NEC:NECエレクトロニクスの分社と2,966億円の最終赤字
2000年〜社内カンパニー3社と執行役員制、西垣浩司氏の負の情報公開
NECは2000年4月、事業をソリューションズ・ネットワークス・エレクトロンデバイスの3つの社内カンパニーに再編し、執行役員制を導入した。1999年3月期の赤字を受けて、西垣浩司社長は、撤退や縮小の判断を先送りしてきた体制を赤字の原因とみていた。改革を主導した杉原瀚司常務は、ある事業の不振を他の事業が補ってきた構造がもたれ合いを生んだと説明した。それまで3事業部門は税引き後利益の30%を本社に納めるだけで、赤字の部門には負担が生じなかった。新制度では各カンパニーに株主資本の5%を資本コストとして課し、業績をAからFの6段階で評価して賞与に反映させた。開発・生産・販売の権限もカンパニーへ移し、取締役会は執行役員の監督と全社戦略の策定に役割を絞った。
- 日本電気 有価証券報告書(2025年3月期)沿革
- [1]2000年4月、社内カンパニー(NECソリューションズ・NECネットワークス・NECエレクトロンデバイス)制および執行役員制を導入
- 日経ビジネス 2000年3月6日号
- [2]西垣社長は過去の投資案件で撤退・縮小の時期を引き延ばしたことを問題とし、杉原瀚司常務は3事業のどこかが悪くても他がカバーしてきたことがもたれ合いの体質を生んだと述べた
- [3]西垣社長は過去の投資案件で撤退・縮小の時期を引き延ばしたことを問題とし、杉原瀚司常務は3事業のどこかが悪くても他がカバーしてきたことがもたれ合いの体質を生んだと述べた
- [4]従来3事業部門は税引き後利益の30%をコーポレートに支払う方式で、不採算部門に支払いは生じなかった(的井保夫・経理第一部長)
- [5]各カンパニーに株主資本の5%を株主資本コストとして賦課し、成長性とROEなどでA〜Fの6段階に評価して社員の賞与に反映
- NEC アニュアルレポート 2000(英文)社長メッセージ
- [6]各カンパニーは開発・生産・マーケティングを一体で持ち、意思決定の権限がコーポレートから移された。取締役会は執行役員を監督し基本戦略を定める
西垣浩司社長は2000年2月に社内向けの「経営革新のホームページ」を設け、進行中の案件の情報を社員が閲覧できるようにした。毎月開いていた幹部会議は3カ月に1度に減らし、議事録と説明資料をイントラネットで公開した。西垣浩司社長は、改革が遅れた最大の原因を企業統治の不在に求め、経営の執行と監視を分ける必要を説いた。2001年1月には社外の有識者6人による経営諮問委員会と報酬委員会を新設し、役員の退職慰労金をほぼゼロにした。カンパニー制について、年報は『Greater transparency is another advantage of this system since managers are now more accountable for meeting targets.』と記した(訳:経営陣が目標達成への説明責任を負うため、透明性も高まる)。情報を社員と株主の前に出すことが、関本忠弘前会長の時代に生じた聖域を再び作らないための手段と位置づけられていた。
- 日経ビジネス 2001年4月2日号
- [7]2000年2月から「経営革新のホームページ」を立ち上げ社内の出来事や進行中プロジェクトの情報を閲覧可能にした。毎月の幹部会議を3カ月に1度に減らし、議事録と資料をイントラネットで閲覧可能にした
- [8]2000年2月から「経営革新のホームページ」を立ち上げ社内の出来事や進行中プロジェクトの情報を閲覧可能にした。毎月の幹部会議を3カ月に1度に減らし、議事録と資料をイントラネットで閲覧可能にした
- [12]パッカードベルNECは関本忠弘相談役肝いりの事業とされ聖域化していた。情報の遮断が見えない聖域を生んだとし、情報の独占がブラックボックスと解決の先送りを招いたという反省から社長通信を続けている
- 日経ビジネス 2001年3月12日号 西垣浩司[NEC社長]編集長インタビュー
- [9]西垣社長は改革を遅らせた最大の原因をコーポレートガバナンスの不在とし、執行とモニタリングの分離を説いた。2001年1月にトヨタ自動車の張富士夫社長ら6人の経営諮問委員会と報酬委員会を新設し、役員の退職慰労金をほぼゼロにした
- [10]西垣社長は改革を遅らせた最大の原因をコーポレートガバナンスの不在とし、執行とモニタリングの分離を説いた。2001年1月にトヨタ自動車の張富士夫社長ら6人の経営諮問委員会と報酬委員会を新設し、役員の退職慰労金をほぼゼロにした
- NEC アニュアルレポート 2000(英文)社長メッセージ
- [11]カンパニー制の利点として、目標達成への経営陣の説明責任が重くなり透明性が高まることを挙げた
2002年3月期は通信機器、パソコン、電子デバイスの需要が同時に急減し、NECの当期純損失は3,120億円に達した。損失の中心はNECエレクトロンデバイスで、DRAMとカラー液晶の価格急落により1,482億円のセグメント損失を計上した。西垣浩司社長は2001年10月、同カンパニーの構造改革推進本部長に、関西日本電気の社長として工場集約と人員削減を指揮した中野富雄氏を招いた。起用の狙いは、供給責任を理由に不採算の製品を打ち切れずにきた半導体部門のもたれ合いを断つことにあった。NECは構造改革費用1,000億円を計上し、国内外で4,000人を削減して損益分岐点を2,000億円引き下げる計画を立てた。西垣浩司社長は『過去最大の赤字が見込まれる事態に鑑み、従来の改革の内容・スピードでは不十分であるとの判断から、さらに一段踏み込んだ改革を断行しました。』と説明し、米英でのDRAM生産の中止や旧世代設備の廃棄を実施した。
