出前館 の歴史

更新:

1999年、花蜜伸行氏が大阪で創業し、出前をネットで取り次ぐ「出前館」を開設。配達代行シェアリングデリバリー、LINEの出資と商号変更、赤字を積んで築いた配達網までの沿革と経緯を執筆。

創業

1999年

創業者

花蜜幸伸

創業地

大阪府大阪市

直近売上高(2025/8)

397億円

長期業績と転換点(2006/8〜2025/8)
売上高(億円純利益率(%)
Q なぜ1999年に始めた出前の取り次ぎで、飲食店を千単位で加盟させられたのか
A 出前は電話とチラシの商売で、飲食店の側にはインターネットの知識も設備もなかった。加盟を千単位へ広げるには、店に金も手間も負わせない条件を先に置く必要がある。1999年9月に大阪市住之江区で夢の街創造委員会を設立した花蜜伸行氏は、加盟に初期負担も会費も課さず、店が配るチラシに「出前館」のURLを刷り、インターネット経由の売上高の原則5%だけを受け取る形にした。ホームページの作成と保守は自社が引き受け、受注はNTTドコモの携帯メール端末を無償で貸して受け取らせている
Q なぜ2016年に、毎期黒字だった取り次ぎを崩して配達まで自ら抱えたのか
A 取り次ぐだけの商売では配達手段を持つ店しか加盟できず、加盟店が運べる量がそのまま売上の上限になる。夢の街創造委員会は2010年10月8日の中期経営計画で、2010年8月期の流通金額は約160億円で食品宅配市場全体の約1%にすぎないと自ら記していた中村利江社長は2016年8月に配達代行「シェアリングデリバリー」を始め、ある地域の中で複数店舗の出前配達を集約して請け負う形へ変えている。最初に組んだ相手は新聞販売店で、朝夕しか使わない配達員とバイクの空き時間が昼夜の配達に回った
Q なぜ2025年8月期に黒字化の計画を期中で取り下げ、成長投資へ戻したのか
A 固定費を削って損失を縮めても、市場そのものが伸びなければ首位は取れない。出前館は2023年8月期に配達ビジネスモデルの転換と選択と集中で固定費を約100億円削減し、営業損失を前期の364億円から122億円へ縮めていた。2025年8月期は営業黒字を計画していたが、矢野哲社長は第3四半期から成長投資を再開し、限界利益を原資に売上を取る方針へ切り替えている。通期は売上高397億円・営業損失49億円で赤字は6期連続となり、フードデリバリーへ資源を集めるため「Yahoo!クイックマート」も1年で終えた

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1999年〜 デリバリー総合サイト「出前館」の開設と、二代目社長による負債2億8000万円の解消

  1. 1999年 大阪市住之江区に夢の街創造委員会を設立
  2. 2000年 デリバリー総合サイト「出前館」の開設と、加盟店に初期負担・会費を課さない取り次ぎ条件の設定 ネットの知識も設備も持たない飲食店を、どうすれば千単位で加盟させられるか——花蜜伸行社長が置いた条件
  3. 2001年 中村利江氏が取締役に就任
  4. 2004年 モバイル版サービス「モバイル出前館」を開始
  5. 2005年 「Yahoo! JAPAN」で「Yahoo! 出前注文サービス」を開始

初期負担も会費も取らない加盟条件と、チラシに刷ったURL

1999年9月、大阪市住之江区に夢の街創造委員会株式会社を設[1]立した。社長には花蜜伸行氏が[2]就いた。翌2000年4月の時点で、インターネットで複数の店の出前を受け付ける日本初のウェブサイトはすでに動いてい[3]た。利用者が飲食店のチラシなどに示されたURLからサイトにアクセスすると、その時間に自分の所在地周辺で出前できる店[4]のサイトにつながる。あとはネット経由で注文するだけでよい。支払いは通常の出前と同じ現金決済で、原則として割引が付く[6]ため、利用者には得になる。同年10月、夢の街創造委員会はデリバリー総合サイト「出前館」を正式に開[7]設した。 [5]

  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書【沿革】
    • [1]1999年9月に大阪市住之江区に夢の街創造委員会株式会社を設立した
    • [7]2000年10月にデリバリー総合サイト「出前館」をオープンした
  • 日経ビジネス 2000年4月10日号
    • [2]2000年4月時点の夢の街創造委員会の社長は花蜜伸行氏
    • [3]日本初のインターネットで複数の店の出前を受け付けるウェブサイトが2000年4月に動き始めていた
    • [4]チラシなどに示されたURLからアクセスすると、その時間に所在地周辺で出前可能な店のサイトにつながり、ネット経由で注文できる
    • [5]ユーザーの所在地周辺で出前可能な店のサイトにつながり、ネット経由で注文できる
    • [6]支払いは通常の出前と同じく現金決済で、原則割引のため利用者に得になる

加盟する飲食店に、夢の街創造委員会は初期負担も会費も求めなかった[8]。各飲食店が配っているチラシは平均5万枚程度で、そこに出前館のURLを印刷する[9]。あとはインターネット経由の売上高の原則5%を夢の街創造委員会へ支払う[10]だけでよい。ホームページの作成と保守は夢の街創造委員会が引き受けるため、飲食店の側にネットの知識も要らない[11]。2001年1月からは月会費3000円を徴収する予定[12]を立てた。導入した店では、注文の平均20%弱がネット経由に変[13]わった。2000年4月の時点で、ピザ店や弁当店などを中心に約10社500店以上が加入済みだった[14]

  • 日経ビジネス 2000年4月10日号
    • [8]加盟に当たり初期負担も会費も要らない
    • [9]各飲食店が配っているチラシは平均5万枚程度で、そこに出前館のURLを印刷する
    • [10]インターネット経由の売上高の原則5%を夢の街へ支払うだけ
    • [11]ホームページの作成と保守は夢の街がやるのでネットに関する知識も不要
    • [12]2001年1月からは月会費3000円を徴収する予定だった
    • [13]導入した店は平均して注文の20%弱がネット経由に変わった
    • [14]2000年4月時点でピザ店や弁当店などを中心に約10社500店以上が加入済み

受注の手順も、飲食店がパソコンを持たない前提で組み立てた。加盟店にはNTTドコモの携帯メール端末「エクシーレ」を無償で貸与[16]し、ネット経由の注文をその端末で受け取らせた。端末からは料金設定の変更など自社サイトの中身も操作できた[17]。チラシにURLを印刷した店から順に、ネット注文へ対応させる予定[18]だった。加えて、ポータルサイトなどへ出前館だけを出店させ[19]、チラシ以外にネット利用者へも訴える計画を持っていた。年内の黒字化と早期の株式上場を見込み、花蜜社長は4月中に加盟1000店という目標を掲げた[20][15]

  • 日経ビジネス 2000年4月10日号
    • [15]NTTドコモの携帯メール端末「エクシーレ」が無償貸与され、料金設定の変更など自社サイトの中身も操作できた
    • [16]NTTドコモの携帯メール端末「エクシーレ」が加盟店へ無償貸与された
    • [17]端末から料金設定の変更など自社サイトの中身も操作できる
    • [18]チラシにURLを印刷した店から順次ネット注文に対応していく予定だった
    • [19]ポータルサイトなどへ出前館だけを出店させ、チラシだけでなくネットユーザーにも訴える計画だった
    • [20]年内にも黒字化を達成して早期に株式上場する考えで、花蜜社長は4月中に加盟1000店を目指すと語った
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書【沿革】
    • [1]1999年9月に大阪市住之江区に夢の街創造委員会株式会社を設立した
    • [7]2000年10月にデリバリー総合サイト「出前館」をオープンした
  • 日経ビジネス 2000年4月10日号
    • [2]2000年4月時点の夢の街創造委員会の社長は花蜜伸行氏
    • [3]日本初のインターネットで複数の店の出前を受け付けるウェブサイトが2000年4月に動き始めていた
    • [4]チラシなどに示されたURLからアクセスすると、その時間に所在地周辺で出前可能な店のサイトにつながり、ネット経由で注文できる
    • [5]ユーザーの所在地周辺で出前可能な店のサイトにつながり、ネット経由で注文できる
    • [6]支払いは通常の出前と同じく現金決済で、原則割引のため利用者に得になる
    • [8]加盟に当たり初期負担も会費も要らない
    • [9]各飲食店が配っているチラシは平均5万枚程度で、そこに出前館のURLを印刷する
    • [10]インターネット経由の売上高の原則5%を夢の街へ支払うだけ
    • [11]ホームページの作成と保守は夢の街がやるのでネットに関する知識も不要
    • [12]2001年1月からは月会費3000円を徴収する予定だった
    • [13]導入した店は平均して注文の20%弱がネット経由に変わった
    • [14]2000年4月時点でピザ店や弁当店などを中心に約10社500店以上が加入済み
    • [15]NTTドコモの携帯メール端末「エクシーレ」が無償貸与され、料金設定の変更など自社サイトの中身も操作できた
    • [16]NTTドコモの携帯メール端末「エクシーレ」が加盟店へ無償貸与された
    • [17]端末から料金設定の変更など自社サイトの中身も操作できる
    • [18]チラシにURLを印刷した店から順次ネット注文に対応していく予定だった
    • [19]ポータルサイトなどへ出前館だけを出店させ、チラシだけでなくネットユーザーにも訴える計画だった
    • [20]年内にも黒字化を達成して早期に株式上場する考えで、花蜜社長は4月中に加盟1000店を目指すと語った

顧客からアドバイザーを経て二代目社長に就いた中村利江氏

中村利江氏は、ほっかほっか亭を運営するハークスレイのマーケティング部[21]で、パソコンや携帯電話を使ったネット受注の仕組みを企画書にまとめていた[22]。ところが、すでに出前館が稼働していることを知る[23]。自社独自のシステムより、多くの店舗が参加するポータル的な出前サイトのほうがコストも集客性も優れている[24]。中村氏はそう判断し、ハークスレイとして出前館に加入した。夢の街創造委員会から見れば、中村氏は顧客の側[26]にいた。利用者の視点から見ると、サービスの不備やシステムの欠陥がよく目に付く[27]。それを指摘し、改善させるうちに、中村氏は出前館のアドバイザー的な存在になった[28][25]

  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
    • [21]中村利江氏は「ほっかほっか亭」を展開するハークスレイに転職し、マーケティング部の管理職を務めた
  • Reed : Kansai University newsletter 2006年7月号(関西大学)「リーダーズ・ナウ 夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長 中村利江さん」
    • [22]ハークスレイで次々に提出した企画書の一つが、パソコンや携帯電話を利用したネット受注のシステムだった
    • [23]すでに「出前館」が稼働していることを知った
    • [24]自社独自のシステムよりも多くの店舗が参加するポータル的な出前サイトのほうがコストも集客性も優れていると判断した
    • [25]独自のシステムよりポータル的な出前サイトのほうがコストも集客性も優れていると判断し、出前館に加入した。最初は顧客であった
    • [26]出前館に加入し、最初は顧客であった
    • [27]利用者の視点から見るとサービスの不備やシステムの欠陥がよく目に付いた
    • [28]不備を指摘し改善していくうちに出前館のアドバイザー的な存在になった

2001年、中村氏はハークスレイを退社し、経営コンサルティング会社の有限会社キトプランニングを設立して独立した[29]。夢の街創造委員会はクライアントの1社として残り、中村氏は当時の社長から社外取締役を依頼されて引き受けた[30]。夢の街創造委員会は赤字が続いていた[31]が、中村氏には出前館が大化けする可能性があるという見立てがあった[32]。独立後の中村氏は毎月50万円ほどの給料を取り、コンサルティング会社の年商は3000万円ほど[33]に達していた。一方の夢の街創造委員会は、月商が20万円を超える程度だった[34]

  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
    • [29]2001年に経営コンサルティング会社、有限会社キトプランニングを設立して独立した
    • [30]夢の街創造委員会はクライアントの1社で、当時の社長から社外取締役になってほしいと頼まれ、引き受けた
    • [32]「出前館」は大化けする可能性があると考えていた
    • [33]当時の中村氏は毎月50万円くらいの給料を取り、会社の年商も3000万円ほどだった
    • [34]夢の街は月商で20万円を超える程度だった
  • Reed : Kansai University newsletter 2006年7月号(関西大学)「リーダーズ・ナウ 夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長 中村利江さん」
    • [31]夢の街創造委員会は赤字続きだった

夢の街創造委員会は2億8000万円の負債を抱え、そのままでは倒産しかねない経営状態[35]にあった。そこで、ベンチャー企業支援に力を入れていた大阪ガスにプレゼンして出資を仰ぐ[36]。当時の社長は、出資が決まれば最後のチャンスだとして、中村氏に社長を引き受けるよう求めた[37]。出前館はインフラにあたる事業であり、やりよう次第で年商20億円にも200億円にも届きうる[38]と中村氏は見ていた。大阪ガスは4000万円の出資[39]を決めた。2002年1月、中村氏は夢の街創造委員会の代表取締役社長に就[40]任した。創業者の花蜜氏が中村氏に見込んだのは、抜群の企画力と行動力[41]である。

