第3章 年〜年

日本板硝子:米LOF社との合弁とピルキントン株20%の取得

1986年〜微細レンズの独占と北米の自動車用ガラス合弁

中心から外側へ屈折率が連続して変わるガラス線を作る技術を、日本板硝子は1968年に確立した。光ファイバーそのものの市場では他社に対して競争劣位に置かれて撤退し、そのガラス線を短く切ってレンズとして売る方向へ用途を移している。最初に開発を持ちかけた米3M社は、解像力が球面レンズに届かないとみて1年足らずで開発から撤退したものの、国内の複写機各社が採用に前向きだったため開発は続いた。複写機に組み込まれて市場に出たのは1978年秋で、1983年には国内の全複写機メーカーとの取引が始まった。1985年度の販売個数は115万個で、小型複写機用レンズの市場占有率は100%に達した。新しい市場を自ら探すのではなく、球面レンズの置き換えに用途を絞ったことが、新素材の採算を確保した筋道だったとみられる。

  • 日経ビジネス 1986年6月9日号
    • [1]セルフォックレンズの基礎技術(屈折率分布型の光ファイバー)は1968年に確立された
    • [3]米3M社の要請で開発を始めたが、3M社は解像力不足から1年以内に撤退し、国内複写機メーカーの反応を受けて開発を続行した
    • [4]SLAが複写機に搭載されて市場に出たのは1978年秋で、1983年には国内の全複写機メーカーと取引を始めた
    • [5]1985年度のSLA販売個数は115万個、小型複写機用レンズ市場での占有率は100%であった
  • 日経ビジネス 1999年3月15日号
    • [2]光ファイバーへの進出を試みたが他社の攻勢で撤退し、ガラス線を刻んでレンズにする用途へ転じた

自動車用ガラスでは、1986年に英ピルキントン社の子会社である米リビー・オーエンス・フォード社(LOF社)と組み、米国に合弁のユナイテッドL-Nグラス社を設けた。1990年にはLOF社の株式の20%を取得し、合弁相手の親会社側にも資本で入っている。この20%を持ったのは、米国の連結子会社NSGホールディングUSAである。国内では1990年代に入って新設住宅着工と自動車生産がともにピーク時の7割程度まで減り、板ガラス各社の収益は急速に悪化した。北米の合弁は、2001年3月期に増収と採算の改善を両立させている。社名に創立時の技術供与元と同じリビー・オーエンスの名を持つ相手と、70年近くを経て再び手を組んだ形にあたる。

  • 日本板硝子 有価証券報告書 第160期(2026年3月期)【沿革】
    • [6]1986年、英ピルキントン社の子会社リビー・オーエンス・フォード社と合弁で米国に自動車用ガラス会社ユナイテッドL-Nグラス社を設立した
    • [7]1990年にLOF社の株式の20%を取得した
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Notes to Consolidated Financial Statements」
    • [8]LOF社株式の20%は連結子会社NSG Holding U.S.A. Inc.が保有していた
  • 日経ビジネス 1999年3月15日号
    • [9]1990年代前半から新設住宅着工数と国内自動車生産台数はともにピーク時の7割程度となり、板ガラス各社の収益が急速に悪化した
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Message to Shareholders」
    • [10]2001年3月期、北米のユナイテッドL-Nグラス社は増収となり収益性を改善した
参考文献[1]-[10]
  • 日経ビジネス 1986年6月9日号
    • [1]セルフォックレンズの基礎技術(屈折率分布型の光ファイバー)は1968年に確立された
    • [3]米3M社の要請で開発を始めたが、3M社は解像力不足から1年以内に撤退し、国内複写機メーカーの反応を受けて開発を続行した
    • [4]SLAが複写機に搭載されて市場に出たのは1978年秋で、1983年には国内の全複写機メーカーと取引を始めた
    • [5]1985年度のSLA販売個数は115万個、小型複写機用レンズ市場での占有率は100%であった
  • 日経ビジネス 1999年3月15日号
    • [2]光ファイバーへの進出を試みたが他社の攻勢で撤退し、ガラス線を刻んでレンズにする用途へ転じた
    • [9]1990年代前半から新設住宅着工数と国内自動車生産台数はともにピーク時の7割程度となり、板ガラス各社の収益が急速に悪化した
  • 日本板硝子 有価証券報告書 第160期(2026年3月期)【沿革】
    • [6]1986年、英ピルキントン社の子会社リビー・オーエンス・フォード社と合弁で米国に自動車用ガラス会社ユナイテッドL-Nグラス社を設立した
    • [7]1990年にLOF社の株式の20%を取得した
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Notes to Consolidated Financial Statements」
    • [8]LOF社株式の20%は連結子会社NSG Holding U.S.A. Inc.が保有していた
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Message to Shareholders」
    • [10]2001年3月期、北米のユナイテッドL-Nグラス社は増収となり収益性を改善した

