神戸物産:大証二部上場とオースターエッグ取得による製販一体化
2006年〜株式を売り出しても借入を持たなかった上場と、3業態の中長期構想
沼田昭二氏が1981年に兵庫県加古川市で開いた食品スーパーは、1992年に中国の大連へ自社工場を置いた。2000年には業務スーパーのフランチャイズ本部へ転じ、加盟店へ商品を卸す側に回った。上場を控えた2005年10月期末、加盟店は直轄エリア215店と地方エリア147店を合わせて362店に達していた。本部の取り分は商品の出どころで大きく違う。メーカー品から得るのは販売額の1%のロイヤリティだけで、自社ブランド品は工場の製造利益まで連結の粗利に入る。自社ブランド品は売上の3割ほどでありながら、売上総利益の7割を生んでいた。本部の収益を左右していたのは、加盟店の数よりも中国の2工場で作る商品の比率だったとみられる。
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【沿革】
- [1]1981年4月に沼田昭二が加古川市でフレッシュ石守として食品スーパーを開業、1992年7月に大連福来休食品有限公司を設立、2000年3月に業務スーパー本部としてFC体制を開始した
- [2]1981年4月に沼田昭二が加古川市でフレッシュ石守として食品スーパーを開業、1992年7月に大連福来休食品有限公司を設立、2000年3月に業務スーパー本部としてFC体制を開始した
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【業績等の概要】
- [3]2005年10月期末の業務スーパーFC店舗は362店舗(直轄エリア215店舗、地方エリア147店舗)
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【事業等のリスク】/神戸物産「会社概要と中長期ビジョン」(2006年9月)
- [4]FC店舗へ販売するナショナルブランド商品は販売金額の1%相当額のみをロイヤリティ収入とし、プライベートブランド商品はメーカー利益(連結)も売上総利益に計上される
- 神戸物産「会社概要と中長期ビジョン」(2006年9月)
- [5]業務スーパーの商品構成はプライベートブランド商品が売上の約30%、売上総利益の約70%を占める(概ねの目安)
2006年6月、神戸物産は大阪証券取引所市場第二部に株式を上場した。資本金は6,400万円のまま据え置き、保有していた自己株式176万株を市場へ売り出した。この期の財務活動による収入は83億36百万円で、期末の借入金は無く、現金同等物は126億34百万円に積み上がった。同年9月には、内食・中食・外食の3業態で店舗網を広げる中長期の構想を公表している。業務スーパーを1,000〜1,200店、持ち帰り惣菜の店を2,000〜3,000店、ビュッフェ形式の外食を200〜300店とする内容だった。加盟者が出店費用を負う仕組みのもとで、手元の現金は店よりも工場や新業態へ回せる資金だったのだろう。
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- [6]2006年6月に大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
- 神戸物産「会社概要と中長期ビジョン」(2006年9月)/神戸物産 有価証券報告書 第21期(2006年10月期)【株主資本等変動計算書】
- [7]2006年8月31日現在の資本金は64,000,000円。当連結会計年度に自己株式1,760,000株を処分し、期末の自己株式は440,000株となった
- 神戸物産 有価証券報告書 第21期(2006年10月期)【業績等の概要】【借入金等明細表】
- [8]2006年10月期の財務活動によるキャッシュ・フローは自己株式の売却により8,336百万円の収入、現金及び現金同等物の期末残高は12,634百万円。借入金等明細表は該当事項なし
- 神戸物産「会社概要と中長期ビジョン」(2006年9月)
- [9]中長期経営ビジョンとして、内食の業務スーパー1000〜1200店舗、中食の「食」のコンビニ(HMR店)2000〜3000店舗、外食の神戸クックワールドビュッフェ200〜300店舗を掲げた
- [10]中長期経営ビジョンとして、内食の業務スーパー1000〜1200店舗、中食の「食」のコンビニ(HMR店)2000〜3000店舗、外食の神戸クックワールドビュッフェ200〜300店舗を掲げた
上場の年は、出店の遅れから計画を下回った。年100店の出店を織り込んだ予想は、売上高980億円、経常利益25億22百万円だった。2006年9月、これを売上高910億円、経常利益20億70百万円へ引き下げている。10月期末の加盟店は431店で、1年の純増は69店にとどまった。関西では出店が続いたが、関東はようやく業務スーパーの名が知られ始めた段階だった。利益を押し下げた要因は店の数に限らず、中国の協力工場の値上がりと、ドル建てで払う輸入仕入れへの円安も重なった。7月には横浜市で食料品と酒類を売るパスポート倶楽部の全株を50万円で取得し、東日本での出店と物流拠点づくりの足場とした。輸入に依存する供給の弱点は、上場した最初の決算にすでに表れていた。
- 神戸物産 適時開示「業績予想の修正に関するお知らせについて」(2006年9月13日)/神戸物産「2006年4月中間期決算説明資料」(2006年6月)
- [11]業務スーパーの出店が当初予想(100店舗)を下回る見通しとなり、2006年10月期の連結業績予想を売上高98,000百万円・経常利益2,522百万円から売上高91,000百万円・経常利益2,070百万円へ修正した