  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
    • [35]夢の街は2億8000万円の負債を抱え、そのままでは倒産してしまうような危うい経営状態だった
    • [36]ベンチャー企業支援に力を入れていた大阪ガスにプレゼンして出資を仰いだ
    • [37]社長は出資が決まれば最後のチャンスだとして、中村氏に社長就任を求めた
    • [38]「出前館」はインフラビジネスで、やりようによっては年商20億円、200億円、2000億円も夢じゃないと考えた
    • [39]大阪ガスは4000万円の出資を決定した
    • [40]2002年1月に夢の街の社長就任を決めた
  • Reed : Kansai University newsletter 2006年7月号(関西大学)「リーダーズ・ナウ 夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長 中村利江さん」
    • [41]創業者から抜群の企画力と行動力を見込まれて2代目の社長に就任した
  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
    • [21]中村利江氏は「ほっかほっか亭」を展開するハークスレイに転職し、マーケティング部の管理職を務めた
    • [29]2001年に経営コンサルティング会社、有限会社キトプランニングを設立して独立した
    • [30]夢の街創造委員会はクライアントの1社で、当時の社長から社外取締役になってほしいと頼まれ、引き受けた
    • [32]「出前館」は大化けする可能性があると考えていた
    • [33]当時の中村氏は毎月50万円くらいの給料を取り、会社の年商も3000万円ほどだった
    • [34]夢の街は月商で20万円を超える程度だった
    • [35]夢の街は2億8000万円の負債を抱え、そのままでは倒産してしまうような危うい経営状態だった
    • [36]ベンチャー企業支援に力を入れていた大阪ガスにプレゼンして出資を仰いだ
    • [37]社長は出資が決まれば最後のチャンスだとして、中村氏に社長就任を求めた
    • [38]「出前館」はインフラビジネスで、やりようによっては年商20億円、200億円、2000億円も夢じゃないと考えた
    • [39]大阪ガスは4000万円の出資を決定した
    • [40]2002年1月に夢の街の社長就任を決めた
  • Reed : Kansai University newsletter 2006年7月号(関西大学)「リーダーズ・ナウ 夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長 中村利江さん」
    • [22]ハークスレイで次々に提出した企画書の一つが、パソコンや携帯電話を利用したネット受注のシステムだった
    • [23]すでに「出前館」が稼働していることを知った
    • [24]自社独自のシステムよりも多くの店舗が参加するポータル的な出前サイトのほうがコストも集客性も優れていると判断した
    • [25]独自のシステムよりポータル的な出前サイトのほうがコストも集客性も優れていると判断し、出前館に加入した。最初は顧客であった
    • [26]出前館に加入し、最初は顧客であった
    • [27]利用者の視点から見るとサービスの不備やシステムの欠陥がよく目に付いた
    • [28]不備を指摘し改善していくうちに出前館のアドバイザー的な存在になった
    • [31]夢の街創造委員会は赤字続きだった
    • [41]創業者から抜群の企画力と行動力を見込まれて2代目の社長に就任した

ファクス送信と電話確認の二重チェック、創業以来初の黒字

中村社長がまず手を付けたのは、社員の総入れ替え[42]だった。自分の給料を社内で一番安い10万円に設定し、誰よ[43]りも働いた。やる気のない社員は辞め、一緒に頑張ろうという社員だけ[44]が残った。仕組みも作り替えた。先代の社長の時代には加盟店に小型パソコンを配布[46]しており、競合他社も同じようにパソコンを無料で配っ[47]ていた。しかし飲食店の現場は忙しく、油も熱もあり、パソコンなど開かない[48]。中村社長は、ネットで受けた注文をメールで加盟店に知らせる仕組みを改め、自動でファクス送信し、電話で確認する二重チェックに変えた[49][45]

  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
    • [42]社長として経営を立て直すためにまず始めたのは社員の総入れ替えだった
    • [43]自分の給料を社内で一番安い10万円に設定し、誰よりも一所懸命働いた
    • [44]やる気のない社員は辞め、一緒に頑張ろうという社員だけが残った
  • Reed : Kansai University newsletter 2006年7月号(関西大学)「リーダーズ・ナウ 夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長 中村利江さん」
    • [45]ネットで受けた注文をメールで加盟店に知らせる仕組みを改め、自動でファクス送信し電話で確認する二重チェック体制にした
    • [49]ネットで受けた注文をメールで加盟店に知らせる仕組みを改め、自動でファクス送信し電話で確認する二重チェック体制にした
  • Reed : Kansai University newsletter 2018年6月号(関西大学)「Tops Interview 挑み続ける生き方 対談 中村利江・芝井敬司学長」
    • [46]先代の社長の時には小型パソコンを加盟店に配っていた
    • [47]競合他社も同じようにパソコンを無料であちこちに配っていた
    • [48]飲食店の現場は忙しく、油も熱もあるためパソコンを開かない

ファクスと電話による取り次ぎは周囲に反対[50]された。中村社長は自分でやってみて小さな成功事例を積み上げ、周囲を説得した[51]。この方式に変えてから、注文の見落としがなく[52]なった。加盟店を増やす営業も同時に進めた。登録した飲食店に注文が入るよう、その店のチラシを自作して近所に配った[54]。ネット注文の受け付けを知らせるチラシは、社内の簡易印刷機で刷って地域に配って回った[55]。何度足を運んでも門前払いだったピザハットには、マイクロソフトのMSNと出前館の提携契約を取り付けた[56]うえで、MSN経由でアポイントを取った。テストとして10店舗の出店を得ると、ほかの大手ピザチェーンも加[57]盟した。 [53]

  • Reed : Kansai University newsletter 2018年6月号(関西大学)「Tops Interview 挑み続ける生き方 対談 中村利江・芝井敬司学長」
    • [50]ファックスと電話の取り次ぎは周囲に反対された
    • [51]自分でやってみて小さな成功事例を積み上げ、皆を説得した
  • Reed : Kansai University newsletter 2006年7月号(関西大学)「リーダーズ・ナウ 夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長 中村利江さん」
    • [52]二重チェック体制にしたら注文を見落とすことがなくなった
    • [55]ネット注文受け付けを知らせるチラシを社内の簡易印刷機で刷って地域に配って回った
  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
    • [53]登録してくれた飲食店に注文が入るよう、その店のチラシを自作して近所に配った
    • [54]登録してくれた飲食店に注文が入るよう、その店のチラシを自作して近所に配った
    • [56]何度足を運んでも門前払いだったピザハットに対し、マイクロソフトのMSNと「出前館」の提携契約を取り付けてMSN経由でアポを取った
    • [57]テストとして10店舗だけ出店してもらい、効果が良かったためほかの大手ピザチェーンも加盟店になった

3億円近い負債は解消[58]し、社長就任から3年目の2005年、夢の街創造委員会は創業以来初の黒字を計上した[59]。花蜜社長が2000年春に見込んだ年内の黒字化[60]は、5年遅れで実現した。翌2006年6月、大阪証券取引所ヘラクレス市場に株式を上[61]場した。2006年8月期の売上高は649,446千円、経常利益は149,872千円、当期純利益は152,432千円[62]である。中村社長が就任した頃に月商20万円ほどだった会社が、年商6億円の規模になった[63]。料理を運ぶのは加盟店であり、夢の街創造委員会が担ったのは注文の取り次ぎと手数料の回収だった[64]

  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
    • [58]3億円近くの負債を解消した
    • [59]社長就任後3年目の2005年に創業以来初となる黒字化を達成した
    • [63]社長就任当時の夢の街は月商20万円を超える程度だった
  • 日経ビジネス 2000年4月10日号
    • [60]花蜜社長は2000年4月時点で年内にも黒字化を達成して早期に株式上場する考えだった
    • [64]加盟店はインターネット経由の売上高の原則5%を夢の街へ支払い、料理の配達は加盟店自身が行った
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書【沿革】
    • [61]2006年6月に大阪証券取引所ヘラクレスに株式上場した
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2006年8月期)【主要な経営指標等の推移】
    • [62]第7期(2006年8月期)売上高649,446千円・経常利益149,872千円・当期純利益152,432千円(提出会社)
  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
    • [42]社長として経営を立て直すためにまず始めたのは社員の総入れ替えだった
    • [43]自分の給料を社内で一番安い10万円に設定し、誰よりも一所懸命働いた
    • [44]やる気のない社員は辞め、一緒に頑張ろうという社員だけが残った
    • [53]登録してくれた飲食店に注文が入るよう、その店のチラシを自作して近所に配った
    • [54]登録してくれた飲食店に注文が入るよう、その店のチラシを自作して近所に配った
    • [56]何度足を運んでも門前払いだったピザハットに対し、マイクロソフトのMSNと「出前館」の提携契約を取り付けてMSN経由でアポを取った
    • [57]テストとして10店舗だけ出店してもらい、効果が良かったためほかの大手ピザチェーンも加盟店になった
    • [58]3億円近くの負債を解消した
    • [59]社長就任後3年目の2005年に創業以来初となる黒字化を達成した
    • [63]社長就任当時の夢の街は月商20万円を超える程度だった
  • Reed : Kansai University newsletter 2006年7月号(関西大学)「リーダーズ・ナウ 夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長 中村利江さん」
    • [45]ネットで受けた注文をメールで加盟店に知らせる仕組みを改め、自動でファクス送信し電話で確認する二重チェック体制にした
    • [49]ネットで受けた注文をメールで加盟店に知らせる仕組みを改め、自動でファクス送信し電話で確認する二重チェック体制にした
    • [52]二重チェック体制にしたら注文を見落とすことがなくなった
    • [55]ネット注文受け付けを知らせるチラシを社内の簡易印刷機で刷って地域に配って回った
  • Reed : Kansai University newsletter 2018年6月号(関西大学)「Tops Interview 挑み続ける生き方 対談 中村利江・芝井敬司学長」
    • [46]先代の社長の時には小型パソコンを加盟店に配っていた
    • [47]競合他社も同じようにパソコンを無料であちこちに配っていた
    • [48]飲食店の現場は忙しく、油も熱もあるためパソコンを開かない
    • [50]ファックスと電話の取り次ぎは周囲に反対された
    • [51]自分でやってみて小さな成功事例を積み上げ、皆を説得した
  • 日経ビジネス 2000年4月10日号
    • [60]花蜜社長は2000年4月時点で年内にも黒字化を達成して早期に株式上場する考えだった
    • [64]加盟店はインターネット経由の売上高の原則5%を夢の街へ支払い、料理の配達は加盟店自身が行った
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書【沿革】
    • [61]2006年6月に大阪証券取引所ヘラクレスに株式上場した
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2006年8月期)【主要な経営指標等の推移】
    • [62]第7期(2006年8月期)売上高649,446千円・経常利益149,872千円・当期純利益152,432千円(提出会社)

2006年〜 注文の取次だけで黒字を保った十年と、その外へ出ようとした試み

出前館の業績推移

売上高(億円)純利益率(%)
  1. 2006年 大阪証券取引所ヘラクレスに株式上場
  2. 2010年 市場統合により東京証券取引所JASDAQに指定替え
  3. 2010年 「出前館」の加盟店数が10,000店を突破
  4. 2010年 スマートフォン専用アプリ「出前館」の提供開始
  5. 2011年 中国北京市に夢創会(北京)商務諮詢有限公司を設立
  6. 2013年 薩摩恵比寿堂の全株式を取得して子会社化
  7. 2014年 NTTドコモと「dデリバリー」で業務提携

上場、加盟店1万店、そして手数料だけで積み上げた売上13億円

2006年6月、夢の街創造委員会は大阪証券取引所ヘラクレスに株式を上[65]場した。証券コードは2484である。2010年10月には市場統合により大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ移り[67]、同年11月に「出前館」の加盟店舗数が10,000店を突破した[68]。大阪証券取引所の現物市場は2013年7月に東京証券取引所へ統合され[69]、上場市場は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)となった。12月にはiPhone専用アプリ「出前館」の提供を始め[70]、2011年8月にAndroid専用アプリを加えた[71]。事業の中身は、利用者がサイトで選んだ注文をサーバーで加工して各店舗にFAXで送る取次[72]であり、料理を作る厨房も配達するバイクも持たない。中村利江氏は2010年1月の取材で、加盟店の負担は初期費用2〜3万円、毎月の使用料が3000円、オーダー1件あたりの手数料が5%[73]だと述べた。 [66]

  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【沿革】
    • [65]2006年6月に大阪証券取引所ヘラクレスへ株式上場
    • [66]大阪証券取引所ヘラクレスに株式上場(証券コード:2484)
    • [68]2010年11月に「出前館」の加盟店舗数が10,000店を突破
    • [70]2010年12月にiPhone専用アプリ「出前館」の提供開始
    • [71]2011年8月にAndroid専用アプリ「出前館」の提供開始
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2010年8月期)
    • [67]ヘラクレスは2010年10月12日付で大阪証券取引所(JASDAQ)と統合し、同日以降の上場金融商品取引所は大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2013年8月期)
    • [69]最高・最低株価は2010年10月12日より大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)、2013年7月16日より東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるもの
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【事業の内容】
    • [72]受注情報をサーバーで加工し各店舗にFAXで送信する仕組み
  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
    • [73]加盟店負担は初期費用2〜3万円、月額使用料3000円、オーダー1件あたり手数料5%

会員を集めたのは提携だった。2005年7月にヤフーのポータルサイト「Yahoo! JAPAN」[75]で「Yahoo! 出前注文サービス」が始まり、2009年3月にはカルチュア・コンビニエンス・クラブと資本業務提携[76]して同社の持分法適用会社となった[77]。同年5月に任天堂Wiiで「出前チャンネル」を始め、6月には「TSUTAYA×出前館」を開いた[78]。2010年10月の中期経営計画によれば、会員数は2007年8月期の1,166千人から2010年8月期の3,427千人[79]へ、加盟店舗数は7,315店から9,837店へ増え[80]、単体売上高は762百万円から1,157百万円になった[81]。上場した2006年8月期に6億円だった売上高は2011年8月期に13億円へ伸び、経常利益は2007年8月期から2011年8月期まで毎期2億円台の黒字[82]を保った。 [74]

