1997年〜 槙野光昭氏が在学中に立ち上げた価格比較サイトと28歳での売却
- 1997年 ウェブサイト「価格.com」を創設
- 1997年 価格情報提供サービスを開始
- 1997年 コアプライス設立
- 2000年 サイト名称を「価格.com」に変更
- 2000年 コアプライスからカカクコムへ組織・商号変更
1997年・有限会社コアプライス設立と「kakaku.com」の誕生
1997年12月、当時24歳の槙野光昭氏が有限会社コアプライスを設立し、価格比較サイト「kakaku.com」を立ち上げたのが事業の始まりである。1997年は日本でインターネットが家庭に普及し始めた時期で、ヤフーの日本サービスが1996年4月開始、楽天市場が1997年5月開始という前後関係にあった。価格比較サービスは、家電量販店ごとに異なる売価をユーザーが横並びで確認できるという、当時として新規性の高いサービスだった。槙野氏は事業を在学中に着想し、5億円稼いだら辞めると決めていたと後年語っているとおり、起業から早期売却を視野に入れた事業設計が当初から組み込まれていた。 [1][2][3]
- カカクコム 有価証券報告書【沿革】
- [1]1997年12月 槙野光昭が有限会社コアプライスを設立(事業の起点)
- [2]設立と同時に価格比較サイト「kakaku.com」を立ち上げた
- 新R25
- [3]槙野光昭は設立時(1997年)に24歳だった
1999年12月、本社を東京都台東区に移転。2000年5月、有限会社コアプライスから株式会社カカクコムへ組織変更と商号変更を実施し、株式会社としての法人形態を整えた。2000年9月にも台東区内で本社を移転し、組織拡大に対応した。創業から2年半で個人事業に近い形態から、組織化された株式会社へ転換する作業を進めた時期である。 [4][5][6]
- カカクコム 有価証券報告書【沿革】
- [4]1999年12月 本社を東京都台東区へ移転
- [5]2000年5月 有限会社コアプライスから株式会社カカクコムへ組織変更と商号変更
- [6]2000年9月 台東区内で本社を移転
- カカクコム 有価証券報告書【沿革】
- [1]1997年12月 槙野光昭が有限会社コアプライスを設立(事業の起点)
- [2]設立と同時に価格比較サイト「kakaku.com」を立ち上げた
- [4]1999年12月 本社を東京都台東区へ移転
- [5]2000年5月 有限会社コアプライスから株式会社カカクコムへ組織変更と商号変更
- [6]2000年9月 台東区内で本社を移転
- 新R25
- [3]槙野光昭は設立時(1997年)に24歳だった
2001年・28歳での「kakaku.com」売却とICPの登場
2001年、槙野氏は28歳でkakaku.comの事業をICP(インターネット総合研究所系の投資会社)に約25億円で売却し、自らはリタイアした。槙野氏は新R25インタビューで5億円稼いだら辞めると決めていたと、起業時に立てた終了基準が25億円という売却額で5倍超に達した経緯を語った。ICPの代表だった穐田誉輝氏が、売却後の第2代社長として就任し、カカクコムの経営を引き継いだ。創業者退場と買い手側経営者就任の連続性が、IT黎明期の日本における事業承継の典型事例の一つとして残った。 [7][8][9]
- [7]2001年にkakaku.comの事業を約25億円で売却した
- 新R25
- [8]槙野光昭は28歳で売却しリタイアした
- カカクコム 有価証券報告書(役員の状況)
- [9]ICP代表だった穐田誉輝が第2代社長として就任した
穐田誉輝氏は1969年生まれ、青山学院大経済卒で、ICPの代表からカカクコム社長に就任した。穐田誉輝氏(社長)体制の下で、価格比較サイト「kakaku.com」の事業基盤強化と上場準備が並行で進められた。2002年6月、株式会社デジタルガレージの資本参加を受け、翌7月にデジタルガレージから役員を招聘し、同社の子会社となった。デジタルガレージは伊藤穣一氏らが創業したインターネット投資企業で、当時の日本のネットビジネスのキーマンが集まる立場にあった。 [10][11]
- カカクコム 有価証券報告書【沿革】
- [10]2002年6月 株式会社デジタルガレージの資本参加を受けた
- [11]2002年7月 デジタルガレージから役員を招聘し同社の子会社となった
- [7]2001年にkakaku.comの事業を約25億円で売却した
- 新R25
- [8]槙野光昭は28歳で売却しリタイアした
- カカクコム 有価証券報告書(役員の状況)
- [9]ICP代表だった穐田誉輝が第2代社長として就任した
- カカクコム 有価証券報告書【沿革】
- [10]2002年6月 株式会社デジタルガレージの資本参加を受けた
- [11]2002年7月 デジタルガレージから役員を招聘し同社の子会社となった