1994年〜輸入品に削られた板ガラスと情報電子への資源の振り向け

国内の板ガラス市場は、旭硝子、日本板硝子、セントラル硝子の3社が長く分け合ってきた。この寡占は日米構造協議で参入障壁の一つに挙げられ、業界を調べた公正取引委員会は1993年6月、不公正は無いとしつつ累進性リベートの見直しを口頭で求めた。日本板硝子は1994年4月から累進性リベートを廃止する方針を示し、先に建値とリベートを全廃した旭硝子に続いた。円高で国産品の価格競争力が落ち、特約店と販売店を重ねる流通の費用が見過ごせなくなっていた。輸入品の流入で価格が下がり、連結の板ガラス部門の売上高は1994年3月期の1951億円から1998年3月期の1783億円へ縮小。同部門の営業損益は、1997年3月期の42億円の黒字から1998年3月期には5億円の赤字に転じた。

  • 日経ビジネス 1999年3月15日号
    • [11]国内板ガラス市場は旭硝子・日本板硝子・セントラル硝子の3社が長く独占してきた
    • [15]輸入品の攻勢で価格が下落し、連結の板ガラス部門売上高は1951億円(1994年3月期)から1783億円(1998年3月期)へ減った
    • [16]連結の板ガラス部門の営業損益は42億円(1997年3月期)から5億円の赤字(1998年3月期)となった
  • 日経ビジネス 1994年1月31日号
    • [12]日米構造協議で寡占による参入障壁を指摘され、公正取引委員会は1993年6月に不公正は無いと結論づけたうえで累進性リベートの再検討などを口頭で要請した
    • [13]旭硝子が1994年1月契約分から建築用板ガラスのリベートと建値制を全廃し、日本板硝子も4月から累進性リベートを廃止する方針を打ち出した
    • [14]円高による国産ガラスの競争力低下と、特約店・販売店を通す流通経路のコスト増が背景にあった

1998年6月に社長に就任した出原洋三氏は、同年11月に修正した中期経営計画「WIN21」(1997年4月〜2001年3月)で、板ガラスに150億円規模の費用削減を課す一方、情報電子分野へ経営資源を重点的に回した。板ガラスについては『もう板ガラス事業を伸ばすことは考えない。安定した収益を出すまでコストを削減する』と語っている。2001年3月期に情報電子の売上高を900億円へ倍増させ、売上高の35%を情報電子でまかなう目標を置いた。収益源の一つは、1994年に量産と販売を始めたガラス製の磁気ディスク基板である。建築・自動車用の板ガラス設備で作った素板をくり抜く製法をとり、ノートパソコン向けではHOYAとほぼ市場を二分する4割前後のシェアを得た。もう一つの収益源は光通信の波長分割多重装置に使う微細レンズで、米国での需要が1997年頃から急伸していた。

