1995年〜 カード・コール・サービスから「GMOペイメントゲートウェイ」へ ── 親会社4回交代の前史
- 1995年 カード・コール・サービスを設立
- 2000年 インテグランが株式を取得し親会社に
- 2000年 エムティーアイが親会社に
- 2000年 商号を「カードコマースサービス」に変更
- 2004年 CCSHDを設立
- 2004年 GMOグループ傘下入りと同業決済代行2社の連続譲受 4年で3度替わった親会社の下で、加盟店をどう一気に積み増したか
- 2004年 ペイメント・ワンからクレジットカード決済事業の営業を全部譲受
渋谷の小資本ベンチャーとして1995年に出発した決済処理会社
1995年3月、東京都渋谷区に資本金6,000万円[1]でカード・コール・サービス株式会社を設立[2]した。事業目的はクレジットカード決済処理業務[3]、すなわち加盟店とイシュア(カード発行会社)の間に立ってオーソリゼーション処理・売上集計・取引データの伝送を代行する決済代行業である。1990年代後半までクレジットカード決済の主戦場はリアル店舗にあり、加盟店ごとに専用端末を置いてCAFIS(NTTデータが運営するカード決済情報処理システム)へ直結する形態が主流だった。インターネット通販の市場規模は1996年時点で年間200億円程度にとどまり、Web経由の決済代行を専業とする会社はごく少数しか存在しなかった。同社は加盟店契約・カードブランド接続・取引データ管理を一括で請け負う小資本の専業事業者として出発し、稼動する加盟店へ月次固定費を課金する収益構造[4]を採った。
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第32期(2025年9月期)【沿革】
- [1]設立時資本金 60百万円
- [2]1995年3月 カード・コール・サービス株式会社を東京都渋谷区に設立
- [3]設立時の事業目的はクレジットカード決済処理業務
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第12期(2005年9月期)【事業等のリスク】
- [4]稼動する店舗に月次固定費を課金する収益構造(他社サービスへの乗換えが容易でないシステム特性)
設立から5年間はオンライン決済市場の立ち上がりを待つ助走となり、1999年に楽天市場が黒字化し、2000年にはAmazon.co.jpがサービスを開始するなどBtoC型ECモールの普及は加速したものの、加盟店側のWebサイトでクレジットカード決済を実装する技術と運用のハードルは依然として高く、決済代行への外注需要が顕在化したのは2000年以降だった。この間、同社は加盟店向けの決済システムの開発と接続実績を積み上げ、1999年3月にCCS-Wareソリューションと洗替サービスを開始[5]した。稼動店舗数は2001年9月末の764店から2002年9月末2,258店、2003年9月末4,501店、2004年9月末6,837店[6]へと、3年で9倍近くに増加した。
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第12期(2005年9月期)【沿革】
- [5]1999年3月 CCS-Wareソリューションと洗替サービスを開始
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第12期(2005年9月期)【事業等のリスク】
- [6]稼動店舗数 2001年9月末764店・2002年9月末2,258店・2003年9月末4,501店・2004年9月末6,837店
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第32期(2025年9月期)【沿革】
- [1]設立時資本金 60百万円
- [2]1995年3月 カード・コール・サービス株式会社を東京都渋谷区に設立
- [3]設立時の事業目的はクレジットカード決済処理業務
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第12期(2005年9月期)【事業等のリスク】
- [4]稼動する店舗に月次固定費を課金する収益構造(他社サービスへの乗換えが容易でないシステム特性)
- [6]稼動店舗数 2001年9月末764店・2002年9月末2,258店・2003年9月末4,501店・2004年9月末6,837店
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第12期(2005年9月期)【沿革】
- [5]1999年3月 CCS-Wareソリューションと洗替サービスを開始
親会社が4年で3回入れ替わった2000〜2004年の資本構造
2000年3月、インテグラン株式会社が同社株式を取得して親会社となった[7]。同年9月には株式会社エムティーアイがインテグランから株式を引き取り[8]、親会社の座が早くも交代した。11月には商号を株式会社カードコマースサービスへ変更[9]した。2004年7月、エムティーアイは同社株式の保有を目的とする持株会社CCSホールディング株式会社を設立[10]し、決済子会社の上場をにらんだ資本構造の整理に着手した。同年9月、グローバルメディアオンライン株式会社(現 GMOインターネットグループ株式会社)がエムティーアイからCCSホールディングを株式交換で取得[11]し、同社は4社目の親会社にGMOグループを迎えた。インテグラン、エムティーアイ、CCSホールディング、GMOと、4年間で親会社は3回入れ替わった[12]。
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第32期(2025年9月期)【沿革】