- NEC アニュアルレポート 2002 株主のみなさまへ
- [13]IT不況で通信機器・情報関連機器・電子デバイスの需要が急減し、2002年3月期の当期純損益は3,120億円の損失(米国会計基準の年報の値。有報の連結当期純損失は3,079億円)。米英のDRAM生産中止、旧世代設備の廃棄、人員削減を実施
- [18]IT不況で通信機器・情報関連機器・電子デバイスの需要が急減し、2002年3月期の当期純損益は3,120億円の損失(米国会計基準の年報の値。有報の連結当期純損失は3,079億円)。米英のDRAM生産中止、旧世代設備の廃棄、人員削減を実施
- NEC アニュアルレポート 2002 NECエレクトロンデバイス カンパニー社長メッセージ
- [14]NECエレクトロンデバイスの売上高は前年度比31%減の8,429億円、DRAMとカラー液晶ディスプレイの価格低下を中心にセグメント損失1,482億円。カンパニー社長の戸坂馨氏は集中分野をシステムLSI・汎用デバイス・化合物デバイスに絞り、それ以外は資本調達を含め外部リソースを活用するとした
- 日経ビジネス 2001年10月8日号
- [15]2001年9月28日、エレクトロンデバイスカンパニー社長の杉原瀚司専務を補佐するナンバー2として、6月に退職していた元関西日本電気社長の中野富雄氏を10月1日付で構造改革推進本部長に招くと発表。中野氏は関西日本電気で工場を2拠点に集約し社員を4300人から3000人に削減した。西垣浩司社長は年功を超えた異例の人事だが半導体事業を抜本改革するためと説明
- [16]半導体事業は供給責任を理由に非効率な製品を打ち切れず資源が分散し競争力を失った。西垣社長の中野氏起用はもたれ合いの構造を断つため。構造改革費用1000億円を計上し、エレクトロンデバイスカンパニーの総固定費を14%削減して損益分岐点を2000億円下げ、国内外で4000人を削減する計画
- [17]半導体事業は供給責任を理由に非効率な製品を打ち切れず資源が分散し競争力を失った。西垣社長の中野氏起用はもたれ合いの構造を断つため。構造改革費用1000億円を計上し、エレクトロンデバイスカンパニーの総固定費を14%削減して損益分岐点を2000億円下げ、国内外で4000人を削減する計画
参考文献[1]-[18]
- 日本電気 有価証券報告書(2025年3月期)沿革
- [1]2000年4月、社内カンパニー(NECソリューションズ・NECネットワークス・NECエレクトロンデバイス)制および執行役員制を導入
- 日経ビジネス 2000年3月6日号
- [2]西垣社長は過去の投資案件で撤退・縮小の時期を引き延ばしたことを問題とし、杉原瀚司常務は3事業のどこかが悪くても他がカバーしてきたことがもたれ合いの体質を生んだと述べた
- [3]西垣社長は過去の投資案件で撤退・縮小の時期を引き延ばしたことを問題とし、杉原瀚司常務は3事業のどこかが悪くても他がカバーしてきたことがもたれ合いの体質を生んだと述べた
- [4]従来3事業部門は税引き後利益の30%をコーポレートに支払う方式で、不採算部門に支払いは生じなかった(的井保夫・経理第一部長)
- [5]各カンパニーに株主資本の5%を株主資本コストとして賦課し、成長性とROEなどでA〜Fの6段階に評価して社員の賞与に反映
- NEC アニュアルレポート 2000(英文)社長メッセージ
- [6]各カンパニーは開発・生産・マーケティングを一体で持ち、意思決定の権限がコーポレートから移された。取締役会は執行役員を監督し基本戦略を定める
- [11]カンパニー制の利点として、目標達成への経営陣の説明責任が重くなり透明性が高まることを挙げた
- 日経ビジネス 2001年4月2日号
- [7]2000年2月から「経営革新のホームページ」を立ち上げ社内の出来事や進行中プロジェクトの情報を閲覧可能にした。毎月の幹部会議を3カ月に1度に減らし、議事録と資料をイントラネットで閲覧可能にした
- [8]2000年2月から「経営革新のホームページ」を立ち上げ社内の出来事や進行中プロジェクトの情報を閲覧可能にした。毎月の幹部会議を3カ月に1度に減らし、議事録と資料をイントラネットで閲覧可能にした
- [12]パッカードベルNECは関本忠弘相談役肝いりの事業とされ聖域化していた。情報の遮断が見えない聖域を生んだとし、情報の独占がブラックボックスと解決の先送りを招いたという反省から社長通信を続けている
- 日経ビジネス 2001年3月12日号 西垣浩司[NEC社長]編集長インタビュー
- [9]西垣社長は改革を遅らせた最大の原因をコーポレートガバナンスの不在とし、執行とモニタリングの分離を説いた。2001年1月にトヨタ自動車の張富士夫社長ら6人の経営諮問委員会と報酬委員会を新設し、役員の退職慰労金をほぼゼロにした
- [10]西垣社長は改革を遅らせた最大の原因をコーポレートガバナンスの不在とし、執行とモニタリングの分離を説いた。2001年1月にトヨタ自動車の張富士夫社長ら6人の経営諮問委員会と報酬委員会を新設し、役員の退職慰労金をほぼゼロにした
- NEC アニュアルレポート 2002 株主のみなさまへ
- [13]IT不況で通信機器・情報関連機器・電子デバイスの需要が急減し、2002年3月期の当期純損益は3,120億円の損失(米国会計基準の年報の値。有報の連結当期純損失は3,079億円)。米英のDRAM生産中止、旧世代設備の廃棄、人員削減を実施