- [12]業務スーパーの出店が当初予想(100店舗)を下回る見通しとなり、2006年10月期の連結業績予想を売上高98,000百万円・経常利益2,522百万円から売上高91,000百万円・経常利益2,070百万円へ修正した
- [13]業務スーパーの出店が当初予想(100店舗)を下回る見通しとなり、2006年10月期の連結業績予想を売上高98,000百万円・経常利益2,522百万円から売上高91,000百万円・経常利益2,070百万円へ修正した
- 神戸物産 有価証券報告書 第21期(2006年10月期)【業績等の概要】
- [14]2006年10月期の業務スーパーはFC店431店舗・直営店2店舗で新規出店は当初計画を下回った。関西での出店が進み、関東でも徐々に認知度が高まった。中国の協力工場等からの製品のコストアップで売上総利益率が低下し、米ドル決済の輸入仕入は円安の影響を受けた
- [15]2006年10月期の業務スーパーはFC店431店舗・直営店2店舗で新規出店は当初計画を下回った。関西での出店が進み、関東でも徐々に認知度が高まった。中国の協力工場等からの製品のコストアップで売上総利益率が低下し、米ドル決済の輸入仕入は円安の影響を受けた
- [16]2006年10月期の業務スーパーはFC店431店舗・直営店2店舗で新規出店は当初計画を下回った。関西での出店が進み、関東でも徐々に認知度が高まった。中国の協力工場等からの製品のコストアップで売上総利益率が低下し、米ドル決済の輸入仕入は円安の影響を受けた
- 神戸物産 適時開示「有限会社パスポート倶楽部の全株式数取得(100%子会社化)に関するお知らせ」(2006年7月7日)
- [17]2006年7月7日、FC契約先パスポートの子会社で食料品酒類小売販売業の有限会社パスポート倶楽部(横浜市中区)の全株式3,000株を500千円で取得。東日本でのFC店舗出店展開と物流拠点構築の支援を目的とした
参考文献[1]-[17]
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【沿革】
- [1]1981年4月に沼田昭二が加古川市でフレッシュ石守として食品スーパーを開業、1992年7月に大連福来休食品有限公司を設立、2000年3月に業務スーパー本部としてFC体制を開始した
- [2]1981年4月に沼田昭二が加古川市でフレッシュ石守として食品スーパーを開業、1992年7月に大連福来休食品有限公司を設立、2000年3月に業務スーパー本部としてFC体制を開始した
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【業績等の概要】
- [3]2005年10月期末の業務スーパーFC店舗は362店舗(直轄エリア215店舗、地方エリア147店舗)
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【事業等のリスク】/神戸物産「会社概要と中長期ビジョン」(2006年9月)
- [4]FC店舗へ販売するナショナルブランド商品は販売金額の1%相当額のみをロイヤリティ収入とし、プライベートブランド商品はメーカー利益(連結)も売上総利益に計上される
- 神戸物産「会社概要と中長期ビジョン」(2006年9月)
- [5]業務スーパーの商品構成はプライベートブランド商品が売上の約30%、売上総利益の約70%を占める(概ねの目安)
- [9]中長期経営ビジョンとして、内食の業務スーパー1000〜1200店舗、中食の「食」のコンビニ(HMR店)2000〜3000店舗、外食の神戸クックワールドビュッフェ200〜300店舗を掲げた
- [10]中長期経営ビジョンとして、内食の業務スーパー1000〜1200店舗、中食の「食」のコンビニ(HMR店)2000〜3000店舗、外食の神戸クックワールドビュッフェ200〜300店舗を掲げた
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- [6]2006年6月に大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
- 神戸物産「会社概要と中長期ビジョン」(2006年9月)/神戸物産 有価証券報告書 第21期(2006年10月期)【株主資本等変動計算書】
- [7]2006年8月31日現在の資本金は64,000,000円。当連結会計年度に自己株式1,760,000株を処分し、期末の自己株式は440,000株となった
- 神戸物産 有価証券報告書 第21期(2006年10月期)【業績等の概要】【借入金等明細表】
- [8]2006年10月期の財務活動によるキャッシュ・フローは自己株式の売却により8,336百万円の収入、現金及び現金同等物の期末残高は12,634百万円。借入金等明細表は該当事項なし
- 神戸物産 適時開示「業績予想の修正に関するお知らせについて」(2006年9月13日)/神戸物産「2006年4月中間期決算説明資料」(2006年6月)
- [11]業務スーパーの出店が当初予想(100店舗)を下回る見通しとなり、2006年10月期の連結業績予想を売上高98,000百万円・経常利益2,522百万円から売上高91,000百万円・経常利益2,070百万円へ修正した
- [12]業務スーパーの出店が当初予想(100店舗)を下回る見通しとなり、2006年10月期の連結業績予想を売上高98,000百万円・経常利益2,522百万円から売上高91,000百万円・経常利益2,070百万円へ修正した
- [13]業務スーパーの出店が当初予想(100店舗)を下回る見通しとなり、2006年10月期の連結業績予想を売上高98,000百万円・経常利益2,522百万円から売上高91,000百万円・経常利益2,070百万円へ修正した
- 神戸物産 有価証券報告書 第21期(2006年10月期)【業績等の概要】