- [7]2000年3月 インテグラン株式会社が当社株式を取得し親会社となる
- [8]2000年9月 株式会社エムティーアイがインテグランから株式を取得し親会社となる
- [9]2000年11月 商号を「株式会社カードコマースサービス」に変更
- [10]2004年7月 エムティーアイが当社株式保有を目的とする持株会社CCSホールディング株式会社を設立
- [11]2004年9月 グローバルメディアオンラインが株式交換でCCSホールディングを取得しGMOグループ傘下へ
- [12]2000年3月〜2004年9月の親会社はインテグラン→エムティーアイ→CCSホールディング→GMOの4社(交代3回)
GMO傘下入りと同時に、同社は競合決済代行会社の事業を相次いで取り込む側へ回り、2004年9月に株式会社アスナルから[13]、同年11月には株式会社ペイメント・ワンからクレジットカード決済事業の営業を譲り受けた[14]。ペイメント・ワンの譲受価額は2億7,500万円で、従業員7名と特許・商標権もあわせて引き継ぎ[15]、営業権2億7,000万円は譲受日付で一括償却して特別損失に計上[16]した。2005年1月にはグローバルメディアオンラインがCCSホールディングを吸収合併[17]し、同社はGMOインターネットの直接子会社となった。同年2月、商号を「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」へ変更[18]し、GMOブランドを冠した決済代行専業会社として再出発した。2000年4月から代表を務める相浦一成氏[19]は、親会社4社の交代を一貫して指揮し、2005年のGMOブランド化を経て25年にわたり代表の座にある[20]。
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第32期(2025年9月期)【沿革】
- [13]2004年9月 株式会社アスナルからクレジットカード決済事業の営業を譲受
- [14]2004年11月 株式会社ペイメント・ワンからクレジットカード決済事業の営業を全部譲受
- [17]2005年1月 グローバルメディアオンラインがCCSホールディングを吸収合併
- [18]2005年2月 商号を「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」に変更
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第12期(2005年9月期)【営業譲受に関する契約】
- [15]ペイメント・ワンの譲受価額 275百万円/従業員7名が2004年12月1日付で移籍/特許1件・出願中3件・商標権1件も譲受
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第12期(2005年9月期)【関係会社の状況】
- [16]営業権270百万円を譲受日付で一括償却し特別損失に計上
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第32期(2025年9月期)【役員の状況】
- [19]相浦一成氏の当社(カード・コール・サービス)代表取締役社長就任は2000年4月
- [20]相浦一成氏の代表在任は2000年4月就任から2025年時点で25年
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第32期(2025年9月期)【沿革】
- [7]2000年3月 インテグラン株式会社が当社株式を取得し親会社となる
- [8]2000年9月 株式会社エムティーアイがインテグランから株式を取得し親会社となる
- [9]2000年11月 商号を「株式会社カードコマースサービス」に変更
- [10]2004年7月 エムティーアイが当社株式保有を目的とする持株会社CCSホールディング株式会社を設立
- [11]2004年9月 グローバルメディアオンラインが株式交換でCCSホールディングを取得しGMOグループ傘下へ
- [12]2000年3月〜2004年9月の親会社はインテグラン→エムティーアイ→CCSホールディング→GMOの4社(交代3回)
- [13]2004年9月 株式会社アスナルからクレジットカード決済事業の営業を譲受
- [14]2004年11月 株式会社ペイメント・ワンからクレジットカード決済事業の営業を全部譲受
- [17]2005年1月 グローバルメディアオンラインがCCSホールディングを吸収合併
- [18]2005年2月 商号を「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」に変更
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第12期(2005年9月期)【営業譲受に関する契約】
- [15]ペイメント・ワンの譲受価額 275百万円/従業員7名が2004年12月1日付で移籍/特許1件・出願中3件・商標権1件も譲受
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第12期(2005年9月期)【関係会社の状況】
- [16]営業権270百万円を譲受日付で一括償却し特別損失に計上
- GMOペイメントゲートウェイ 有価証券報告書 第32期(2025年9月期)【役員の状況】
- [19]相浦一成氏の当社(カード・コール・サービス)代表取締役社長就任は2000年4月
- [20]相浦一成氏の代表在任は2000年4月就任から2025年時点で25年