- [18]IT不況で通信機器・情報関連機器・電子デバイスの需要が急減し、2002年3月期の当期純損益は3,120億円の損失(米国会計基準の年報の値。有報の連結当期純損失は3,079億円)。米英のDRAM生産中止、旧世代設備の廃棄、人員削減を実施
- NEC アニュアルレポート 2002 NECエレクトロンデバイス カンパニー社長メッセージ
- [14]NECエレクトロンデバイスの売上高は前年度比31%減の8,429億円、DRAMとカラー液晶ディスプレイの価格低下を中心にセグメント損失1,482億円。カンパニー社長の戸坂馨氏は集中分野をシステムLSI・汎用デバイス・化合物デバイスに絞り、それ以外は資本調達を含め外部リソースを活用するとした
- 日経ビジネス 2001年10月8日号
- [15]2001年9月28日、エレクトロンデバイスカンパニー社長の杉原瀚司専務を補佐するナンバー2として、6月に退職していた元関西日本電気社長の中野富雄氏を10月1日付で構造改革推進本部長に招くと発表。中野氏は関西日本電気で工場を2拠点に集約し社員を4300人から3000人に削減した。西垣浩司社長は年功を超えた異例の人事だが半導体事業を抜本改革するためと説明
- [16]半導体事業は供給責任を理由に非効率な製品を打ち切れず資源が分散し競争力を失った。西垣社長の中野氏起用はもたれ合いの構造を断つため。構造改革費用1000億円を計上し、エレクトロンデバイスカンパニーの総固定費を14%削減して損益分岐点を2000億円下げ、国内外で4000人を削減する計画
- [17]半導体事業は供給責任を理由に非効率な製品を打ち切れず資源が分散し競争力を失った。西垣社長の中野氏起用はもたれ合いの構造を断つため。構造改革費用1000億円を計上し、エレクトロンデバイスカンパニーの総固定費を14%削減して損益分岐点を2000億円下げ、国内外で4000人を削減する計画
2002年〜NECエレクトロニクスの分社と上場、事業ライン制と金杉明信氏の社長就任
NECは2002年11月1日、システムLSIを中心とする半導体事業を分社し、NECエレクトロニクスを設立した。NECは事業の方向を、IT・ネットワーク統合ソリューションと半導体ソリューションの2つに分け、特性の違いに応じて別の戦略をとると定めた。分社の狙いは、世界の半導体専業企業に対抗できる速さで意思決定し、財務基盤を強化することにあった。NECエレクトロニクスは2003年7月に上場し、資本市場から直接資金を調達できる体制を得た。NECは年報で、分社を短期間で実現できたのは2000年からのカンパニー制と権限委譲の成果だと位置づけた。4年後の説明会でNECは、上場によって資金調達の手段が広がり、親会社以外の株主の監視が経営を律していると評価した。
- NEC アニュアルレポート 2003 株主のみなさまへ
- [19]「IT・ネットワーク統合ソリューション」と「半導体ソリューション」の二つの旗を掲げ事業特性に応じた戦略をとる。2002年11月1日にシステムLSIを中心とする半導体事業を分社しNECエレクトロニクスを設立、世界の半導体専業企業に対抗するため迅速な意思決定と財務基盤の強化を目指す。分社が迅速に実現できたのはカンパニー制導入の成果と認識
- [20]「IT・ネットワーク統合ソリューション」と「半導体ソリューション」の二つの旗を掲げ事業特性に応じた戦略をとる。2002年11月1日にシステムLSIを中心とする半導体事業を分社しNECエレクトロニクスを設立、世界の半導体専業企業に対抗するため迅速な意思決定と財務基盤の強化を目指す。分社が迅速に実現できたのはカンパニー制導入の成果と認識
- [21]「IT・ネットワーク統合ソリューション」と「半導体ソリューション」の二つの旗を掲げ事業特性に応じた戦略をとる。2002年11月1日にシステムLSIを中心とする半導体事業を分社しNECエレクトロニクスを設立、世界の半導体専業企業に対抗するため迅速な意思決定と財務基盤の強化を目指す。分社が迅速に実現できたのはカンパニー制導入の成果と認識
- [23]「IT・ネットワーク統合ソリューション」と「半導体ソリューション」の二つの旗を掲げ事業特性に応じた戦略をとる。2002年11月1日にシステムLSIを中心とする半導体事業を分社しNECエレクトロニクスを設立、世界の半導体専業企業に対抗するため迅速な意思決定と財務基盤の強化を目指す。分社が迅速に実現できたのはカンパニー制導入の成果と認識
- NEC アニュアルレポート 2004 株主のみなさまへ
- [22]2003年7月にNECエレクトロニクスが上場し、資本市場から直接資金調達できる体制を実現
- NEC 経営方針説明会 質疑応答(2007年7月)
- [24]上場のメリットとして資金調達の道が広がり、NEC以外の株主から経営に厳しいチェックを受け、従業員の士気も上がったと回答
2003年3月28日、西垣浩司社長は代表取締役副会長に移り、NECソリューションズのカンパニー社長だった金杉明信氏が社長に就任した。NECは同年4月1日、社内カンパニー制を事業ライン制に改めた。ITとネットワークの両分野で融合が進み、カンパニーの壁を取り払って全社で統合ソリューションを提供する必要があるという判断だった。金杉明信社長は、組織の壁がなくなったことで技術と組織を超えた製品化が進んだと1年後に総括した。2004年3月期の目標とした営業利益1,800億円に対し、実績は1,827億円となった。当期純利益は411億円と黒字に転じ、1株6円の配当を再開した。社長の交代は、カンパニー制を築いた西垣浩司氏の体制から、カンパニーを横断する体制への移行と重なっていたと考えられる。