- [14]2006年10月期の業務スーパーはFC店431店舗・直営店2店舗で新規出店は当初計画を下回った。関西での出店が進み、関東でも徐々に認知度が高まった。中国の協力工場等からの製品のコストアップで売上総利益率が低下し、米ドル決済の輸入仕入は円安の影響を受けた
- [15]2006年10月期の業務スーパーはFC店431店舗・直営店2店舗で新規出店は当初計画を下回った。関西での出店が進み、関東でも徐々に認知度が高まった。中国の協力工場等からの製品のコストアップで売上総利益率が低下し、米ドル決済の輸入仕入は円安の影響を受けた
- [16]2006年10月期の業務スーパーはFC店431店舗・直営店2店舗で新規出店は当初計画を下回った。関西での出店が進み、関東でも徐々に認知度が高まった。中国の協力工場等からの製品のコストアップで売上総利益率が低下し、米ドル決済の輸入仕入は円安の影響を受けた
- 神戸物産 適時開示「有限会社パスポート倶楽部の全株式数取得(100%子会社化)に関するお知らせ」(2006年7月7日)
- [17]2006年7月7日、FC契約先パスポートの子会社で食料品酒類小売販売業の有限会社パスポート倶楽部(横浜市中区)の全株式3,000株を500千円で取得。東日本でのFC店舗出店展開と物流拠点構築の支援を目的とした
2007年〜中国製冷凍ギョーザ事件の余波と、鶏卵・食肉加工の国内工場の取得
2007年6月の中間決算説明で、神戸物産は4.1%まで下がった売上総利益率を4.2%へ戻す目標を掲げた。出店は引き続き年100店を計画し、関東を軸に東日本での出店を速める方針も示している。同じ資料には、宿泊施設の運営、カフェ、コンビニほどの広さの惣菜店という3つの新規事業と、エジプトの農場用地が並んだ。エジプトには2006年10月に現地法人を設け、2007年10月には神戸市灘区に関西物流センターを開設した。同年11月、千葉県いすみ市に宿泊施設「ヴィラ・スピカ」の1号店を直営で開業している。上場で得た資金は、物流の強化と並んで本業から離れた領域にも振り向けられた。
- 神戸物産「2007年10月期中間決算説明資料」(2007年6月)
- [18]2007年10月期の見通しで売上総利益率を前期4.1%から4.2%へ上昇させる計画、業務スーパーの新規出店100店舗を引続き計画し関東中心に東日本での出店を加速。下期の新規事業としてリラクゼーションステイ事業、神戸カフェ事業、デリス事業を挙げ、エジプトプラントを掲載した
- [19]2007年10月期の見通しで売上総利益率を前期4.1%から4.2%へ上昇させる計画、業務スーパーの新規出店100店舗を引続き計画し関東中心に東日本での出店を加速。下期の新規事業としてリラクゼーションステイ事業、神戸カフェ事業、デリス事業を挙げ、エジプトプラントを掲載した
- [20]2007年10月期の見通しで売上総利益率を前期4.1%から4.2%へ上昇させる計画、業務スーパーの新規出店100店舗を引続き計画し関東中心に東日本での出店を加速。下期の新規事業としてリラクゼーションステイ事業、神戸カフェ事業、デリス事業を挙げ、エジプトプラントを掲載した
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- [21]2006年10月にKOBE BUSSAN EGYPT Limited Partnershipを設立、2007年10月に関西物流センターを神戸市灘区に開設、2007年11月に直営の「ヴィラ・スピカ」1号店を千葉県いすみ市に開業
- [22]2006年10月にKOBE BUSSAN EGYPT Limited Partnershipを設立、2007年10月に関西物流センターを神戸市灘区に開設、2007年11月に直営の「ヴィラ・スピカ」1号店を千葉県いすみ市に開業
2008年1月に中国製冷凍ギョーザによる中毒事件が起き、神戸物産の商品の一部が同じ工場で作られていたことが判明した。神戸物産は神戸港で輸入コンテナを全数検査する独自の対応を始め、回収した商品の廃棄費用も負った。再発を防ぐため、工場の視察とグループ各工場・協力工場の管理体制の強化にも手を付けた。新規事業への投資と原油高も加わり、2008年10月期の経常利益は7億97百万円と前期から半減した。上場時の届出書は、海外の生産拠点が中国1国に限られる点を事業上のリスクに挙げていた。自然災害や法規の変更、疫病まで含めた中国の事情が、そのまま業績に響く構造である。2年前に書き出したそのリスクが、品質への信用の揺らぎとして現実になったといえる。
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)【業績等の概要】
- [23]2008年1月、神戸物産製品の一部が「中国製冷凍ギョーザ事件」のあった同一工場で生産されていた問題が発生。神戸港での全輸入コンテナの検査、回収製品の廃棄費用、新規事業への投資、原油高騰により、2008年10月期の経常利益は797百万円(前年比50.1%減)となった。再発防止に向け工場視察や管理体制の強化、グループ各工場の管理体制整備と協力工場への管理強化を図った
- [24]2008年1月、神戸物産製品の一部が「中国製冷凍ギョーザ事件」のあった同一工場で生産されていた問題が発生。神戸港での全輸入コンテナの検査、回収製品の廃棄費用、新規事業への投資、原油高騰により、2008年10月期の経常利益は797百万円(前年比50.1%減)となった。再発防止に向け工場視察や管理体制の強化、グループ各工場の管理体制整備と協力工場への管理強化を図った
- [25]2008年1月、神戸物産製品の一部が「中国製冷凍ギョーザ事件」のあった同一工場で生産されていた問題が発生。神戸港での全輸入コンテナの検査、回収製品の廃棄費用、新規事業への投資、原油高騰により、2008年10月期の経常利益は797百万円(前年比50.1%減)となった。再発防止に向け工場視察や管理体制の強化、グループ各工場の管理体制整備と協力工場への管理強化を図った