  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【沿革】
    • [74]Yahoo! JAPAN、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、任天堂Wii、TSUTAYA との提携が沿革に並ぶ
    • [75]2005年7月にヤフーのポータルサイト「Yahoo! JAPAN」で「Yahoo! 出前注文サービス」開始
    • [76]2009年3月にカルチュア・コンビニエンス・クラブと資本業務提携
    • [78]2009年5月に任天堂Wiiで「出前チャンネル」開始、6月に「TSUTAYA×出前館」オープン
  • 川辺信雄「ネットスーパーの生成と発展 : バーチャル・ビジネスとリアル・ビジネスの統合」早稲田商学 第429号(早稲田大学、2011年9月)
    • [77]2009年3月にカルチュア・コンビニエンス・クラブの持分法適用会社となった
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画(2010年10月8日公表)
    • [79]会員数は2007年8月期1,166千人から2010年8月期3,427千人
    • [80]加盟店舗数は2007年8月期7,315店から2010年8月期9,837店
    • [81]単体売上高は2007年8月期762百万円から2010年8月期1,157百万円
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2011年8月期)【主要な経営指標等の推移】
    • [82]経常利益は第8期240,750/第9期276,497/第10期227,831/第11期239,241/第12期260,078千円でいずれも2億円台

2010年10月8日に公表した中期経営計画[83]で、夢の街創造委員会は弱みを二つ挙げた。会員数は伸びているのにオーダー数と連動せず、会員1人当りの注文数が増えていない[84]こと。店舗が首都圏・近畿圏に集中し、大手チェーンの加盟がほぼ完了している[85]こと。戦略的マス広告と大型システム投資により、営業利益率は2007年8月期の30.1%から2010年8月期の20.2%へ下がっていた[86]。2010年8月期の流通金額は約160億円で、食品宅配市場全体の約1%にすぎない[87]とも書いている。掲げた三つの事業の柱は、出前ポータルサイトとしての絶対的地位の確立、ネットスーパー事業を二本目の収益源とすること、中国事業の黒字化[88]で、2013年8月期に非連結で売上高20億円・営業利益率30%[89]を達成する目標を置いた。

  • 夢の街創造委員会 中期経営計画(2010年10月8日公表)
    • [83]2010年10月8日に中期経営計画を公表
    • [84]会員1人当りの注文数が増えていないことを弱みに挙げた
    • [85]大手チェーンの加盟がほぼ完了していることを弱みに挙げた
    • [86]営業利益率は2007年8月期30.1%から2010年8月期20.2%へ低下
    • [87]2010年8月期の流通金額は約160億円で食品宅配市場全体の約1%
    • [88]三つの事業の柱はネットスーパー事業の収益化と中国事業の黒字化を含む
    • [89]2013年8月期に非連結で売上高20億円・営業利益率30%を目標
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【沿革】
    • [65]2006年6月に大阪証券取引所ヘラクレスへ株式上場
    • [66]大阪証券取引所ヘラクレスに株式上場(証券コード:2484)
    • [68]2010年11月に「出前館」の加盟店舗数が10,000店を突破
    • [70]2010年12月にiPhone専用アプリ「出前館」の提供開始
    • [71]2011年8月にAndroid専用アプリ「出前館」の提供開始
    • [74]Yahoo! JAPAN、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、任天堂Wii、TSUTAYA との提携が沿革に並ぶ
    • [75]2005年7月にヤフーのポータルサイト「Yahoo! JAPAN」で「Yahoo! 出前注文サービス」開始
    • [76]2009年3月にカルチュア・コンビニエンス・クラブと資本業務提携
    • [78]2009年5月に任天堂Wiiで「出前チャンネル」開始、6月に「TSUTAYA×出前館」オープン
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2010年8月期)
    • [67]ヘラクレスは2010年10月12日付で大阪証券取引所(JASDAQ)と統合し、同日以降の上場金融商品取引所は大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2013年8月期)
    • [69]最高・最低株価は2010年10月12日より大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)、2013年7月16日より東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるもの
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【事業の内容】
    • [72]受注情報をサーバーで加工し各店舗にFAXで送信する仕組み
  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
    • [73]加盟店負担は初期費用2〜3万円、月額使用料3000円、オーダー1件あたり手数料5%
  • 川辺信雄「ネットスーパーの生成と発展 : バーチャル・ビジネスとリアル・ビジネスの統合」早稲田商学 第429号(早稲田大学、2011年9月)
    • [77]2009年3月にカルチュア・コンビニエンス・クラブの持分法適用会社となった
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画(2010年10月8日公表)
    • [79]会員数は2007年8月期1,166千人から2010年8月期3,427千人
    • [80]加盟店舗数は2007年8月期7,315店から2010年8月期9,837店
    • [81]単体売上高は2007年8月期762百万円から2010年8月期1,157百万円
    • [83]2010年10月8日に中期経営計画を公表
    • [84]会員1人当りの注文数が増えていないことを弱みに挙げた
    • [85]大手チェーンの加盟がほぼ完了していることを弱みに挙げた
    • [86]営業利益率は2007年8月期30.1%から2010年8月期20.2%へ低下
    • [87]2010年8月期の流通金額は約160億円で食品宅配市場全体の約1%
    • [88]三つの事業の柱はネットスーパー事業の収益化と中国事業の黒字化を含む
    • [89]2013年8月期に非連結で売上高20億円・営業利益率30%を目標
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2011年8月期)【主要な経営指標等の推移】
    • [82]経常利益は第8期240,750/第9期276,497/第10期227,831/第11期239,241/第12期260,078千円でいずれも2億円台

ネットスーパーと中国事業、そして焼酎通販会社の買収

2009年8月期には出前館事業が売上高の98%[90]を占めた。収入源が一つしかなく、そこへ向けた新規[91]事業がネットスーパーだった。2008年11月、夢の街創造委員会は2009年春からネットスーパー事業に進出すると発表した[92]。自前ではネットスーパーを設けられない地方の中小店に参加を呼び掛け、1年後に全国100店以上の加盟を目指す[93]。ヤマトグループの受発注システムや物流網を利用[94]し、全国どこの店でも加盟してすぐに始められるようにし、利用状況に応じた成果報酬を受け取る。売り物は出前館で培った集客力だった。年間注文数は約580万件、会員は約280万人[96]で、半年の間に最低1回でも利用した会員の割合は3割を超えた[97]。1回あたりの単価は5000円と出前館の2倍を見込み[98]、成果報酬収入を売上高全体の3割程度に増やしたい[99]考えだった。2010年6月にネットスーパーパッケージ「出前館+e-ネコネットスーパー」[100]のサービスを始めた。 [95]

  • 川辺信雄「ネットスーパーの生成と発展 : バーチャル・ビジネスとリアル・ビジネスの統合」早稲田商学 第429号(早稲田大学、2011年9月)
    • [90]2009年8月期に出前館事業が売上高の98%を占めた
    • [91]2009年8月期には売上高の98%を出前館事業が占め、出前館依存の体質が課題となってきた
    • [92]2008年11月に2009年春からのネットスーパー事業進出を発表
    • [93]1年後に全国100店以上の加盟を目指した
    • [94]ヤマトグループの受発注システムや物流網を利用
    • [95]いうまでもなく、夢の街の売り物は出前館で培った集客力である
    • [96]出前館の年間注文数は約580万件、会員は約280万人
    • [97]半年で最低1回でも利用した会員の割合は3割超
    • [98]ネットスーパーの1回あたり単価は5000円と出前館の2倍を見込む
    • [99]成果報酬収入を売上高全体の3割程度に増やす考え
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【沿革】
    • [100]2010年6月にネットスーパーパッケージ「出前館+e-ネコネットスーパー」開始

2011年12月、夢の街創造委員会は100%出資子会社の夢創会(北京)商務諮詢有限公司を中華人民共和国北京市に設立[101]し、翌2012年1月にデリバリーサイト「得利好(デリハオ)」の提供を北京市で始めた[102]。ところが2012年10月12日、中期経営計画を修正する[103]。2013年8月期の単体売上高を2,000百万円から1,550百万円[104]へ、営業利益を600百万円から270百万円へ引き下げた[105]。新規事業の開始時期が当初の計画値と相違し、事業自体も当初の見込み通りには推移しなかった[106]ためである。実績の単体売上高は1,426,903千円[107]で、修正後の数字にも届かなかった。中国事業は当初想定していた事業計画と乖離が生じ、事業を継続することは困難であると判断して現地企業に譲渡する[108]こととし、2014年8月期に出資持分を手放して連結の範囲から外れた[109]

  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【沿革】
    • [101]2011年12月に夢創会(北京)商務諮詢有限公司を北京市に設立
    • [102]2012年1月にデリバリーサイト「得利好(デリハオ)」の提供を北京市で開始
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画の修正に関するお知らせ(2012年10月12日公表)
    • [103]2012年10月12日に中期経営計画の修正を公表
    • [104]2013年8月期の単体売上高を2,000百万円から1,550百万円へ修正
    • [105]2013年8月期の営業利益を600百万円から270百万円へ修正
    • [106]新規事業の開始時期が計画値と相違し事業も見込み通りに推移しなかった
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【主要な経営指標等の推移】
    • [107]2013年8月期の単体売上高実績は1,426,903千円
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2013年8月期)
    • [108]中国事業は継続困難と判断し現地企業へ譲渡
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2014年8月期)
    • [109]2014年8月期に夢創会(北京)の出資持分を譲渡し連結範囲から除外

2013年5月17日、夢の街創造委員会は取締役会で株式会社薩摩恵比寿堂の全株式取得を決議[110]し、同日付で株式譲渡契約を締結した[111]。高品質な焼酎を中心に飲食店向けの通販を営む鹿児島の会社[112]で、議決権比率100.0%を現金755,000千円で取得[113]し、取得価額は783,650千円だった[114]。出前館が持つ加盟店とのネットワークと、薩摩恵比寿堂が持つコールセンター基盤や通販マーケティングのノウハウを相互に活用する[115]狙いである。2014年4月にはNTTドコモと「dデリバリー」サービスに関する業務提携[116]も結んだ。2014年8月期の売上高に占める割合は出前館事業が48.4%、通信販売事業が51.6%[117]となる。2014年11月12日に公表した中期経営計画では、WEBからの発注によるデリバリー流通金額のシェア50%を「出前館」で獲得する[118]ことを中長期の成長目標に置き、2017年8月期の連結売上高4,806百万円を見込んだ[119]

  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2013年8月期)
    • [110]2013年5月17日の取締役会で薩摩恵比寿堂の全株式取得を決議
    • [111]同日付で株式譲渡契約を締結
    • [112]薩摩恵比寿堂は鹿児島県の飲食店向け焼酎通販会社
    • [113]議決権比率100.0%、取得の対価は現金及び預金755,000千円
    • [114]薩摩恵比寿堂株式の取得価額は783,650千円
    • [115]コールセンター基盤と通販マーケティングのノウハウの相互活用が買収理由
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【沿革】
    • [116]2014年4月にNTTドコモと「dデリバリー」サービスに関する業務提携
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2014年8月期)
    • [117]2014年8月期の売上構成は出前館事業48.4%、通信販売事業51.6%
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画策定に関するお知らせ(2014年11月12日公表)
    • [118]WEB発注のデリバリー流通金額シェア50%を中長期目標に設定
    • [119]2017年8月期の連結売上高目標は4,806百万円
  • 川辺信雄「ネットスーパーの生成と発展 : バーチャル・ビジネスとリアル・ビジネスの統合」早稲田商学 第429号(早稲田大学、2011年9月)
    • [90]2009年8月期に出前館事業が売上高の98%を占めた
    • [91]2009年8月期には売上高の98%を出前館事業が占め、出前館依存の体質が課題となってきた
    • [92]2008年11月に2009年春からのネットスーパー事業進出を発表
    • [93]1年後に全国100店以上の加盟を目指した
    • [94]ヤマトグループの受発注システムや物流網を利用
    • [95]いうまでもなく、夢の街の売り物は出前館で培った集客力である
    • [96]出前館の年間注文数は約580万件、会員は約280万人
    • [97]半年で最低1回でも利用した会員の割合は3割超
    • [98]ネットスーパーの1回あたり単価は5000円と出前館の2倍を見込む
    • [99]成果報酬収入を売上高全体の3割程度に増やす考え
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【沿革】
    • [100]2010年6月にネットスーパーパッケージ「出前館+e-ネコネットスーパー」開始
    • [101]2011年12月に夢創会(北京)商務諮詢有限公司を北京市に設立
    • [102]2012年1月にデリバリーサイト「得利好(デリハオ)」の提供を北京市で開始
    • [116]2014年4月にNTTドコモと「dデリバリー」サービスに関する業務提携
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画の修正に関するお知らせ(2012年10月12日公表)
    • [103]2012年10月12日に中期経営計画の修正を公表
    • [104]2013年8月期の単体売上高を2,000百万円から1,550百万円へ修正
    • [105]2013年8月期の営業利益を600百万円から270百万円へ修正
    • [106]新規事業の開始時期が計画値と相違し事業も見込み通りに推移しなかった
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【主要な経営指標等の推移】
    • [107]2013年8月期の単体売上高実績は1,426,903千円
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2013年8月期)
    • [108]中国事業は継続困難と判断し現地企業へ譲渡
    • [110]2013年5月17日の取締役会で薩摩恵比寿堂の全株式取得を決議
    • [111]同日付で株式譲渡契約を締結
    • [112]薩摩恵比寿堂は鹿児島県の飲食店向け焼酎通販会社
    • [113]議決権比率100.0%、取得の対価は現金及び預金755,000千円
    • [114]薩摩恵比寿堂株式の取得価額は783,650千円
    • [115]コールセンター基盤と通販マーケティングのノウハウの相互活用が買収理由
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2014年8月期)
    • [109]2014年8月期に夢創会(北京)の出資持分を譲渡し連結範囲から除外
    • [117]2014年8月期の売上構成は出前館事業48.4%、通信販売事業51.6%
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画策定に関するお知らせ(2014年11月12日公表)
    • [118]WEB発注のデリバリー流通金額シェア50%を中長期目標に設定
    • [119]2017年8月期の連結売上高目標は4,806百万円