- NEC アニュアルレポート 2003 株主のみなさまへ
- [25]2003年3月28日付で代表取締役社長西垣浩司が代表取締役副会長に、取締役専務兼NECソリューションズ カンパニー社長金杉明信が代表取締役社長に就任。IT・ネットワーク両分野の融合が進んでいるため、カンパニーの壁を取り払い全社でIT・ネットワーク統合ソリューションを実現する事業ライン制を2003年4月1日から導入
- [27]2003年3月28日付で代表取締役社長西垣浩司が代表取締役副会長に、取締役専務兼NECソリューションズ カンパニー社長金杉明信が代表取締役社長に就任。IT・ネットワーク両分野の融合が進んでいるため、カンパニーの壁を取り払い全社でIT・ネットワーク統合ソリューションを実現する事業ライン制を2003年4月1日から導入
- 日本電気 有価証券報告書(2025年3月期)沿革
- [26]2003年4月、社内カンパニー制から事業ライン制に移行
- NEC アニュアルレポート 2004 社長インタビュー
- [28]金杉社長は、2003年4月に社内カンパニーの壁が取り払われ組織間の融合が進み、ITとネットワークの強みを融合した製品を商品化できるようになったと回答。2004年3月期は期初目標の営業利益1,800億円に対し1,827億円、当期純利益411億円で黒字転換、1株6円に復配
- [29]金杉社長は、2003年4月に社内カンパニーの壁が取り払われ組織間の融合が進み、ITとネットワークの強みを融合した製品を商品化できるようになったと回答。2004年3月期は期初目標の営業利益1,800億円に対し1,827億円、当期純利益411億円で黒字転換、1株6円に復配
- [30]金杉社長は、2003年4月に社内カンパニーの壁が取り払われ組織間の融合が進み、ITとネットワークの強みを融合した製品を商品化できるようになったと回答。2004年3月期は期初目標の営業利益1,800億円に対し1,827億円、当期純利益411億円で黒字転換、1株6円に復配
NECのパソコン事業は、2001年3月期に売上高9,367億円を上げながら72億円の赤字だった。NECは生産子会社4社を統合したNECカスタムテクニカに調達から生産までを任せ、部品の9割を使った時点で仕入れるVMIを導入した。部品価格が週単位で下がるため、在庫を持たないことが損失の防止に直結した。2004年には使用済みパソコンを再生して販売する事業を本格化し、NECパーソナルプロダクツの片山徹社長は国内シェア首位の維持を掲げた。携帯電話では2004年2月に中国で薄型機N900を投入し、現行規格で4%程度のシェアを得てから3Gで上位を狙う計画を立てた。金杉明信社長は、中国の生産委託先を使って過剰在庫の危険を抑えつつ海外出荷を増やす方針を示した。
- 日経ビジネス 2002年1月21日号
- [31]パソコン事業は2001年3月期に売上高9,367億円で72億円の赤字。生産子会社4社を統合したNECカスタムテクニカが開発・生産から資材調達を一元管理し、主要部品の9割をVMI(使用時点で仕入れ)にする。パソコンの主要部品は週単位で価格が下がるため在庫リスクから解放される
- [32]パソコン事業は2001年3月期に売上高9,367億円で72億円の赤字。生産子会社4社を統合したNECカスタムテクニカが開発・生産から資材調達を一元管理し、主要部品の9割をVMI(使用時点で仕入れ)にする。パソコンの主要部品は週単位で価格が下がるため在庫リスクから解放される
- [33]パソコン事業は2001年3月期に売上高9,367億円で72億円の赤字。生産子会社4社を統合したNECカスタムテクニカが開発・生産から資材調達を一元管理し、主要部品の9割をVMI(使用時点で仕入れ)にする。パソコンの主要部品は週単位で価格が下がるため在庫リスクから解放される
- 日経ビジネス 2004年10月18日号
- [34]2004年10月以降、使用済みパソコンを回収・再生して販売するリフレッシュPC事業を本格化。片山徹NECパーソナルプロダクツ社長は国内シェアトップの死守を掲げた
- 日経ビジネス 2004年2月16日号
- [35]2004年2月末に中国でカード型の薄型携帯N900を投入。現行規格で4〜5%程度のシェアを確保してから3Gでトップを目指す2段の計画
- NEC アニュアルレポート 2004 社長インタビュー
- [36]携帯電話機事業をグローバル展開の中核とし、中国の生産委託会社を活用して過剰在庫発生リスクを最小限に抑える。海外市場向け出荷台数は中期で2004年3月期の約2.5倍を目指す
参考文献[19]-[36]
- NEC アニュアルレポート 2003 株主のみなさまへ
- [19]「IT・ネットワーク統合ソリューション」と「半導体ソリューション」の二つの旗を掲げ事業特性に応じた戦略をとる。2002年11月1日にシステムLSIを中心とする半導体事業を分社しNECエレクトロニクスを設立、世界の半導体専業企業に対抗するため迅速な意思決定と財務基盤の強化を目指す。分社が迅速に実現できたのはカンパニー制導入の成果と認識
- [20]「IT・ネットワーク統合ソリューション」と「半導体ソリューション」の二つの旗を掲げ事業特性に応じた戦略をとる。2002年11月1日にシステムLSIを中心とする半導体事業を分社しNECエレクトロニクスを設立、世界の半導体専業企業に対抗するため迅速な意思決定と財務基盤の強化を目指す。分社が迅速に実現できたのはカンパニー制導入の成果と認識