  • 日経ビジネス 1999年3月15日号
    • [17]1998年11月に修正発表した中期経営計画WIN21(1997年4月〜2001年3月)で、板ガラス事業に150億円程度のコスト削減を盛り込み、情報電子分野への経営資源の積極投入を打ち出した
    • [18]出原洋三社長は板ガラス事業を伸ばすことは考えず、安定した収益を出すまでコストを削減すると明言した
    • [19]2001年3月期の情報電子分野の売上高を900億円に倍増させ、売上高に占める比率を35%に引き上げる計画であった
    • [21]ガラス製磁気ディスクは建築・自動車用の板ガラス製造設備で作った板ガラスをくり抜いて作り、シェアは4割程度で最大手のHOYAとほぼ二分していた
    • [22]微細レンズは光ファイバーの波長分割多重装置に使われ、米国での需要が1997年ごろから急伸した
  • 日本板硝子 ニュースリリース「ガラス磁気ディスク事業の譲渡について」(2003年9月17日)
    • [20]1994年からガラス製の磁気ディスク(HDD)基板の量産と販売を開始した

1995年には中国で高機能ガラスの蘇州板硝子電子有限公司を設立し、続いて天津で自動車用ガラスの合弁工場を計画した。天津の計画は総投資額2900万ドルのうち輸入設備がおよそ1500万ドルを占めており、中国が外資系企業の輸入設備に対する関税免除を撤廃するとの報が流れる前に、日程を数カ月早めて1995年12月中に合弁の合意を取り付けた。優遇を失えば、関税と増値税で約600万ドルの負担が生じる計算だった。国内では1999年に日本硝子繊維を吸収合併し、津事業所を開設している。国内の需要が縮むなかで、自動車メーカーの現地生産に合わせて供給の拠点を外へ移す判断だったと推察される。

  • 日本板硝子 有価証券報告書 第160期(2026年3月期)【沿革】
    • [23]1995年に中国で高機能ガラス会社の蘇州板硝子電子有限公司を設立した
    • [27]1999年に日本硝子繊維を吸収合併し、津事業所を開設した
  • 日経ビジネス 1996年2月19日号
    • [24]中国・天津で自動車用ガラスの合弁工場の建設を計画していた
    • [25]天津の合弁は総投資額2900万ドルのうち輸入設備が約1500万ドルで、関税免除撤廃の情報を受けて日程を数カ月前倒しし1995年12月中に合意した
    • [26]優遇措置が無ければ関税23%と増値税17%で約600万ドルの負担が生じる計算であった
参考文献[11]-[27]
  • 日経ビジネス 1999年3月15日号
    • [11]国内板ガラス市場は旭硝子・日本板硝子・セントラル硝子の3社が長く独占してきた
    • [15]輸入品の攻勢で価格が下落し、連結の板ガラス部門売上高は1951億円(1994年3月期)から1783億円(1998年3月期)へ減った
    • [16]連結の板ガラス部門の営業損益は42億円(1997年3月期)から5億円の赤字(1998年3月期)となった
    • [17]1998年11月に修正発表した中期経営計画WIN21(1997年4月〜2001年3月)で、板ガラス事業に150億円程度のコスト削減を盛り込み、情報電子分野への経営資源の積極投入を打ち出した
    • [18]出原洋三社長は板ガラス事業を伸ばすことは考えず、安定した収益を出すまでコストを削減すると明言した
    • [19]2001年3月期の情報電子分野の売上高を900億円に倍増させ、売上高に占める比率を35%に引き上げる計画であった
    • [21]ガラス製磁気ディスクは建築・自動車用の板ガラス製造設備で作った板ガラスをくり抜いて作り、シェアは4割程度で最大手のHOYAとほぼ二分していた
    • [22]微細レンズは光ファイバーの波長分割多重装置に使われ、米国での需要が1997年ごろから急伸した
  • 日経ビジネス 1994年1月31日号
    • [12]日米構造協議で寡占による参入障壁を指摘され、公正取引委員会は1993年6月に不公正は無いと結論づけたうえで累進性リベートの再検討などを口頭で要請した
    • [13]旭硝子が1994年1月契約分から建築用板ガラスのリベートと建値制を全廃し、日本板硝子も4月から累進性リベートを廃止する方針を打ち出した
    • [14]円高による国産ガラスの競争力低下と、特約店・販売店を通す流通経路のコスト増が背景にあった
  • 日本板硝子 ニュースリリース「ガラス磁気ディスク事業の譲渡について」(2003年9月17日)
    • [20]1994年からガラス製の磁気ディスク(HDD)基板の量産と販売を開始した
  • 日本板硝子 有価証券報告書 第160期(2026年3月期)【沿革】
    • [23]1995年に中国で高機能ガラス会社の蘇州板硝子電子有限公司を設立した
    • [27]1999年に日本硝子繊維を吸収合併し、津事業所を開設した
  • 日経ビジネス 1996年2月19日号
    • [24]中国・天津で自動車用ガラスの合弁工場の建設を計画していた
    • [25]天津の合弁は総投資額2900万ドルのうち輸入設備が約1500万ドルで、関税免除撤廃の情報を受けて日程を数カ月前倒しし1995年12月中に合意した
    • [26]優遇措置が無ければ関税23%と増値税17%で約600万ドルの負担が生じる計算であった