社長の交代と復帰、子会社化に絡む内部者取引の勧告

2009年11月、中村利江氏が代表取締役社長を退き、代表取締役会長[120]となった。同年9月にカルチュア・コンビニエンス・クラブの顧問とな[121]り、12月には同社CHRO、2010年4月にネット事業本部長[122]、6月に取締役ネット事業本部長を兼ねている。後任の社長には同じ2009年11月[123]、ツタヤ・ディスカスとTSUTAYA BBの社長を歴任[124]し、同年10月にカルチュア・コンビニエンス・クラブのExecutive Vice Presidentとなっていた山地浩[125]が就いた。山地社長の在任は8か月で[126]、2010年7月に葭田徹氏が代わった[127]。葭田氏は野村総合研究所から[128]2008年10月に夢の街創造委員会へ入社し[129]、専務取締役、執行役員システム部門管掌を経て[130]の昇格である。葭田社長は就任と同時にネットスーパー部門・社長室を管掌し、2011年2月から営業部門も管掌した[131]

  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2013年8月期)【役員の状況】
    • [120]2009年11月に中村利江氏が代表取締役社長から代表取締役会長へ
    • [121]2009年9月にカルチュア・コンビニエンス・クラブ顧問に就任
    • [122]2009年12月にCCCのCHRO、2010年4月に同社ネット事業本部長
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2009年8月期)【役員の状況】
    • [123]2009年11月 山地浩氏が当社代表取締役社長に就任(有報表紙の代表者は代表取締役社長 山地浩)
    • [124]山地浩氏は2006年10月 ツタヤ・ディスカス(現CCC)代表取締役社長、2007年8月 TSUTAYA BB(現CCC)代表取締役社長
    • [125]山地浩氏は2009年9月 当社顧問、2009年10月 カルチュア・コンビニエンス・クラブ Executive Vice President
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2010年8月期)【役員の状況】
    • [126]2010年8月期の【役員の状況】では葭田徹氏が代表取締役社長で山地浩氏の記載がなく、在任は2009年11月から2010年7月までの8か月
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2011年8月期)【役員の状況】
    • [127]2010年7月に葭田徹氏が代表取締役社長へ就任
    • [128]葭田徹氏は1990年4月に野村総合研究所入社、2001年4月に同社上級専門職
    • [129]2008年10月に当社入社、システム企画グループシニアマネージャー
    • [130]2008年11月 当社専務取締役、同年12月 当社執行役員システム部門管掌
    • [131]2010年7月にネットスーパー部門・社長室管掌、2011年2月から営業部門管掌

葭田社長の在任は2年余りだった。2011年11月、中村氏は代表取締役会長から取締役会長にな[133]り、カルチュア・コンビニエンス・クラブでは2011年4月に取締役新規事業本部長兼マーケティング基盤本部長[134]、2012年4月に取締役執行役員を務めた[135]。中期経営計画の修正を公表した2012年10月12日の代表者は、なお葭田社長である[136]。ところが直前の2012年9月に中村氏が代表取締役会長へ戻[137]り、10月に営業本部本部長、11月には代表取締役社長となった[138]。社長を退いてから3年での復帰であり、中村社長は営業本部長を兼ねた。カルチュア・コンビニエンス・クラブとの資本提携は2013年7月に解消した[140]。復帰後の連結売上高は2012年8月期の14億円から2015年8月期の37億円[141]へ、経常利益は2億円から5億円へ増えた[142][132][139]

  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2011年8月期)
    • [132]2011年8月期有報の表紙の代表者は代表取締役社長 葭田徹、2012年8月期有報の表紙は代表取締役社長 中村利江で、同期の役員の状況に葭田氏の記載はない
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2013年8月期)【役員の状況】
    • [133]2011年11月に中村氏が代表取締役会長から取締役会長へ
    • [134]2011年4月にCCC取締役新規事業本部長兼マーケティング基盤本部長
    • [135]2012年4月にCCC取締役執行役員
    • [137]2012年9月に中村氏が代表取締役会長へ復帰
    • [138]2012年10月に営業本部本部長、11月に代表取締役社長へ就任
    • [139]2013年8月期の役員の状況で中村利江氏は代表取締役社長 営業本部長
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画の修正に関するお知らせ(2012年10月12日公表)
    • [136]2012年10月12日の中期経営計画修正の代表者は代表取締役社長 葭田徹
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [140]2009年3月のカルチュア・コンビニエンス・クラブとの資本業務提携は2013年7月に資本提携解消
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【主要な経営指標等の推移】
    • [141]連結売上高は2012年8月期14億円から2015年8月期37億円
    • [142]経常利益は2012年8月期2億円から2015年8月期5億円

子会社化の決定は、公表される前に社外へ伝わっていた。2014年10月10日、証券取引等監視委員会[144]は、夢の街創造委員会の社員からの情報受領者による内部者取引に対する課徴金納付命令を勧告した[145]。この者は、社員がその職務に関し知った、夢の街創造委員会の業務執行を決定する機関が株式会社薩摩恵比寿堂の発行済株式の全部を取得して子会社化することについての決定[146]をした旨の重要事実の伝達を受けながら、この事実が公表された2013年5月17日より前の同年4月19日から5月16日までの間[147]、自己の計算において夢の街創造委員会株式合計8,600株を買付価額合計471万9,500円で買い付けた[148][143]

  • 証券取引等監視委員会の活動状況 第23回(金融庁、2015年6月)「夢の街創造委員会株式会社社員からの情報受領者による内部者取引に対する課徴金納付命令の勧告」
    • [143]社員がその職務に関し知った子会社化の決定という重要事実の伝達を受けた者が、公表前に株式を買い付けた
    • [144]2014年10月10日に証券取引等監視委員会が勧告
    • [145]社員からの情報受領者による内部者取引に対する課徴金納付命令の勧告
    • [146]重要事実は薩摩恵比寿堂の発行済株式の全部を取得して子会社化する決定
    • [147]公表日2013年5月17日より前の同年4月19日から5月16日までの買付
    • [148]夢の街創造委員会株式合計8,600株を買付価額合計471万9,500円で買付
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2013年8月期)【役員の状況】
    • [120]2009年11月に中村利江氏が代表取締役社長から代表取締役会長へ
    • [121]2009年9月にカルチュア・コンビニエンス・クラブ顧問に就任
    • [122]2009年12月にCCCのCHRO、2010年4月に同社ネット事業本部長
    • [133]2011年11月に中村氏が代表取締役会長から取締役会長へ
    • [134]2011年4月にCCC取締役新規事業本部長兼マーケティング基盤本部長
    • [135]2012年4月にCCC取締役執行役員
    • [137]2012年9月に中村氏が代表取締役会長へ復帰
    • [138]2012年10月に営業本部本部長、11月に代表取締役社長へ就任
    • [139]2013年8月期の役員の状況で中村利江氏は代表取締役社長 営業本部長
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2009年8月期)【役員の状況】
    • [123]2009年11月 山地浩氏が当社代表取締役社長に就任(有報表紙の代表者は代表取締役社長 山地浩)
    • [124]山地浩氏は2006年10月 ツタヤ・ディスカス(現CCC)代表取締役社長、2007年8月 TSUTAYA BB(現CCC)代表取締役社長
    • [125]山地浩氏は2009年9月 当社顧問、2009年10月 カルチュア・コンビニエンス・クラブ Executive Vice President
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2010年8月期)【役員の状況】
    • [126]2010年8月期の【役員の状況】では葭田徹氏が代表取締役社長で山地浩氏の記載がなく、在任は2009年11月から2010年7月までの8か月
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2011年8月期)【役員の状況】
    • [127]2010年7月に葭田徹氏が代表取締役社長へ就任
    • [128]葭田徹氏は1990年4月に野村総合研究所入社、2001年4月に同社上級専門職
    • [129]2008年10月に当社入社、システム企画グループシニアマネージャー
    • [130]2008年11月 当社専務取締役、同年12月 当社執行役員システム部門管掌
    • [131]2010年7月にネットスーパー部門・社長室管掌、2011年2月から営業部門管掌
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2011年8月期)
    • [132]2011年8月期有報の表紙の代表者は代表取締役社長 葭田徹、2012年8月期有報の表紙は代表取締役社長 中村利江で、同期の役員の状況に葭田氏の記載はない
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画の修正に関するお知らせ(2012年10月12日公表)
    • [136]2012年10月12日の中期経営計画修正の代表者は代表取締役社長 葭田徹
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [140]2009年3月のカルチュア・コンビニエンス・クラブとの資本業務提携は2013年7月に資本提携解消
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【主要な経営指標等の推移】
    • [141]連結売上高は2012年8月期14億円から2015年8月期37億円
    • [142]経常利益は2012年8月期2億円から2015年8月期5億円
  • 証券取引等監視委員会の活動状況 第23回(金融庁、2015年6月)「夢の街創造委員会株式会社社員からの情報受領者による内部者取引に対する課徴金納付命令の勧告」
    • [143]社員がその職務に関し知った子会社化の決定という重要事実の伝達を受けた者が、公表前に株式を買い付けた
    • [144]2014年10月10日に証券取引等監視委員会が勧告
    • [145]社員からの情報受領者による内部者取引に対する課徴金納付命令の勧告
    • [146]重要事実は薩摩恵比寿堂の発行済株式の全部を取得して子会社化する決定
    • [147]公表日2013年5月17日より前の同年4月19日から5月16日までの買付
    • [148]夢の街創造委員会株式合計8,600株を買付価額合計471万9,500円で買付

2016年〜 注文の取り次ぎから配達の請け負いへ、利益を手放した転換

半径2キロを単位とする配送網と、シェアリングデリバリーの開始

2016年8月、夢の街創造委員会は飲食店向けの配達代行「シェアリングデリバリー」を始めた[149]。宅配機能を持たない飲食店でも、出前館に加盟する複数の店舗が配達機能を共有すれば宅配ができる[150]。出前館に注文が入ると飲食店と「シェアデリ拠点」の双方に注文情報が届き、店が指定時間に料理を仕上げたあと、拠点に所属するバイクと配達員が個人宅へ料理を運ぶ[151]。2000年10月にデリバリー総合サイト「出前館」を開いて以来[152]、夢の街創造委員会の収入は注文金額に応じて加盟店から受け取る手数料とサイト上の広告が中心[153]で、料理を運ぶ工程は加盟店の側にあった。中村利江社長は、自ら運ぶ側へ回る判断の根拠[154]を蓄積したデータに置いた。開始から2年近くを経た2018年6月の時点で加盟店は1万6000店以上、流通金額は500億円規模[155]に達し、デリバリーの状況を解析すればどのエリアにどんな業態の店が足りないかまで予測できると語っている。

  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [149]2016年8月に「シェアリングデリバリー」のサービスを開始した
    • [152]2000年10月にデリバリー総合サイト「出前館」をオープン
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【事業の内容】
    • [150]宅配機能を持たない飲食店でも、出前館に加盟する複数店舗で配達機能をシェアすることにより宅配が可能になる
    • [151]飲食店が指定時間に料理を仕上げた後、シェアデリ拠点に所属するバイクと配達員が個人宅へ料理を届ける
    • [153]出前館事業の収益機会は、加盟店から受け取る注文金額に一定の料率を乗じた手数料と、サイト上のバナー広告及びテキスト広告である
  • Reed : Kansai University newsletter 2018年6月号(関西大学)「Tops Interview 挑み続ける生き方 対談 中村利江・芝井敬司学長」
    • [154]中村利江氏は夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長
    • [155]2018年6月13日公表の対談で「現在、加入店舗が1万6000店以上、流通金額が500億円規模まで来ました」と述べている

中村社長は、この仕組みが成り立つ条件を店の側の事情から説明した。人手不足の時代に飲食店が自前で配達を始めるのはリスクが大きく[157]、逆に、ある地域の中で複数の店舗の出前配達を集約して請け負えば成り立つ[158]。最初に組んだ相手は新聞販売店[159]だった。提携の開始から1年たたないうちに、新聞配達の売上より出前館の売上が多くなった販売店も現れている[160]。1つの拠点がカバーする配達エリアは半径2キロま[161]でで、その範囲で配送網が回るようになれば、ドラッグストアやスーパーの商品配達から介護関連の手伝いまで担える[162]と見ていた。当時を第2創業期と捉え、インフラの構築はやっと2割ほどまで来た段階だとも述べた[163][156]