- [21]「IT・ネットワーク統合ソリューション」と「半導体ソリューション」の二つの旗を掲げ事業特性に応じた戦略をとる。2002年11月1日にシステムLSIを中心とする半導体事業を分社しNECエレクトロニクスを設立、世界の半導体専業企業に対抗するため迅速な意思決定と財務基盤の強化を目指す。分社が迅速に実現できたのはカンパニー制導入の成果と認識
- [23]「IT・ネットワーク統合ソリューション」と「半導体ソリューション」の二つの旗を掲げ事業特性に応じた戦略をとる。2002年11月1日にシステムLSIを中心とする半導体事業を分社しNECエレクトロニクスを設立、世界の半導体専業企業に対抗するため迅速な意思決定と財務基盤の強化を目指す。分社が迅速に実現できたのはカンパニー制導入の成果と認識
- [25]2003年3月28日付で代表取締役社長西垣浩司が代表取締役副会長に、取締役専務兼NECソリューションズ カンパニー社長金杉明信が代表取締役社長に就任。IT・ネットワーク両分野の融合が進んでいるため、カンパニーの壁を取り払い全社でIT・ネットワーク統合ソリューションを実現する事業ライン制を2003年4月1日から導入
- [27]2003年3月28日付で代表取締役社長西垣浩司が代表取締役副会長に、取締役専務兼NECソリューションズ カンパニー社長金杉明信が代表取締役社長に就任。IT・ネットワーク両分野の融合が進んでいるため、カンパニーの壁を取り払い全社でIT・ネットワーク統合ソリューションを実現する事業ライン制を2003年4月1日から導入
- NEC アニュアルレポート 2004 株主のみなさまへ
- [22]2003年7月にNECエレクトロニクスが上場し、資本市場から直接資金調達できる体制を実現
- NEC 経営方針説明会 質疑応答(2007年7月)
- [24]上場のメリットとして資金調達の道が広がり、NEC以外の株主から経営に厳しいチェックを受け、従業員の士気も上がったと回答
- 日本電気 有価証券報告書(2025年3月期)沿革
- [26]2003年4月、社内カンパニー制から事業ライン制に移行
- NEC アニュアルレポート 2004 社長インタビュー
- [28]金杉社長は、2003年4月に社内カンパニーの壁が取り払われ組織間の融合が進み、ITとネットワークの強みを融合した製品を商品化できるようになったと回答。2004年3月期は期初目標の営業利益1,800億円に対し1,827億円、当期純利益411億円で黒字転換、1株6円に復配
- [29]金杉社長は、2003年4月に社内カンパニーの壁が取り払われ組織間の融合が進み、ITとネットワークの強みを融合した製品を商品化できるようになったと回答。2004年3月期は期初目標の営業利益1,800億円に対し1,827億円、当期純利益411億円で黒字転換、1株6円に復配
- [30]金杉社長は、2003年4月に社内カンパニーの壁が取り払われ組織間の融合が進み、ITとネットワークの強みを融合した製品を商品化できるようになったと回答。2004年3月期は期初目標の営業利益1,800億円に対し1,827億円、当期純利益411億円で黒字転換、1株6円に復配
- [36]携帯電話機事業をグローバル展開の中核とし、中国の生産委託会社を活用して過剰在庫発生リスクを最小限に抑える。海外市場向け出荷台数は中期で2004年3月期の約2.5倍を目指す
- 日経ビジネス 2002年1月21日号
- [31]パソコン事業は2001年3月期に売上高9,367億円で72億円の赤字。生産子会社4社を統合したNECカスタムテクニカが開発・生産から資材調達を一元管理し、主要部品の9割をVMI(使用時点で仕入れ)にする。パソコンの主要部品は週単位で価格が下がるため在庫リスクから解放される
- [32]パソコン事業は2001年3月期に売上高9,367億円で72億円の赤字。生産子会社4社を統合したNECカスタムテクニカが開発・生産から資材調達を一元管理し、主要部品の9割をVMI(使用時点で仕入れ)にする。パソコンの主要部品は週単位で価格が下がるため在庫リスクから解放される
- [33]パソコン事業は2001年3月期に売上高9,367億円で72億円の赤字。生産子会社4社を統合したNECカスタムテクニカが開発・生産から資材調達を一元管理し、主要部品の9割をVMI(使用時点で仕入れ)にする。パソコンの主要部品は週単位で価格が下がるため在庫リスクから解放される
- 日経ビジネス 2004年10月18日号
- [34]2004年10月以降、使用済みパソコンを回収・再生して販売するリフレッシュPC事業を本格化。片山徹NECパーソナルプロダクツ社長は国内シェアトップの死守を掲げた
- 日経ビジネス 2004年2月16日号
- [35]2004年2月末に中国でカード型の薄型携帯N900を投入。現行規格で4〜5%程度のシェアを確保してから3Gでトップを目指す2段の計画
2006年〜矢野薫氏の社長就任と、2,966億円の最終赤字
2006年4月、ネットワークス・カンパニー社長を務めた矢野薫氏が代表取締役執行役員社長に就任した。翌5月、NECは株式交換によりNECインフロンティアを完全子会社とした。NECはキーテレホンを担っていたNECインフロンティアを企業向けネットワークの開発部門と一体化し、IP電話の開発力を高めた。前年の2005年6月にも、NECソフトとNECシステムテクノロジーを株式交換で完全子会社としていた。2004年に金杉明信社長は、コア事業を担う子会社の上場は一段落したと述べていた。2007年7月の説明会でNECは、コア事業を本体と共同で担う会社は原則全株式を持ち、機能分担が明確な会社だけを上場させる方針を示した。
