即席めんの市場規模の推移 | 1980〜2024年

市場規模がどう推移したか?

停滞期(1980〜1994年)生産量は30万トン台前半で横ばいが続いた。1980年の32.5万トンから1985年・1990年はともに31.6万トンと伸びず、1994年に30.5万トンの底をつけた。

拡大期(1995〜2019年)生産量は増加に転じ、40万トン台に乗った。2000年に34.3万トン、2005年に35.6万トンへ増え、2010年に33.2万トンへいったん減ったのち、2015年に41.4万トン、2019年に42.2万トンの山をつけた。

縮小期(2020年〜)生産量は山から減少している。2020年は41.2万トンと高い水準を保ったが、2024年は36.5万トンと、2019年の山から約14%減った。

上場企業はどう意思決定したか?

市場の創成期には、先行者と後発が製法と商品で市場の主導権を争った。日清食品ホールディングスは1962年に製造法特許を取得・行使し、模倣業者に対して主導権を握った。水産卸の東洋水産は1961年に後発として即席麺に参入し、「マルちゃん」で加工食品へ主業を転換した。日清は1971年にカップヌードルを投入し、同年に関東工場を竣工した。

国内の生産量が横ばいだった1980年代から90年代、両社は海外に生産拠点を広げた。日清は1984年に香港に会社を設立した。東洋水産は1989年にマルチャンバージニアを設立し、1994年には国内で日清に差をつけられたなか北米に生産拠点を築き、米国・メキシコで首位を確立した。

国内が再び拡大した2000年代以降は、国内の再編と北米の増産が進んだ。日清は2006年、敵対的TOBを受けた明星食品に対しホワイトナイトとして友好的買収に踏み切った。東洋水産は国内が山を越えた後の2025年、供給逼迫に対しカリフォルニア新工場に経営資源を振り向けた。

即席めん | 国内市場規模・生産量

最新の年 2024年
生産額 n/a
生産量 365.1千トン
生産量(千トン)
年月 生産額単位生産量単位
1980年1月〜12月 n/an/a325千トン
1985年1月〜12月 n/an/a316千トン
1986年1月〜12月 n/an/a316千トン
1987年1月〜12月 n/an/a307千トン
1988年1月〜12月 n/an/a306千トン
1989年1月〜12月 n/an/a319千トン
1990年1月〜12月 n/an/a316千トン
1991年1月〜12月 n/an/a324千トン
1992年1月〜12月 n/an/a322千トン
1993年1月〜12月 n/an/a320千トン
1994年1月〜12月 n/an/a305千トン
1995年1月〜12月 n/an/a314千トン
1996年1月〜12月 n/an/a324千トン
1997年1月〜12月 n/an/a323千トン
1998年1月〜12月 n/an/a318千トン
1999年1月〜12月 n/an/a337千トン
2000年1月〜12月 n/an/a343千トン
2001年1月〜12月 n/an/a356千トン
2002年1月〜12月 n/an/a356千トン
2003年注11月〜12月 n/an/a364.8千トン
2004年1月〜12月 n/an/a368千トン
2005年1月〜12月 n/an/a355.6千トン
2006年1月〜12月 n/an/a350千トン
2007年1月〜12月 n/an/a353.9千トン
2008年1月〜12月 n/an/a323.3千トン
2009年1月〜12月 n/an/a345.8千トン
2010年1月〜12月 n/an/a332.3千トン
2011年1月〜12月 n/an/a361.2千トン
2012年1月〜12月 n/an/a363.3千トン
2013年1月〜12月 n/an/a385.6千トン
2014年1月〜12月 n/an/a410.2千トン
2015年1月〜12月 n/an/a413.9千トン
2016年1月〜12月 n/an/a419千トン
2017年1月〜12月 n/an/a416千トン
2018年1月〜12月 n/an/a420.1千トン
2019年1月〜12月 n/an/a422.4千トン
2020年1月〜12月 n/an/a411.9千トン
2021年1月〜12月 n/an/a397.1千トン
2022年1月〜12月 n/an/a389.8千トン
2023年1月〜12月 n/an/a368.2千トン
2024年1月〜12月 n/an/a365.1千トン

主な企業

調査中

注釈

  • 注12003 年から農林水産省「食品産業動態調査」に切り替え(2002 年までは総務省統計局「日本の長期統計系列」表 08-15)。定義・範囲の違いで前後が段差になることがある
  • 即席めん: 原料小麦粉使用量。
  • 即席めん: 食品産業動態調査;2002 年の対比 +0.1%

出典

期間統計表・資料
1980〜2002 年総務省統計局「日本の長期統計系列」表 08-15「食料品生産量(昭和55年~平成14年)」
2003〜2024 年農林水産省「食品産業動態調査」年報 食品製造業統計表
考察経済産業省「生産動態統計」・総務省統計局「日本の長期統計系列」(このページの数字)、各社の経営判断の各ページと有価証券報告書の沿革