2000年〜ニュービジョンの世界4極構想とピルキントン株の20%取得

2000年5月30日、日本板硝子は10年後の姿を描いた「ニュービジョン」をまとめた。2010年に連結でROEとROAをともに10%とし、売上高は5000億〜6000億円の規模を見込んでいる。策定時の連結売上高は2500億円、ROAは0.7%、ROEはマイナス2.2%で、目標とは大きな開きがあった。事業の核には情報電子を据え、自動車用ガラスでは日本・アジア・北米・欧州の4極に拠点を持ち、世界のガラスメーカーで上位3社に入る姿を描いた。総投資は累計約2000億円で、その半分程度を情報電子へ充てる計画だった。初年度の2001年3月期は、売上高3074億100万円、当期純利益315億2200万円を計上した。

  • 日本板硝子「ニュービジョン2000年度版 勝ち組に生き残るために」(2000年5月30日)
    • [28]2000年5月30日付でニュービジョン2000年度版(2010年の姿)を策定した
    • [29]2010年に連結ROE10%・ROA10%を達成し、売上規模5,000〜6,000億円、経常利益率10%を参考値とした
    • [30]策定時点の連結売上高は2,500億円、連結ROAは0.7%、ROEはマイナス2.2%であった
    • [31]情報電子事業を核とし、輸送機材では日本・アジア・北米・欧州の4極に拠点を持って世界ガラスメーカーのBIG3の地位を確立する姿を掲げた
    • [32]総投資額は累計約2,000億円で、うち情報電子が50%程度とされた
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Message to Shareholders」
    • [33]2001年3月期の連結売上高は307,401百万円(前期比13.6%増)、当期純利益は31,522百万円であった

2000年5月24日、日本板硝子はピルキントン社と相互出資で合意し、LOF社の20%、メキシコのL-Nセーフティグラス社の50%、英トリプレックス・セーフティグラス社の20%を差し出して、新たに発行されるピルキントン株約1億2000万株と交換した。取得額は243億2400万円、持株比率は約10%で、株式交換の益は2001年3月期の特別利益に入った。2001年10月には英国の市場で1億3000万株を買い増し、保有を2億5600万株、発行済みの約20%へ引き上げて持分法を適用した。2003年の戦略説明でも、建築用ガラスの課題としてピルキントン社との連携強化を挙げている。ただ2005年6月の決算説明会では、シナジーについて定量的に示せるものはまだ少ないと答えた。

  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Notes to Consolidated Financial Statements」
    • [34]2000年5月24日にピルキントン社と相互出資で合意し、LOF社20%・L-N Safety Glass社50%・Triplex Safety Glass社20%の株式を新規発行のピルキントン株約1億2000万株と交換した
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Message to Shareholders」
    • [35]株式交換で取得したピルキントン株は24,324百万円で、持株比率は約10%となり、株式交換益を特別利益に計上した
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2002「Topics」
    • [36]2001年10月に英国市場でピルキントン株1億3000万株を追加取得し、保有は2億5600万株(約20%)となって持分法を適用した
  • 日本板硝子「2003年3月期決算と今年度の戦略、方向性について」(2003年6月)
    • [37]建築用ガラスの2003年度課題として、ピルキントン社との連携強化とグローバルアライアンスの推進を挙げた
  • 日本板硝子 2005年3月期決算説明会 主なQ&A(2005年6月1日)
    • [38]持分法適用会社ピルキントンとのシナジーについて、まだ定量的に言えるものは少ないと回答した