- 日本電気 有価証券報告書(2007年3月期)役員の状況
- [37]矢野薫は平成14年4月に取締役常務兼NECネットワークス・カンパニー社長、平成18年4月に代表取締役執行役員社長
- 日本電気 有価証券報告書(2025年3月期)沿革
- [38]2005年6月に株式交換によりNECソフトおよびNECシステムテクノロジーを完全子会社化、2006年5月に株式交換によりNECインフロンティアを完全子会社化
- [40]2005年6月に株式交換によりNECソフトおよびNECシステムテクノロジーを完全子会社化、2006年5月に株式交換によりNECインフロンティアを完全子会社化
- NEC アニュアルレポート 2007 IT/NWソリューション事業
- [39]キーテレホンの開発・販売を担当していたNECインフロンティアを完全子会社化し、企業向けネットワーク開発部門と一体化してIPテレフォニー領域の開発力を強化
- NEC アニュアルレポート 2004 社長インタビュー
- [41]2003年9月のNECシステムテクノロジー上場をもって、コア事業を担う子会社の上場については一段落したと考えていると回答
- NEC 経営方針説明会 質疑応答(2007年7月)
- [42]親子上場の考え方として、NEC本体のコア事業を本体と共同で担う会社は原則NEC100%保有とし、本体との機能分担が明確で事業競争力強化のメリットが大きい子会社は上場する方針と回答
矢野薫社長は2007年6月、NGNの構築に要るITとネットワーク、半導体の3領域の技術を持つことを成長の根拠に据えた。通信事業者向け売上を約7,000億円から中期に1兆円へ増やし、その40%程度をNGN関連とする目標を示した。海外売上比率は約26%から早期に30%超とする計画だった。2007年11月には、NGN構築の売上を前年度の900億円から2,000億円へ倍増させる計画を据え置いた。2008年3月期は半導体とモバイルターミナルが営業黒字に転じ、NGN構築の売上も約2倍になったが、海外売上比率は25%にとどまった。ROEについて矢野薫社長は『グローバルな企業であるためには15%程度のROEが必要と思いますが、中期的にはまず10%を目標としています。』と述べ、2004年に掲げた15%から中期の目標を下げた。
- NEC アニュアルレポート 2007 社長メッセージ
- [43]NGNの構築に不可欠なIT・ネットワーク・半導体の三つの領域で世界トップクラスの技術を持つとし、通信事業者向け売上を2007年3月期の約7,000億円から中期レンジで1兆円に、うち40%程度をNGN関連に。海外売上比率を約26%から早急に30%超へ
- [44]NGNの構築に不可欠なIT・ネットワーク・半導体の三つの領域で世界トップクラスの技術を持つとし、通信事業者向け売上を2007年3月期の約7,000億円から中期レンジで1兆円に、うち40%程度をNGN関連に。海外売上比率を約26%から早急に30%超へ
- [45]NGNの構築に不可欠なIT・ネットワーク・半導体の三つの領域で世界トップクラスの技術を持つとし、通信事業者向け売上を2007年3月期の約7,000億円から中期レンジで1兆円に、うち40%程度をNGN関連に。海外売上比率を約26%から早急に30%超へ
- NEC 決算説明会 質疑応答(2007年11月14日)
- [46]NGN構築事業の売上高は前年度実績900億円に対し今年度2,000億円と倍増を計画、上期は計画どおりで年間目標に変更なしと回答
- NEC アニュアルレポート 2008 社長インタビュー
- [47]2008年3月期に半導体分野とモバイルターミナル分野が営業黒字化、NGN構築にかかわる売上高はおよそ2倍。海外売上高比率は25%にとどまった。ROEは15%程度が必要だが中期的にはまず10%を目標とする
- [48]2008年3月期に半導体分野とモバイルターミナル分野が営業黒字化、NGN構築にかかわる売上高はおよそ2倍。海外売上高比率は25%にとどまった。ROEは15%程度が必要だが中期的にはまず10%を目標とする
- NEC アニュアルレポート 2004 社長インタビュー
- [49]中期的に営業利益率7%、ROE15%、ネットD/Eレシオ0.5倍の達成を目標とする
NECは2009年3月期、連結当期純損失2,966億円を計上した。後半からの急激な景気悪化でエレクトロンデバイス事業が大幅な赤字となり、持分法による投資損失や投資有価証券評価損も重なった。NECは2009年1月、外部委託先を含むグループで2万人超の人員削減を発表した。固定費は2009年3月期比で2,700億円削減する計画を立てた。NECエレクトロニクスは製造ラインの一部を前倒しで閉鎖した。2007年7月の説明会でNECは、NECエレクトロニクスについて『NEC エレクトロニクスについては半導体事業という明確に区別できる機能を分担しており、上場によるメリットがあると考えています。』と答え、持株比率を見直さないとしていた。その方針を改め、NECは2009年9月にNECエレクトロニクスとルネサステクノロジの統合を決定した。
- 日本電気 有価証券報告書(2009年3月期・連結)
- [50]2009年3月期の親会社株主に帰属する当期純損失は296,646百万円
- NEC アニュアルレポート 2009 社長メッセージ
- [51]当年度後半からの急激な景気悪化でエレクトロンデバイス事業などが深刻な打撃。持分法による投資損失や投資有価証券評価損を計上し当期純損益は2,966億円の損失。NECエレクトロニクスの製造ラインの一部を前倒しで閉鎖。2009年1月に外部委託先を含めNECグループ全体で2万人超の人員削減を発表し、2009年3月期比で2,700億円の固定費削減を実行予定
