旭化成の歴史

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沿革

1922〜2025年 1923年に日本窒素肥料の野口遵氏が延岡に新設したアンモニア合成工場が起源。1972年にALCのヘーベルを戸建てブランドに仕立てて住宅に参入し、1985年にリチウムイオン電池の基本構造を確立した。
マテリアル・住宅・ヘルスケアの3事業を柱とする化学メーカーである。

沿革

1923年に日本窒素肥料の野口遵氏が延岡に新設したアンモニア合成工場が起源。

1972年にALCのヘーベルを戸建てブランドに仕立てて住宅に参入し、1985年にリチウムイオン電池の基本構造を確立した。
マテリアル・住宅・ヘルスケアの3事業を柱とする化学メーカーである。

安定成長期1923年〜旭絹織の設立と「サランラップ」など合成樹脂への多角化

  1. 旭絹織を設立
  2. 日窒肥料がカザレー法アンモニア合成に日本で初めて成功
  3. 日本窒素が延岡工場を新設
  4. 旭絹織がレーヨンを生産開始
  5. 日本ベンベルグ絹絲を設立
  6. 延岡アンモニア絹絲を設立
  7. 延岡アンモニア絹絲が日本ベンベルグ絹絲・旭絹織を合併
  8. 食品事業に参入(グルタミン酸ソーダ)
  9. 日窒化学工業を発足(旭ベンベルグ絹絲と日本窒素火薬が合併)
  10. 商号を旭化成工業に変更
  11. 東京証券取引所に株式上場
  12. 米国ダウ・ケミカルと技術提携契約を締結
  13. 旭ダウを合弁で設立
  14. 合成樹脂に参入
  15. 塩化ビニリデンを「サラン」の商標名で発売
  16. ニューヨーク事務所を開設
  17. 事業部制を採用・多角化を本格化
  18. アクリル繊維「カシミロン」の製造開始
  19. 「サランラップ」の製造開始
  20. 宮崎輝氏が代表取締役社長に就任
  21. 希望退職者を募集
歴史「第1章」を読む延岡のアンモニアから日窒独立後の化繊依存へ
旭化成1961年3月期売上高448.8億円売上高営業利益率n/a

転換期1962年〜山陽石油化学の設立と旭化成ホームズによる住宅事業への参入

  1. 一段法によるアクリロニトリル・モノマー工場が完成
  2. 建材事業部を設置
  3. ハンブルグ事務所を開設
  4. 香港事務所を開設
  5. ALC「へーベル」の製造を開始
  6. 三菱化成工業と輪番制の共同投資で合意
  7. 山陽石油化学を設立
  8. 水島エチレンが年30万トンの設備を完成
  9. 旭シュエーベルを設立
  10. 山陽エチレンが年産35万トンのエチレンセンターを完成
  11. 旭化成ホームズを設立・住宅事業に参入
  12. 人工腎臓を生産開始
  13. 旭メディカルを設立・医療機器に参入
  14. 経口制ガン剤「サンフラール」を販売開始
  15. ボンベイ(ムンバイ)事務所を開設
歴史「第2章」を読む水島エチレンとヘーベルハウスによる収益源の入れ替え
旭化成1979年3月期売上高4,247.06億円売上高当期純利益率1.7%
就任年社長氏名役職名

成熟期1980年〜脱石油の第二次多角化とリチウムイオン電池の特許出願

  1. 宮崎電子を設立しホール素子事業へ参入
  2. 「油漬け」脱皮へウラン濃縮・原子力開発など脱石油の第二次多角化に着手
  3. 旭ダウを合併
  4. 旭マイクロシステムを設立・半導体に参入
  5. リチウムイオン電池の基本構造を確立し特許出願
  6. 北京事務所を開設
  7. 東洋醸造と合併
旭化成1998年3月期売上高12,816億円売上高当期純利益率1.6%