  • Reed : Kansai University newsletter 2018年6月号(関西大学)「Tops Interview 挑み続ける生き方 対談 中村利江・芝井敬司学長」
    • [156]「しかしお店にすれば、人手不足の時代に自前で配達を始めるのはリスクが大きい。そこで、ある地域の中で複数の店舗の出前配達を集約して請け負うシェアリングデリバリーをすると、成り立つのではと考えました」
    • [157]人手不足の時代に店が自前で配達を始めるのはリスクが大きい
    • [158]ある地域の中で複数の店舗の出前配達を集約して請け負うシェアリングデリバリーをすると成り立つのではと考えた
    • [159]取っ掛かりとして新聞販売店との提携を始めた
    • [160]開始後1年もたっていないのに、すでに新聞配達の売上よりも出前館の売上の方が多くなった店も出てきている
    • [161]1つの拠点がカバーする配達エリアは半径2キロまで
    • [162]配送網が成り立てば飲食以外もカバーでき、ドラッグストア、スーパーの商品配達から介護関連のお手伝いなども考えられる
    • [163]今は第2創業期だと捉えており、今はまだ壮大な夢の途中、やっと2割くらいのところまできた

2017年6月に出前館の加盟店数が15,000店を突破[164]し、シェアリングデリバリーの拠点数は2019年2月に100拠点、2019年8月に200拠点を超えた[165]。2019年8月期には北海道、宮城県、栃木県、茨城県、京都府、奈良県、広島県へ新たに進出し、拠点数は215拠点まで広がった[166]。配達を代行できる地域が増えると、自店で出前の配達を行っていない地元の人気店や大手チェーンの加盟が相次ぎ、同期には「幸楽苑」「ココス」が加わった[167]。エフピコと組んでデリバリー特化型の容器を開発し、アズワン[168]と組んで配達時の衛生管理を強めた。2019年8月末の加盟店数は19,911店[169]、同期のオーダー数は2,845万件だった[170]

  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [164]2017年6月「出前館」の加盟店数が15,000店を突破
    • [165]2019年2月にシェアリングデリバリーの拠点数が100拠点を突破、2019年8月に200拠点を突破
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【経営成績等の状況の概要】
    • [166]2019年8月期に北海道、宮城県、栃木県、茨城県、京都府、奈良県、広島県に進出し、拠点数は215拠点まで広がった
    • [167]2019年8月期に「幸楽苑」「ココス」などが新たに加盟した
    • [168]エフピコとの協業によるデリバリー特化型容器の開発、アズワンとの協業による配達における衛生管理の強化
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【事業の内容】
    • [169]2019年8月末現在、19,911店の宅配サービスを行う店舗が加盟
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
    • [170]2019年8月期のオーダー数は2,845万件(前期比22.0%増)
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [149]2016年8月に「シェアリングデリバリー」のサービスを開始した
    • [152]2000年10月にデリバリー総合サイト「出前館」をオープン
    • [164]2017年6月「出前館」の加盟店数が15,000店を突破
    • [165]2019年2月にシェアリングデリバリーの拠点数が100拠点を突破、2019年8月に200拠点を突破
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【事業の内容】
    • [150]宅配機能を持たない飲食店でも、出前館に加盟する複数店舗で配達機能をシェアすることにより宅配が可能になる
    • [151]飲食店が指定時間に料理を仕上げた後、シェアデリ拠点に所属するバイクと配達員が個人宅へ料理を届ける
    • [153]出前館事業の収益機会は、加盟店から受け取る注文金額に一定の料率を乗じた手数料と、サイト上のバナー広告及びテキスト広告である
  • Reed : Kansai University newsletter 2018年6月号(関西大学)「Tops Interview 挑み続ける生き方 対談 中村利江・芝井敬司学長」
    • [154]中村利江氏は夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長
    • [155]2018年6月13日公表の対談で「現在、加入店舗が1万6000店以上、流通金額が500億円規模まで来ました」と述べている
    • [156]「しかしお店にすれば、人手不足の時代に自前で配達を始めるのはリスクが大きい。そこで、ある地域の中で複数の店舗の出前配達を集約して請け負うシェアリングデリバリーをすると、成り立つのではと考えました」
    • [157]人手不足の時代に店が自前で配達を始めるのはリスクが大きい
    • [158]ある地域の中で複数の店舗の出前配達を集約して請け負うシェアリングデリバリーをすると成り立つのではと考えた
    • [159]取っ掛かりとして新聞販売店との提携を始めた
    • [160]開始後1年もたっていないのに、すでに新聞配達の売上よりも出前館の売上の方が多くなった店も出てきている
    • [161]1つの拠点がカバーする配達エリアは半径2キロまで
    • [162]配送網が成り立てば飲食以外もカバーでき、ドラッグストア、スーパーの商品配達から介護関連のお手伝いなども考えられる
    • [163]今は第2創業期だと捉えており、今はまだ壮大な夢の途中、やっと2割くらいのところまできた
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【経営成績等の状況の概要】
    • [166]2019年8月期に北海道、宮城県、栃木県、茨城県、京都府、奈良県、広島県に進出し、拠点数は215拠点まで広がった
    • [167]2019年8月期に「幸楽苑」「ココス」などが新たに加盟した
    • [168]エフピコとの協業によるデリバリー特化型容器の開発、アズワンとの協業による配達における衛生管理の強化
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【事業の内容】
    • [169]2019年8月末現在、19,911店の宅配サービスを行う店舗が加盟
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
    • [170]2019年8月期のオーダー数は2,845万件(前期比22.0%増)

LINEとの資本業務提携、商号変更、ウーバーイーツの上陸

LINEとの関係は業務提携から始まった。2016年5月に「出前館 on LINE」で業務提携[172]し、同年10月に資本業務提携へ進んだ[173]。同年12月には朝日新聞社とも資本業務提携を結ん[174]でいる。2017年7月には「LINEデリマ」の業務提携が加[175]わった。2017年8月末の大株主では、LINE株式会社が20.0%を持つ筆頭株主となり、中村利江社長の12.8%[176]、株式会社朝日新聞社の5.19%が続く。前年の2016年8月末は中村社長の12.91%が筆頭で、有限会社キトプランニングの11.89%[177]がこれに次いでいた。LINEからは2016年11月に舛田淳氏が社外取締役、奇高杆氏が社外監査役[178]として加わった。 [171]

  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [171]2016年5月にLINE株式会社と「出前館 on LINE」サービスに関する業務提携、同年10月に資本業務提携
    • [172]2016年5月 LINE株式会社と「出前館 on LINE」サービスに関する業務提携
    • [173]2016年10月 LINE株式会社と資本業務提携
    • [174]2016年12月 株式会社朝日新聞社と資本業務提携
    • [175]2017年7月「出前館」がLINE株式会社と「LINEデリマ」サービスに関する業務提携
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2017年8月期)【大株主の状況】
    • [176]2017年8月末 大株主第1位 LINE株式会社20.0%、第2位 中村利江12.8%、第5位 株式会社朝日新聞社5.19%
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2016年8月期)【大株主の状況】
    • [177]2016年8月末 大株主第1位 中村利江12.91%、第2位 有限会社キトプランニング11.89%
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2017年8月期)【役員の状況】
    • [178]舛田淳氏は2016年11月に当社社外取締役、奇高杆氏は2016年11月に当社社外監査役に就任

投資の重さは、会社が自ら置いた計画の数字に表れている。2017年10月に公表した中期経営計画は、3年間で年率約4割の成長を掲げ[180]、2020年8月期の売上高を9,416百万円、営業利益を2,861百万円と置いた[181]。ところが1年後の2018年10月に公表した次の中期経営計画では、2019年8月期の営業利益計画が100百万円へ下がる[182]。前期の実績は837百万円だったから[183]、利益をほぼ消す計画である。短期的な利益よりも中長期の事業規模を重視して積極的に投資する[184]と、夢の街創造委員会は理由を記した。2019年4月には行使価額修正条項付新株予約権を第三者割当で発行[185]している。結果は計画をさらに下回り、2019年8月期は営業損失39,194千円、親会社株主に帰属する当期純損失103,236千円となった[186][179]

  • 夢の街創造委員会 中期経営計画(2017年10月)
    • [179]2017年10月の中期経営計画は3年間で年率約4割の成長と2020年8月期 営業利益2,861百万円を掲げた
    • [180]今後の3年間において市場全体の成長を大きく上回る年率約4割の成長を達成する
    • [181]2020年8月期計画 売上高9,416百万円・営業利益2,861百万円
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画(2018年10月)
    • [182]2019年8月期 営業利益計画100百万円
    • [183]2018年8月期実績 営業利益837百万円
    • [184]短期的な利益よりも、中長期的なビジネススケールを重視すべきと考え、積極的な投資を行う
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [185]2019年4月 行使価額修正条項付き新株予約権(第三者割当)を発行
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【経営成績等の状況の概要】
    • [186]2019年8月期 営業損失39,194千円、親会社株主に帰属する当期純損失103,236千円

2019年9月に出前館の加盟店数は20,000店を突破[187]し、同年11月、夢の街創造委員会株式会社は株式会社出前館へ商号を変更した[188]。メインビジネスである「出前館」に集中するための商号変更[189]だった。市場は伸びており、エヌピーディー・[190]ジャパンの調べでは、2019年度の「出前」の市場規模は前年同期比18%増の4182億円である[191]。競合も入ってきており、2016年9月に[192]米国から日本へ上陸したウーバーイーツは、アプリ上で飲食店と個人事業主としての配送員を直接つなぐ仕組みで、2020年2月初旬時点の提携店舗は1万7000店超に達した[194]。出前館の提携店舗は2万1000超、ユーザー数は317万人[195]で、いずれも2020年1月末時点の数字である。サービスの提供地域は出前館が15都道府県、ウーバーイーツが10都府県[196]だった。拠点新設と配送員採用の費用が膨らみ、2020年8月期は15億円の営業損失を見込んでいた[197][193]

  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [187]2019年9月「出前館」の加盟店数が20,000店を突破
  • 出前館 有価証券報告書(2021年8月期)【沿革】
    • [188]2019年11月 夢の街創造委員会株式会社から株式会社出前館に社名変更
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)
    • [189]メインビジネスである「出前館」に集中するため株式会社出前館と商号を変更した
  • 週刊東洋経済 2020年2月29日号
    • [190]日本における2019年度の「出前」の市場規模は前年同期比18%増の4182億円
    • [191]日本における2019年度の「出前」の市場規模は前年同期比18%増の4182億円(エヌピーディー・ジャパン調べ)
    • [192]16年9月に米国から日本に上陸したウーバーイーツは積極的にテレビコマーシャルを打ち攻勢をかける
    • [193]16年9月に米国から日本に上陸したウーバーイーツ
    • [194]ウーバーイーツの提携店舗は1万7000店超に上る(2月初旬現在)
    • [195]出前館の提携店舗は2万1000を超える(1月末現在)、1月末現在のユーザー数は317万人
    • [196]現在、出前館は15都道府県、ウーバーイーツは10都府県でサービスを展開している
    • [197]拠点新設や配送員の採用にかかるコスト増で、20年8月期は15億円の営業損失を見込む
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [171]2016年5月にLINE株式会社と「出前館 on LINE」サービスに関する業務提携、同年10月に資本業務提携
    • [172]2016年5月 LINE株式会社と「出前館 on LINE」サービスに関する業務提携
    • [173]2016年10月 LINE株式会社と資本業務提携
    • [174]2016年12月 株式会社朝日新聞社と資本業務提携
    • [175]2017年7月「出前館」がLINE株式会社と「LINEデリマ」サービスに関する業務提携
    • [185]2019年4月 行使価額修正条項付き新株予約権(第三者割当)を発行
    • [187]2019年9月「出前館」の加盟店数が20,000店を突破
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2017年8月期)【大株主の状況】
    • [176]2017年8月末 大株主第1位 LINE株式会社20.0%、第2位 中村利江12.8%、第5位 株式会社朝日新聞社5.19%
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2016年8月期)【大株主の状況】
    • [177]2016年8月末 大株主第1位 中村利江12.91%、第2位 有限会社キトプランニング11.89%
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2017年8月期)【役員の状況】
    • [178]舛田淳氏は2016年11月に当社社外取締役、奇高杆氏は2016年11月に当社社外監査役に就任
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画(2017年10月)
    • [179]2017年10月の中期経営計画は3年間で年率約4割の成長と2020年8月期 営業利益2,861百万円を掲げた
    • [180]今後の3年間において市場全体の成長を大きく上回る年率約4割の成長を達成する
    • [181]2020年8月期計画 売上高9,416百万円・営業利益2,861百万円
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画(2018年10月)
    • [182]2019年8月期 営業利益計画100百万円
    • [183]2018年8月期実績 営業利益837百万円
    • [184]短期的な利益よりも、中長期的なビジネススケールを重視すべきと考え、積極的な投資を行う
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【経営成績等の状況の概要】
    • [186]2019年8月期 営業損失39,194千円、親会社株主に帰属する当期純損失103,236千円
  • 出前館 有価証券報告書(2021年8月期)【沿革】
    • [188]2019年11月 夢の街創造委員会株式会社から株式会社出前館に社名変更
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)
    • [189]メインビジネスである「出前館」に集中するため株式会社出前館と商号を変更した
  • 週刊東洋経済 2020年2月29日号
    • [190]日本における2019年度の「出前」の市場規模は前年同期比18%増の4182億円
    • [191]日本における2019年度の「出前」の市場規模は前年同期比18%増の4182億円(エヌピーディー・ジャパン調べ)
    • [192]16年9月に米国から日本に上陸したウーバーイーツは積極的にテレビコマーシャルを打ち攻勢をかける
    • [193]16年9月に米国から日本に上陸したウーバーイーツ
    • [194]ウーバーイーツの提携店舗は1万7000店超に上る(2月初旬現在)
    • [195]出前館の提携店舗は2万1000を超える(1月末現在)、1月末現在のユーザー数は317万人
    • [196]現在、出前館は15都道府県、ウーバーイーツは10都府県でサービスを展開している
    • [197]拠点新設や配送員の採用にかかるコスト増で、20年8月期は15億円の営業損失を見込む