- [52]当年度後半からの急激な景気悪化でエレクトロンデバイス事業などが深刻な打撃。持分法による投資損失や投資有価証券評価損を計上し当期純損益は2,966億円の損失。NECエレクトロニクスの製造ラインの一部を前倒しで閉鎖。2009年1月に外部委託先を含めNECグループ全体で2万人超の人員削減を発表し、2009年3月期比で2,700億円の固定費削減を実行予定
- [53]当年度後半からの急激な景気悪化でエレクトロンデバイス事業などが深刻な打撃。持分法による投資損失や投資有価証券評価損を計上し当期純損益は2,966億円の損失。NECエレクトロニクスの製造ラインの一部を前倒しで閉鎖。2009年1月に外部委託先を含めNECグループ全体で2万人超の人員削減を発表し、2009年3月期比で2,700億円の固定費削減を実行予定
- [54]当年度後半からの急激な景気悪化でエレクトロンデバイス事業などが深刻な打撃。持分法による投資損失や投資有価証券評価損を計上し当期純損益は2,966億円の損失。NECエレクトロニクスの製造ラインの一部を前倒しで閉鎖。2009年1月に外部委託先を含めNECグループ全体で2万人超の人員削減を発表し、2009年3月期比で2,700億円の固定費削減を実行予定
- NEC 経営方針説明会 質疑応答(2007年7月)
- [55]NECエレクトロニクスは半導体事業という明確に区別できる機能を分担しており上場のメリットがある、現状持株比率を見直す考えはないと回答
- 日本電気 有価証券報告書(2010年3月期・連結)
- [56]平成21年9月、NECエレクトロニクスについて一層の経営基盤と技術力の強化をはかるため、ルネサステクノロジとの統合を決定
参考文献[37]-[56]
- 日本電気 有価証券報告書(2007年3月期)役員の状況
- [37]矢野薫は平成14年4月に取締役常務兼NECネットワークス・カンパニー社長、平成18年4月に代表取締役執行役員社長
- 日本電気 有価証券報告書(2025年3月期)沿革
- [38]2005年6月に株式交換によりNECソフトおよびNECシステムテクノロジーを完全子会社化、2006年5月に株式交換によりNECインフロンティアを完全子会社化
- [40]2005年6月に株式交換によりNECソフトおよびNECシステムテクノロジーを完全子会社化、2006年5月に株式交換によりNECインフロンティアを完全子会社化
- NEC アニュアルレポート 2007 IT/NWソリューション事業
- [39]キーテレホンの開発・販売を担当していたNECインフロンティアを完全子会社化し、企業向けネットワーク開発部門と一体化してIPテレフォニー領域の開発力を強化
- NEC アニュアルレポート 2004 社長インタビュー
- [41]2003年9月のNECシステムテクノロジー上場をもって、コア事業を担う子会社の上場については一段落したと考えていると回答
- [49]中期的に営業利益率7%、ROE15%、ネットD/Eレシオ0.5倍の達成を目標とする
- NEC 経営方針説明会 質疑応答(2007年7月)
- [42]親子上場の考え方として、NEC本体のコア事業を本体と共同で担う会社は原則NEC100%保有とし、本体との機能分担が明確で事業競争力強化のメリットが大きい子会社は上場する方針と回答
- [55]NECエレクトロニクスは半導体事業という明確に区別できる機能を分担しており上場のメリットがある、現状持株比率を見直す考えはないと回答
- NEC アニュアルレポート 2007 社長メッセージ
- [43]NGNの構築に不可欠なIT・ネットワーク・半導体の三つの領域で世界トップクラスの技術を持つとし、通信事業者向け売上を2007年3月期の約7,000億円から中期レンジで1兆円に、うち40%程度をNGN関連に。海外売上比率を約26%から早急に30%超へ
- [44]NGNの構築に不可欠なIT・ネットワーク・半導体の三つの領域で世界トップクラスの技術を持つとし、通信事業者向け売上を2007年3月期の約7,000億円から中期レンジで1兆円に、うち40%程度をNGN関連に。海外売上比率を約26%から早急に30%超へ
- [45]NGNの構築に不可欠なIT・ネットワーク・半導体の三つの領域で世界トップクラスの技術を持つとし、通信事業者向け売上を2007年3月期の約7,000億円から中期レンジで1兆円に、うち40%程度をNGN関連に。海外売上比率を約26%から早急に30%超へ
- NEC 決算説明会 質疑応答(2007年11月14日)
- [46]NGN構築事業の売上高は前年度実績900億円に対し今年度2,000億円と倍増を計画、上期は計画どおりで年間目標に変更なしと回答
- NEC アニュアルレポート 2008 社長インタビュー
- [47]2008年3月期に半導体分野とモバイルターミナル分野が営業黒字化、NGN構築にかかわる売上高はおよそ2倍。海外売上高比率は25%にとどまった。ROEは15%程度が必要だが中期的にはまず10%を目標とする
- [48]2008年3月期に半導体分野とモバイルターミナル分野が営業黒字化、NGN構築にかかわる売上高はおよそ2倍。海外売上高比率は25%にとどまった。ROEは15%程度が必要だが中期的にはまず10%を目標とする
- 日本電気 有価証券報告書(2009年3月期・連結)