転換期1999年〜食品・酒類からの撤退と旭化成への商号変更

  1. 食品・酒類から事業撤退を開始
  2. 商号を旭化成に変更
  3. 焼酎・低アルコール飲料事業を譲渡
  4. 持株会社制に移行
旭化成2011年3月期売上高15,559億円売上高当期純利益率3.9%

不祥事2012年〜ZOLL・Polyporeの買収と杭打ちデータ偽装の発覚

  1. ZOLLを買収(医療機器)
  2. Polyporeを買収(セパレーター)
  3. 旭化成建材の杭打ちデータ偽装が発覚
  4. 水島製造所のエチレンセンターを停止
  5. 豪州McDonald Jonesと資本提携
  6. Sage Automotiveを買収
  7. Veloxis Pharmaceuticalsを買収
  8. Focus関連5社を買収(住宅)
  9. 非注力事業を売却
  10. ODC Constructionを買収
  11. スウェーデンCalliditas Therapeuticsを買収
  12. MMA・アクリル樹脂等の事業撤退を決議
旭化成2026年3月期売上高30,745億円売上高営業利益率7.5%

系譜

1943年に旭ベンベルグ絹絲と日本窒素火薬の合併で日窒化学工業が発足。1946年に旭化成工業へ商号を変更し、1992年に東洋醸造と合併した。
2001年に旭化成へ商号を変更し、2012年にZOLLを買収。
多角化とクロスボーダーM&Aで医療機器を事業ポートフォリオに加えた。

系譜

1943年に旭ベンベルグ絹絲と日本窒素火薬の合併で日窒化学工業が発足。

1946年に旭化成工業へ商号を変更し、1992年に東洋醸造と合併した。
2001年に旭化成へ商号を変更し、2012年にZOLLを買収。
多角化とクロスボーダーM&Aで医療機器を事業ポートフォリオに加えた。

1943年 1946年 1992年 2001年 2012年2015年 2018年2020年 2024年 2026年 旭ベンベルグ絹絲 1943年 日本窒素火薬 1943年 旭化成工業 1946年商号変更 東洋醸造 1992年 旭化成 2001年商号変更 ZOLL 2012年買収・医療機器 Polypore 2015年買収・セパレータ Sage 2018年買収・車載 Veloxis 2020年買収 Calliditas 2024年買収

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出典・参考 24件
出典・参考
  • 旭化成 有価証券報告書 第134期(2025年3月期)【沿革】
  • 旭化成火薬30年史(旭化成工業, 1964年)第2節 旭化成工業株式会社と改称
  • 株式会社年鑑 1950年版 旭化成工業
  • 会社銀行八十年史 第2篇 日本会社史(1955年)旭化成工業
  • 株式会社年鑑 1955年版 旭化成工業
  • 上場会社総覧 1956年版
  • 株式会社年鑑 1960年版 旭化成工業
  • 会社年鑑 1963年版
  • 企業の歴史 : 明治百年(経済春秋社, 1968)
  • 会社年鑑 1971年版・1976年版
  • 会社年鑑 1976年版
  • 会社年鑑 1976年版・1986年版
  • 会社年鑑 1986年版
  • 『日本産業史』第3巻 化学「化学-プラントの大型化を経て成熟化」(日経文庫, 日本経済新聞社)
  • 『日本産業史』第3巻 繊維「繊維-輸入規制で打撃」(日経文庫, 日本経済新聞社)
  • ダイヤモンド(1964年6月29日)
  • 証券アナリストジャーナル 1965年 第3巻第8号(旭化成工業副社長 刈谷亨)
  • 化繊月報 1967年3月号「旭化成社長宮崎輝氏にきく」
  • 証券アナリストジャーナル 1968年 第6巻第12号(旭化成工業常務取締役 植松健悟)
  • 日経ビジネス 1977年7月4日号 で経営の勝負がつく(宮崎輝氏)
  • 日経ビジネス 1989年1月16日号
  • 読売新聞(1961年5月25日)
  • 読売新聞(1977年11月15日)
  • 宮崎輝「私の履歴書」(日本経済新聞連載、1983年12月)

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