- [26]2008年1月、神戸物産製品の一部が「中国製冷凍ギョーザ事件」のあった同一工場で生産されていた問題が発生。神戸港での全輸入コンテナの検査、回収製品の廃棄費用、新規事業への投資、原油高騰により、2008年10月期の経常利益は797百万円(前年比50.1%減)となった。再発防止に向け工場視察や管理体制の強化、グループ各工場の管理体制整備と協力工場への管理強化を図った
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【事業等のリスク】
- [27]海外の生産拠点は中国一カ国のみで、農作物の災害、法規・税制の変更、経済事情の急変、疫病の流行等が業績に影響を及ぼす可能性があるとした
- [28]海外の生産拠点は中国一カ国のみで、農作物の災害、法規・税制の変更、経済事情の急変、疫病の流行等が業績に影響を及ぼす可能性があるとした
2008年3月、神戸物産は国内の食品会社3社をまとめて傘下に入れた。工場は鶏卵食品のウエボス(のちのオースターエッグ)と、冷凍食肉などを加工するターメルトフーズの2つである。残る1社は食品卸のエルフーズで、3社とも全持分・全株を取得した。3社とも取得価額の記載は無く、連結に加えた際の現金の出入りはすべて収入だった。ターメルトフーズからは、民事再生法の再生計画に基づく担保付債務も引き継いでいる。2008年10月期の生産実績は12億71百万円となり、集計の対象は中国の2工場に国内の2工場を加えた4社となった。同年11月には全国483店で輸入食品約150品目を5〜35%値下げし、製造から小売までを一元化した体制を値下げの原資に挙げた。
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- [29]2008年3月に鶏卵食品工場の有限会社ウエボス(現 株式会社オースターエッグ)の出資持分、食品卸売業者の株式会社エルフーズの株式、冷凍食肉等加工工場の株式会社ターメルトフーズの株式をそれぞれ100%取得し子会社とした
- [30]2008年3月に鶏卵食品工場の有限会社ウエボス(現 株式会社オースターエッグ)の出資持分、食品卸売業者の株式会社エルフーズの株式、冷凍食肉等加工工場の株式会社ターメルトフーズの株式をそれぞれ100%取得し子会社とした
- [31]2008年3月に鶏卵食品工場の有限会社ウエボス(現 株式会社オースターエッグ)の出資持分、食品卸売業者の株式会社エルフーズの株式、冷凍食肉等加工工場の株式会社ターメルトフーズの株式をそれぞれ100%取得し子会社とした
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)【連結キャッシュ・フロー計算書関係】【連結貸借対照表関係】
- [32]3社の取得価額はいずれも「―」、取得に伴う現金の収支は3社とも収入。ターメルトフーズについては民事再生法の再生計画による担保付債務を引き継いだ
- [33]3社の取得価額はいずれも「―」、取得に伴う現金の収支は3社とも収入。ターメルトフーズについては民事再生法の再生計画による担保付債務を引き継いだ
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)【生産、受注及び販売の状況】
- [34]2008年10月期の生産実績は1,271,001千円(前年同期比134.2%)で、大連福来休食品有限公司、神戸物産(安丘)食品有限公司、オースターエッグ、ターメルトフーズの製造原価による
- 神戸物産 ニュースリリース「『円高還元』緊急値下げ実施」(2008年11月4日)
- [35]2008年11月5日から2009年2月末まで全国の業務スーパー483店舗(2008年10月末現在)で食料品約150品目を5%〜35%値下げ。製造から小売までを一元化(製販一体)してコストを削減してきたとした
参考文献[18]-[35]
- 神戸物産「2007年10月期中間決算説明資料」(2007年6月)
- [18]2007年10月期の見通しで売上総利益率を前期4.1%から4.2%へ上昇させる計画、業務スーパーの新規出店100店舗を引続き計画し関東中心に東日本での出店を加速。下期の新規事業としてリラクゼーションステイ事業、神戸カフェ事業、デリス事業を挙げ、エジプトプラントを掲載した
- [19]2007年10月期の見通しで売上総利益率を前期4.1%から4.2%へ上昇させる計画、業務スーパーの新規出店100店舗を引続き計画し関東中心に東日本での出店を加速。下期の新規事業としてリラクゼーションステイ事業、神戸カフェ事業、デリス事業を挙げ、エジプトプラントを掲載した
- [20]2007年10月期の見通しで売上総利益率を前期4.1%から4.2%へ上昇させる計画、業務スーパーの新規出店100店舗を引続き計画し関東中心に東日本での出店を加速。下期の新規事業としてリラクゼーションステイ事業、神戸カフェ事業、デリス事業を挙げ、エジプトプラントを掲載した
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- [21]2006年10月にKOBE BUSSAN EGYPT Limited Partnershipを設立、2007年10月に関西物流センターを神戸市灘区に開設、2007年11月に直営の「ヴィラ・スピカ」1号店を千葉県いすみ市に開業
- [22]2006年10月にKOBE BUSSAN EGYPT Limited Partnershipを設立、2007年10月に関西物流センターを神戸市灘区に開設、2007年11月に直営の「ヴィラ・スピカ」1号店を千葉県いすみ市に開業
