起業家の瀧口浩平氏が、2度目の起業にチャレンジするために株式会社メドレーを設立。同時期に瀧口浩平氏の祖父が癌で亡くなる現実に直面し、医療関係のインターネットビジネスに着目する。

起業家の瀧口浩平氏が、2度目の起業にチャレンジするために株式会社メドレーを設立。同時期に瀧口浩平氏の祖父が癌で亡くなる現実に直面し、医療関係のインターネットビジネスに着目する。
看護師向けの転職サービスを開始。だが、リクルートのなどの競合他社の参入により競争が激化し、ジョブメドレーは苦戦する。なお、競合のカバーが手薄な「歯科衛生士」に関する転職は、利用が多かったという。
ジョブメドレーの利用層を増加させるために、販売促進を本格化。この結果、医療向けの転職サイトとしての認知度の向上に寄与し、メドレーの売上が成長するきっかけとなる。
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聖隷浜松病院の元医師で、マッキンゼーに勤務していた豊田剛一郎氏を代表取締役としてスカウト。転職サービスの比重が大きいメドレーが、医療機関向けのビジネスを軌道に乗せるために異色の人事を実行したものと推察される。以後、メドレーは創業者の瀧口氏と、元医師の豊田氏の2名が代表取締役として経営された。なお、豊田氏の役職名は「代表取締役医師」という変わった命名で、話題となる。
転職関係ではない医療機関向けのビジネスに本格参入するため、オンライン診療システムに新規参入。以後、医療機関向けの業務システムの新ビジネスを積極化させた。
文春オンラインが、既婚者である豊田氏が、不適切な女性関係があるというスクープ記事を掲載。これを受けて、豊田氏は新株予約権の未行使分(発行株式の1.03%)放棄して代表権を返上。2021年2月に(代表権のない)取締役に就任(降格)し、信頼回復に努めている。
聖隷浜松病院の元医師で、マッキンゼーに勤務していた豊田剛一郎氏を代表取締役としてスカウト。転職サービスの比重が大きいメドレーが、医療機関向けのビジネスを軌道に乗せるために異色の人事を実行したものと推察される。以後、メドレーは創業者の瀧口氏と、元医師の豊田氏の2名が代表取締役として経営された。なお、豊田氏の役職名は「代表取締役医師」という変わった命名で、話題となる。