ITバブルの崩壊後、北米の光通信向け微細レンズの需要が急減し、2002年3月期は売上高2868億4900万円、当期純損失22億7800万円の赤字に転じている。中期計画「ACT21」の2002年度、営業利益は板ガラスの64億円に対し情報電子が66億円の赤字となり、会社は情報電子の損益をいったんゼロへ戻す段階と位置づけた。2003年9月、ガラス磁気ディスク事業を、投資負担に見合う収益改善が難しいとしてHOYAへ譲渡すると決める。同年7月には、1991年に設けた自動車用ガラス部品の愛知工場の閉鎖も決めた。2005年3月期は売上高が2649億7500万円に減った一方、営業利益は20.0%増の120億2600万円となった。2004年11月には、2007年度に連結売上高3000億円、ROE7%を目指す新中期計画「CCP300」を掲げている。

  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2002
    • [39]北米の光通信向けマイクロレンズの需要急減などにより、2002年3月期の連結売上高は286,849百万円、当期純損失は2,278百万円となった
  • 日本板硝子「2003年3月期決算と今年度の戦略、方向性について」(2003年6月)
    • [40]ACT21の2002年度の営業利益は板ガラス64億円、情報電子マイナス66億円で、情報電子はゼロリセットと位置づけられた
  • 日本板硝子 ニュースリリース「ガラス磁気ディスク事業の譲渡について」(2003年9月17日)
    • [41]技術の高度化に対応する設備投資が必要な一方で収益改善が困難として、ガラス磁気ディスク事業をHOYAへ譲渡する契約を2003年9月17日に結んだ
  • 日本板硝子 ニュースリリース「愛知工場の閉鎖について」(2003年7月25日)
    • [42]1991年に設立した自動車用安全ガラスの部品アセンブリー工場である愛知工場の閉鎖を2003年7月に決定した
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2005「To Our Shareholders」
    • [43]2005年3月期の連結売上高は264,975百万円(1.6%減)、営業利益は12,026百万円(20.0%増)であった
  • 日本板硝子 ニュースリリース「新中期計画(2005年〜2007年)「CCP300」の策定について」(2004年11月24日)
    • [44]新中期計画CCP300で2007年度に連結売上高3,000億円、経常利益250億円、ROE7%を目標とした
参考文献[28]-[44]
  • 日本板硝子「ニュービジョン2000年度版 勝ち組に生き残るために」(2000年5月30日)
    • [28]2000年5月30日付でニュービジョン2000年度版(2010年の姿)を策定した
    • [29]2010年に連結ROE10%・ROA10%を達成し、売上規模5,000〜6,000億円、経常利益率10%を参考値とした
    • [30]策定時点の連結売上高は2,500億円、連結ROAは0.7%、ROEはマイナス2.2%であった
    • [31]情報電子事業を核とし、輸送機材では日本・アジア・北米・欧州の4極に拠点を持って世界ガラスメーカーのBIG3の地位を確立する姿を掲げた
    • [32]総投資額は累計約2,000億円で、うち情報電子が50%程度とされた
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Message to Shareholders」
    • [33]2001年3月期の連結売上高は307,401百万円(前期比13.6%増)、当期純利益は31,522百万円であった
    • [35]株式交換で取得したピルキントン株は24,324百万円で、持株比率は約10%となり、株式交換益を特別利益に計上した
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Notes to Consolidated Financial Statements」
    • [34]2000年5月24日にピルキントン社と相互出資で合意し、LOF社20%・L-N Safety Glass社50%・Triplex Safety Glass社20%の株式を新規発行のピルキントン株約1億2000万株と交換した
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2002「Topics」
    • [36]2001年10月に英国市場でピルキントン株1億3000万株を追加取得し、保有は2億5600万株(約20%)となって持分法を適用した
  • 日本板硝子「2003年3月期決算と今年度の戦略、方向性について」(2003年6月)
    • [37]建築用ガラスの2003年度課題として、ピルキントン社との連携強化とグローバルアライアンスの推進を挙げた
    • [40]ACT21の2002年度の営業利益は板ガラス64億円、情報電子マイナス66億円で、情報電子はゼロリセットと位置づけられた
  • 日本板硝子 2005年3月期決算説明会 主なQ&A(2005年6月1日)
    • [38]持分法適用会社ピルキントンとのシナジーについて、まだ定量的に言えるものは少ないと回答した
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2002
    • [39]北米の光通信向けマイクロレンズの需要急減などにより、2002年3月期の連結売上高は286,849百万円、当期純損失は2,278百万円となった
  • 日本板硝子 ニュースリリース「ガラス磁気ディスク事業の譲渡について」(2003年9月17日)
    • [41]技術の高度化に対応する設備投資が必要な一方で収益改善が困難として、ガラス磁気ディスク事業をHOYAへ譲渡する契約を2003年9月17日に結んだ
  • 日本板硝子 ニュースリリース「愛知工場の閉鎖について」(2003年7月25日)
    • [42]1991年に設立した自動車用安全ガラスの部品アセンブリー工場である愛知工場の閉鎖を2003年7月に決定した
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2005「To Our Shareholders」
    • [43]2005年3月期の連結売上高は264,975百万円(1.6%減)、営業利益は12,026百万円(20.0%増)であった
  • 日本板硝子 ニュースリリース「新中期計画(2005年〜2007年)「CCP300」の策定について」(2004年11月24日)
    • [44]新中期計画CCP300で2007年度に連結売上高3,000億円、経常利益250億円、ROE7%を目標とした