- [29]2008年3月に鶏卵食品工場の有限会社ウエボス(現 株式会社オースターエッグ)の出資持分、食品卸売業者の株式会社エルフーズの株式、冷凍食肉等加工工場の株式会社ターメルトフーズの株式をそれぞれ100%取得し子会社とした
- [30]2008年3月に鶏卵食品工場の有限会社ウエボス(現 株式会社オースターエッグ)の出資持分、食品卸売業者の株式会社エルフーズの株式、冷凍食肉等加工工場の株式会社ターメルトフーズの株式をそれぞれ100%取得し子会社とした
- [31]2008年3月に鶏卵食品工場の有限会社ウエボス(現 株式会社オースターエッグ)の出資持分、食品卸売業者の株式会社エルフーズの株式、冷凍食肉等加工工場の株式会社ターメルトフーズの株式をそれぞれ100%取得し子会社とした
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)【業績等の概要】
- [23]2008年1月、神戸物産製品の一部が「中国製冷凍ギョーザ事件」のあった同一工場で生産されていた問題が発生。神戸港での全輸入コンテナの検査、回収製品の廃棄費用、新規事業への投資、原油高騰により、2008年10月期の経常利益は797百万円(前年比50.1%減)となった。再発防止に向け工場視察や管理体制の強化、グループ各工場の管理体制整備と協力工場への管理強化を図った
- [24]2008年1月、神戸物産製品の一部が「中国製冷凍ギョーザ事件」のあった同一工場で生産されていた問題が発生。神戸港での全輸入コンテナの検査、回収製品の廃棄費用、新規事業への投資、原油高騰により、2008年10月期の経常利益は797百万円(前年比50.1%減)となった。再発防止に向け工場視察や管理体制の強化、グループ各工場の管理体制整備と協力工場への管理強化を図った
- [25]2008年1月、神戸物産製品の一部が「中国製冷凍ギョーザ事件」のあった同一工場で生産されていた問題が発生。神戸港での全輸入コンテナの検査、回収製品の廃棄費用、新規事業への投資、原油高騰により、2008年10月期の経常利益は797百万円(前年比50.1%減)となった。再発防止に向け工場視察や管理体制の強化、グループ各工場の管理体制整備と協力工場への管理強化を図った
- [26]2008年1月、神戸物産製品の一部が「中国製冷凍ギョーザ事件」のあった同一工場で生産されていた問題が発生。神戸港での全輸入コンテナの検査、回収製品の廃棄費用、新規事業への投資、原油高騰により、2008年10月期の経常利益は797百万円(前年比50.1%減)となった。再発防止に向け工場視察や管理体制の強化、グループ各工場の管理体制整備と協力工場への管理強化を図った
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【事業等のリスク】
- [27]海外の生産拠点は中国一カ国のみで、農作物の災害、法規・税制の変更、経済事情の急変、疫病の流行等が業績に影響を及ぼす可能性があるとした
- [28]海外の生産拠点は中国一カ国のみで、農作物の災害、法規・税制の変更、経済事情の急変、疫病の流行等が業績に影響を及ぼす可能性があるとした
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)【連結キャッシュ・フロー計算書関係】【連結貸借対照表関係】
- [32]3社の取得価額はいずれも「―」、取得に伴う現金の収支は3社とも収入。ターメルトフーズについては民事再生法の再生計画による担保付債務を引き継いだ
- [33]3社の取得価額はいずれも「―」、取得に伴う現金の収支は3社とも収入。ターメルトフーズについては民事再生法の再生計画による担保付債務を引き継いだ
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)【生産、受注及び販売の状況】
- [34]2008年10月期の生産実績は1,271,001千円(前年同期比134.2%)で、大連福来休食品有限公司、神戸物産(安丘)食品有限公司、オースターエッグ、ターメルトフーズの製造原価による
- 神戸物産 ニュースリリース「『円高還元』緊急値下げ実施」(2008年11月4日)
- [35]2008年11月5日から2009年2月末まで全国の業務スーパー483店舗(2008年10月末現在)で食料品約150品目を5%〜35%値下げ。製造から小売までを一元化(製販一体)してコストを削減してきたとした
2009年〜事業譲受で11社に拡大した工場網と、介護食に及んだ自社製品
2009年に入ると、取り込みの形は会社ごとの取得から、全額出資の子会社を新設して相手の事業だけを受け継ぐ方式へ移った。2月設立のマスゼンは升善の事業を譲り受け、西日本に偏っていた国内の生産拠点を東日本へ広げる役を担った。秦食品は秦食品工業の技術を取り込み、肉の太公はハナマサ太公から食肉加工と調味料の事業を引き取っている。秦食品工業の譲受では受け入れた純資産が取得原価を上回り、差額を負ののれんとして計上した。姫路市で大豆加工品を作るソイキューブ、麦パン工房、のちの宮城製粉も全額出資で相次いで設けた。工場を一から建てず、既存の設備と技術者ごと引き継いで品目を増やす手順を選んだと考えられる。
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- [36]2008年11月に株式会社ソイキューブ、2009年2月に株式会社マスゼン、2009年3月に秦食品株式会社、2009年5月に株式会社肉の太公・株式会社カルネステーション(現 宮城製粉株式会社)、2009年10月に株式会社麦パン工房を、いずれも100%出資で設立した
- 神戸物産 有価証券報告書 第24期(2009年10月期)【企業結合等関係】
