高(兆円) 3.9 3.6 3.5 営業利益率(%) 5.5 7.4 9.9 2016年7月 東京電力向け受注調整の処分
経緯と対応立入検査の対象 東京電力・中部電力向けの取引 命令案の通知 2016年5月 東京電力事案の処分 2016年7月 東京電力事案の対象取引 電力保安通信用機器の受注調整 2008年 半導体事業をオンセミへ売却
デバイスソリューションの売上収益と営業利益率2017 2018 2023 売上収益(億円) 5,443 5,600 3,826 営業利益率(%) 0.8 2.4 20.6 2003年 構造改革の断行
構造改革の断行上場後最大級の赤字を機に社長を代え、ハード依存からの脱却とリストラで赤字体質の立て直しに動いた構造改革同じ経営論点に直面した企業 | 構造改革・リストラ業績の推移2002 2003 2008 売上高(兆円) 5.0 4.6 5.3 経常利益率(%) -3.1 0.3 3.1 1990年10月 英ICL買収で3極体制
1985年11月 脱IBM路線での多角化
脱IBM路線での多角化汎用機でIBMを追い抜いた後、一本足の限界を見越して通信・AI・パソコンへ多角化し成長軸を拡大した判断同じ経営論点に直面した企業 | 新規事業・多角化業績の推移1984 1985 売上高(兆円) 1.0 1.3 経常利益率(%) 8.0 9.1 1980年 IBM互換で国内首位に
IBM互換で国内首位に世界市場を支配するIBMへ独自技術ではなく互換路線とSE営業で挑み、国内首位から世界2位の汎用機メーカーへと駆け上がった競争戦略同じ経営論点に直面した企業 | 経営計画・中期戦略業績の推移1979 1980 1985 売上高(兆円) 0.4 0.5 1.3 経常利益率(%) 3.7 6.7 9.1