総額300億円の第三者割当増資、社長交代、コロナ下の加盟店急増

2020年4月24日を払込期日として、出前館はLINE株式会社と未来Fund有限責任事業組合を引受先とする第三者割当増資を実施した[198]。両者にそれぞれ20,548,000株、合わせて41,096,000株[199]を発行価格730円で割り当て、新株の発行額は30,000,080千円となった[200]。増資後の資本金は16,113,422千円[201]である。議決権はLINEが35.8%、未来Fundが25.0%を握[202]り、中村利江氏は主要株主ではなくなった[203]。LINEの親会社であり、未来Fundに90%を出資するNAVER J.Hub株式会社の親会社でもあるNAVER Corporationが、出前館の親会社に該当した[204]。この該当は、2021年3月1日にLINEとZホールディングスの経営統合が発効[205]してLINEの親会社がZホールディングスへ移ったことで終わる。

  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [198]2020年4月 LINE株式会社、未来Fund有限責任事業組合を引受先とする第三者割当増資を実施
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【関係会社の状況】
    • [199]2020年4月24日を払込期日とし、LINE株式会社と未来Fund有限責任事業組合へそれぞれ新株式20,548,000株を発行
    • [204]LINE株式会社の親会社であり、未来Fund有限責任事業組合に90%を出資するNAVER J.Hub株式会社の親会社であるNAVER Corporationが当社の親会社に該当することになった
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【株式等の状況】
    • [200]有償第三者割当 発行価格730円 資本組入額365円、新株の発行30,000,080千円
    • [201]2020年4月の第三者割当増資により資本金16,113,422千円
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【事業等のリスク】
    • [202]LINE株式会社は議決権の35.8%、未来Fund有限責任事業組合は25.0%を所有する主要株主
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【大株主の状況】
    • [203]第三者割当増資に伴い中村利江氏は主要株主でなくなった
  • 出前館 有価証券報告書(2021年8月期)【関係会社の状況】
    • [205]2021年3月1日付でZホールディングスとの経営統合の効力が発生し、LINEの親会社がNAVER CorporationからZホールディングスに異動したため、NAVER Corporationは当社の親会社に該当しないこととなった

社長は2020年6月に交代した。2012年から代表取締役社長を務めてきた中村利江氏が退き[207]藤井英雄氏が代表取締役社長(CEO)に就いた[208]。藤井氏は2006年6月に楽天株式会社へ入社し、2015年5月に楽天マート株式会社取締役[209]、2016年10月にLINE株式会社へ移って2017年5月に同社執行役員[210]、2019年2月に同社執行役員O2OカンパニーCEOを務め、2017年11月から夢の街創造委員会の取締役を兼ねていた[211]。同じ年に需要が急変し、在宅勤務へのシフ[212]ト、自宅での食事機会の増加、飲食店の営業時間短縮と座席数の削減が重なり、外食から中食へ移った[213]。シェアリングデリバリーを通じてデリバリーへ参入する飲食店が急増[214]し、加盟店数は大幅に増えた。 [206]

  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【役員の状況】
    • [206]2020年6月 藤井英雄氏が当社代表取締役社長(CEO)に就任
    • [208]2020年6月 藤井英雄氏が当社代表取締役社長(CEO)に就任
    • [209]2006年6月 楽天株式会社入社、2015年5月 楽天マート株式会社取締役
    • [210]2016年10月 LINE株式会社入社、2017年5月 同社執行役員、2019年2月 LINE株式会社執行役員O2OカンパニーCEO
    • [211]2017年11月 当社取締役に就任
  • Reed : Kansai University newsletter 2018年6月号(関西大学)「Tops Interview 挑み続ける生き方 対談 中村利江・芝井敬司学長」
    • [207]中村利江氏は2012年より代表取締役社長へ復帰
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【経営成績等の状況の概要】
    • [212]在宅勤務へのシフト、自宅での食事機会の増加、飲食店における営業時間短縮及び座席数削減により外食から中食へのシフトが進んだ
    • [213]「在宅勤務へのシフト」「自宅での食事機会の増加」「飲食店における営業時間短縮及び座席数削減」が広がった結果、外食から中食へのシフトが進んだ
    • [214]新たにシェアリングデリバリーを通じてデリバリーへ参入する飲食店が急増したことで加盟店数は大幅に増えた

「出前館」の加盟店数は2020年8月に30,000店を突破して同月末で約3.3万店[215]となり、11月に40,000店、12月に50,000店を超えた[216]。シェアリングデリバリーの拠点数は384拠点へ増え、サービス提供地域は2020年8月末で1都1道2府21県に広がった[217]。同年12月、出前館は本店を東京都渋谷区[218]へ移した。2020年8月期の売上高は10,306,463千円で前期比54.6%増[219]。うち配達代行手数料は325,749千円から2,324,379千円へ増え[220]、連結売上高の22.6%を占めた。営業損失は2,623,102千円、親会社株主に帰属する当期純損失は4,112,36[221]1千円。連結の従業員数は183人から312人、臨時従業員は423人から2,595人[222]になった。

  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【事業の内容】
    • [215]「出前館」には2020年8月末現在、約3.3万店の宅配サービスを行う店舗が加盟
  • 出前館 有価証券報告書(2021年8月期)【沿革】
    • [216]2020年8月 加盟店数30,000店を突破、2020年11月 40,000店舗を突破、2020年12月 50,000店舗を突破
    • [218]2020年12月 東京都渋谷区に本店を移転
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【経営成績等の状況の概要】
    • [217]2020年8月期末のシェアリングデリバリー拠点数は384拠点(前期比79%増)、2020年8月末時点で1都1道2府21県
    • [219]2020年8月期の売上高10,306,463千円(前期比54.6%増)
    • [220]配達代行手数料は325,749千円(構成比4.9%)から2,324,379千円(同22.6%)へ。構成比の母数は連結売上高10,306,463千円
    • [221]2020年8月期 営業損失2,623,102千円、親会社株主に帰属する当期純損失4,112,361千円
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【従業員の状況】
    • [222]連結従業員数は2019年8月期183人から2020年8月期312人、臨時従業員は423人から2,595人
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
    • [198]2020年4月 LINE株式会社、未来Fund有限責任事業組合を引受先とする第三者割当増資を実施
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【関係会社の状況】
    • [199]2020年4月24日を払込期日とし、LINE株式会社と未来Fund有限責任事業組合へそれぞれ新株式20,548,000株を発行
    • [204]LINE株式会社の親会社であり、未来Fund有限責任事業組合に90%を出資するNAVER J.Hub株式会社の親会社であるNAVER Corporationが当社の親会社に該当することになった
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【株式等の状況】
    • [200]有償第三者割当 発行価格730円 資本組入額365円、新株の発行30,000,080千円
    • [201]2020年4月の第三者割当増資により資本金16,113,422千円
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【事業等のリスク】
    • [202]LINE株式会社は議決権の35.8%、未来Fund有限責任事業組合は25.0%を所有する主要株主
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【大株主の状況】
    • [203]第三者割当増資に伴い中村利江氏は主要株主でなくなった
  • 出前館 有価証券報告書(2021年8月期)【関係会社の状況】
    • [205]2021年3月1日付でZホールディングスとの経営統合の効力が発生し、LINEの親会社がNAVER CorporationからZホールディングスに異動したため、NAVER Corporationは当社の親会社に該当しないこととなった
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【役員の状況】
    • [206]2020年6月 藤井英雄氏が当社代表取締役社長(CEO)に就任
    • [208]2020年6月 藤井英雄氏が当社代表取締役社長(CEO)に就任
    • [209]2006年6月 楽天株式会社入社、2015年5月 楽天マート株式会社取締役
    • [210]2016年10月 LINE株式会社入社、2017年5月 同社執行役員、2019年2月 LINE株式会社執行役員O2OカンパニーCEO
    • [211]2017年11月 当社取締役に就任
  • Reed : Kansai University newsletter 2018年6月号(関西大学)「Tops Interview 挑み続ける生き方 対談 中村利江・芝井敬司学長」
    • [207]中村利江氏は2012年より代表取締役社長へ復帰
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【経営成績等の状況の概要】
    • [212]在宅勤務へのシフト、自宅での食事機会の増加、飲食店における営業時間短縮及び座席数削減により外食から中食へのシフトが進んだ
    • [213]「在宅勤務へのシフト」「自宅での食事機会の増加」「飲食店における営業時間短縮及び座席数削減」が広がった結果、外食から中食へのシフトが進んだ
    • [214]新たにシェアリングデリバリーを通じてデリバリーへ参入する飲食店が急増したことで加盟店数は大幅に増えた
    • [217]2020年8月期末のシェアリングデリバリー拠点数は384拠点(前期比79%増)、2020年8月末時点で1都1道2府21県
    • [219]2020年8月期の売上高10,306,463千円(前期比54.6%増)
    • [220]配達代行手数料は325,749千円(構成比4.9%)から2,324,379千円(同22.6%)へ。構成比の母数は連結売上高10,306,463千円
    • [221]2020年8月期 営業損失2,623,102千円、親会社株主に帰属する当期純損失4,112,361千円
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【事業の内容】
    • [215]「出前館」には2020年8月末現在、約3.3万店の宅配サービスを行う店舗が加盟
  • 出前館 有価証券報告書(2021年8月期)【沿革】
    • [216]2020年8月 加盟店数30,000店を突破、2020年11月 40,000店舗を突破、2020年12月 50,000店舗を突破
    • [218]2020年12月 東京都渋谷区に本店を移転
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【従業員の状況】
    • [222]連結従業員数は2019年8月期183人から2020年8月期312人、臨時従業員は423人から2,595人

2021年〜 総額834億円を調達して配達網を広げ、黒字化計画を期中に切り替えた5年

出前館の業績推移:連結

売上高(億円)純利益率(%)
  1. 2021年 海外募集と第三者割当で総額834億円を調達
  2. 2021年 「出前館」の加盟店舗数が100,000店舗を突破
  3. 2022年 東京証券取引所スタンダード市場に移行
  4. 2024年 「Yahoo!クイックマート」の提供開始
  5. 2025年 「Yahoo!クイックマート」の提供終了

総額834億円の調達と加盟店10万店突破

2021年に入り、「出前館」の加盟店舗数は月を追って増えた。3月に6万店、4月に7万店、7月に8万店を超え[224]、10月に9万5000店、12月には10万店を突破した[225]。出前館は2020年10月15日に公表した中期経営計画で2022年中の10万店到達を掲げてお[226]り、その目標に1年近く先んじた。出前館は同じ中期経営計画で、配達代行「シェアリングデリバリー」の人口カバー率を30%から50%以上へ引き上げることも掲げた[227]。2021年9月、出前館は海外募集による新株式発行[228]および自己株式の処分と、第三者割当による新株式の発行で総額834億円を調達した[229]。第三者割当の割当先はZホールディングスとNAVER Corporationで、両社は2021年10月にそれぞれ19,158,900株、10,368,600株を引き受けた[230]。調達額は2020年8月期の連結売上高103億円[231]の8倍にあたる。 [223]

  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【沿革】
    • [223]2021年3月に60,000店舗、4月に70,000店舗、7月に80,000店舗、10月に95,000店舗、12月に100,000店舗を突破
    • [224]2021年3月に加盟店舗数6万店、4月に7万店、7月に8万店を突破した
    • [225]2021年10月に9万5000店舗、12月に10万店舗を突破した
    • [228]2021年9月に海外募集による新株式発行および自己株式の処分を実施した
    • [229]第三者割当による新株式の発行と併せ総額834億円を調達した
  • 出前館 中期経営計画策定に関するお知らせ(2020年10月15日公表)
    • [226]中期経営計画は2022年中に加盟店舗数10万店への拡大を掲げていた
    • [227]中期経営計画はシェアリングデリバリーの人口カバー率を30%から50%以上へ引き上げるとした
    • [231]2020年8月期の連結売上高は103億円だった
  • 出前館 有価証券報告書(2021年8月期)【関係会社の状況】
    • [230]2021年10月29日に第三者割当増資の株式をZホールディングスが19,158,900株、NAVER Corporationが10,368,600株引き受けた

加盟店舗数が8万店を超えた[232]2021年7月末、Zホールディングスのグループ内で、アスクルと出前館[233]は最短15分の即配サービス「PayPayダイレクト」の実証実験を東京・板橋区で始めた[234]。アスクルが販売する日用品や食料品を出前館のアプリで注文すると、地域内の倉庫に保管する商品を出前館の配達員が指定場所へ届ける仕組み[235]である。ヤフーは2020年3月から8月まで、イオン九州と連携して自ら雇ったアルバイトの配達員がイオンの店舗から商品を最短30分で届ける「PayPayダッシュ」の実証実験を福岡県の一部地域で行っていた[236]。ソフトバンクグループのビジョン・ファンドが出資する韓国のEC最大手クーパンも、2021年6月に日本へ進出して東京・品川区で即配サービスを始めていた[237]