- [37]マスゼンによる升善の事業譲受は国内拠点が西日本に集中し東日本での生産基盤を確立できると判断したため。秦食品による秦食品工業の事業譲受は製販一体のノウハウと秦食品工業の技術の融合のためで、受入純資産が取得原価を上回った差額を負ののれんとした。肉の太公によるハナマサ太公の事業譲受は食肉加工・食肉用調味料等の商品開発のため
- [38]マスゼンによる升善の事業譲受は国内拠点が西日本に集中し東日本での生産基盤を確立できると判断したため。秦食品による秦食品工業の事業譲受は製販一体のノウハウと秦食品工業の技術の融合のためで、受入純資産が取得原価を上回った差額を負ののれんとした。肉の太公によるハナマサ太公の事業譲受は食肉加工・食肉用調味料等の商品開発のため
- [39]マスゼンによる升善の事業譲受は国内拠点が西日本に集中し東日本での生産基盤を確立できると判断したため。秦食品による秦食品工業の事業譲受は製販一体のノウハウと秦食品工業の技術の融合のためで、受入純資産が取得原価を上回った差額を負ののれんとした。肉の太公によるハナマサ太公の事業譲受は食肉加工・食肉用調味料等の商品開発のため
- 神戸物産 平成21年10月期 第2四半期決算短信(2009年6月5日)/神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- [40]株式会社ソイキューブ(兵庫県姫路市、資本金10百万円、議決権100%)は神戸物産向け大豆加工品等を製造する
製販一体の範囲は、工場の先の原料にまで広がった。2009年4月までに北海道で231ヘクタールの土地を取得し、エジプトとカンボジアの計4,800ヘクタールでも早期の作付けを目指した。同じ期には無駄と非効率を削減し、連結子会社をほぼ黒字にしたと報告している。その一方で、上場後に始めた本業から遠い事業は2009年から順に閉じた。宿泊施設は2009年3月に長崎県南島原市の施設を閉め、同年8月に事業ごと廃止した。カンボジアの農業プロジェクトも2010年4月に打ち切っている。資金を工場と畑へ寄せ、宿泊と一部の海外農場から退いた選別は、商品づくりへ経営資源を戻す動きと読める。
- 神戸物産 平成21年10月期 第2四半期決算短信(2009年6月5日)
- [41]北海道で231haの土地を取得し、エジプト・カンボジア合わせて4,800haの土地で早期の作付け・収穫を目指した。ムダ・ロス・非効率の排除により連結子会社をほぼ黒字化させた
- [42]北海道で231haの土地を取得し、エジプト・カンボジア合わせて4,800haの土地で早期の作付け・収穫を目指した。ムダ・ロス・非効率の排除により連結子会社をほぼ黒字化させた
- [43]北海道で231haの土地を取得し、エジプト・カンボジア合わせて4,800haの土地で早期の作付け・収穫を目指した。ムダ・ロス・非効率の排除により連結子会社をほぼ黒字化させた
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】/神戸物産 平成21年10月期 第2四半期決算短信(2009年6月5日)
- [44]「VILLA SPICA 南島原」を2009年3月11日に閉鎖。「ヴィラ・スピカ」は2009年8月に事業廃止。KOBE BUSSAN CAMBODIA Co.,Ltd.のプロジェクトは2010年4月に中止
- [45]「VILLA SPICA 南島原」を2009年3月11日に閉鎖。「ヴィラ・スピカ」は2009年8月に事業廃止。KOBE BUSSAN CAMBODIA Co.,Ltd.のプロジェクトは2010年4月に中止
- [46]「VILLA SPICA 南島原」を2009年3月11日に閉鎖。「ヴィラ・スピカ」は2009年8月に事業廃止。KOBE BUSSAN CAMBODIA Co.,Ltd.のプロジェクトは2010年4月に中止
2008年10月期に4社で12億71百万円だった生産実績は、2011年10月期に11社で67億9百万円と5倍強に伸びた。同じ期末の業務スーパーは576店を数えた。2011年1月には、形と色を残したまま歯茎でつぶせる柔らかさに仕上げた高齢者向けの「やわらか食感」シリーズを発表した。2月から全国551店で売り出し、刻み沢庵1キログラムを138円とするなど、介護食を業務スーパーの値付けに乗せている。2011年10月期には、原料の調達から製造、店頭の販売までを一社で担う第6次産業型の製販一体を目標に据えた。上場時に中国の2工場だけだった生産の足場は、5年で国内の鶏卵・食肉・大豆・製粉へと広がった。
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)・第26期(2011年10月期)【生産、受注及び販売の状況】
- [47]生産実績は2008年10月期1,271,001千円(4社)、2011年10月期6,709,460千円(大連福来休食品、安丘食品、オースターエッグ、ターメルトフーズ、秦食品、マスゼン、ソイキューブ、肉の太公、麦パン工房、宮城製粉、神戸物産エコグリーン北海道の11社)
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【業績等の概要】
- [48]2011年10月期の業務スーパー総店舗数は576店舗。「第6次産業『真』の製販一体」を目標に、原材料の調達からオリジナル商品の製造、店舗での販売までを一貫して行う組織体制の強化に取り組んだ
- [51]2011年10月期の業務スーパー総店舗数は576店舗。「第6次産業『真』の製販一体」を目標に、原材料の調達からオリジナル商品の製造、店舗での販売までを一貫して行う組織体制の強化に取り組んだ
- 神戸物産 ニュースリリース「高齢者向けのやわらか食感シリーズの製品 販売開始」(2011年1月27日)
- [49]2011年2月1日から全国551店舗(2011年1月現在)の業務スーパーで「やわらか食感シリーズ」を販売開始。かたちや色彩、風味を残してお箸や歯茎でつぶせる柔らかさに仕上げた。やわらか食感 刻み沢庵1kg 138円ほか