- [50]2009年3月期の親会社株主に帰属する当期純損失は296,646百万円
- NEC アニュアルレポート 2009 社長メッセージ
- [51]当年度後半からの急激な景気悪化でエレクトロンデバイス事業などが深刻な打撃。持分法による投資損失や投資有価証券評価損を計上し当期純損益は2,966億円の損失。NECエレクトロニクスの製造ラインの一部を前倒しで閉鎖。2009年1月に外部委託先を含めNECグループ全体で2万人超の人員削減を発表し、2009年3月期比で2,700億円の固定費削減を実行予定
- [52]当年度後半からの急激な景気悪化でエレクトロンデバイス事業などが深刻な打撃。持分法による投資損失や投資有価証券評価損を計上し当期純損益は2,966億円の損失。NECエレクトロニクスの製造ラインの一部を前倒しで閉鎖。2009年1月に外部委託先を含めNECグループ全体で2万人超の人員削減を発表し、2009年3月期比で2,700億円の固定費削減を実行予定
- [53]当年度後半からの急激な景気悪化でエレクトロンデバイス事業などが深刻な打撃。持分法による投資損失や投資有価証券評価損を計上し当期純損益は2,966億円の損失。NECエレクトロニクスの製造ラインの一部を前倒しで閉鎖。2009年1月に外部委託先を含めNECグループ全体で2万人超の人員削減を発表し、2009年3月期比で2,700億円の固定費削減を実行予定
- [54]当年度後半からの急激な景気悪化でエレクトロンデバイス事業などが深刻な打撃。持分法による投資損失や投資有価証券評価損を計上し当期純損益は2,966億円の損失。NECエレクトロニクスの製造ラインの一部を前倒しで閉鎖。2009年1月に外部委託先を含めNECグループ全体で2万人超の人員削減を発表し、2009年3月期比で2,700億円の固定費削減を実行予定
- 日本電気 有価証券報告書(2010年3月期・連結)
- [56]平成21年9月、NECエレクトロニクスについて一層の経営基盤と技術力の強化をはかるため、ルネサステクノロジとの統合を決定
2000年〜2009年の業績
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 主な投資 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 億円 | YoY | 億円 | 億円 | 億円 | 利益率 | |||
| 2000年03月期 | 連結 | 49,914 | n/a | n/a | 302 | 104 | 0.2% | n/a |
| 2001年03月期 | 連結 | 54,097 | +8.4% | n/a | 923 | 566 | 1.0% | n/a |
| 2002年03月期 | 連結 | 50,842 | ▲6.0% | n/a | n/a | ▲3,079 | ▲6.1% | n/a |
| 2003年03月期 | 連結 | 46,632 | ▲8.3% | n/a | n/a | ▲123 | ▲0.3% | n/a |
| 2004年03月期 | 連結 | 48,605 | +4.2% | n/a | n/a | 100 | 0.2% | n/a |
| 2005年03月期 | 連結 | 48,017 | ▲1.2% | n/a | n/a | 772 | 1.6% | n/a |
| 2006年03月期 | 連結 | 48,249 | +0.5% | n/a | n/a | 121 | 0.3% | n/a |
| 2007年03月期 | 連結 | 46,526 | ▲3.6% | 700 | 163 | 91 | 0.2% | n/a |
| 2008年03月期 | 連結 | 46,171 | ▲0.8% | 1,568 | 1,122 | 226 | 0.5% | n/a |
| 2009年03月期 | 連結 | 42,156 | ▲8.7% | ▲62 | ▲932 | ▲2,966 | ▲7.0% | n/a |
出所:会社年鑑、有価証券報告書
出典・参考
23件
- NEC アニュアルレポート 2000(英文)社長メッセージ
- NEC アニュアルレポート 2002 株主のみなさまへ
- NEC アニュアルレポート 2002 NECエレクトロンデバイス カンパニー社長メッセージ
- NEC アニュアルレポート 2003 株主のみなさまへ
- NEC アニュアルレポート 2004 株主のみなさまへ
- NEC アニュアルレポート 2004 社長インタビュー
- 日本電気 有価証券報告書(2007年3月期)役員の状況
- NEC アニュアルレポート 2007 IT/NWソリューション事業
- NEC アニュアルレポート 2007 社長メッセージ
- NEC 決算説明会 質疑応答(2007年11月14日)
- NEC アニュアルレポート 2008 社長インタビュー
- 日本電気 有価証券報告書(2009年3月期・連結)
- NEC アニュアルレポート 2009 社長メッセージ
- 日本電気 有価証券報告書(2010年3月期・連結)
- 日本電気 有価証券報告書(2025年3月期)沿革
- 日経ビジネス 2000年3月6日号
- 日経ビジネス 2001年4月2日号
- 日経ビジネス 2001年3月12日号 西垣浩司[NEC社長]編集長インタビュー
- 日経ビジネス 2001年10月8日号
- 日経ビジネス 2002年1月21日号
- 日経ビジネス 2004年10月18日号
- 日経ビジネス 2004年2月16日号
- NEC 経営方針説明会 質疑応答(2007年7月)