1986年〜2005年の業績

決算期 区分 売上高 経常利益純利益 主な投資
億円 YoY 億円 億円 利益率
1986年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1987年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1988年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1989年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1990年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1991年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1992年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a 愛知工場を設置(1991/11)
1993年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1994年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1995年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a ベトナムフロートガラス社を設立(1995/03)
1996年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1997年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1998年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
1999年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2000年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2001年03月期 単体 n/a n/a n/a n/a n/a n/a
2002年03月期 連結 2,868 n/a 11 ▲23 ▲0.8% n/a
2003年03月期 連結 2,801 ▲2.3% ▲16 ▲32 ▲1.1% n/a
2004年03月期 連結 2,691 ▲3.9% 78 32 1.2% n/a
2005年03月期 連結 2,650 ▲1.5% 133 76 2.9% n/a

出典・参考

16件
出典・参考
  • 日本板硝子 ニュースリリース「ガラス磁気ディスク事業の譲渡について」(2003年9月17日)
  • 日本板硝子 ニュースリリース「愛知工場の閉鎖について」(2003年7月25日)
  • 日本板硝子 2005年3月期決算説明会 主なQ&A(2005年6月1日)
  • 日本板硝子 ニュースリリース「新中期計画(2005年〜2007年)「CCP300」の策定について」(2004年11月24日)
  • 日本板硝子 有価証券報告書 第160期(2026年3月期)【沿革】
  • 日経ビジネス 1986年6月9日号
  • 日経ビジネス 1994年1月31日号
  • 日経ビジネス 1996年2月19日号
  • 日経ビジネス 1999年3月15日号
  • 日本板硝子「ニュービジョン2000年度版 勝ち組に生き残るために」(2000年5月30日)
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Notes to Consolidated Financial Statements」
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2001「Message to Shareholders」
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2002「Topics」
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2002
  • 日本板硝子「2003年3月期決算と今年度の戦略、方向性について」(2003年6月)
  • NIPPON SHEET GLASS Annual Report 2005「To Our Shareholders」

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