- [50]2011年2月1日から全国551店舗(2011年1月現在)の業務スーパーで「やわらか食感シリーズ」を販売開始。かたちや色彩、風味を残してお箸や歯茎でつぶせる柔らかさに仕上げた。やわらか食感 刻み沢庵1kg 138円ほか
参考文献[36]-[51]
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- [36]2008年11月に株式会社ソイキューブ、2009年2月に株式会社マスゼン、2009年3月に秦食品株式会社、2009年5月に株式会社肉の太公・株式会社カルネステーション(現 宮城製粉株式会社)、2009年10月に株式会社麦パン工房を、いずれも100%出資で設立した
- 神戸物産 有価証券報告書 第24期(2009年10月期)【企業結合等関係】
- [37]マスゼンによる升善の事業譲受は国内拠点が西日本に集中し東日本での生産基盤を確立できると判断したため。秦食品による秦食品工業の事業譲受は製販一体のノウハウと秦食品工業の技術の融合のためで、受入純資産が取得原価を上回った差額を負ののれんとした。肉の太公によるハナマサ太公の事業譲受は食肉加工・食肉用調味料等の商品開発のため
- [38]マスゼンによる升善の事業譲受は国内拠点が西日本に集中し東日本での生産基盤を確立できると判断したため。秦食品による秦食品工業の事業譲受は製販一体のノウハウと秦食品工業の技術の融合のためで、受入純資産が取得原価を上回った差額を負ののれんとした。肉の太公によるハナマサ太公の事業譲受は食肉加工・食肉用調味料等の商品開発のため
- [39]マスゼンによる升善の事業譲受は国内拠点が西日本に集中し東日本での生産基盤を確立できると判断したため。秦食品による秦食品工業の事業譲受は製販一体のノウハウと秦食品工業の技術の融合のためで、受入純資産が取得原価を上回った差額を負ののれんとした。肉の太公によるハナマサ太公の事業譲受は食肉加工・食肉用調味料等の商品開発のため
- 神戸物産 平成21年10月期 第2四半期決算短信(2009年6月5日)/神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- [40]株式会社ソイキューブ(兵庫県姫路市、資本金10百万円、議決権100%)は神戸物産向け大豆加工品等を製造する
- 神戸物産 平成21年10月期 第2四半期決算短信(2009年6月5日)
- [41]北海道で231haの土地を取得し、エジプト・カンボジア合わせて4,800haの土地で早期の作付け・収穫を目指した。ムダ・ロス・非効率の排除により連結子会社をほぼ黒字化させた
- [42]北海道で231haの土地を取得し、エジプト・カンボジア合わせて4,800haの土地で早期の作付け・収穫を目指した。ムダ・ロス・非効率の排除により連結子会社をほぼ黒字化させた
- [43]北海道で231haの土地を取得し、エジプト・カンボジア合わせて4,800haの土地で早期の作付け・収穫を目指した。ムダ・ロス・非効率の排除により連結子会社をほぼ黒字化させた
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】/神戸物産 平成21年10月期 第2四半期決算短信(2009年6月5日)
- [44]「VILLA SPICA 南島原」を2009年3月11日に閉鎖。「ヴィラ・スピカ」は2009年8月に事業廃止。KOBE BUSSAN CAMBODIA Co.,Ltd.のプロジェクトは2010年4月に中止
- [45]「VILLA SPICA 南島原」を2009年3月11日に閉鎖。「ヴィラ・スピカ」は2009年8月に事業廃止。KOBE BUSSAN CAMBODIA Co.,Ltd.のプロジェクトは2010年4月に中止
- [46]「VILLA SPICA 南島原」を2009年3月11日に閉鎖。「ヴィラ・スピカ」は2009年8月に事業廃止。KOBE BUSSAN CAMBODIA Co.,Ltd.のプロジェクトは2010年4月に中止
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)・第26期(2011年10月期)【生産、受注及び販売の状況】
- [47]生産実績は2008年10月期1,271,001千円(4社)、2011年10月期6,709,460千円(大連福来休食品、安丘食品、オースターエッグ、ターメルトフーズ、秦食品、マスゼン、ソイキューブ、肉の太公、麦パン工房、宮城製粉、神戸物産エコグリーン北海道の11社)
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【業績等の概要】
- [48]2011年10月期の業務スーパー総店舗数は576店舗。「第6次産業『真』の製販一体」を目標に、原材料の調達からオリジナル商品の製造、店舗での販売までを一貫して行う組織体制の強化に取り組んだ
- [51]2011年10月期の業務スーパー総店舗数は576店舗。「第6次産業『真』の製販一体」を目標に、原材料の調達からオリジナル商品の製造、店舗での販売までを一貫して行う組織体制の強化に取り組んだ
- 神戸物産 ニュースリリース「高齢者向けのやわらか食感シリーズの製品 販売開始」(2011年1月27日)
- [49]2011年2月1日から全国551店舗(2011年1月現在)の業務スーパーで「やわらか食感シリーズ」を販売開始。かたちや色彩、風味を残してお箸や歯茎でつぶせる柔らかさに仕上げた。やわらか食感 刻み沢庵1kg 138円ほか
- [50]2011年2月1日から全国551店舗(2011年1月現在)の業務スーパーで「やわらか食感シリーズ」を販売開始。かたちや色彩、風味を残してお箸や歯茎でつぶせる柔らかさに仕上げた。やわらか食感 刻み沢庵1kg 138円ほか