  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【沿革】
    • [232]2021年7月に加盟店舗数が8万店舗を突破した
  • 週刊東洋経済 2021年8月28日号
    • [233]2021年7月末にZホールディングスのグループ内でアスクルと出前館が実証実験を始めた
    • [234]最短15分の即配サービス「PayPayダイレクト」の実証実験を東京・板橋区で開始した
    • [235]アスクルが地域内に設けた倉庫の商品を出前館の配達員が指定場所へ届ける仕組みだった
    • [236]ヤフーは2020年3月から8月までイオン九州と連携し「PayPayダッシュ」の実証実験を福岡県の一部地域で行った
    • [237]ソフトバンクグループのビジョン・ファンドが出資するクーパンは2021年6月に日本へ進出し東京・品川区で即配サービスを始めた

宅配業界はコロナ禍で需要が急膨張し、業界再編を経て米ウーバーイーツと出前館の2強となった[238]。出前館は配達報酬を競合より高く設定したほか、巨額の広告費を投入した[239]。売上高は2020年8月期の103億円から2021年8月期に290億円、2022年8月期には473億円へ伸びた[240]。同じ2年で営業損益は27億円の損失から192億円の損失、さらに364億円の損失へ膨らんだ[241]。連結従業員数は2020年8月期末の312人から2022年8月期末に410人[242]となった。2022年1月には資本金を55,120,686千円から100,000千円へ減らし[243]、差額の55,020,686千円をその他資本剰余金へ振り替えた。減資割合は99.8%で、資本政策の柔軟性と機動性の確保、税負担の軽減を理由とした。2022年4月、東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移った[245][244]

  • 週刊東洋経済 2023年2月25日号
    • [238]宅配業界はコロナ禍で需要が急膨張し、業界再編で米ウーバーイーツと出前館の2強体制となった
    • [239]出前館は配達報酬を競合より高く設定し巨額の広告費を投入した
  • 出前館 2024年8月期 通期決算説明会資料(2024年10月11日)
    • [240]売上高は2021年8月期290億円、2022年8月期473億円
    • [241]営業損失は2020年8月期27億円、2021年8月期192億円、2022年8月期364億円
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【主要な経営指標等の推移】
    • [242]連結従業員数は2020年8月期末312人、2022年8月期末410人
  • 出前館 有価証券報告書(2022年8月期)【発行済株式総数、資本金等の推移】
    • [243]2022年1月6日 資本金増減額△55,020,686千円・資本金残高100,000千円。減資前の資本金残高は2021年9月30日の第三者割当増資後の55,120,686千円。2021年11月29日の第22期定時株主総会により、今後の資本政策の柔軟性・機動性の確保と税負担の軽減を図るため資本金を減少(資本金減資割合99.8%)
    • [244]今後の資本政策の柔軟性・機動性の確保と税負担の軽減を図るため資本金を減少し、その全額をその他資本剰余金へ振り替えた(資本金減資割合99.8%)
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【沿革】
    • [245]2022年4月に東証の市場区分見直しでJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行した
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【沿革】
    • [223]2021年3月に60,000店舗、4月に70,000店舗、7月に80,000店舗、10月に95,000店舗、12月に100,000店舗を突破
    • [224]2021年3月に加盟店舗数6万店、4月に7万店、7月に8万店を突破した
    • [225]2021年10月に9万5000店舗、12月に10万店舗を突破した
    • [228]2021年9月に海外募集による新株式発行および自己株式の処分を実施した
    • [229]第三者割当による新株式の発行と併せ総額834億円を調達した
    • [232]2021年7月に加盟店舗数が8万店舗を突破した
    • [245]2022年4月に東証の市場区分見直しでJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行した
  • 出前館 中期経営計画策定に関するお知らせ(2020年10月15日公表)
    • [226]中期経営計画は2022年中に加盟店舗数10万店への拡大を掲げていた
    • [227]中期経営計画はシェアリングデリバリーの人口カバー率を30%から50%以上へ引き上げるとした
    • [231]2020年8月期の連結売上高は103億円だった
  • 出前館 有価証券報告書(2021年8月期)【関係会社の状況】
    • [230]2021年10月29日に第三者割当増資の株式をZホールディングスが19,158,900株、NAVER Corporationが10,368,600株引き受けた
  • 週刊東洋経済 2021年8月28日号
    • [233]2021年7月末にZホールディングスのグループ内でアスクルと出前館が実証実験を始めた
    • [234]最短15分の即配サービス「PayPayダイレクト」の実証実験を東京・板橋区で開始した
    • [235]アスクルが地域内に設けた倉庫の商品を出前館の配達員が指定場所へ届ける仕組みだった
    • [236]ヤフーは2020年3月から8月までイオン九州と連携し「PayPayダッシュ」の実証実験を福岡県の一部地域で行った
    • [237]ソフトバンクグループのビジョン・ファンドが出資するクーパンは2021年6月に日本へ進出し東京・品川区で即配サービスを始めた
  • 週刊東洋経済 2023年2月25日号
    • [238]宅配業界はコロナ禍で需要が急膨張し、業界再編で米ウーバーイーツと出前館の2強体制となった
    • [239]出前館は配達報酬を競合より高く設定し巨額の広告費を投入した
  • 出前館 2024年8月期 通期決算説明会資料(2024年10月11日)
    • [240]売上高は2021年8月期290億円、2022年8月期473億円
    • [241]営業損失は2020年8月期27億円、2021年8月期192億円、2022年8月期364億円
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【主要な経営指標等の推移】
    • [242]連結従業員数は2020年8月期末312人、2022年8月期末410人
  • 出前館 有価証券報告書(2022年8月期)【発行済株式総数、資本金等の推移】
    • [243]2022年1月6日 資本金増減額△55,020,686千円・資本金残高100,000千円。減資前の資本金残高は2021年9月30日の第三者割当増資後の55,120,686千円。2021年11月29日の第22期定時株主総会により、今後の資本政策の柔軟性・機動性の確保と税負担の軽減を図るため資本金を減少(資本金減資割合99.8%)
    • [244]今後の資本政策の柔軟性・機動性の確保と税負担の軽減を図るため資本金を減少し、その全額をその他資本剰余金へ振り替えた(資本金減資割合99.8%)

固定費約100億円の削減と営業損失122億円への改善

2021年8月期の決算監査の過程で、監査法人の指摘により未収入金と未払金の残高に誤謬が判明[246]した。出前館は社内調査委員会を設けて第21期と第22期の決算を訂正し[247]、開示すべき重要な不備を是正する再発防止策を2022年1月から実施している[248]。過年度決算訂正関連費用は181,403千円[249]だった。そのうえで2023年8月期、出前館は配達ビジネスモデルの転換と事業の選択と集中により固定費を約100億円削減した[250]。プロダクトと業務プロセスの改善で変動費も適正化し、限界利益率が改[251]善した。営業損失は2022年8月期の364億円から122億円へ縮み[252]、売上高は514億円と前期の473億円から伸びた[253]。出前館は2020年10月15日に公表した中期経営計画で、最終年度にあたる2023年8月期に売上高970億円・営業利益120億円を掲げていた[254]。実績の売上高は目標の半分あまりにとどまり、営業損益は黒字に届かなかった。 [255]

  • 出前館 有価証券報告書(2022年8月期)
    • [246]2021年8月期決算に係る監査手続の過程において、監査法人からの指摘により未収入金及び未払金の残高について誤謬が判明した
    • [247]社内調査委員会を設置し、過年度より未収入金及び未払金の残高が過大に、売上原価が過少に計上されていたとの報告を受け、第21期および第22期の主要な経営指標等は訂正後の決算数値を記載
    • [248]開示すべき重要な不備を是正するために再発防止策を決定し、2022年1月より実施している
    • [249]過年度決算訂正関連費用 181,403千円
  • 出前館 第24期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2023年12月4日公表)
    • [250]2023年8月期は配達ビジネスモデルの転換と事業の選択と集中により固定費を約100億円削減した
    • [251]プロダクトや業務プロセス改善による変動費の適正化で限界利益率が改善した
    • [252]営業損失は2022年8月期の364億円から2023年8月期は122億円に改善した
  • 出前館 2024年8月期 通期決算説明会資料(2024年10月11日)
    • [253]2023年8月期の売上高は514億円だった
  • 出前館 中期経営計画策定に関するお知らせ(2020年10月15日公表)
    • [254]中期経営計画は2023年8月期に連結売上高970億円・連結営業利益120億円を計画していた
    • [255]中期経営計画の2023年8月期計画は連結売上高970億円・連結営業利益120億円

2024年8月期の売上高は504億円、営業損失は60億円[256]で、損失は前期から62億円縮んだ。1オーダーあたりの売上高が上がり変動費が下がったことで、限界利益率は2022年8月期第4四半期の2%から2024年8月期第4四半期の31%へ29ポイント改善した[257]。一方、GMV(流通取引総額)は1,905億円で前期比93%、オーダー数は7,032万件で同91%[258]と前期を下回り、アクティブユーザー数は542万人で同83%まで落ちた[259]。2024年5月にパフォーマンス広告を導入[260]し、同年8月にはLINEヤフーと共同で、生鮮食品や日用品などを最短30分で届けるサービス「Yahoo!クイックマート」を始めた[261]。2013年に買収した薩摩恵比寿堂は2021年5月に出前館コミュニケーションズへ社名を変え[262]、2025年8月期には同社の事業内容も出前館事業となって連結は単一セグメントになった。

  • 出前館 2024年8月期 通期決算説明会資料(2024年10月11日)
    • [256]2024年8月期の売上高504億円、営業損失60億円で前期比62億円改善
    • [257]限界利益率は2022年8月期4Qの2%から2024年8月期4Qの31%へ29ポイント改善した
    • [258]2024年8月期のGMVは1,905億円(前期比93%)、オーダー数は7,032万件(同91%)
    • [259]2024年8月期のアクティブユーザー数は542万人(前期比83%)
    • [260]2024年5月よりパフォーマンス広告を導入した
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【沿革】
    • [261]2024年8月に生鮮食品や日用品などを最短30分で届ける「Yahoo!クイックマート」の提供を開始した
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【関係会社の状況】
    • [262]株式会社薩摩恵比寿堂は2021年5月1日付で株式会社出前館コミュニケーションズに社名を変更。2025年8月期の関係会社の状況では同社の主要な事業の内容は出前館事業で、当社グループは単一セグメント

2024年10月25日20時頃、サーバが高負荷となりサービスを提供できない状態[263]になった。出前館は該当のサーバを切り離してサービスを再開したが、翌26日14時30分頃、別のサーバが高負荷となり再び停止した[264]。調査でこのサーバが暗号資産マイニングマルウェアに感染していたことが判明[265]し、直ちに削除作業を実施した。検出されたのは情報取得やデータ破壊の攻撃性を持たず、主に仮想通貨の捜索等に使われる通称「RedTail」[266]で、個人情報の流出の恐れはないとした。安全性の確認に慎重を期したため、サービスの再開は10月29日17時50分となった[267]

  • 出前館 第25期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2024年12月9日公表)
    • [263]2024年10月25日20時頃にサーバが高負荷となりサービスを提供できない状態となった
    • [264]翌10月26日14時30分頃に別のサーバが高負荷となり再度サービスを停止した
    • [265]サーバが暗号資産マイニングマルウェアに感染していたことが判明した
    • [266]検出されたマルウェアは主に仮想通貨の捜索等に使われる通称「RedTail」だった
    • [267]2024年10月29日17時50分にサービスを再開した
  • 出前館 有価証券報告書(2022年8月期)
    • [246]2021年8月期決算に係る監査手続の過程において、監査法人からの指摘により未収入金及び未払金の残高について誤謬が判明した
    • [247]社内調査委員会を設置し、過年度より未収入金及び未払金の残高が過大に、売上原価が過少に計上されていたとの報告を受け、第21期および第22期の主要な経営指標等は訂正後の決算数値を記載
    • [248]開示すべき重要な不備を是正するために再発防止策を決定し、2022年1月より実施している
    • [249]過年度決算訂正関連費用 181,403千円
  • 出前館 第24期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2023年12月4日公表)
    • [250]2023年8月期は配達ビジネスモデルの転換と事業の選択と集中により固定費を約100億円削減した
    • [251]プロダクトや業務プロセス改善による変動費の適正化で限界利益率が改善した
    • [252]営業損失は2022年8月期の364億円から2023年8月期は122億円に改善した
  • 出前館 2024年8月期 通期決算説明会資料(2024年10月11日)
    • [253]2023年8月期の売上高は514億円だった
    • [256]2024年8月期の売上高504億円、営業損失60億円で前期比62億円改善
    • [257]限界利益率は2022年8月期4Qの2%から2024年8月期4Qの31%へ29ポイント改善した
    • [258]2024年8月期のGMVは1,905億円(前期比93%)、オーダー数は7,032万件(同91%)
    • [259]2024年8月期のアクティブユーザー数は542万人(前期比83%)
    • [260]2024年5月よりパフォーマンス広告を導入した
  • 出前館 中期経営計画策定に関するお知らせ(2020年10月15日公表)
    • [254]中期経営計画は2023年8月期に連結売上高970億円・連結営業利益120億円を計画していた
    • [255]中期経営計画の2023年8月期計画は連結売上高970億円・連結営業利益120億円
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【沿革】
    • [261]2024年8月に生鮮食品や日用品などを最短30分で届ける「Yahoo!クイックマート」の提供を開始した
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【関係会社の状況】
    • [262]株式会社薩摩恵比寿堂は2021年5月1日付で株式会社出前館コミュニケーションズに社名を変更。2025年8月期の関係会社の状況では同社の主要な事業の内容は出前館事業で、当社グループは単一セグメント
  • 出前館 第25期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2024年12月9日公表)
    • [263]2024年10月25日20時頃にサーバが高負荷となりサービスを提供できない状態となった
    • [264]翌10月26日14時30分頃に別のサーバが高負荷となり再度サービスを停止した
    • [265]サーバが暗号資産マイニングマルウェアに感染していたことが判明した
    • [266]検出されたマルウェアは主に仮想通貨の捜索等に使われる通称「RedTail」だった
    • [267]2024年10月29日17時50分にサービスを再開した