筆者考察
神戸物産が上場で手にしたのは、店を増やす資金ではなく工場を持つための資金だった。業務スーパーの店は加盟者の負担で開くため、本部は株式の売り出しで得た83億円を出店に充てる必要がなかった。利益の7割は、売上の3割にすぎない自社ブランド品から生まれていた。稼ぎの源は店舗網より工場の側にあり、その工場は2006年の時点で大連と安丘の2カ所に限られていた。原価も為替も品質への信用も、中国の事情に預けていたことになる。2008年1月の冷凍ギョーザ事件は、1つの工場の事故が本部の検査費用と廃棄費用へ直に跳ね返ることを示した。その2カ月後に国内の食品工場を取り込み始めたのは、稼ぎの源を国内へ分ける判断だったと読める。
取り込みの手順にも特徴がある。2008年の3社は取得価額が付かず、2009年以降は子会社を新設して相手の事業だけを譲り受けた。経営不振の工場を対価をほとんど払わずに引き取り、既存の設備と技術で品目を増やすやり方で、自前で建てるより時間も資金も少なく済む。5年で生産実績は5倍強となり、2011年には介護食まで自社で作って551店に並べた。一方で、上場の翌年に始めた宿泊施設や、カンボジアの農場からは数年で退いた。上場直後に広げた事業のうち残ったのは、工場と店を結ぶ線の上にあるものだけである。神戸物産にとって製販一体は、掲げる理念である前に、事業を選り分ける物差しだった。
- 業務スーパー事業の生産実績(連結子会社の製造原価)。出所は神戸物産 有価証券報告書 第21期〜第26期【生産、受注及び販売の状況】。
- 対象は2007年10月期まで中国の2社、2008年10月期にオースターエッグとターメルトフーズが加わり、2011年10月期には11社となった。
2006年〜2011年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 利益率 | 億円 | 億円 | |||
| 2006年10月期 | 連結 | 901 | n/a | 18 | 2.0% | 18 | 11 | n/a |
| 2007年10月期 | 連結 | 952 | +5.7% | 15 | 1.6% | 16 | 10 | n/a |
| 2008年10月期 | 連結 | 1,071 | +12.5% | 10 | 0.9% | 8 | 4 | n/a |
| 2009年10月期 | 連結 | 1,260 | +17.6% | 8 | 0.6% | 6 | 2 | n/a |
| 2010年10月期 | 連結 | 1,382 | +9.7% | 29 | 2.1% | 28 | 9 | n/a |
| 2011年10月期 | 連結 | 1,507 | +9.0% | 36 | 2.4% | 36 | 18 | n/a |
出典・参考
23件
- 神戸物産「会社概要と中長期ビジョン」(2006年9月)/神戸物産 有価証券報告書 第21期(2006年10月期)【株主資本等変動計算書】
- 神戸物産 有価証券報告書 第21期(2006年10月期)【業績等の概要】【借入金等明細表】
- 神戸物産 適時開示「業績予想の修正に関するお知らせについて」(2006年9月13日)/神戸物産「2006年4月中間期決算説明資料」(2006年6月)
- 神戸物産 有価証券報告書 第21期(2006年10月期)【業績等の概要】
- 神戸物産「2007年10月期中間決算説明資料」(2007年6月)
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)【業績等の概要】
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)【連結キャッシュ・フロー計算書関係】【連結貸借対照表関係】
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)【生産、受注及び販売の状況】
- 神戸物産 ニュースリリース「『円高還元』緊急値下げ実施」(2008年11月4日)
- 神戸物産 有価証券報告書 第23期(2008年10月期)・第26期(2011年10月期)【生産、受注及び販売の状況】
- 神戸物産 有価証券報告書 第24期(2009年10月期)【企業結合等関係】
- 神戸物産 平成21年10月期 第2四半期決算短信(2009年6月5日)/神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- 神戸物産 平成21年10月期 第2四半期決算短信(2009年6月5日)
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【沿革】/神戸物産 平成21年10月期 第2四半期決算短信(2009年6月5日)
- 神戸物産 有価証券報告書 第26期(2011年10月期)【業績等の概要】
- 神戸物産 ニュースリリース「高齢者向けのやわらか食感シリーズの製品 販売開始」(2011年1月27日)
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【沿革】
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【業績等の概要】
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【事業等のリスク】/神戸物産「会社概要と中長期ビジョン」(2006年9月)
- 神戸物産「会社概要と中長期ビジョン」(2006年9月)
- 神戸物産 適時開示「有限会社パスポート倶楽部の全株式数取得(100%子会社化)に関するお知らせ」(2006年7月7日)
- 神戸物産 有価証券届出書(2006年5月8日提出)【事業等のリスク】