矢野哲社長の就任と黒字化計画からの方針転換

2024年9月、矢野哲氏が代表取締役社長(CEO)[268]に就いた。1978年生まれの矢野氏は2000年7月にJPモルガン証券へ入社[269]し、2013年6月にインテル、2016年5月にLINEへ移り、2019年1月に同社執行役員となった[270]。出前館には2021年1月に執行役員CFOとして加わり、2022年11月から取締役兼執行役員(CFO)を務めた[271]。前社長の藤井英雄氏は交代後も取締役にとどまったが、2024年11月26日の第25期定時株主総会の終結をもって退任した[272]。出前館は2024年7月に自己株式の取得を公表[273]し、取得した株式は原則として消却する方針を示した。

  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【役員の状況】
    • [268]矢野哲は2024年9月に代表取締役社長(CEO)に就任した
    • [269]矢野哲は1978年4月26日生まれで2000年7月にJPモルガン証券に入社した
    • [270]矢野哲は2016年5月にLINEへ入社し2019年1月に同社執行役員となった
    • [271]矢野哲は2021年1月に出前館執行役員CFO、2022年11月に取締役兼執行役員(CFO)となった
  • 出前館 第25期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2024年12月9日公表)
    • [272]藤井英雄は第25期定時株主総会の終結をもって取締役を退任した
    • [273]2024年7月に公表した自己株式の取得。今回取得した自己株式については原則として消却を予定している

2025年8月期は黒字化の計画で始まった。出前館は2024年10月11日の通期決算説明会[275]で、同期の売上高530億円・営業利益の黒字化を計画として示していた[276]。同年11月26日の第25期定時株主総会でも、黒字化に向けて順調に事業を推進していると説明している[277]。ところが期の途中で方針が変わった。上期にプロダクト基盤と財務基盤の強化を終えた出前館は、限界利益を原資に売上成長へ再投資する「再成長フェーズ」へ第3四半期から移った[279]。通期の売上高は397億円、営業損失は49億円[280]で、赤字は6期連続となった[281]。付与型クーポンの導入により第2四半期以降はクーポン利用額を売上高から減額しており、従来の処理による参考値は440億円である[282][274][278]

  • 出前館 2024年8月期 通期決算説明会資料(2024年10月11日)
    • [274]2025年8月期は売上高530億円・営業利益の黒字化を計画
    • [275]2024年10月11日に2024年8月期通期決算説明会資料を公表した
    • [276]2025年8月期は売上高530億円・営業利益黒字化を計画していた
  • 出前館 第25期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2024年12月9日公表)
    • [277]当社は25年8月期の黒字化に向けて、順調に事業を推進しております(第25期定時株主総会 2024年11月26日)
  • 出前館 2025年8月期 通期決算説明会資料(2025年10月15日)
    • [278]3Qより限界利益を原資に市場・トップライン成長を追求する再成長フェーズへ移行
    • [279]3Qより限界利益を原資に市場・トップライン成長を追求する「再成長フェーズ」へ移行した
    • [280]2025年8月期の売上高は397億円、営業損失は49億円だった
    • [282]クーポン利用額を売上高から減額しない場合の2025年8月期売上高参考値は440億円
  • 出前館 第26期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2025年12月8日公表)
    • [281]2025年8月期まで6期連続の赤字となった

2025年8月、出前館は「Yahoo!クイックマート」の提供[283]を終えた。限られた人員と資金を分散させず、成長市場でNo.1になるための選択と集中[284]による判断だと矢野社長は説明している。同年9月からは全国5都市の約250店舗で、イートイン価格に送料だけを加える「お店価格で出前館」[285]を試し、10月からは会員数約2,400万人のLYPプレミアム会員に対し2,000円以上の注文の送料を無料にした[286]。クイックマートに投じた費用のうち2025年8月期への影響額は約2億円で[287]、事業終了の時点で赤字を計上していた。2025年8月末のアクティブユーザー数は約455万人[288]である。なおLINEヤフーは出前館の親会社[289]ではない。2025年8月期時点で、ソフトバンクグループやLINEヤフーなどが「その他の関係会社」として議決権の35.3%を、NAVER Corporationが27.7%を保有する[290]

  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【沿革】
    • [283]2025年8月に「Yahoo!クイックマート」の提供を終了した
  • 出前館 第26期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2025年12月8日公表)
    • [284]限られたリソースを分散せず成長市場でNo.1になる選択と集中の意思決定によりクイックマートを終了した
    • [287]クイックマートに投じた費用のうち当期影響額は約2億円程度。事業終了時点でクイックマートは赤字を計上していた
    • [289]LINEヤフーは出前館の親会社ではない
  • 出前館 2025年8月期 通期決算説明会資料(2025年10月15日)
    • [285]2025年9月から全国5都市の約250店舗で「お店価格で出前館」を実施した
    • [286]2025年10月から会員数2,400万人のLYPプレミアム会員に2,000円以上の注文で送料無料の特典を提供した
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【事業の内容】
    • [288]2025年8月末のアクティブユーザー数は約455万人だった
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【関係会社の状況】
    • [290]ソフトバンクグループ・LINEヤフー等がその他の関係会社として議決権35.3%、NAVER Corporationが27.7%を保有する
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【役員の状況】
    • [268]矢野哲は2024年9月に代表取締役社長(CEO)に就任した
    • [269]矢野哲は1978年4月26日生まれで2000年7月にJPモルガン証券に入社した
    • [270]矢野哲は2016年5月にLINEへ入社し2019年1月に同社執行役員となった
    • [271]矢野哲は2021年1月に出前館執行役員CFO、2022年11月に取締役兼執行役員(CFO)となった
  • 出前館 第25期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2024年12月9日公表)
    • [272]藤井英雄は第25期定時株主総会の終結をもって取締役を退任した
    • [273]2024年7月に公表した自己株式の取得。今回取得した自己株式については原則として消却を予定している
    • [277]当社は25年8月期の黒字化に向けて、順調に事業を推進しております(第25期定時株主総会 2024年11月26日)
  • 出前館 2024年8月期 通期決算説明会資料(2024年10月11日)
    • [274]2025年8月期は売上高530億円・営業利益の黒字化を計画
    • [275]2024年10月11日に2024年8月期通期決算説明会資料を公表した
    • [276]2025年8月期は売上高530億円・営業利益黒字化を計画していた
  • 出前館 2025年8月期 通期決算説明会資料(2025年10月15日)
    • [278]3Qより限界利益を原資に市場・トップライン成長を追求する再成長フェーズへ移行
    • [279]3Qより限界利益を原資に市場・トップライン成長を追求する「再成長フェーズ」へ移行した
    • [280]2025年8月期の売上高は397億円、営業損失は49億円だった
    • [282]クーポン利用額を売上高から減額しない場合の2025年8月期売上高参考値は440億円
    • [285]2025年9月から全国5都市の約250店舗で「お店価格で出前館」を実施した
    • [286]2025年10月から会員数2,400万人のLYPプレミアム会員に2,000円以上の注文で送料無料の特典を提供した
  • 出前館 第26期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2025年12月8日公表)
    • [281]2025年8月期まで6期連続の赤字となった
    • [284]限られたリソースを分散せず成長市場でNo.1になる選択と集中の意思決定によりクイックマートを終了した
    • [287]クイックマートに投じた費用のうち当期影響額は約2億円程度。事業終了時点でクイックマートは赤字を計上していた
    • [289]LINEヤフーは出前館の親会社ではない
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【沿革】
    • [283]2025年8月に「Yahoo!クイックマート」の提供を終了した
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【事業の内容】
    • [288]2025年8月末のアクティブユーザー数は約455万人だった
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【関係会社の状況】
    • [290]ソフトバンクグループ・LINEヤフー等がその他の関係会社として議決権35.3%、NAVER Corporationが27.7%を保有する

出前館の沿革1999〜2025年における主な出来事を抜粋

年月社長・CEO出来事重要度
花蜜伸行大阪市住之江区に夢の街創造委員会を設立★★★
花蜜伸行デリバリー総合サイト「出前館」の開設と、加盟店に初期負担・会費を課さない取り次ぎ条件の設定ネットの知識も設備も持たない飲食店を、どうすれば千単位で加盟させられるか——花蜜伸行社長が置いた条件 詳細を読む★★★
花蜜伸行中村利江氏が取締役に就任★★
中村利江モバイル版サービス「モバイル出前館」を開始
中村利江「Yahoo! JAPAN」で「Yahoo! 出前注文サービス」を開始★★
中村利江大阪証券取引所ヘラクレスに株式上場
葭田徹市場統合により東京証券取引所JASDAQに指定替え
葭田徹「出前館」の加盟店数が10,000店を突破★★
葭田徹スマートフォン専用アプリ「出前館」の提供開始★★
葭田徹中国北京市に夢創会(北京)商務諮詢有限公司を設立
中村利江薩摩恵比寿堂の全株式を取得して子会社化
中村利江NTTドコモと「dデリバリー」で業務提携★★
中村利江夢創会(北京)商務諮詢有限公司の全株式を売却
中村利江配達代行「シェアリングデリバリー」の開始と、注文取次から配達までへの事業範囲の拡大毎期黒字の取次モデルを守るか、赤字を抱えて配送網を自ら築くか——夢の街創造委員会が選んだ事業の範囲 詳細を読む★★★
中村利江LINEと資本業務提携★★
中村利江LINEと「LINEデリマ」で業務提携
中村利江出前館に商号変更★★
藤井英雄LINE・未来Fund有限責任事業組合を引受先とする総額300億円の第三者割当増資独力で投資を続けるか、議決権の6割を委ねるか——ウーバーイーツとの店舗獲得競争のなかでの資本調達 詳細を読む★★★
藤井英雄本店を東京都渋谷区に移転★★
藤井英雄海外募集と第三者割当で総額834億円を調達★★
藤井英雄「出前館」の加盟店舗数が100,000店舗を突破★★
藤井英雄東京証券取引所スタンダード市場に移行
矢野哲「Yahoo!クイックマート」の提供開始
矢野哲「Yahoo!クイックマート」の提供終了
出典・参考
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書【沿革】
  • 日経ビジネス 2000年4月10日号
  • ドリームゲート起業家インタビュー 2010年1月11日 第100回「夢の街創造委員会株式会社 中村利江」
  • Reed : Kansai University newsletter 2006年7月号(関西大学)「リーダーズ・ナウ 夢の街創造委員会株式会社 代表取締役社長 中村利江さん」
  • Reed : Kansai University newsletter 2018年6月号(関西大学)「Tops Interview 挑み続ける生き方 対談 中村利江・芝井敬司学長」
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2006年8月期)【主要な経営指標等の推移】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【沿革】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2010年8月期)
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2013年8月期)
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【事業の内容】
  • 川辺信雄「ネットスーパーの生成と発展 : バーチャル・ビジネスとリアル・ビジネスの統合」早稲田商学 第429号(早稲田大学、2011年9月)
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画(2010年10月8日公表)
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2011年8月期)【主要な経営指標等の推移】
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画の修正に関するお知らせ(2012年10月12日公表)
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2015年8月期)【主要な経営指標等の推移】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2014年8月期)
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画策定に関するお知らせ(2014年11月12日公表)
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2013年8月期)【役員の状況】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2009年8月期)【役員の状況】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2010年8月期)【役員の状況】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2011年8月期)【役員の状況】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2011年8月期)
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【沿革】
  • 証券取引等監視委員会の活動状況 第23回(金融庁、2015年6月)「夢の街創造委員会株式会社社員からの情報受領者による内部者取引に対する課徴金納付命令の勧告」
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【事業の内容】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【経営成績等の状況の概要】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【事業の内容】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2017年8月期)【大株主の状況】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2016年8月期)【大株主の状況】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2017年8月期)【役員の状況】
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画(2017年10月)
  • 夢の街創造委員会 中期経営計画(2018年10月)
  • 出前館 有価証券報告書(2021年8月期)【沿革】
  • 夢の街創造委員会 有価証券報告書(2019年8月期)
  • 週刊東洋経済 2020年2月29日号
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【関係会社の状況】
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【株式等の状況】
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【事業等のリスク】
  • 出前館 有価証券報告書(2020年8月期)【大株主の状況】
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  • 出前館 中期経営計画策定に関するお知らせ(2020年10月15日公表)
  • 週刊東洋経済 2021年8月28日号
  • 週刊東洋経済 2023年2月25日号
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  • 出前館 有価証券報告書(2022年8月期)【発行済株式総数、資本金等の推移】
  • 出前館 有価証券報告書(2022年8月期)
  • 出前館 第24期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2023年12月4日公表)
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【関係会社の状況】
  • 出前館 第25期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2024年12月9日公表)
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【役員の状況】
  • 出前館 2025年8月期 通期決算説明会資料(2025年10月15日)
  • 出前館 第26期定時株主総会 株主の皆様からのご質問に対する回答(2025年12月8日公表)
  • 出前館 有価証券報告書(2025年8月期)【事業の内容】

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